Archive for May, 2013
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May 30, 2013ひとつ前のつづき
山二園は社長の後藤さんが農大卒業後、始めたお茶屋。社長就任は25歳!後藤さんは卸しに出さず自分で販売を決意。
今で言う6次産業化を35年前に大決断! 当時、45歳(若い!)のお父さんとは毎日、喧々諤々だったそうです。(「小売するなら駐車場が必要だ!」と家の塀をいきなり全部壊したとも聞きました 熱いオトコです )
●お茶の流通
とはいえ、はじめたものの県内でも有名なお茶産地……ではまったくなく、超無名。静岡で名産地といわれる茶畑は
↑このような「山」地が多いのです。
「寒暖差と山霧を生む山の地形が、お茶に余韻のある豊かな香味を育みます」と「ふじのくに山のお茶」より
↑こちらは豊好園・片平豊さんの茶畑。標高600mの山の標高250m地点。傾斜30度の急傾斜に植えられた茶樹。ここまで高いと霜が降りず、防霜ファンも不要。
片平さん詳細は→●blog 2013豊好園の出品茶を味わう会
対して山二園さんは
”おいしいお茶はできにくい”と言われてきた里の地。
他から聞きましたが「沼津のお茶はかさ茶(かさ増し用のお茶)」と言われた時代も 。それほど、静岡県内でも”山のお茶”はプレミアムなものが多いのです。
*静岡は優れた山の茶畑が多いものの、新幹線から見える茶畑のイメージが強いため、またマグロや清水の次郎長など海のイメージも手伝って「静岡って富士山以外の山あるの?」と思われがち。そんなこんなで「ふじのくに山のお茶100選」の認定が出来た!?のではないかと思われます(想像)
とにもかくにもマイナスからのスタートだった後藤さん。しかも周りは住宅街、面積にも限りがあります。「ならば一番いいお茶だけ作ろう!」と決意。環境を整え、山に負けない、山を超える最高の味を目指して努力。お茶は1番茶のみで2番茶は取らず。
とはいえ、志がどんなに高くても、品質がどんなに良くてもお客様にはわかりません。そこで信頼を得るため、外的な評価が必要とコンテストへ出品し実力を問うように。
●昭和58年度・平成8年度「皇室献上茶※」指定茶園
※皇室献上茶は静岡県が担当。数名の農家が選ばれその年度の指定茶園に。若葉を手もみ保存会の人達により手もみ茶として献上
●平成5年・平成16年 全国茶品評会 農林水産大臣賞受賞
●世界緑茶コンテスト最高金賞など、受賞歴多数
「今年の新茶はおいしくないとか、あっちの茶園の方がおいしい…。そうお客様に言われるたびに胸をドキドキさせてました。良いと思えることは試し、最上と思って栽培するお茶ですが、嗜好品でもあります。お茶の味を外部に評価してもらうことで技術が確かめられます。何しろ無名でしたから、客観的な評価をしてもらいたかったのです」
良かれと思い、つき進んだ道が、何気ないひとことで自信がゆらぐこともあったそうです。何か言われるたびに方向が変わってもよくない。そこで客観的な評価が必要だったと後藤さん。評価を受けることでマイナス面もプラス面もわかり、自信を取り戻せ、進むべき道への確信がもてたそうです。
自然仕立て、手つみによる品評会用の特上煎茶「雲乃関(くものせき)」を後藤さんに入れて頂きました「茶人ではなく、農家の入れ方ですよ(笑)」
お話をうかがいながら一同、上品なお茶の香りと味を楽しみました。
品評会用のお茶は独自の「環境コントロール型多機能ハウス施設」で栽培。かつ自然仕立て手摘み。一番茶しかとらず、つんだらすぐ枝を膝下までカット。「新茶をおいしくするために樹をしっかり休ませます」
↑水分、気温、地温など環境を細やかにコントロールする「環境コントロール型多機能ハウス施設」。開閉式ビニールハウス+暖房機+排水施設を完備しています。環境を常に最高の状態にし、土壌分析も定期的に。
地中に埋めた土管に注目!
これは「さえみどり」早生品種。手つみの時期は毎日55人の元❤女子たちが集まり、せっせと作業。現場を見ましたが、それは楽しそうでした。
皆さん、手つみを毎年楽しみにしているそうです。すなわち雇用創出です。
品評会用・特上煎茶「雲乃関」は淡い黄色みをおびた水色。品種はやぶきた。日本のお茶の大多数を占める優れた茶品種「やぶきた」は静岡県生まれ。藪の北にあった畑で出来たので「やぶきた」とか(「やぶみなみ」もあったそうです。笑 )
お茶が配られると室内の20人、シーーーン
味はまさに上品な出汁!
そして、今回特別にお茶をいれたあとの茶葉を食べさせてもらいました。味付けは鰹節とぽん酢です。爽やかでほろ苦く、上等なお茶は”優れた野菜”なのだとわかります。いいものは最初から最後まで美味しい!
地の土で、地の技で、地の人の力で作られる「おいしい食」の選択が地域を強く支えています。
ただの「おいしい」ではなく、環境、人、その土地の未来を含めたおいしいがある。
目の前のおいしい!笑顔に会える仕事は幸せだと思います。
山二園で修行したお弟子さんのお茶も取り扱っています。
●blog 20130411 山二園さん初訪問
●blog 20130421山二園さんお茶祭り
●山二園
〒410-0006 静岡県沼津市中沢田349−1
電話 055-922-2700
◎blogのつづきは↓
http://www.yohkoyama.com/archives/55284
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●静岡県で開催 「世界お茶まつり2013」
沼津発 おいしい感動をつくる仕事・山二園1
May 29, 201320130525「おいしい!感動をつくる仕事 沼津から考える日本のお茶とお酒」セミナーでは講演と全体コーディネートを担当
若くして起業を決意した2人の社長。地域の価値を最大化し、高評価を得ています。聞けば聞くほど、共通点が多いことにビックリ
左)山二園・後藤義博さん 右)高嶋酒造・高嶋一孝さん
日本茶と日本酒 茶園主と蔵元2人の意外な共通点とは!
●沼津出身 ●東京農大卒業 ●25歳で社長就任
●No.1&Only.1を目指す
●地元産原料で高品質、高い評価
●商品を卸しに出さない ●イケメン!?
カラリと静岡晴れした25日、沼津駅からバス40名を乗せて出発!まずは山二園さんへGO★
●20130411 山二園さん初訪問
車内で静岡県 経済産業部 農林業区茶業農産課の増井裕子さんから挨拶&スケジュール、茶業農産課長の白井満さんから静岡県のお茶&お酒事情等の説明。白井さんは日本茶インストラクターであり中国茶芸師、中国茶評員で裏千家(淡交会)の達人でも!
山二園では後藤社長と奥さん、息子さんが待機中。「まずは冷たいお茶をどうぞ」と「神明(しんめい)」という名の上級煎茶を、水出し茶でふるまってくれました。
「おいしい〜!」と感激の声があがり、お替り続出。それにしても冷却サーバーまであるとは。「これだとお茶が薄まらず冷たくできて便利です」と後藤さん。深蒸し煎茶なので色鮮やかな濃い風味、しかしながらいやな渋みとは無縁。汗がすーーっとひき、身体に爽やかな風が吹いたよう
2班に分かれ、茶工場見学とお茶の入れ方講座。右)お茶工程の説明中「浅蒸し、深蒸しで機械の角度を変えて調節します」と息子の後藤裕揮さん
山二園さんは社長の後藤さんが農大卒業後、始めたお茶農家&お茶屋。後藤さんは卸しに出さず自分で販売を決意。今で言う6次産業化を37年前に大決断! 当時まだ45歳だったお父さんとは毎日、喧々諤々だったそうです。(「小売するなら駐車場が必要だ!」と家の塀をいきなり全部壊したとも聞きました )
とはいえ、はじめたものの県内でも有名なお茶産地……ではまったくなく、超無名。静岡で名産地といわれる茶畑は
↑このような「山」地が多いのです。
つづく
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●静岡県で開催 世界お茶まつり2013
生ワサビが!沼津港あじ鮨
May 27, 201320130525 先日お知らせした沼津で「おいしい!感動をつくる仕事 沼津から考える日本のお茶とお酒」セミナー開催
昼食は港あじ鮨弁当!
静岡県茶業農産課の増井裕子さんが選んでくれたお弁当です。開けてビックリ。生のワサビが親指大で入ってました!
もちろん、おろし金付き。緑色の寿司はワサビの葉で包んであるという。
ワサビ大量! 静岡らしくていいな〜!
アジは3パターンで提案してありました。工夫してますね
地域のおいしいを集めた港あじ鮨に好感度大!
おかげで(笑)おいしく楽しい充実のセミナーとなりました!
増井さんは誉富士Tシャツ着用
新茶ラッシュの初夏!
May 25, 2013昨日は27℃まで気温が上昇。7月並の陽気でした。新しいグリーンの葉も増えて、朝の光と風が気持ちいい!
新茶も各地から到着。これは静岡の自然仕立て、手つみの茶葉の深蒸し茶です。色が濃く、浮遊物も多いのが特徴。なんともやわらかい葉です。
茶器をいろいろで飲み比べてみました。日本酒と日本茶は器も似ています。
このお茶は宇治茶の新茶、宇治出身の友達が送ってくれました。正確に量ってみようと計りを使ったら。5gはかなりあることが判明。小さじ2はゆうにあり、普段ケチっていたと反省。目分量は当てになりません。好きな紅茶のいれ方はマスターしているつもりですが、自然仕立て・手つみ・新茶それも普通蒸しと深蒸しではまるでことなり、おいしく飲むコツを学ばねばと痛感。
静岡の蔵元・高嶋酒造の高嶋家では急須に茶葉を入れ、まず少量の水を注ぎ茶葉を湿らすと聞きました。おばあちゃんがお茶屋さん出身でお茶のいれ方はうるさかったと。いろんないれ方があります。
上等のお茶を入れる時、1〜2人分が丁寧にいれられる実山さんの小さな急須が大活躍です。三重県・萬古焼の紫泥急須ですが、このサイズはバッチリ! いい買い物をしました。銀座の虎屋茶寮でもこの急須が使われていて、やっぱりというか、なるほどというか、そうでしょう〜と一人ほくそ笑んでしまいました(単純)
なのですが、深蒸し茶は、葉がやわらかく、急須の穴に茶葉がつまってスムーズに出なくなります。お茶の注意書きにも「メッシュタイプの急須で」とありました。茶葉ごとに急須も買えなくては……の巻。
●blog 萬古焼 紫泥の急須
トルコフードフェア2013料理
May 24, 2013というわけで、ロイヤルパーク汐留で開催中のトルコフードフェア2013料理を紹介。まずはデザート。杏の上にのった白いものはヨーグルトの湯葉=「カイマック」で「本国では蜂蜜と一緒にパンにのせてよく食べる」とやまけんさん。バターや生クリームよりあっさり、湯葉的口当たりのソフトヨーグルト。
いかにも甘そなサワーチェリーのデザート
イチジクのデザート。乾燥果物もよく食べるトルコ
すっぱい緑のフルーツ。右はかぼちゃを甘く煮たデザート
この他に「温かいセモリナのデザート」(クスクスを甘く煮た感じでモコモコしてました)。「トルコ風チキンのデザート」(チキン!??)。果物、野菜のみならずなんでも甘くしちゃう!多様性ありのトルコsweets❤
「世界3大美食!トルコフードフェア」
もちろん野菜もございます。冷製のメゼ
左)そら豆とトマト。右)ひよこ豆とほうれん草
左)チェリーとご飯のブドウの葉包。右)ひよこ豆のペースト「フムス」
「ナスのサラダ」
それにしても、料理名がシンプルすぎて、想像しづらいのが残念。もうちょっと説明があればいいのにな〜と思いますね。オリーブオイル、ニンニクや酸味もきいてパンにのせてもおいしいナスのサラダでした。
左)モロッコインゲンのオリーブオイル煮 右)オリーブの実サラダ。レモンの酸味は要です。
左)人参飾りがキュートな「タコのサラダ」。右)一瞬、ひき肉か!?と身構えた「トマトとキュウリのクルミサラダ」。サラダとありますが、スープっぽいピューレ状態で、シャバシャバ。食べるのにスプーン必須。ナッツを料理によく使うのもトルコ流。
左)レンズ豆のキョフテ 右)ナスの詰め物
「イワシの漬物」と書いてあった一品。漬物・・・イワシのマリネですかね。
やまけんさんを囲んで、左に松田美智子先生と右やまよ。
トルコのワインは土着品種が多し。白ワイン、こざっぱりしていました。
トルコのスタンダード飲料アイラン!! 雪印メグミルクから販売されているという。知りませんでした〜。まったく甘くない塩味のヨーグルトドリンクです。
食材の展示もあり。初めて見た「キャロブ糖蜜」
試食させてもらったらプルーンみたいなこっくり甘さ。なんでも、キャロブ=イナゴ豆を煮つめたもので、鉄分やカルシウム、ミネラル類も豊富に含むという。もちろん、砂糖不使用。マクロビオティック食の人が喜びそうな甘味料です。取扱いはハス日本商事さん。
阿佐ヶ谷イズミルのエリフさん。豊富を語る来日シェフ2人、イスマイル・アイさんとネジャット・チュハダルさん。
文化広報参事官アイシェギュル・アトマジャさんの乾杯。すると扉があいて!
突然ビックリ!音楽隊が入室し演奏開始
音楽の時間に習った「トルコ行進曲」を思い出すの巻。音楽隊の皆さん、誰もニコリともせず硬い顔で演奏は続く。
イスマイル・アイさん、ネジャット・チュハダルさん、アトマジャさん、エリフさん、音楽隊をバックに
料理名は素っ気ないと思いましたが、中には「気絶したお坊さん」と「王様のビーフ」なる料理もあったようです。どんなん!
左)スープは「ナスとレンズ豆のスープ」と「クリムアーモンドスープ」。アーモンド風味のスープは初めて。
デザートはしっかり甘いので、取る時は要注意。まずはどれも控えめに取り、ひと口食べてから…がおすすめ。野菜のスパイス、レモン使いはチェックです!
●「世界3大美食!トルコフードフェア」
やまけんblogで↓イベントと料理の詳細がUP!
http://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2013/05/post_1975.html
やまけんトルコ現地レポート
http://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/cat96/
トルコ料理文化は3つ。やまけんさんの講演
May 23, 2013ひとつ前のつづき。今、ロイヤルパーク汐留タワーでトルコ料理フェア開催中。
5月16日にプレイベントあり、やまけんさんの講演を拝聴(やまけんさんの許可得て紹介)
トルコ料理、世界三大料理といえども知りません・・・まったくその通りで
やまけんさんが阿佐ヶ谷・イズミルを紹介!
拝聴する席の横はお料理がズラリ!
そしてイズミルとイスタンブールへ。トルコには3つの料理文化があるという
お料理には日本でもおなじみ深〜いタコやイワシも
郷土料理、宮廷料理、そして日本ではほとんど知られていないガストロノミーがあるという。それもかなりレベルの高い。
イズミルでは庶民的料理を、オリーブ、ハーブ、野菜!
オリーブにトマト、レモンも必須
ロカンタでは、色鮮やか、カラフルな野菜朝食を
「オリーブオイルとスパイスの使い方が多様です」とやまけんさん、トルコでは1日9食くらい食べていたという
デザートはキーンと頭がいたくなるほどの甘さ!
トルコ、デザートの甘スイッチはスゴイ。果物、穀物、野菜なんでも甘いデザートに
ガストロノミー界のシェフたち
ふ〜〜〜〜〜ん。そうですか。
「衝撃のタルハナ」
タルハナとは、なんでもトルコには、各家庭で作るスープの素があるそうです。小麦粉にヨーグルトやスパイス、トマトなどを混ぜて発酵させて乾燥させ、それを粉末にするという。へ〜〜〜〜〜〜〜っ!知らなんだ。そりゃ便利!
今回のフェアではシェフ2名が来日
イスマイル・アイさんと、ネジャット・チュハダルさん
「世界3大美食!トルコフードフェア」
次のブログで、お料理紹介
●トルコ共和国
トルコのすごベジ!阿佐ヶ谷イズミル
May 22, 2013阿佐ヶ谷のトルコ料理の名店・イズミルへ!
トルコのこと、ほとんど知りませんでした。「ケバブ食べる国でしょ」くらいで(無知 )お肉が苦手な私には無縁な国だと思いこんでました〜。
この、やまけんblogを見るまでは!
↓↓↓ click ↓↓↓
「MERHABA Türkiye!! Part 1 トルコ料理は世界三大料理の一つであることを確認する旅! 二日目の朝、絶品朝ご飯によって食欲は最大に喚起され、大いに歓喜されたのである!」
めくるめくベジワールド!特に心を奪われたのは「トマトのペーストとクルミ、香辛料にオリーブオイルを合わせたもので、日本で言えば金山寺味噌みたいな感じか」と書かれたトマトペースト。こんなにも野菜料理のバリエーションがあるとは〜ビックリ。もしかすると世界一野菜メニューが多い朝食? 外食でこれだけ野菜が揃う国は珍しい
・・・というわけでトルコの野菜料理に興味津々。行くならやまけんさんの解説付きがイイ!そんな贅沢なリクエストがかない(笑)阿佐ヶ谷のイズミルへGO★ 20130423
メニューを開けば色鮮やかな料理が!
おいしそう!説明も詳しい、わかりやすい…と思ったら、やまけんさんが撮って、書いた!? どおりで〜
これがぜ〜んぶベジ!野菜だけのベジタリアンプレート。これらは「メゼ」と呼ばれる前菜 です。
フムス(ひよこ豆のペースト)、アジュル・エズメ(ミックス野菜のピリカラペースト)、パトルジャン・エズメ(焼きなすのペースト)、 ウスパナック・タラマ(ホウレン草とヨーグルトの和え物)、ハウチュ・タラマ(にんじんをヨーグルトと混ぜ、なめらかで爽やかな酸味のあえもの)などなど!
スパイスにヨーグルト、オリーブオイルを使うのが特徴。スパイスの中でも「スマック」は紫蘇の風味で爽やかです」とやまけんさん。「トルコはスパイス使いが奥ゆかしい。インドのような香り高い使い方と違う」なるほど〜。 隣でうなずく料理通信の鳥山祐加子さん
「それからね、トルコはパンもうまいんですよ〜。それは種類が多くてね」とやまけんさん。アクデニズ・サラタスはトマト、きゅうり、玉ねぎに塩味の濃いフェタチーズ入り。
チョルバ= スープです。野菜ベースでトルコ版おふくろの味。720種類もあるという。この日はレンズ豆。ひよこ豆でもよく作るそうです。ほっこりやさしい美味しさ〜 赤いのは辛くないパプリカ。皿にレモンのクシ切りが添えられ「絞ってください。酸味を加えるのがポイント」と。フードプロセッサーは使わないという。
エフェスピルスナーで喉を潤した後
トルコのワイン「チャンカヤ」を
こざっぱりとした白です。
塩味のヨーグルトドリンク「アイラン」も初体験! まったく甘くありません〜。お車で参加の松田美智子先生はアイラン通し。不思議と料理にあう。人間砂糖じゃなく、塩ですよ塩。
遅れてきた料理通信編集部の加納史子嬢に一人分のベジプレートが!あらためて楽しい。ちょっとちょうだい。
この後、他の皆さんはめくるめくお肉料理を堪能
最後のデザート。甘いです。しっかり甘い。トルコめりはり。左はトルコのパイ、右は伸びることで有名なトルコのアイスクリーム=ドンドゥルマです。全員甘いの得意でなく、5人でひと皿ずつ。
トルコのチャイ! 濃く入れたものを湯で割って出すのがトルコ流。出前用という器セットが楽しい!
いや〜食べましたっ!イズミル店主のエリフさんを囲んでパチッ
●詳しくは、やまけんブログを↓どうぞ〜
現地レポート満載です
http://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/cat96/
そして、今、ロイヤルパーク汐留タワーでトルコ料理フェアが開催中。5月16日にプレイベントがあり行って参りました!
「世界3大美食!トルコフードフェア」
やまけんblogで↓イベントと料理の詳細がUP!
http://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2013/05/post_1975.html
つづく
獺祭Store & 獺祭Bar23
May 21, 2013東京スクエアガーデンに獺祭・旭酒造 が初のストア&バーをオープン。バーの名前は精米歩合にちなんだ数字の獺祭Bar23!
床は織部焼、カウンターの材は桜井家にちなんで「桜」、ガラスの花器にはドウダンツツジが高く生けられ爽やか。 コンパクトながら素敵な空間です。
オープニング前夜のお披露目会。桜井博志社長は着物姿。
この着物、古代色でいうところの鶯色でしょうか。家紋部分が「獺祭」!
お料理は青柳の小山裕久さんプロデュース
酒肴と純米大吟醸をスタイリッシュに提案しています。
「日本酒を世界へ発信するには!」
その答えのひとつが、この形に。
今までなかった ”純米大吟醸がサラリと飲めて買えるバー”
獺祭Storeも併設。ここにしかないアイテムもあるそうです。
桜井博志社長と 一宏副社長。”その先”がますます楽しみな獺祭です。
お着物姿の社長を囲んで、葉石かおりさんと3ショット★
緑のグラデーションでまとめたお花をかおりさんとプレゼント。(右)旭酒造・東京担当の木下さん、ますます忙しくなりますね。
お祝いのお花です。真っ赤なアレンジはムスムスの佐藤俊博さん!
お祝いにかけつけた玉田泉さんや友田晶子さん(その場で手でちぎって使う越前和紙の名刺という)
佐藤さん、かねゑ越前屋の藤井さん、ラズウェル細木さん
虎ノ門VSV・マスモトの篠原義昌社長
(右)安倍晋三さんからの胡蝶蘭も
おすすめは3種類が同時に楽しめる”おためし三種” 2000円。「磨きその先へ」+「二割三分」+「三割九分」がセット。獺祭の醍醐味が味わえます。しかも昼前の11時から!
レポート TV TOKYO WBS [日本酒復権 狙うは世界]
以下をクリック↓
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/newsl/post_40638/?fb_action_ids=528978807148385&fb_action_types=og.likes&fb_source=aggregation&fb_aggregation_id=288381481237582
番組より〜東京・中央区の東京スクエアガーデンに、旭酒蔵の日本酒「獺祭」専門のバーがオープンします。獺祭はすべて純米大吟醸で、山口県の小さな酒蔵会社、 旭酒造で作られています。この旭酒蔵は4年前から、フランス最高峰のビジネス スクールからインターンシップを受け入れ、日本酒づくりを学ばせています〜
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●東京スクエアガーデン
獺祭Store&Bar23は京橋駅直結です!
マカイバリ紅茶のDJ1
May 20, 2013一日の始まりは紅茶でスタートです。ここ何年も変わらないのはマカイバリ紅茶。
季節に合わせてその時々のお茶をいただきますが、特に春の紅茶は他の季節にはない喜びが! 一年が始まった〜と思うのです。中でも2013年ファーストリリースのDJ1は特別感あり
パッケージの裏張りです↓
マカイバリ紅茶のパッケージやHPを読んで、常々残念に思うのは、日本茶の情報量の少なさです。手間暇かけた自然仕立てで手摘みしているお茶でさえ、パッケージに書いてあるのは「新茶」だけ…。
あぁ惜しい! 控えめすぎるのも困りモノです。製品の良さは”買う前に”伝えてほしい。私個人が良さを理解して購入しても、それを第三者に贈る時「新茶」だけでは伝わらないですから。他の新茶とどう違うのか、思いを書いてほしいもの。素晴らしい技術は声を大にしてくださいね、生産者の皆様。日本酒も同じように感じています。
さて、マカイバリ紅茶、毎回パッケージを開封するのが楽しみなのです。鼻をグイっとつっこんで嗅いでしまいます(笑)
マスカットのような清々しい香りに緑茶に近い青いフレッシュさもあり、紅茶界のシャンパン!
香り高い夏摘みのセカンドフラッシュや、落ち着いた味わいの秋摘みも、ハーブティのような冬摘み(クリスタルフラッシュ)もそれぞれに違う味わいがあります。
季節の紅茶を飲むことが身体に一番しっくりきます。飲んだあと身体がどうなるかが食品の重要なことだと思っています。茶園主のラジャさんは陰陽五行を紅茶にも適用し、一日の中でも飲み変えていると聞きました。
ポットの中で葉っぱがもとの形のように開きます。
茶こしを使わないと最後はこんな感じ。その葉っぱも愛おしい(笑)
普段の日はスタンダードクラスのクラシックを飲んでいます。
なぜ、マカイバリの紅茶を飲むようになったのかは以下のブログに詳しく↓
●2009blog マカイバリ茶園の紅茶 その1
●2009blog マカイバリ茶園の紅茶 その2
驚かせたいなら夏茶を、一般的に紅茶好きという人には秋茶をプレゼントしています。出張にはティーバック(→このブレンドは凄いです★日本の茶園ではとんでも無い存在のウンカですが、マカイバリではありがたい存在)を持参。フェアトレード品はクラスは違いますが安価で便利です(^^)
おいしい!感動をつくる仕事 沼津から考える日本のお茶とお酒
May 18, 2013新酒ラッシュのあとは、新茶の季節です!
「日本」という名を冠につけたお茶とお酒。今、注目の静岡県・沼津から発信する会が5月25日に開催
「おいしい!感動をつくる仕事 沼津から考える日本のお茶とお酒」セミナー!
会では、お茶の山二園・後藤社長と高嶋酒造の高嶋社長が手取り足取り(笑)この二人の共通点は農大卒業後、25歳で社長になったこと。おいしい感動を地元で。おいしいで起業です。
今回はなんといっても、その黄金★2アイテムを、それぞれ3~4種類ずつ×それぞれのマリアージュをALL沼津産で楽しむこと。
「お茶」とひとくちにいってもひとつじゃない、「お酒」といってもひとつじゃないことをじっくり味わい学んでもらえたらと思います。
◯当日の内容を少々
山二園のお茶、それぞれのクラスに合わせ、後藤社長おすすめの清光堂のお菓子を、上生、焼団子、あられ、菊芋の味噌漬けや水掛菜の漬物などで味わいを確かめます。
高嶋酒造のお酒にも、それぞれのクラスの純米酒を、マスクメロン、わさび漬け、釜揚げしらすやアジの干物などで合わせます。
楽しみですよ!\(^o^)/ 自分が一番(笑)
今回は静岡県庁の増井女史のキモ入りの勉強会! 特に20歳以上のまだおいしいお茶とお酒に、人生で出会っていない学生さんに!いらしてほしいと思います。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-350/ocha-sake.html