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Archive for February, 2011

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獺祭とふぐ

February 10, 2011

毎年新春、都内某T店 貸切で開催される『獺祭とふぐの会』。今年は1月8日でした。
T店12月は大人気で、あっと言う間に予約で埋まり、結局伺えずジマイ。というわけで久しぶりのT詣で!今年もよろしくお願いします。

ラーラぱどの幸脇さんと編集部女子。

獺祭・純米大吟醸 23%と39%

乾杯!獺祭の会は若い女子が集まるのが特徴。一部怪しいオジさんもまじってますが。

去年はパリでばったり会った一宏さん。開運の弥市さんも結婚したし、残る大物は君か!…と周りから言われるの巻。

なかなか人気者!この調子で年内にGOしてほしいもんす。

ふぐは山口から直送。ええ〜っと6人で食べるとすると…と、枚数を素早く数える。割り算し、隣の人が食べる枚数をチェックしながらいただく(笑)皆さん、枚数はリメンバーよ!

その他の部位。

白身の魚の上品ではかないおいしさは外国人にはわかりにくいと聞きます。ふぐの刺身の味もわかりにくい代表かも。

ふぐのヒレでまつ毛に!迫力まつ毛
恒例のスピーチ

奥にいるのは寺田好文さん。毎月第二木曜日にやるから 「二木の会」をプロデュース。会場はROCK AROUND THE CLOCK

松崎晴雄先生と典子さん!

めぐみちゃんも「ふぐのヒレでアゲアゲ〜☆」の図。

フカヒレはお燗酒で。

今年こそ!

幸せな一年に! Tの炎の親子もよい1年に!

一という字

February 7, 2011

1月の書道教室「卯年 大吉」

蕗翠先生から干支のうさぎ柄の墨をいただく。かわいい!

書き初めでもある1月。
「基本の基「一」を書きましょう」と先生。

一といっても、3つあり。「丁」の字の一、「五」の上の一、「王」の真ん中の一。それぞれ、覆勢、仰勢、平勢というそうです。その通りに書くと、ぴたりとかっこよくおさまります。先生の字は。

練習です! 朱色は先生の字。

真ん中がちょっと浮くくらいがよろしい。

「王」という字は3つの「一」から成り立ちます。3本の間のバランスも重要。

言われるとなるへそと思いますが、どっこいなかなか書けません。
ある程度、書けるようになったころ、先生が太い筆を持ってきて「たっぷり墨をつけて、勢いよく、墨が散るくらい勢いつけて一を書いても面白いですよ」と。
見本をみせてくれる先生

先生の「一」
えいっと力を入れても、先生みたいには散りません。

でも、わいわいと各人トライ!

ワタクシの一。これだけ墨がたっぷりだとなかなか乾きません〜。

それぞれの一を持ってパチリ。
硯の話が出て、先生が見せてくれた素敵な硯!
「歙州硯(きゅうじゅうけん)」というそうです。

蓮の花のような硯です。え〜、これでする? さぞやこった墨がすれるとおもいきや。
「するのは反対側ですよ」と先生。

裏返したら、平たくなってました(笑)そりゃそうですってばね。
「磨り味は端渓(たんけい)の滑らかさと違って、鋭く豪快によくおり、墨色も真っ黒になります。この硯は、うす絹を2枚重ねた時にあらわれる波のような模様、「羅紋」(らもん)が特徴です。この歙州硯を主に、青墨をどろどろに磨って、薄墨を作る時に使います」と先生。
へーほー。そうですか。
習字は奥が深いですね。と、今年もへっぽこ生徒、習字に挑む!

affで紹介長栄丸サンマ丸干し

February 7, 2011

2月号のaff(特集は米粉)で、長栄丸さんのサンマの丸干しを紹介しました!

箱をあけたとこ!まるで生きてるみたい

この冬から

パッケージが新しくなりました。デザインは梅原真さん

一物全体の丸干し、光り輝くシルバー色!

夫が獲って、妻が干す!
厳冬が旬の朝どれサンマの丸干しです。
詳しくは、affをご覧くださいね!

ラー油のアブラ

February 5, 2011

食べるラー油が大流行りですが ↑これらは「ラー油」。ひとくちにラー油と言ってもそれは様々。
香辛料の違いはあれど、唐辛子がメイン。
とはいえ、味の決めてはなんといっても油にありっ! みんなどんな油を使っているかというと…

こちら三重県四日市の九鬼産業の製品。

ごま油メーカーだけあって、ごま油100%! 香りよく、味にうまみあり。
この他に、国産黒胡麻油と国産唐辛子を使った製品もあるという。
そして

ラー油といったらヱスビー食品!懐かしのデザイン。このボトル、よくできていて1滴ずつ落ちるようになっています。ラー油はそっと入れたつもりでも、ある時ドバッと出すぎて悲しい思いをすることも。この瓶はその心配まったくナシ。油はごま油と、とうもろこし油のブレンドです。

中国料理用のラー油は、ほとんどが大豆油を使用。色はきれいですが、油の風味はあまりないように思います。こちらはユウキ食品さんのラー油。

豆乳鍋に数滴たらり落とすと、マイルドな味にピリリとスパイシー風味がオン。赤系の色あいも楽しい。
ラー油はシンプルなものだけに、メイン材料はいいものを選びたいもの。ちまたに売られている、食べるタイプのラー油も、胸焼けするものが多いのは油のせいかもと思ったり。

牡蠣の揚げたもの+生の春菊。これにラー油をタラ〜リよくあいます!

2011年1月の日本酒と肴

February 4, 2011

今年のお正月、我が故郷鳥取県は豪雪のため、高速道路は通行止め、鉄道、飛行機もALLストップと交通インフラ壊滅状態。というわけで、帰省は断念。東京でのんびり過ごしました。まずは白扇酒造さんのお屠蘇で年明け。

お蕎麦+大根おろし+塩+レモン+オリーブオイル。お雑煮は黒白のゴマ餅で。

そして!
JUST元旦に届いた!獺祭旭酒造さんのその名の通りのお酒到着。
31日も1日も同じヤマト宅急便のお兄さん。「よいお年を〜」「あけましておめでとうございます」が数時間しかたっていなかったように思う。

『獺祭 純米大吟醸 遠心分離 磨き二割三分『元旦届け』』

遠心分離の説明 ↑ 無加圧状態で瞬時に搾るため、もろみの風味がそのまま味わえるとか。布を使わないので匂いの心配もないという。
精米歩合 23%!!

その他、お正月のラインナップ!

きれいでやさしい味の『喜久醉 松下米純米吟醸』

『喜久醉 松下米純米大吟醸』吟醸より大吟醸のほうが、ぐっとふくよかに感じました。料理と合わせるというよりは、単独で飲みたいお酒です。

スタンダードの純米大吟醸もすこぶるきれいでおいしい。

『喜久醉 純米大吟醸』
青島孝さんが造るお酒は、とことん清らか。体になめらかにしみこんでいくようなpureな味わいが特徴。お酒は造りてを表す鏡のようだと思います。
お酒は蔵元さん、杜氏さんの印象とピッタリ当てはまるから面白い!
●2008 Sep青島さん

そして、クリスマスに1本開けて感動したNEXT5☆
煮物もたっぷり

5蔵が技術交流してつくりあげたお酒。製造工程ごとにバトンを渡していくリレー形式醸造。麹は『白瀑』山本友文さん。酒母『ゆきの美人』小林忠彦さん、『一白水成』渡邊康衛さん。仕込み水は『春霞』栗林直章さん、そして醪(もろみ)が『新政』佐藤祐輔さんという。リーダーの小林さんは毎日チェックしに新政へ参上したという。青リンゴと白ブドウ、感じのいい果実味たっぷり。微発泡で爽やかさも満点!
●みんなの顔と製造風景

こちらはワタクシのPB …ではなくて、銘柄が同じ名前の『山本』というお酒。銘柄が本名だけに、毎回、仕上がりがとっても気になります。今年は蔵元杜氏の友文さんがお米も手がけた白ラベルが登場。インパクト大の仕上がりで味は強い!です。うちの兄も天洋酒店で購入(笑)●2009 NOV赤山本とヤマユ

島根県・東出雲の王祿酒造。蔵元杜氏の石原丈径さんの名がついた、ズバリ『丈径』。農薬と肥料を使わない栽培による山田錦を100%使用。ラベルのデザインが変わりました。

出羽鶴さんの『謹賀新年』新酒槽搾り。ジューシィ感たっぷり。

最近の出羽鶴、刈穂は目が離せない!今、注目中。『純米吟醸 謹賀新年』は絵馬つき。
●2010 NOV刈穂訪問

新政さんの精米歩合90%純米酒。
「低精白のお酒ってくどいんじゃない?」と思うなかれ。ビックリするほどすっきり系です。そして安い!だから、「日本酒苦手なんですぅ」というウラ若い女子や男子に飲ませてあげたい。ここの90はありえない90です。

●2009 Dec蔵訪問

ぬる燗にもチャレンジ!

秋田県の川連漆器。地元出身の加藤はなゑさんにいただいたもの。『きもとのどぶ』を入れたらとってもキュート! 白いお酒と漆器いい組み合わせです。
○お正月の思い出つまみ

お正月はお刺身がストックネタばかりなのに高い!半額ならまあいいか…で購入した商品。サーモンやイカ、甘エビって全部冷凍ネタ。

そこで耐熱容器に並べ、それぞれに焼き塩、黒胡椒、レモン、オリーブオイル、ごま油など振りかけてグリル! 生姜やニンニクも。easyなおつまみの出来上がり。

超お手抜きつまみですが、醤油やバルサミコなどお酒に合わせて。結構楽しめました。

●きもとのどぶ 2008JAN

『睡龍18BY』
『きもとのどぶ』と同じ久保本家酒造の『睡龍』。うっすら琥珀色したオールドヴィンテージ。遠藤和さんにもらった盃。これを飲むのにピッタリありがとう!

飲んだ最後はリンゴにレモン汁をかけて。

というわけで1月に飲んだものの、一部!?をご紹介しました!

酒粕のベッドでアジ横たわる

February 3, 2011

モコモコの物体は酒粕。
先週、イベントで上京した畔蛸・北川聡さんのお土産、自家製アジの干物。
出張前だったので、酒粕のベッドで寝ていただきました。

敷き布団の上のアジ干物さん。酒粕の掛け布団をかけてしばしお休みなさいの図。

↓ ↓ ↓
1週間後

掛け布団をめくり、焼いてみました!

ふんわりとお酒の香り、甘み、味わい豊か〜な風味。
酒粕は日持ちもするし、おいしくなるし、本当に便利です。

酒粕といえば今年も白瀑さん、酒粕を分けてくれるそうです。
20kgですが! (今年は去年よりやや堅めとか)
白瀑さんのミルキー「ど」分けてもらえます☆

野菜の底力・赤峰勝人さん

February 2, 2011

子供の頃から野菜好き。お肉よりお魚より野菜(&穀物)が好きです。
野菜の力を教えてくれたのは、なずなの赤峰勝人さんです!

赤峰さんは料理上手で手早くおいしく作る名人!赤峰さんに教わった野菜料理のレパートリーはいくつもありますが、牛蒡で大のお気に入りが↑これです。
牛蒡を皮ごと4cmくらいに切り、醤油をひたひたに漬かるくらい注ぐ。そして、おろしにんにくを入れてしばらくおく。水気を切り、葛粉(または片栗粉等の澱粉)をまぶして、菜種油で揚げる。
これだけです! にんにく+醤油に漬けて密閉容器に入れ(ビニール袋だと醤油の量は少なくてすみます)、冷蔵庫に入れておけば2〜3日は大丈夫。味は濃くなりますがお弁当のおかずに最適。お燗酒のつまみにもピッタリ。調味料は醤油だけ!というのもスゴイ。

赤峰さんのお野菜BOX。冬野菜の季節はずっしり重たい!

ネギの根

これは刻んで具に入れたり、唐揚げにしても

大きな蕪です。なめらかなで絹のような食感。葉っぱも美味。届いたそのままが絵になります。

梅酢でさっぱりと。

『ニンジンから宇宙へ』という著書もある赤峰さん。名物の人参です。

味がいいのはモチロンのこと、色つや抜群! また、赤峰さんの野菜は日持ちするのも特徴。これが本当の自然農法なのだと痛感します。赤峰さんは「循環農法」と呼んでいます。

蒸したり、グリルしても最高です。↑細切りにして自然海塩をひとつまみ、しんなりしたら極上のオリーブオイルをたらり。体がきれいになるようなおいしさ。この時はアーモンドを刻んで加えています。ナッツとの相性も抜群。

そして冬の味覚、サツマイモ! 蒸すと透明感ある仕上がりに。ビックリするほど甘いです。モチロン!皮ごといただきます。こんなに甘くてしっとりしてるんだから、これ以上の加工は必要ないでしょ!と、サツマイモが言ってるようです。
●赤峰勝人さんのこと

「大根の根は東西にはえる」というのを教わったのも赤峰さんでした。

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