Archive for September, 2012
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September 23, 2012ほぼ1時間に1本しか走らない境線。
今回の鬼太郎列車は「ねずみ男」。座席のイエローと天井のブルーがきいてます。
ねずみ男列車 キハ40 2115 ●鬼太郎列車について
境線は電化されていないので「電」車はありません。なので「列」車。この時間は乗客が少ないらしく1車両で運行。
乗車口と正面
米子駅から境港駅まで、妖怪名の別名あり(ほとんど無人駅)。弓ヶ浜駅は「あずきあらい駅」
wikipedia●小豆洗い←この中で紹介されていた「小豆洗いの物語」を読んで寂しい気持ちになりました(T_T)
畑や神社の横を通ります。
当然、ワンマンカー!
そして境港に到着、いろは寿司さんへGO。実家の出前は昔からココ
上段右から、ヒラマサ、マダイ、キツネガツオ、サワラ
下段右から、バッテラ、ジョロウエビ、シロイカ、アナゴ
全部、境港に上がった魚です!
みそ汁は白身魚で出汁をとるという「多い時は9種類、今日は3〜4種類」と店主。この日はイサキとホウボウ
余計なものがなにひとつおかれていない店内。帰りにパチリと撮影させてもらいました。
やっぱり出前よりお店で食べるに限りますヽ(^。^)ノ
いろはさん、良心的な価格も嬉しい。にぎり1200円↑ この上のクラスの上にぎりは2500円。おみそ汁は300円です。アラカルトもあり。
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その後、夜ご飯の素材を求めて、実家からテクテク歩いて3分の魚屋・山芳(やまよし)さんへ。こちらも大定番のお店。
やっぱりシロイカでしょう。前日食べたジュジュアンさんのシロイカがあまりにおいしく、山芳さんでも購入。隣には金フグ、頭がすでに落とされた状態で。
オキアジ、カナ、アカガレイなど
タチウオ、コチ、キカナなど
モサエビ!もちろん天然。焼くと非常に香ばしく甘みも強いです。
山芳さんはお刺身盛り合わせも販売。今、刺身包丁がない家が多いですしね。活鮮魚、干物もあり。
夕ごはん
(左)父の畑でとれた茄子とオクラを煮びたしに。(右)茄子と人参を下煮し、練りゴマであえてみました。ちょっと企画倒れで一人でコソコソ食べるの巻。
(左)父作のサツマイモも大収穫でポテトサラダに。(右)兄嫁の千歳さん作のサラダ。庭のバジルがいい香り。
ふと見るとなんだろうな海苔巻き↑ お彼岸で母がちらし寿司をお供え用に製作。それを強引に海苔巻きにした模様。でも意外に食べやすくて甥姪に受けてました。
●山芳さんで買ったもの〜
サザエのお刺身(じつはサザエとアワビの刺身好き)、地ウニ!
解禁になった紅ズワイガニ。甲羅はグリルして香ばしくいただきました。お酒の肴ばっかり!
実家に帰るとホント魚づくしです!
帰りの東京便はモヒカンジェット! B767-300
ビューン。天橋立を越え
なんと虹が見えました!↑↑↑ 空の上から見るとまん丸です
・・・・・・・・・・・・・ ↑↑↑ ココです↑↑↑
楽しい旅をありがとう!ヽ(^。^)ノ
空はひと〜つ!国境なんてないのにね。
ビューンと鳥取へ2
September 22, 2012ひとつ前のblogの続き。ジュジュアンさんでモサエビとシロイカ、鳥取の海の幸を炭火焼!
さっと焼くのが一番おいしい。味つけは塩!
「ずっしり重たいんですよ」という大黒茄子など、無農薬栽培の野菜も焼き焼き〜
じゅわ〜っとぷくぷく焼きあがる大きくきれいなハタハタ。この時季、こんな立派なものが(驚)。さすがジュジュアンさんの仕入れです。炭火で焼くと骨までおいしく食べられる!
表面パリっ、中ふんわり〜のハタハタに、すだちをキュッ!
写真はありませんが、ご飯はその昔、お城へ献上していたという大塚米。味噌汁はモサエビの出汁、具は大根拍子切りのみという潔さ。どれもシンプルで直球の味が嬉しいヽ(^。^)ノ
そんな贅沢なランチをいただいて、向かった先は倉吉。
山陰本線は単線
しかもトンネル多し
今回は兄の知合い、倉吉在住の牧田泰博先生の「経営研究会」へ。といっても経営の勉強ではなく会始まって以来の初・日本酒テーマ開催で講師として呼んでもらいました。
牧田先生は昔から純米酒派「純米酒BOOK」を見た時、我が意を得たりと、たくさんお買い上げ。
「純米酒があるなら、その他の酒は不純米酒ですか?って思うんですよ(笑)」と牧田先生。ワイン、カメラ、ニホンミツバチ、いちじく栽培と多趣味。
「純米酒BOOK」で紹介したお酒を中心にそれにあうおつまみを合わせて。まずは「伊勢の白酒」から。白いにごり酒から想像できないかわいい甘さの微発泡酒。柑橘のいい苦味を感じる部分もあり、ただ甘くないぞ!という幅ある低アルコールニッポン酒。皆さんビックリにっこり!
日置桜の強力は谷本酒店・谷本暢正さんおすすめの1本。大山の麓で、杉山さんが育成した自然栽培の強力のお米。やわらかな広がりをもつ食中酒。
◯裏ラベル情報
「日置桜 伝承強力 Ver.杉山米 純米吟醸」
55%精米。杉山米とは杉山信一郎さんが育てた強力米のこと。強力は味が堅く、熟成に向くタイプが多いと思っていました。杉山さんの強力は、今まで知っていた強力の印象と違い、やわらかな米のうまみと甘み、かろやかな酸味が好印象。ライトでするする!冷やでおいしく飲める強力。
「王祿八◯ 生原酒」
80%精米。酒米生産者は東出雲町”山田の案山子”の皆さん。無農薬無肥料栽培の山田錦。「これが80%ですか?」と牧田先生も驚き
「喜久酔 純米吟醸 松下米50」
50%精米。松下米とは松下明弘さんが無農薬無化学肥料で栽培した山田錦のこと。どこまでも清らかでクリーンな味わいです。普段お酒が苦手という方が絶賛。お酒はいろいろあっていい!
●blog 2010松下明弘さんの田んぼ
撮影 RICOH GXR A16 24mm-85mm
ビューンと鳥取へ1
September 21, 2012飛行機から見る富士山は格別。なのですが進行方向、右か左かわからないのです。自分で座席を選ぶ時はイメージでチョイスですが、今回はおまかせでとってもらった座席。羽田発鳥取便 B737-800 座席は12A
今回の進路、普段なら神奈川上空から行くところ、TDLや幕張の方まで行っての旋回。あまりに東北へ行くので「あれ?秋田便だっけ」とドキッ
富士山を遠くから眺めることができました。頭のてっぺんに白い雲をかぶってなんともキュート
宮崎は日向夏ジュースを飲みました。受け取るさい「300円」の金額確認と、3本指でCAさんににっこりしたらギョッとした顔。間をおいて「お持ち帰りですか?」と。1本じゃなくて3本寄こせと思われた!ようです。そんなに飲みまへんがな。
聖地へ
谷本酒店の谷本さんご夫妻です。良心的で誠実な日本酒とワイン、焼酎が揃っています。
日置桜さんの「杉山米」やわらかな甘みがある強力のお酒。米の作り手で味わいが随分違うものです。
ワインのコーナー。銘醸ワインは冷蔵庫に。フェルミエさんのチーズもあります。
そして、向かいのジュジュアンさんへ!
立派なハタハタ! 「市場で一番か二番めにいいものを選びますから」とジュジュアン店主の渡辺建夫さん。
素材を選ぶ目が素晴らしいのです!
鳥取市はこの二人がいてこそ!
リオネルシェフがお替りしたカニ味噌
●blog2011 料理通信:鳥取市の谷本酒店
日置桜さんの強力 3種類! 違う違うぜんぜん違う〜。
はじまりはじまり〜
おいしい素材は塩だけでいい、塩だけがいい!
とびきり良い素材を、最大限に引き上げる調理法が炭火焼。
お漬物の野菜は無農薬栽培のものをいい塩でもむ、これが一番おいしいというジュジュアンさん。同感!
何食べても美味!もう素晴らしいのです。
前回訪問時ブログ↓
●blog2011 はしご酒3ジュジュアンさん
つづく
若手の夜明け2012秋2
September 19, 2012そんなこんなで「若手の夜明け2012秋」は渋谷のシダックスホールで開催されたわけです。次回は福岡!若手の皆さん、勢いついてますね〜
次世代蔵元 九州場所 今夜も満員御礼!!
若手の夜明け2012 in 博多
↑fbページ、情報少なすぎるぜよ
今回のNEW FACE★Mr.タクシー・ドライバーこと岩手から喜久盛の藤村卓也さん登場!
岩手の名物、南部せんべいとともに!
「鬼剣舞」を持参!
地元で愛されている銘柄だそうです。「”鬼殺し”という銘柄があるなら”人殺し”も…と考えたのですが、却下されまして」
「鬼剣舞」チャリティTシャツもあり
「住む。」発行人・伊藤宏子さんのお皿を見ると、何やら不思議なものが
おぉっ青森県は陸奥八仙の駒井秀介さんのブースのツマミ。せんべいの耳! 駒井さんにせんべいの食べ方を教わりました。
蔵見学させてもらったことも!
●blog 20111023青森・陸奥八仙さんへ1
●blog 20111023青森・陸奥八仙さんへ2
●blog20111023青森・陸奥八仙&がんこおやじ
おかずを載せていただく。せんべいは皿なんですね。
ふと横を見ると
陸奥八仙ブースでちゃっかり萩の鶴の曜平さんが浅井直子さんに注いでました。
駒井さんをパチリ。伊藤宏子さんとパチリ。
陸奥八仙の「いさり火」です。イカの町ならでは〜の銘柄!
記念に3人でパチリ★
主のいない曜平さんのブースには
宮城県出身の今野典さんが番してました。
宮城の阿部勘さん
阿部勘・阿部昌弘さんも初参加。↑今野さんの宮城Tシャツ裏面
そして、山形で酒づくりをする福島の磐城壽・鈴木大介さんに再会!
磐城寿と標葉にごりです。
にごりは夏限定酒
お酒の種類も増えましたヽ(^。^)ノ 引き続き健闘祈ります!
栃木県は若駒・蔵元からは柏瀬幸裕さん。つかさクン超久しぶり
馬ラベルです
大分県の豊潤さん
芹沢ファミリー!懐かしい顔にも会いました〜。そしてあっという間にお開きの時間。今回も半分以上回れませんでした。
神奈川県は相模灘の久保田晃さん
神奈川県は昇龍蓬莱・大矢俊介さん(写真ナシ)
外に出たら、なんと!秋田の佐藤勘六商店の佐藤玲さんに会いました!
ビシッとスーツ。Tシャツ姿はこちら。そしてネットでの知合いmiyoさんと初リアル会い❤NEXT5Love女です↑
●blog2010第4回若手の夜明け
●blog2008第2回若手の夜明け〜次世代の日本酒を醸せ!〜
若手の夜明け2012秋1
September 18, 20129月は怒涛の日本酒会ラッシュ!
「若手の夜明け2012秋 in 渋谷シダックスホール」写真は第三部閉会の挨拶をする秋田・一白水成の渡邉康衛さん
この会も10回め。参加蔵が増え、三部体制に
静岡県高嶋酒造・白隠正宗の高嶋一孝さんを囲んでパチリ。沼津の一歩マスターも!
2012年9月9日(日)
第1部(試飲会) 11:00~12:45
第2部(試飲会) 13:45~15:30
第3部(蔵元との交流会) 16:30~19:00
第1部・第2部 各1700円、第3部2500円
【会の形式】 スタンディングによる日本酒の試飲、第三部は簡単なおつまみあり
盛り合わせを楽しむ今野さんに遭遇。
こんな感じで各蔵が土地の名産、はたまた手作りペーストなどを持参。自分のお酒と相性を楽しんでもらうという趣向。*こんなふうに↑一同に集めてプレートを作ってしまう人は他にはいませんっ。
一白水成の渡邉康衛さんのブースにいくと
繊細できれいな美酒、一白水成!
ですが…康衛さんが持参した肴は個別包装の甘く酸っぱく香ばしいやんちゃ系いぶりがっこ。この一白水成の味にあうかははなはだ疑問。
秋田大好きの村田健さんが見せてくれたNEXT5が飲める秋田の店。5種類のきき酒ができるという。へーっ
その村田さん。首から、透明アクリルスクエア升カップをぶら下げての参加。落とす心配ナシ!
宮城県・日輪田の佐藤曜平さん。持参したのは特製・納豆チーズのペーストです!
*曜平さん、独身。誰が立候補くださいヽ(^。^)ノ 女子ね
宮城県・山和の伊藤大祐さん。
*大祐さん、独身。誰が立候補ください。その2。
おふたりともお酒の味と人柄は抜群です!ヽ(^。^)ノヽ(^。^)ノ
大祐さんUP!絵に描いたようないい人です。
つづく!
●参加蔵元
青森県 陸奥八仙 駒井秀介
岩手県 喜久盛 藤村卓也 ☆NEW
宮城県 日輪田 佐藤曜平
宮城県 山和 伊藤大祐
宮城県 阿部勘 阿部昌弘 ☆NEW
秋田県 一白水成 渡邉康衛
山形県 くどき上手 今井俊典
福島県 寫樂 宮森義弘
福島県 天明 鈴木孝市
福島県 磐城壽 鈴木大介
茨城県 来福 藤村俊文 ☆NEW
栃木県 仙禽 薄井一樹
栃木県 若駒 柏瀬幸裕
群馬県 町田酒造 町田晶也
神奈川県 昇龍蓬莱 大矢俊介
神奈川県 相模灘 久保田晃
富山県 羽根屋 羽根千鶴子
長野県 澤の花 伴野貴之
静岡県 白隠正宗 高嶋一孝
兵庫県 播州一献 壺阪雄一 ☆NEW
和歌山県 紀土 山本典正
島根県 出雲富士 今岡稔晶
愛媛県 石鎚 越智稔
大分県 豊潤 小松潤平
9月は怒涛の日本酒会ラッシュ!
September 14, 20128月が終わり9月に入ったとたん、日本酒の会が目白押し。トップバッターは静岡の会(ひとつ前のブログ)、そして20120907は鳴り物入りだった広島の魂志会と秋田のNEXT5の会。場所はなんと表参道のスパイラルビル地下のCAYであります。↑全員集合の図
NEXT5といっても魂志会に揃えて6人体制。今宵は刈穂&出羽鶴の伊藤洋平さんが加わったスペシャルなNEXT6!
富久長の美穂さんと、ゆきの美人の小林さんと、やまよの3人。同い年なんです。そうは見えない!? 誰が
普段はPURE CAFEでおしゃれにおつとめしているタローくん。この夜は本領発揮のオコノミタローに大変身!器用にミニお好みを焼いてました。嬉しそうな笑顔!
クレープ状に焼いた皮は1枚ずつピチットシートに包んで準備。なるほどね。
里見さん&ひるちゃん。池ちゃんと小林さん
栗林さんとやまよ=栗林(りつりん)6号酵母と。五城目町のプリンス★蔵元杜氏のコーエーさんは一白水成を手に。
閉場残り30分のタイミングで秘蔵酒が各蔵から!
個性のまるで違う西と東というか北!酒蔵の元気がおおいにぶつかりあってMIXの楽しい会でした。
会ではWネームのグラスが用意。それを手におちゃめな松崎先生。
その後。会場から徒歩1分のPURE CAFEへ
アッキーとジュンコさん。
そこには
一部の会に参加した日本酒女子が待ってました。
やまよは21時から開始の2部に参加しましたが、皆さんは1部参加。あのお酒がどうの、あの蔵がどうの、そして広島VS秋田は・・・と批評会。
それぞれにご贔屓があるのが面白いことでございます。
ひとつのお酒も単独で味わうのと、何の後に飲んだか、ビフォーアフターで印象が変わることもおおいにあり。信じていたものがそうでもない!?ことも。お酒の会で味わうといろいろ見えることもあるのであります。なにはともあれ西と北の面白い企画に乾杯★
12蔵は2時間で回るのは難しい。
またの開催お願いします!ヽ(^。^)ノ
◎参加蔵元
・秋田醸造 「ゆきの美人」小林忠彦
・栗林酒造店 「春霞」 栗林直章
・山本合名 「白瀑」 山本友文
・福禄寿酒造 「一白水成」 渡邉康衛
・新政酒造 「新政」 佐藤祐輔
-plus-
・秋田清酒 「やまとしずく」伊藤洋平
・相原酒造 「雨後の月」相原準一郎
・金光酒造 「賀茂金秀」 金光秀起
・天宝一 「天宝一」 村上康久
・今田酒造本店「富久長」 今田美穂
・宝剣酒造 「宝剣」 村上康久
・美和桜酒造 「美和桜」 坂田賀昭
・
●小池アミイゴさん → この日のblog「酒人」
やまよ食堂+秋田発酵2012その4
September 12, 2012
そんなこんなで20120911 やまよ食堂総括
以下、エンジ色字部分は浅井直子さんが編集した「やまよ食堂PRESS」より
はじめに
今年の「やまよ食堂」は酒粕、麹、納豆、しょっつるなど、滋味深い秋田発酵食材を味わいつくす「発酵×発酵×発酵」がテーマ!
いい土、いい水、いい人が揃った秋田県から「天の戸」で知られる浅舞酒造の森谷康市杜氏、羽場こうじ店の佐々木隆安さんをゲストにお迎えし、秘伝の酒粕料 理、麹料理もお披露目していただきます。お酒は「天の戸」! 東北の復興を願いつつ、食べて飲んで「日本ってこんなにすごい国なんだ!」と改めて実感していただけたら幸いです。
” やまよ食堂2012「発酵×発酵×発酵 秋田world」”
~おしながき~
≪キッチンステージにて実演! 森谷杜氏の酒香寿レシピ≫
酒香寿豆腐/いぶりがっこの酒香寿あえ/ピリ辛酒香寿
□塩で縦まぜ体験!桧山納豆
□戸賀浜の母ちゃんが作ったハタハタ寿司
□高橋篤子さんのいぶりがっこスライス
□羽場こうじのぜいたく三五八漬け
□香りごと味わうイカのしょっつる焼き
□しょっつるくずし豆腐
□ネバシャキ!みずのおひたし
□山内杜氏の郷土料理・芋の子汁
□しょっつる胡椒めしと羽場こうじの味噌漬け
□デザートドリンク=羽場こうじフルーツ甘麹
これに加えて!伝農浩子さんの秋田ご実家から届いた漬け物も!
伝農さんいわく「小なすの水漬け&カラシ漬け、長なすのみょうばん漬け、ミズのダシ醤油びたし、小なすの餅米漬け(ナスの花ずしの小なす&花のないバージョン)、キュウリのカレー風味漬け(届いたキュウリが甘くて、私が勝手にアレンジ。ウチで食べているものではないんで…… す)^^; 」とのこと。秋田ママの味
発酵の町、横手に根付く丁寧な麹造り~羽場こうじ店
焼きそばとかまくらでおなじみの秋田県・横手ですが、実はその昔、集落ごとに麹専門店を抱えていたという発酵の町。最盛期で300あった麹専門店は、今では 数10軒に。そのひとつが、大豆1:麹3の割合で麹をふんだんに使用した「特上喜助味噌」で知られる「羽場こうじ店」です。機械まかせにせず、人の手で じっくりていねいに4日間かけて作る麹は、格別のおいしさ。
話題の塩麹に加えて、生麹、甘麹(=甘酒)と、麹三兄弟を食べ比べるのが「やまよ食堂」流です!
●羽場こうじ店
桧山納豆!塩で縦まぜも体験
桧山納豆の藁は、あきたこまち!
杜氏直伝の酒香寿豆腐。高橋篤子さんのいぶりがっこdeカルパッチョ(EXVオリーブオイル、粗挽き黒胡椒パラリ)
≪浅舞酒造 ひやおろし2種を含む4銘柄≫
半径5km以内の米と水で「夏田冬蔵」が造る酒
自ら「夏田冬蔵(なつだふゆぞう)」と名乗る浅舞酒造の森谷康市杜氏。その名の通り、夏は田んぼで米作り、冬は蔵で酒造りに励んでいます。造る日本酒は純米酒のみ。しかも蔵から半径5kmの田んぼの米だけ。「目で見える、手で触れる米だけで酒造り」が信条。
酒の味もさることながら、自ら腕をふるう酒粕料理が評判です。「酒粕はうまいし、栄養もたっぷり。もっと料理に使ってほしいな。カスじゃもったいないから蔵じゃ酒香寿という字を当ててます」。その”酒香寿”を使った森谷杜氏の酒肴実演コーナーも!
●浅舞酒造
●夏田冬蔵blog
□純米吟醸 天の戸 美山錦
□純米吟醸 天の戸 亀の尾
□微発泡・白麹仕込み シルキー
□天の戸 初生もと 純米大吟醸 夏田冬蔵 美山錦
すべてに発酵が関わった料理と調味料とお酒! 発酵トリプルパンチ★イカも〆のおむすびも「しょっつる」焼き!
その他のシーンいろいろ
さまざまなジャンルの方に参加いただきました!
ありがとうございました\(^o^)/
最後に「秋田酒屋唄」を披露する森谷杜氏。皆に歌詞カードを配り、全員に唄わせるという。しみ入りました。
坂戸屋のムカちゃんと、にほん酒やの高谷さん。自らお燗にトライする2人。そしてお酒コーナーから離れないひとたち
ご参加の皆さま最後まで目一杯お元気。(右)オール秋田人でパチリ!
≪秋田のうまいもの問い合わせ先≫
□桧山納豆
http://www.hiyama710.com/
□ハタハタ寿司 戸賀浜のかあちゃん
代表 飯沢栄美 TEL:090-2793-1438 FAX:0185-37-2211
□高橋篤子さんのいぶりがっこ
http://www8.plala.or.jp/mitsumata/
□しょっつる 秋田県漁協組合女性部ひより会 代表 岡本リセ子
TEL&FAX:0185-78-2629 *あきた美彩館でも販売中
□あきた美彩館(秋田県産品ショップ&ダイニング)
http://www.akita-bisaikan.jp/
□秋田県観光文化スポーツ部秋田うまいもの販売課まるごと売込班
TEL:018-860-2259
●「住む。43号」
今回の「住む。」でお取り寄せした秋田の食を紹介しています。
やまよ食堂+秋田発酵2012その3
September 12, 2012乾杯sakeは天の戸!
純米大吟醸 夏田冬蔵です。
天の戸「亀の尾」純米吟醸。裏ラベルには生産者さんの笑顔とフルネーム入り
白瀑のブルーハワイ★
太平山!
そして、宴たけなわの頃
突如、店内に冷たい風がヒュ~、照明が落ち、どこからともなく轟く怪しい音が
秋田からナマハゲの登場!
「サケ、のまね悪い子はいねが」
わーきゃー騒然!
そしてナマハゲさん、店内中央へ
「おーっ 乾杯!」と声をあげる
よく見ると、ちょっとかわいい
(ナマハゲさんも器用に飲んでました)
お帰りになる前、2ショットを撮ってもらいましたヽ(^。^)ノ
「ナマハゲの生Liveは初めてでした!」という人、多しで大人気でした〜。
つづく
やまよ食堂+秋田発酵2012その2
September 12, 2012雑誌「住む。」でも紹介しましたが、以前より取材で、天の戸の森谷杜氏に様々な酒粕料理を教わってきました。
↓ ↓ ↓
●blogねまってコラム 天の戸・森谷杜氏に教わる「酒粕で酒の肴」
今回の宴では、家宝!?酒粕カリフラワー漬けも登場↑美しい飴色に輝くカリフラワー。驚いたのはカリフラワーのおいしさは言うまでもなく、漬け込んだあとの粕までもが絶品だったこと!
蔵で人気のまかないが”酒香寿豆腐”これが絶品級のおいしさ!そこで会でお出しして、皆に感動してもらおう!とmusmus キッチンにお願いしたのです。
もちろん酒粕は天の戸の純米酒の酒粕。その酒粕を取り寄せるやり取りをしていたら、杜氏が奇跡の参加となりました!そしてリアルこの場で酒粕のバリエーション料理を披露してもらうことに。
杜氏の願いは「酒粕をもっと料理に使ってほしい!」であります。
うまい米からうまい純米酒、そしてうまい酒粕! 米がうまけりゃ全部うまいの米循環!!!夏は田んぼで米づくり、冬は蔵で酒づくりの夏田冬蔵ですもの
↑「いぶりがっこの酒香寿あえ」うまい酒粕は漬けてよし、あえてよし、そのままでよし!
ゆえに漢字は蔵では「酒粕」じゃなくて「酒香寿」
スタート時間が近づくと皆さんが集まって参りました。
カウンターにはおいしい発酵食がいっぱい並んで。
秋田から生の大根も到着!!
(左)酒香寿豆腐 (右)いぶりがっこのカルパッチョ=とんぶりのせてEXVオリーブオイルまわしがけ
そしてジャーナリスト伝農浩子さんの秋田のご実家からも手作りガッコを送ってもらいました!
●ねまってコラムより
「酒香寿があれば、酒肴が簡単にできる」
「寝せだ粕なば、それだけでうめんし。それにワサビなんかのへだら、こでられにゃしよ」念のために通訳しますと「熟成した粕はそれだけでもおいしいです。それにワサビなんかをのせたらたまらないですよ」。まろやかなコクにピリッと爽やかなわさびの辛みが効いておつな味。「うまい酒からできた酒粕だからうまい!」と杜氏ニッコリ。これを使えば、いぶりがっこもいい酒肴になると太鼓判。「細切りしたいぶりがっこを、酒粕とわさびであえると漬物の塩気がマイルドになってうまいべ。甘さとコクが加わるから何でもうまくなるなあ。わさびの代わりに和辛子でも」
やってみよう〜!ヽ(^。^)ノ
発行人の伊藤宏子さんが「住む。」最新号の説明を。
詳しい内容はコチラ↓参照
「住む。」43号 2012年[秋]特集「食」の周辺
そして秋田うまいもの販売課の加藤はなゑさん(オレンジ色の秋田意気込み特製ポロ着用)が、天の戸・森谷杜氏と羽場こうじ店佐々木さんを紹介!
天の戸森谷杜氏の酒粕とお酒紹介。BGMは秋田音頭♪です〜ぅ♫
いぶりがっこ色のスポットライトも登場★
つづく
やまよ食堂+秋田発酵2012 その1
September 12, 2012やまよ食堂 2012のテーマは
「発酵×発酵×発酵! 秋田world」\(^o^)/
雑誌「住む。」で秋田の発酵食を紹介し、それを記念し「秋田の発酵」を知って楽しむ味わう会を開催
秋田発酵食品、発酵調味料、発酵の純米酒を重ねあわせて、発酵トリプルパンチ!
秋田県は食物自給率170%。豊かな素材に裏付けされた保存食の知恵はなんとも素晴らしい!というわけで、記事で紹介した秋田発酵食を集めて味わうことに。
会場は新丸ビル7階・musmus。桧山納豆・いぶりがっこ・しょっつる・干し餅・シミ大根など珍しい秋田食材が到着!
天井から120本の荒縄をぶら下げ、秋田の発酵食品や乾物をブラブラとディスプレィ
BGMは秋田民謡♪♪♪ 通りかかった海外の方が「これはなんというmusicですか?」と熱心に質問する場面も。心揺さぶる秋田の民謡!
”あきたびじょん”のポスター(右)朝、刈り取ったばかりの横手産・酒米「亀の尾」の穂。フレッシュで青々
天の戸の森谷杜氏が参加!蔵のまかないで大人気の酒粕料理をお願いしたところ、上京して実演してくれることに!何やら隠し持つ仕込み中の図。
元祖・桧山納豆を西村社長直伝の「皆でその場で塩で立て混ぜ!」という趣向で披露!(右)秋田出身の蕗翠先生の書、縦書きバージョン
檜山納豆詳しくは!
●blog 2011 桧山納豆1
●blog 2011 桧山納豆2
蕗翠先生の書、横書きバージョン
つづく