Archive for December, 2012
« Previous Entries2012年blog書き足りませんが
December 30, 2012なんと今年も残すところ、今日と明日のみ。あっという間に終わってしまった2012年ですが、楽しいこといっぱいの1年間でした。
ご縁に感謝、出会いに感謝! 日本の発酵地に、たくさん訪問できたこと、誠実な物づくりに励む生産者さんたち、多くの出会いにありがとうです。
人生を旅立ってしまった大事な人もいたけれど、それも胸に、1年間、本当にありがとうございました。
毎日、人生日本酒とともにだったような(笑)来年はもっと!ヽ(^。^)ノ
2012年の出来事でブログでアップしたいこと!がまだまだ山のようにあります。いまだアップならずの出来事が山積み(これからUPします宣言!)
●4月22日(日)「鈴鹿うまい酒を楽しむ会」
いろんな酒の会に参加しますがこんなに爆笑した酒の会は…他にはありませんっ。聞きしにまさる噂以上のスゴイ会。今年の舞台テーマは東京ガールズコレクション。そのランウエイをモデルさながら歩く、また踊り歌う蔵元たちの姿、そりゃあ眩しかったです☆ とっつきにくい蔵元と消費者の間をつなごう!という趣旨から始まった…そうですが
膨大に写真を撮りすぎてしまい未だUPできておりません…。この会では飲食店向けプロセミナーも開催され今年のテーマは『純米酒と調味料』そのマジメな勉強会の講師を務めました。
↑参加者の前に味噌、醤油、味醂、酒が
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◯2012年 関わらせていただいた県関連事業
九州経済産業局
知財先進都市オープン化推進事業 普及啓発推進委員会
三重県
●三重ブランド 認定委員会
●農産物等発信力強化事業
●みえのお宝食材鑑定会
秋田県
●秋田の農産物及び加工食品の販路拡大に関する検討会
●食農観ビジネス等推進重点支援地域形成事業 審査会
●食農観秋田の食売出応援事業審査会
●食の新商品開発技術支援事業 審査会
●「秋田のおいしい手帖 スグクル」審査会
●うまいもの販売課 秋田特訓ゼミ
富山県
●富山のさかなブランド化推進協議会
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◯2012年 講演会
●3月8日(木)九州経済産業局「久留米テクノブリッジ 酒蔵から始まる!新 美・食」「米×発酵×人 今、見直される米の酒力」
●4月24日(火)流通情報企画「2012日本の酒メッセ」 講演
・醸界タイムス
・八王子・お酒の京晴 店長ブログ
・平出淑恵さんblog
●6月9日(土)鳥取県「とっとり県民カレッジ」未来を開く鳥取学「今、心を熱くする地域のお宝食材」
●6月24日(日)千代むすび酒道場「米の力を学ぶ 純米酒セミナー」
●11月17日(土)静岡県「誉富士」の地酒で女子会」 at大日本報徳社大講堂
秋田県酒造協同組合の会「秋田の酒米の実力を知る!純米酒セミナー」に引き続き、県の酒米を紹介する体験型講演会。静岡県酒造組合から土井会長、そして土井弥市さん、高嶋酒造の高嶋一孝さん、酒米の生みの親・宮田先生も登場。とうもんの会・名倉光子さんのパワーも加わり、皆さんの静岡力が集結したそれは力強い会となりました。
●鳥と私のナチュラルライフさんが丁寧に紹介してくれました→ 静岡生まれ!「誉富士」の地酒で女子会 in 掛川
●12月20日熊本県 水俣・芦北地域雇用創造協議会「見直される日本酒の底力」
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その他 blog でガッツリ書きたかったのにいまだUPしてない出来事一部
●三菱食品さんの「米と水だけのお酒」シリーズ、グランドフェアでおつまみレシピを提供。秋から発売のシリーズ酒にレシピ首掛けで登場
●1月15日(日)&7月15日(土)川西屋酒造店蔵見学(天史朗寿司&一休)
●4月9日(月)佐藤としひろさん60歳祝 DISCO KINGDOM
↑もうもう凄かった誕生パーティ☆でした。(右)こんな服の日もある↑(珍)
●4月14日(土)沼津はしご酒!
●4月18日(水)新世代栃木の会
●5月19日(土)ヌッフ 川村酒造よえもんの会(さかなのさけ→甘美堂)
●7月22日(日)まさるやさん焼酎の会at明治記念館
●7月28日(土)ヌッフ六本木でアンリ・ジローの会
●7月29日(日)着物と和ごとを楽しむ会at駒形どぜう
●9月14日(金)王祿×ベラビスタ 自転車でしまなみ海道を走る
●10月25日(木)出羽鶴、秀よし蔵見学 醸造試験場 田口場長を訪問!遠心分離機イロハを教わるの巻
●10月31日(水)湯島「楽」
●11月2日(金)御前酒の会 at PURE CAFE
雄町米と菩提もとの酒造りの蔵・御前酒さんの純米酒をビーガンフードで。「そやし水」を飲む体験がおお受け。
ライター伝農浩子さんがblogでUP→『御前酒』が奏でた「日本酒と音楽をきく会」
●11月16〜18日 大日本報徳社 開運・土井酒造蔵見学 名倉メロン農場
(この一年間で最もコワカッタ店→中級ユーラシア料理 日の丸軒)
●11月23日(金)静岡・豊好園「出品茶を味わう会」
●12月6〜7日 能代・川どこべらぼう 喜久水蔵見学 [...]
近藤けいこさんの自然の色合い
December 28, 2012三重県鈴鹿の近藤けいこさんが育てた冬野菜。左が人参、右が大根。
それぞれの品種名を教わりました。左から「金時人参、オレンジ人参、イエロー人参、 キャンドルレッド大根、黒大根、キャンドルパープル大根」と、けいこさん。
自然の色はなんとも鮮やか!それぞれ味も違って葉っぱもおいしい!
けいこさんのモットーは「おいしく楽しく安全な野菜」
黒墨土で、農薬、化学肥料を使わない野菜作りに励んでいます。
大地の恵みに感謝する年末ですヽ(^。^)ノ
カラフル大根の干したのもおいしいです❤こちらに詳しく↓
●aff 黒墨土(くろぼくど)育ちの天日干し カラフルスイートな切干し大根
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『近藤けいこナチュラルベジタブル』
●blog けいこさんの畑 2011/8月
●blog 2009年冬12月の野菜
●blog 2010年8月の野菜
●blog 2011年6月の赤空豆
●blog2009年5月 『初の畑訪問』
●blog 2008年12月カラフル切干し大根
11月の日本酒
December 27, 201211月に出会った日本酒記録
●「酒舗よこぜき」さん。美しく整理された店内に好みな日本酒の品揃え。珍しい一品や酒器、ワイン、金山寺味噌もあり。
静岡・誉富士の会!
白隠正宗の高嶋一孝さんと開運の土井弥市さん。大充実の会でした!改めてUPします
白隠正宗メロン飲みにもトライ。名倉メロン農場cafeにて
神奈川県藤沢にて
勝浦酒店さん。店主の勝浦さんが手書きする文字を「かっちゃんフォント」と呼んでます。
ひとつひとつのお酒にその「かっちゃんフォント」で丁寧にコメントが添えられています。手書き文字なごみます
JUNGIN GLASSも福・山・山あり
スタンド飲みもできます!ダークダックス飲みですがっ
お燗向き純米酒各種あり
●「勝浦酒店」店主 勝浦一祝さん「うまいじゃん純米酒」会をとちぎやさんと共催。独身。店はこの時代にHP、blogナシ。神奈川県藤沢市川名1丁目12−1電話0466-22-2923 藤沢駅からJR線路にそって東京方面へ徒歩8分
そこからほど近い、心の故郷的な店「蛸庵」
江ノ島漁師が経営する居酒屋。釣ってきた魚のみ。カワハギ入りの湯豆腐うまし
日本酒の品ぞろえが昔からいいのです。横浜君嶋屋、勝浦酒店などから購入。その昔は君嶋さん自らお酒を持ってきてくれたこともあるとか。*王祿の「祿」や丈径の「丈」字、ラベルからでは確かにわかりにくいのでムリもない…。
●「蛸庵(たこあん)」安いです(江ノ島漁師の店。魚美味し。日本酒の品ぞろえ◎。今はお好み焼きありません。釣ってきた魚only!) 藤沢市村岡東1-1 電話0466-24-4856
そして西へ
七本鎗 純米無有火入れ
伊勢の白酒
三重県四日市。駅からすぐ!
「とよのあかり(安田屋)」 安田さんとタカハシ酒造の高橋さん
そして北へ
秋田!
醸友会会長の一白水成を醸す渡邉康衛さん。秋田清酒・出羽鶴 晴田&初しぼりと佐渡さん
まんさくの花
秋田のジャーで十四代。刈穂さんの迫力ラベル・・いろんなお酒があります〜。
秋田空港売店で買うお酒。どちらもスペックは同じなのに、かたや純米吟醸、かたや純米酒を名乗るの巻。
●blog刈穂さん蔵訪問
女子飲みもしかと!神田えりこさん。アッキー&みゃんさん
ご近所でピラ仲間の原田有紀子さん
開運・土井酒造場さん、久々に蔵訪問させていただきました。コストパフォーマンス高し!の蔵です。どれを飲んでも、開運らしい一本筋が通っています。さすが!蔵は改めてUPします。
家飲みが一番好き!御前酒・辻本店
「純米 美作しぼりたて生原酒」は全量岡山県産の雄町米。地の米で地の酒。県産米での酒づくりに全力を注いできた辻均一郎さんを偲んで、新酒の雄町純米酒でしみじみ。その昔、辻さんと原田杜氏と一緒に雄町の田んぼを見に行ったことが走馬灯のように浮かんで…。
米は他の作物と違い、毎年植えても連作障害にならず持続可能な環境保全型農業。日本の地力をフルで活かせるのがお米。そのお米の価値を最大化したい! それには、土や人に負荷をかけない栽培方法で育てた上質の米で、技術が高い蔵が醸した極上の日本酒だと思うのです。
冬が旬!長栄丸・朝どれサンマの丸干し
December 25, 2012今年もやってきました!長栄丸のサンマの丸干し
包丁を一切入れていない正真正銘の丸干し!シルバー色に輝くボディが特徴
「aff」で紹介しました→「冬が旬!熊野灘朝漁(ど)れサンマの丸干し」
秋の味覚の代名詞と言われるサンマ。落語『目黒のサンマ』でもおなじみのように「脂がのってうまい」が売り文句。それと逆なのが熊野のサンマ、11月下旬〜の冬が旬で「脂がなくてうまい!」のです。旬と味は土地によって変わることを知りました。
北海道から南下して紀州沖までたどりついたサンマは、脂肪分少なめのスリムボディが身上。それを生かしたご当地名物のひとつがサンマ姿寿司。柑橘果汁を加 えた爽やかな寿司飯に、尾頭(おかしら)付きという楽しさ。そして郷土の味、もうひとつがサンマを丸ごと干した干物です。包丁を入れずに干した正真正銘の 丸干しで、どこにも切れ目がなく、初めて見たときはビックリ仰天。現地でいろいろ売られていますが、中でも美しさに感動したのが長栄丸の丸干し。それは光 輝くシルバー色!
●殺菌海水装置と冷海水
なぜそんなに美しいのか、輝きの秘密を長栄丸船長・濱中一茂さんに聞きました。
「それはサンマの違いと干し方の差です!」
長栄丸は殺菌海水装置を導入。これを通した冷海水で鮮度を保っているといいます。殺菌海水とは、海水を電気分解してできた次亜塩素酸を含み、薬剤は一切不使用。
「これを使いだしてから雑菌がなくなり、色やモチモチ感がキープできるようになりました。時間がたってもぬるぬるしないんですよ」と一茂さん。
●お腹カラッポになるまで待つ
濱中さんのこだわりは漁の時間にも。サンマ漁は日没から夜明け前に行われますが、夜中の2時だと胃袋に食べた餌が残ったまま。この状態のサンマを干すと「焼くと腹が割れ、ぐちゃぐちゃして美しくない。おいしくない。いたみも早い」。
夜明け前の朝4時頃になると、消化が進んでお腹がカラッポ状態。なので明け方までガマンして待つ。そこで一茂さんが命名したのは「朝漁れサンマ」。
そのサンマを干物にするのは妻、朋美さんの仕事です。鱗を除き、塩をすりこみ、きれいに洗い流して干すフィニッシュまで。塩にもこだわって、沖縄、小笠原、室戸など各種実験。今は伊豆大島の塩を使用。
「まだまだやることいっぱいです。時間と塩の量の関係も研究中。最高においしい丸干しにしたいですからっ」
●きれいで堅めが醍醐味
さて、包丁を入れないサンマの丸干し、目刺なら目を通しますが、どうやって干すのかが不思議で朋美さんに教わりました。
「1本1本尾の端をひもで縛って、吊り下げるんですよ。潮風がよく通る場所で陰干しが鉄則! 2〜3日様子をみて完成です」
日の当たる場所で干すと身が酸化し、魚体が弓なりに反るため、冷たい風の通り道を選んで干すのが肝心。乾燥機は使わず天然の潮風頼り。
スリムなサンマといっても時季により状態は違い、12月のサンマは北から下りたて、大きめで脂肪も残ったふっくらタイプ。1月に入ると身がしまり、干すと カチカチ系に「それが一番うまいんです!」と一茂さん。カチカチ系こそ熊野丸干しの醍醐味と言います。
最近は「柔らかい」「脂がのってる」が食品の褒め言葉ですが、それと対極にあるのが、このサンマの丸干し。身も内蔵もすべてが一体化した珍味系のカチカチ サンマは骨まで愛せる貴重品。まさに命を丸ごといただく「一物全体」な丸干しです。噛む程にうまさもにじみ出て、純米の燗酒にはこのうえなく好相性。
「サンマがとれない時は丸干しもありません。よそのサンマや冷凍サンマを買うことはないし、できた干物を冷凍保存することもないので(笑)」
美しいサンマの丸干しは自然まかせという季節限定品。旬の味はその時に自然な形で味わってこそ。季節を待ちわびる楽しさ、熊野の丸干しサンマにあり!
1本300円+送料です。朋美さんに聞いたら年内分は完売とのこと。次は正月明けに船が出るそうです。今、予約受け付け中!
パッケージデザインは梅原真さんです!
夫が獲って、妻が干す!
厳冬が旬の期間限定、朝どれサンマの丸干しなのです。
●網元直送 長栄丸(ちょうえいまる)
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aff「冬が旬!熊野灘朝漁(ど)れサンマの丸干し」
酒造道具もいろいろ!熊本・亀萬酒造
December 22, 201212月20〜21日、水俣・芦北地域雇用創造協議会のご依頼でセミナー開催、十何年ぶりかの熊本訪問です。
翌日、日本最南端の日本酒蔵・亀萬酒造さんを見学。仕込みは正月明けからで、蔵は嵐の前の静けさといったところ。
酒といえば”焼酎”という文化圏、この地でのお酒造りとは、しかも最南端という環境で…興味津々でした。写真上↑の桶は「親桶(おやおけ)」と呼ばれ容量は3トン。ここに2トンの子桶を入れ、周りに氷を詰めて冷やすのだそうです。桶には内も外も柿渋を定期的に塗り、タガを締め直し大事に使っています。バリバリ現役の桶なのです!
蔵によって酒造道具はいろいろだと見せていただくたびに感じます。代々受け継がれた知恵と工夫がいっぱい!
亀萬酒造の竹田社長です。杜氏も務めています。この道具↑初めて見ました〜。蒸すときの道具です。その理由を聞いたら「へええええええ」でありました!
熱い蒸米を掘り上げるときに履く杉の下駄!
麹を作るときの箱。杉の柾目を使います。
そしてこちらのお道具も↑「今ならクーリングロールという近代的な機械があるのですが 、当蔵では代々これを使っています。醪(もろみ)の温度が上がった時、これをタンクに巻いて間に氷をためて冷やします」と竹田さん。
醪の温度を下げるための道具でした。また、醪の温度を下げるため、醪に直接氷を加えて調整するのだとか。「南端仕込み」という独自の方法だそうです。
これはよそでも見たことあるような
酒造りは、「杉」のみならず、「紙」も重要な役割を果たしていることを知りました!!
火入れタンクの目張りに使う和紙!
目張り用の特殊和紙。これを糊でべちょべちょにし、伸ばしながら目張りするそうです。驚きました。右のクルクル和紙は「どじょう」と呼ばれ、隙間の目張りに使うそうです。これらの和紙は意外に高く、ひとタンクあたり1万円もかかるそうです。
蔵元の竹田ファミリー。息子の瑠典さんは独身です。犬のキッドくんは床に柿渋を塗ったら大喜びしたそうです。なにかわかるのですねえ。
亀萬酒造さんは、無農薬玄米を使った琥珀色の甘口・玄米酒と赤米を使った甘酸っぱい赤米酒緋穂(ひすい)という変わりダネのお酒も醸造しています。
デザート感覚で飲める甘い米だけのお酒です。
純米吟醸酒 萬坊
亀萬酒造さん。蔵に書かれた「珍」とは蔵を創業したひいおじいさん「竹田珍珠」の名からだそうです!
日本の酒造りには、地元の自然を生かした知恵と工夫が、宝もののように詰まっていると痛感しました。ひとつをなくせば、様々な自然を生かす技術も知恵もなくなっていく…。
まともな米を使った、まともな蔵の純米酒を、1日1合!飲みたいものです。
●亀萬酒造合資会社
熊本県葦北郡津奈木町大字津奈木1192
大阪でDeep秋田発酵イベント!
December 17, 201212月14、15日 ”Deepな秋田発酵食”を知っていただくイベントをお手伝い!
タイトルは
『食料自給率170%! 日本で最も発酵食が多い県 秋田の米発酵×魚発酵 Deepに飲み食べ あんべぃいいな発酵だスナイト! with なまはげ』
スタンダードブックストアさん。プレートにはハタハタ寿司、なた漬け、三五八漬けなど発酵三昧! blog紹介
秋田の日本酒を代表して来ていただいたのは、”夏は田んぼで米つくり、冬は蔵で酒づくり”の夏田冬蔵こと天の戸・森谷杜氏です!(さっそくブログでUPしてくれました)
お米を作って酒に醸して、料理も歌も上手な森谷杜氏。朝が早く、夜も遅く、いったいいつ寝ているのか!?ナゾでありましたが、垣間寝だと知りました。ゴンゴン
●夏田冬蔵 blog「つながる」から「つむぐ」へ
ウォーッと突然現れたなまはげさんも大活躍!
なまはげさんと記念撮影を求める人で長蛇の列!
スタンダードブックストアさん、山中酒の店のさかふねさん
この企画に「面白い!」と二つ返事でOKしてくれた両店の社長、中川和彦さん、山中基康さん、それぞれの料理長とスタッフの皆さんに大感謝ですヽ(^。^)ノ
ぶりぶりぶりこ〜♪ さかふねの山中基広料理長に生ハタハタを焼いてもらいました!
そこに酒味噌をかけてブリコをよく混ぜて食べていただこうという趣向の酒肴
桧山納豆の縦まぜ体験も!こちらスタンダードブックストア
こちらは、さかふね。この納豆、包はあきたこまちの稲藁。愛してやまない納豆です!
詳しくは↓
●aff「わらも大豆も地元育ち 塩で縦まぜがうまい! 桧山納豆」
●blog 桧山納豆
●blog 桧山納豆その2
”日本が育んだいい発酵” 秋田から紹介できて嬉しいです!
それにしても秋田の人は芸達者ですわー
お客さん目を丸くして真剣聞きまくり、笑いっぱなしでした。
なまはげの説明を、テロップが必要な秋田弁で、身体をはって表現する秋田うまいもの販売課の加藤はなゑさん。 これほど面白い女子は今だかって見たことありません。独身
半径5km の米と水だけで純米酒のみを造る夏田冬蔵こと森谷杜氏。袋しぼりの説明中。
料理人としてもがんばってもらいました!準備中の杜氏
杜氏が持参した酒粕味噌と自作の漬物!
秋田直送のセリは根もご馳走!たっぷりと。そしてあきたこまちの作りたてきりたんぽ!
イベント終了後、4人で記念写真
それにしても森谷杜氏はブログアップが早いです●夏田冬蔵 blog「つながる」から「つむぐ」へ m(_ _)m一ヶ月以上前の話をUPするよな遅い人(自分)と大違い。来年こそはリアルタイムを目指したいと思います(←「携帯百景」は、ほぼリアルタイム)
↓会終了後
さかふねのカウンターでひとり飲みするなまはげさん
山中社長、井上店長と。なじんでます!
その後もひとり飲みするなまはげさん!オモシロすぎっ。最後の最後まで人気者でした!
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どちらの会場でも三浦米太郎商店のハタハタ寿司と諸井醸造所の「しょっつる」を出してもらいました。
●blogしょっつる諸井醸造所その1
●blogしょっつる諸井醸造所その2
秋田県最古の蔵・飛良泉
December 13, 2012セミナーで秋田を訪問したさい、秋田県酒造協同組合の東海林さんに飛良泉さんに連れていってもらいました。↑は樹齢五百年の大欅。
飛良泉さん、創業はなんと室町時代!
京都に銀閣寺が建立された1487年の創業です。すでに五百年以上ですよっ! 現当主の斎藤雅人さんは二十六代目!(・∀・)ナントモフルイ!
秋田県最古の酒蔵で、もとは廻船問屋。蔵はほぼ、日本海に面しています。酒造りは副業だったそうです。明治になり本業で一本化。酒の主力は「山廃仕込み」。
蔵入口には↑亀の甲羅に書かれた「飛良泉」
長い中廊下を通って蔵へ。途中の部屋を覗くと、ご先祖さまの肖像画が。歴史を物語ります。
現在の本蔵は明治15年の建造
秋田杉の麹室
杜氏部屋を覗くと遠田嘉人杜氏が仕事中
酒母室。タンクを載せたボックスの下の扉がパカンと開くようになってます。酒母の温度が下がり過ぎたらここに暖房を入れて調節します。
どこを見ても整理整頓されてます。白でまとめられてきれいでパチリ!
蔵にて。飛良泉ご当主の斎藤雅人さん。銘柄の由来は ”廻船問屋のときの屋号「和泉屋」と、地名「平沢」から「ひらさわのいづみ屋の酒」として自然発生的に名付けられた。また、 地元の画工が越後の良寛和尚に「飛びきり良い白い水」とこの酒をしたためて贈ったことから名付けられた”とのこと。
「秋田蔵付分離酵母の純米酒シリーズ第1弾」二番「飛良泉」はここから採取!
●blog 一二三四番・秋田蔵つき酵母の酒!
どこを見ても整理整頓、きちんとしています。
なんとお社が!池の鯉を見る斎藤さんと東海林さん
(右)地震でずれたという柱
樹齢五百年の大欅が蔵を守る。夏場の光を葉が遮り、蔵の温度を涼しく保つ役割を果たす。撮影は10月28日で葉が落ちて寂しいものの、新緑の季節は、爽やかグリーンの葉が生い茂りボリュームもたっぷり。その季節も見てみたいです!
その隣にある蔵は「欅蔵」と名付けられました。
斎藤さんと遠田杜氏
2ショットをパチリ!そして二番の純米酒
秋田県産の美山錦で醸した純米酒です。ラベルを拡大します
二番は破魔矢から見つかった!
とはいえ、どこを見ても清潔なお蔵ゆえ、掃除をしていない場所がない(笑) 唯一、人が触らなかった破魔矢から採取できたそうです。場所はこちら↓
なるほど〜な場所であります。
破魔矢だけは洗わなかった(そりゃそうだ)
●飛良泉 株式会社飛良泉本舗
秋田県にかほ市平澤字中町59番地 TEL 0184-35-2031 FAX 0184-35-2030
●blog[一二三四番・秋田蔵つき酵母の酒!]
撮影 RICOH GXR A16 24mm-85mm
秋田の酒米の実力を知る!純米酒セミナー
December 11, 201210月24日水曜。秋田県酒造協同組合からのご依頼で『秋田のお酒講座』の講師を務めました。飛行機から見える富士山の頭にはうっすら白い雪帽子。
今回のお題は「秋田酒こまち」お酒のセレクトは秋田県総合食品研究センター醸造試験場・田口隆信場長にお願いしました。スタッフはNEXT3★ 一白水成の渡邉康衛さん、白瀑の山本友文さん、新政の佐藤祐輔さんです。
会場はホテルメトロポリタン秋田。泡から大吟醸、吟醸、変わりダネまで「秋田酒こまち」を使った純米酒を飲んで、酒米を食べて!? 酒米の実力を学ぼうという趣旨です。司会は友文さん↑
タイトルは「秋田の酒米の実力を知る!純米酒セミナー」
~泡、大吟醸、吟醸、純米酒、変わりダネまで! フルコースで味わう秋田酒こまちの純米酒。米の形状変化、発酵変化をとことん知る、味わう! ~ そう、酒粕の状態まで!であります。
仕込み水はタイプ違い3種類。白神山地、六郷、湯沢の水です。
お水は飲み比べると違いがはっきりわかります。ひとくちに秋田の酒といっても水質はかなり異なり、それぞれに蔵が工夫を重ね、お酒に個性が出るので面白くなります。
手前が「秋田酒こまち」後ろが「あきたこまち」です。真ん中に「酒」という字が入っているか、いないのか、だけの違いでわかりにくいのが難。
「秋田酒こまち」のお酒はおいしいですよ〜ヽ(^。^)ノと県民の方に言っても、”ああ、よく食べて知ってるす!”と言われることも多々あり (T_T)
まるで違うお米なのですが…。
というわけで、この2種の食べ比べをぜひともしたかったのであります。酒米と飯米の差、食べ比べればその差は歴然。「あきたこまち」は甘みが多く、粘りも強い。「秋田酒こまち」は繊細でこざっぱり、上品な味。だからきれいなお酒が出来るのです。お酒は米が命です。
遠心分離機を開発したことでも知られる田口場長に秋田酒こまちについてご解説いただきました。→遠心分離機(祐輔さんblogに写真あり)
この日の「秋田酒こまち」純米酒5種!
後半は味わって楽しむ「秋田酒こまち」time。ホテル料理長にお願いして、純米の泡や大吟醸、吟醸、純米酒、変わりダネに合わせて、おつまみを作成してもらいました。秋田のリンゴを使ってもらったり、天の戸の森谷杜氏の酒粕レシピも。また、酒粕でバーニャカウダをニンニク抜きでお願いしたり(これ絶品!)。その他にも、いぶりがっこのカルパッチョ風・EXVオリーブオイルがけなど、リクエストたくさんしたのですが、すべて快く引き受けていただき感謝!またその見事なこと!
せっかくの秋田生まれの酒米、秋田の優れた素材とのマッチングがなんといっても醍醐味です。
「秋田酒こまち」の純米酒を楽しむSpecial Menu!
1.りんごと占地の酢の物
2.酒粕を使ったバーニャカウダ風
・・冷野菜=プチトマト、芹の葉、大根
・・温野菜=南京、ブロッコリー、白神舞茸
3.豆腐の酒粕味噌漬け とんぶり掛け
4.アスパラガスと鮑茸の酒粕味噌あえ
5.いぶりがっこ酒粕わさびあえ
6.いぶりがっこのカルパッチョ
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セミナーでは栽培醸造家を名乗る友文さんに農の話をしてもらったり、NEXT5とはナンゾヤの話をしてもらったり、6号酵母発祥蔵の新政・祐輔さんに酵母と変わりダネ酒もご説明いただき、受講生の皆さん大喜び!なんともワクワク楽しいセミナーとなりました!
ヽ(^。^)ノ感謝❤
終了後、おつかれさま&反省会! ホテルメトロポリタン秋田・万葉
改めて乾杯です。右から秋田県酒造協同組合の東海林剛一さん、田口場長、友文さん
康衛さん、祐輔さん
品切れが続く大人気の康衛さん一白水成をいただきました。
セミナー中、ゆっくり食べられなかったので
ここでじっくり特製酒肴をいただきました(・ω<)
飲み物はセミナーで紹介した「秋田酒こまち」の純米酒5種!
SPARKLING YAMAMOTO
飛良泉 純米大吟醸 1801
まんさくの花 吟丸
やまとしずく純米酒
白麹もと 亜麻猫
ぜ〜んぶ秋田酒こまち❤フルコース 田口場長セレクトありがとうございました!
その後、とある店で技術委員長の「ゆきの美人」小林さんがいる!というので祐輔さんと合流
今度はNEXT2★ 秋田市の名物蔵元
秋田の今のお酒は面白く、目が離せません。気候風土を生かした地の酒米があり、 それを武器に面白いことを考える人がいてオモシロイ酒が生まれる!そう思うのであります(^^ゞ
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●秋田県酒造協同組合のHPで紹介あり
・・・→ 『秋田のお酒講座』
●天洋酒店の浅野貞博さんもblogでUP
・・・→「秋田のお酒講座」
筏の大杉
December 9, 2012杉がおいしい酒を育む。
それを学びに行った今回の秋田杉を巡る旅。
アップしたいことは山ほどありますが、中でも神々しさを感じた「筏の大杉」を先にUP!杜氏の里で名高い山内村、比叡山神社にあるそれは見事な大杉さまです。樹齢は1000年とも1200年とも言われています。
雪の中の訪問でした。この山内杜氏の里に大杉さまがあることを意味深く感じました。
麹室も麹蓋も秋田杉が要です!
撮影 RICOH GXR A16 24mm-85mm
まるごともりのくらの会2
December 4, 2012まるごともりのくらの会つづき。杜の蔵・日本酒杜氏の末永さん、焼酎杜氏の樺山さん。東京でお会いするのは新鮮!着物姿は日本酒サロン主宰の鵜飼仁美さん。
社長の森永一弘さん。杜の蔵はALL純米蔵です。日本酒と焼酎を製造。おもしろい焼酎も醸造しています↓
blog●杜の蔵さなぼり焼酎
そして、日本酒杜氏の末永さんは三代続く杜氏。しかも全員杜の蔵!お父上が23BYで引退され、その後を継いだばかり。パパ杜氏が最後に醸造したお酒がこちら↓ 蔵元いわく”造りたいお酒を造ってもらった”そうですが、それは美酒でした!
blog●末永利幸杜氏、最後の1本
↓会で登場のお酒を紹介
六本木農園の料理は野菜中心
「ウエルカムベジタブル麹を使ったバーニャカウダ」「ホクホクじゃがいも酒粕バター焼き」「甘酒に酔わせた秋茄子田楽」などなど
メニューの黒板と溝口さん(暗くてよく見えません〜)
いろいろな温度帯、そして器が用意
料理全種類に杜の蔵の酒粕や酒、甘酒、麹が使われていました。
高いところから会をパチリ
それを下からパチリしてもらった図
最後は炊き込みごはんと粕汁
HOTなメニューがいっぱいで身も心も温まった会でした!
最後に、鵜飼さんに着物のことを教わりました。
着物はチャレンジしたいものの何かとハードルが高い…。いつも素敵に着物を着こなす鵜飼さん、今回の衿はなんとビーズ☆キラキラ。じつは、汚れもつきにくく実用的なのだとか。元CAだけに、簡単着付けがお得意「教えますよ〜(^^)」着物初心者さん集まれ〜で習いたいもんだと密かに計画中。
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