Archive for August, 2013
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August 30, 2013それは8月11日に贈られたギフト。包装紙がスタイリッシュであまりに綺麗だったので、開けずにしばらくそのまま飾ってました。
とうとう、包装紙を開けたら、ビックリ!桐の箱が
書家は、MAAYA SHOさんだそうです。それで印がMとS!
http://calligrapher-maaya.com/
蓋を開けてみると、白い柔らかな布の巾着袋が2つ!
中から片口、もうひとつの巾着袋からぐいのみが!黒い紙にきっちり包まれて出てきました
オブジェのようです。黒い紙をとったら!
な、な、な〜〜んとカエルさんの絵入り!
底にも! このカエルさんは!
片口には「HAPPY」の文字
いや〜驚きました。このカエルさんの絵と文字は、私がサインする時に添えるものです。いつのまにやら博樹さんが、それをデータで木村硝子店の祐太郎さんに送っていたのでした。ビックリ。
稚拙な絵ですが、入れ方が決まっているので、なかなか見応えが〜(笑)
世界にひとつのグラス
そこで、記念すべき一杯目は何を注ごうかと冷蔵庫を開けたら
「不思議純米酒 天蛙」。これしかないでしょ〜〜〜
前年度より発泡度合いを高めたというだけあって、元気なシュワシュワ酒です。
何度も栓を開けたり閉めたりして、丁寧に開栓しました。
わははは、わーーーい
底のカエルちゃん。極薄ガラスなのに、サンドブラストで深堀りされて、絵柄がくっきり
飲むたびにニンマリ〜
それぞれに楽しい❤ ❤
片口には「HAPPY」の文字。ちょうど文字下が1合だそうです。
HAPPYカエル勢ぞろいの図
ベースは、木村硝子店のカルタシリーズ。上質な日本酒が、きれいに味わえる小ぶりのグラス。巾着袋に包んで箱に入れて、持ち歩けるようにしてくれたそうです。ありがとうございました!
http://www.kimuraglass.co.jp/zizi/products/6804
http://www.kimuraglass.co.jp/zizi/products/6805
通常のものには、カエルとHAPPYはついておりません(笑)
↑この酔うという字だそうです。いろいろな意味があるのですね。
ファームガーデン田中の無農薬ブルーベリーを「ゆきの美人・雄町」に入れてみました。カエルの卵ふう〜
不思議純米酒・天蛙
August 29, 2013なんっつっても、「不思議純米酒」ですからね!
そのお酒、その名も
・・・天蛙!
アマガエル ケロケロ
表ラベルはシンプルな青い天蛙ちゃんのみですが、
↓ 裏ラベルでは蔵元・佐藤祐輔さん饒舌!
なのだ、そうですよ
アルコール度数9度!!!
社外秘!??
いつ開栓するか、迷っていたら!
開けるしかないでしょ〜♪ なグラス到着★
つづく
冷え解消の生姜ニンニクだれ
August 28, 2013だれといっても誰じゃなくて「たれ」、ソースorドレッシングです。
先日、冷房がきいた店に長時間いたところ足元から冷え冷えに。
まずいこのままでは風邪をひく(T_T)…
そういう時は、生姜たっぷり鍋か、みそ味の濃い〜鍋を作りますが、そこまで重症ではなく、お酒も飲みたい!というわけで、生姜&ニンニクで体の中から温めようと。
そこで作ったのが生姜ニンニク・パワフルだれです。
●材料と作り方
ネギは小口切り、生姜(皮ごと)とニンニクはおろす。そこに、醤油2、ごま油1、酢1(くらいの割合)+塩少々を混ぜるだけ。これがおいしい〜、魚にも野菜にも豆腐にも、何でもあいます〜。ガツンでパンチ味。ただし調味料は本物に限る。*欠点は、全部同じ味になること(爆)
何でもてんこ盛り〜。イワシに野菜に、かけまくり〜(あわてて焼くので、イワシの尾は取れまくり)
1人分、取り分けたの図。焼きピーマン、もやし豆苗も、グッとパンチ味に★
豆腐にも〜。豆腐は体を冷やすので、日本酒を注いで温め炒めしてから、パワフルだれをたっぷりと。
そんな体が冷えた夜はアツアツアチチ純米燗酒! 静岡は杉錦さんの誉富士・山廃仕込みをチョイス。開栓して時間がたっても悪くならない辛口のお酒です。
●2010blog 杉錦醸造元・杉井酒造さん
もう、お腹の中からアツアツじわじわ。食べて飲んで、一晩寝たら、翌朝スッキリ大復活!
単純な体です(笑)
夏のにごり酒☆
August 27, 2013アツアツアチチな暑い夜には、冷えた発泡にごり酒もおいしい。
青い柑橘を半分にカット。
ぎゅ〜っと絞って加えて飲むと甘さやわらぎ、青いフレッシュな香りと酸味がプラス!で爽やか〜。度数もちょっぴり下がって一段と飲みやすくなります。
柑橘はカボス、ヘベスが、果汁が多くてお気に入り! お試しを〜。
夏がく〜ると思い出す〜♪
「きもとのどぶ」を醸す奈良県・久保本家の加藤杜氏に、「夏は梅酒を少し加えると飲みやすくなる」と教わりました。試してみたら、ほどよい酸味が加わって、まさに!
●2012きもとのどぶスペシャル飲み方を加藤杜氏に教えてもらう
↑この時、お燗酒が間に合わず、どうしようと思った時、「炭酸瓶がいい」と杜氏。
「炭酸の瓶は厚くて丈夫。だからお燗にも向く」と教わりました。徳利のない方、炭酸瓶でもお試しください。
白い液体が入った炭酸瓶、お風呂に入るの図、壮観です(笑)
さて、この「きものとのどぶ」。お酒を飲み続けた後半戦で、この燗酒が出てくると、今までなんだったの〜?というくらい皆さんの飲みが早く、猛スピードで空になります。
いったいどういうこと〜?! 「きもとのどぶ」は雰囲気が”お酒界の米ポタージュ”。温かく(というよりアチチくらいで)飲んでおいしく、 繊維質たっぷり! 生姜味を加えてももグー。冷え性さんにおすすめのお酒。
管理がラクちん。冷蔵保存の必要がなく、劣化しにくい。つくりがしっかりしたお酒は扱いが簡単。
●blog 2008奈良 生酛のどぶ!久保本家酒造
生酛づくりとは市販の乳酸を添加せず、自然界にいる乳酸菌がつくる乳酸だけで仕込む、昔ながらのお酒のつくり方。世の中の99%以上のお酒は速醸酛づくりと呼ばれ、市販の乳酸を使用。乳酸菌が乳酸をつくるまでの時間と手間を省くためです。お米をするという重要な工程があります。それを「もとすり」といいます。
この「きもとのどぶ」アルコール度数は15度。
日本酒でやたらと度数が高い「原酒」がありますが、ワイン並みのアルコール度数の方が身体になじんでおいしく、長〜く楽しめます。割り水してもおいしいお酒が一番!
各蔵の皆さん、特に「生原酒」は何かと辛いですから。
Plain People●ROBE PHOTOGRAPHIQUE
August 26, 2013青山のPlain Peopleにて、畑口和功さんの写真展ROBE PHOTOGRAPHIQUEが始まりました。
いつの時代にも大切にされたであろう道具、美しいと思うモノ、愛おしいと感じるモノを10枚のドレスに焼き付けた写真展”ROBE PHOTOGRAPHIQUE”です。
光の記述:Photo-Graphy というアートを身にまとう行為:Art on Meを楽しんで頂けましたら幸いです。
畑口和功さんの写真、トートバッグにもプリントされ
そして、ドレスにプリントされ。身にまとう高山泰子さんです。タペストリーのように平面なのに、 着るとエレガントなシルエットに(驚)。柄はアーティチョーク!
右はデザイナーのジャンさん。写真がプリントされたフリーサイズのドレスは、生地がとってもしなやか。たたむと風呂敷のようにぺっちゃんこ。コンパクトゆえ旅行にも最適とか。シンプルな形ながら、優雅なシルエットを出せるのはさすがです!
バックは黒。肩の布が前に持ってこれるようにもなっていて、なるほどな工夫も満点!(右)ジャンさんの相棒・デザイナーの松田淑恵さん。着こなしのアドバイスをいただきました❤ 胸の大きさと柄の関係性など(笑)
店内には
畑口勇人さんのワイナーアートも!
You are what you eat
初日の金曜日は、レセプションがありました。
Pure cafeのベジつまみ
写真に合わせたモノトーン仕立てです。
山梨のワインも登場。
●Plain Peopleでは来月から「山梨マルシェ」を開催。六本木店では8/31~9/8、青山店では9/6〜9/12。Plain Peopleセレクトの食品&雑貨が一同に集まるそうです。
身にまとう写真の面白さを教えていただきました。
(上写真)左より・ワタクシ、ジャンさん、オリーブランドの茅野さんご夫妻、畑口勇人さん
Plain People●ROBE PHOTOGRAPHIQUE
8月23日(金)~9月1日(日)
http://www.one-be-one.com/
畑口さんとやまよアーティチョーク
●event 若手の夜明け2013
August 23, 20139月1日は、知ってる人はとっくに知ってる!? 元気な酒のつくり手が集う「若手の夜明け」
毎回、タイトルが大げさ。今回は特に
「祝 日本酒 世界文化遺産登録か?
第12回 いざ!日本酒新時代!!若手の夜明け2013」
・・・ときたもんだ。
毎回よく思いつくねえ…と。とはいえ、すでに12回というから大したもんです。
大人気の会ゆえ、とっくに売り切れ〜と思ったら、今回は大風呂敷広げての大会場ゆえ、まだチケットあるようです。諦めないでも大丈夫!?
・チケットは、ファミリーマート内・Famiポートまたは イープラスから
http://eplus.jp/sys/T1U14P0010163P0108P002104245P0050001P006001P0030001
【開催日時】9月1日(日曜日)3部制
第一部[試飲会]12:30~14:00 前売り1500円、当日3000円
第二部[試飲会]15:00~16:30 前売り1500円、当日3000円
第三部[蔵元との交流会]17:30~19:30 前売り2800円(前売りのみ)
【会場】ベルサール原宿 東京都渋谷区神宮前2-34-17 住友不動産原宿ビル1F
●参加蔵元
青森 陸奥八仙 駒井秀介
宮城 日輪田 佐藤曜平
宮城 山和 伊藤大祐
秋田 一白水成 渡邉康衛
山形 楯野川 佐藤淳平
山形 くどき上手 今井俊典
福島 寫樂 宮森義弘
福島 磐城壽 鈴木大介
福島 天明 鈴木孝市
福島 一歩己 矢内賢征
福島 山の井 渡部景大
福島 廣戸川 松崎祐行
栃木 仙禽 薄井一樹
栃木 若駒 柏瀬幸裕
群馬 流輝 松原広幸
群馬 町田酒造 町田晶也
群馬 浅間山 櫻井武
神奈川 相模灘 久保田晃
山梨 青煌 清水紘一郎
富山 羽根屋 羽根千鶴子
石川 竹葉 数馬嘉一郎
長野 澤の花 伴野貴之
長野 九郎右衛門 湯川尚子
静岡 白隠正宗 高嶋一孝
滋賀 七本槍 冨田泰伸
滋賀 笑四季 竹島充修
兵庫 播州一献 壷阪雄一
和歌山 紀土 山本典正
島根 出雲富士 今岡稔晶
愛媛 石鎚 越智稔
愛媛 城川郷 中城文吾
高知 久礼 西岡大介
福岡 若波 今村友香
佐賀 東鶴 野中保斉
大分 ちえびじん 中野淳之
大分 豊潤 小松潤平
●会を追うごとに増殖する参加メンバーであった。
1部だけの参加ではとてもまわりきれません〜〜っ
●blog 若手の夜明け2012秋1
●blog 若手の夜明け2012秋2
●blog 若手の夜明け2010
●blog 若手の夜明け〜次世代の日本酒を醸せ!〜2008
↑ 2008年!みんな若い!
20130728厳選23蔵の会!
August 22, 2013ひとつ前のブログに関連して、思い出しブログ!
きれいな酒質の秋田醸造 「ゆきの美人」社長で杜氏の小林忠彦さん。同い年です!
「山本」を醸す山本合名 「白瀑」 山本友文さん。面白さトビキリのラインナップ!
左が美郷錦、真ん中が夏の風物詩!?となった「ブルーハワイ」、右のオレンジラベルは「山もと山廃仕込み」という
そして「美郷町」の蔵、「春霞」さん〜
栗林酒造店 「春霞」 栗林直章さん、そして「試験かんすけ(携帯用お燗器)」発明者の佐藤晃一さん
「試験かんすけ」は↑ポットの真ん中に試験官が埋まっており、一杯分が上手く燗つけられるNICEなポット。開発して7年と佐藤さん「イベント会場では好き勝手に燗をつけており、失敗もあリますが、新しい発見もあり、 日本酒の懐の深さに感心することも少なくありません」
・
厳選された23蔵の会、今人気の若い酒蔵さんが大集合! はせがわ酒店・長谷川社長の声がけだそうです。
めくるめく酒蔵が集まり、お料理も出るというのに、会費安し!
福禄寿酒造 「一白水成」 を醸す渡邉康衛さん!
NEXT5は9月28日に佐賀県の蔵元たちとコラボイベントをするという↓
◎SAKE GARDEN TOKYO 2013
新政酒造 「新政」 の杜氏さんです〜! 大変実験好きな社長さんで苦労が多いと思われます(笑)
会場でも大人気の「6」
以上、NEXT5でした!
そして広島の魂志会〜
八反草の酒を醸す唯一の蔵・今田酒造本店「富久長」 今田美穂さん(同い年)と妹さん♡シスターで立つ!
2012年、広島対秋田でこんな会もありました↓
●魂志会とNEXT5+1の日本酒の夜
その報告ブログ→● 広島の魂志会と秋田のNEXT5
きれいな酒質の相原酒造 「雨後の月」相原準一郎さんとファンの女子❤
美和桜酒造 「美和桜」 坂田賀昭さん。サカタのアニキ☆
天宝一 「天宝一」 村上康久さんです〜✿
金光酒造 「賀茂金秀」 金光秀起さんこと、カモのキンちゃん!
そして、ピース!
宮城のプリンス(独身)
萩の鶴、日輪田を醸す萩野酒造の佐藤曜平さんです!
そして、青森から参加
鳩正宗、八甲田を醸す鳩正宗さん。社長の稲本修明さんと、杜氏の佐藤企(たくみ)さん!久々にお会いできて嬉しかったです [...]
秋田産「美郷錦」ウチ飲み!
August 21, 2013お酒は「春霞 美郷錦100%・純米吟醸 緑ラベル」
酒蔵がある町名も”美郷”町です。
●蔵訪問blog
http://www.yohkoyama.com/archives/52632
開栓初日、酒質の良さは感じるものの、若干かためな印象でした。
「誠実」という言葉が浮かびました! まさに蔵元杜氏の栗林直章さんそのもののような味わい。
ところが開栓して2日目になったら、
初日のカタさがふんわりと開いて、品のいい甘みと爽やかな酸味、まろやかさがUP! ジューシィ感も出てきました。味幅が広がったのです。
いいお酒は、この変化がたまりません〜
初日は美山錦優勢、2日目は山田錦優勢?
なんてこと、思っちゃいました~。
秋田産の美郷錦で、秋田の実力蔵が造る美郷錦の純米酒は美味しいです。
いいお酒は、1日で飲んでしまったらモッタイナイ★
それを実感するお酒でした。
同じ酒米で飲み比べ! 天洋酒店の浅野貞博さんが「美郷錦」でセットを組んでくれたのです。こうして飲み比べると、初めて意識できます。普段は、「おいしい〜」で終わってしまうので(コラ)
秋田市の秋田醸造・ゆきの美人「純米吟醸 美郷錦」
清涼感ある香りはミントのような爽やかさ。微かにヨーグルトのような風味。きれいで複雑な層。 後味にちょっぴり苦さもあり。
決して押し出すことなく、印象はおとなしいものの、味の輪郭はしっかり! 硬質もしくは静謐なイメージです。
清涼感と品のいい甘さ、そしてきめ細やかさは、やっぱり「ゆきの美人」。酵素剤を入れたり、炭濾過も一切せず。それが不要の丁寧な造り。蔵の清潔さが味に出ています。
そして、もう1本の美郷錦は
グリーン山本
八森の 『山本 純米吟醸 美郷錦』
押し出しがよく、シャープな瓜系の香り。 キリッとした爽快な飲み口、 酸がきいて、全体の味を引き締めています。 お米の味と甘さのバランスがとれ、雑味も少なくクリア。 後味の酸味はやや太く、 やはり少し苦みあり。
緻密な小林忠彦さんの「ゆきの美人」に比べると、山本友文さんらしさ満点!いわばカジュアルで軽快
開栓2日めはジューシー感がさらにプラス☆
●備忘録
美郷錦は、美山錦ほど硬質な味ではないけれど、ライト。
美郷錦のイメージ主体は綺麗さ!
美山錦の狭い味幅かと思うと、バランス良い膨らみが隠れているよう。山田錦に比べるとずっと淡い味、でもやはり、母親が山田錦と思わせるスレンダーな酒米。あと口にやや苦み。2日目が面白い!
秋田生まれの酒米・美郷錦。秋田の実力蔵が造る美郷錦純米酒は美味しい!
今、朝日カルチャーセンターで県の酒米を1つ選び、その土地のつまみと一緒に探求する講座を開催しています。飲み比べると傾向がよくみえ、土地への興味もわいてくるのです。酒米は環境条件が必須。地域オリジナルの酒米は面白いです。
美郷錦、ワイングラスもいいけれど、切り立った極薄グラスで飲むのもピッタリ。
それにしても、NEXT5 皆さんのお酒が、どれもある範囲内におさまってきたような感じをうけます。
・
◯0820 おつまみ
北海道の天然帆立貝のグリル☆ 焼いただけでドリップがじゅわ~と溢れました。調味料まったく不要で、いい塩梅&甘み豊か、プリプリ。天然は違います!
そして
佐賀県産の天然芝海老。粉をまぶしてオリーブオイルで炒め揚げ。茹でたポテト(境港の父畑産)も一緒に。黒胡椒と塩をその場でゴリゴリ挽いて。殻ごと丸ごと、甘くておいしい!
素材がいいとドカンタンで美味
お酒もよくて、自分で作るから嫌いなものが出てこない(笑)しかも安い。移動がない。だから、ウチ飲みが大好きです
この他、境港・父畑のピーマンを焼いたものと、焼き茄子の生姜醤油など
日置桜の水源地・布勢の清水
August 20, 201320130813 日置桜醸造元 山根酒造場さんの水源地へ
鳥取県指定「因伯の名水 布勢の清水」。布勢平神社境内の巨岩の下から湧き出ているという。
水系は大山ではなく、あちらの鷲峰山からという。山根酒造場社長・山根正紀さんに指さしていただきました。
同じ鳥取でも、私の生まれ故郷・境港は日本海に面した漁港。こちら気高町は、山あいの里。鳥取県でも雰囲気がまるで異なります。
鳥取県鳥取市気高殿・県自然環境保全地域で、近くにはゴルフ場、工場がありません。未来永劫、できません、建ちません。素晴らしい住民パワーです。
透明感すばらしく、ひんやり、清涼なる水。
環境省選定の「布勢の清水」平成の名水百選に選ばれています。
神社には、タブノキ、コナラ、ヤブツバキ等の広葉樹林がいっぱい。広葉樹を通り抜けてくる風は、なんとも涼やか。
ご近所さんはこちらの水源を利用。 なんと、流しっぱなしで使用しているという
水が流しっぱなしなのは、塩素を加えていないため、ため水ではいたむおそれがあるから…とのことです。
野菜が気持ちよさそうに冷やされてました。
どちらのお宅の前にも、蛇口があり
流しっぱなし。
真の贅沢とはこのことか…という感じです。
そんな水で育てられた米、仕込まれた酒
日置桜さんの純米酒カップ酒。杉山信一郎さんが育てた玉栄を使用。こざっぱりとして飲み飽きしないいいお酒です。しかも市販価格315円と安い〜。
杉山さんらが立ちあげた一向平(いっこうがなる)森林保全協会で、力を注いでつくった施設、一向平キャンプ場内「一向庵」では
この玉栄純米酒が320円で飲めるという。って、どこまで人がいいの!?みなさん
お蕎麦は十割蕎麦!もちろん地元産、打つのも地元さん
野菜も自家栽培のものを料理
杉山さんです!
●日置桜醸造元 山根酒造場
http://www.hiokizakura.jp/
● 環境省選定の「布勢の清水」平成の名水百選
https://www.city.tottori.lg.jp/www/contents/1213599846860/index.html
●布勢の清水
http://www2.tottori-guide.jp/tourism/tour/view/493
●鷲峰山
http://www.yamakei-online.com/yamanavi/yama.php?yama_id=18347
撮影 RICOH GXR A16 24mm-85mm
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●山根さんに聞いた興味深い話。雄町米と強力米は大山で発見されたという!ブログでも↓
「私が注目したのは、鳥取県固有の酒米「強力」が発見された中山町(現在の大山町)と「雄町」を譲られた岸本町は共に伯耆大山山麓にあり、非常に近い位置関係にあることです。しかもこの2品種は互いに超長稈品種であり、ジャポニカ米でも希少とされる「線状心白」を持つ品種です。実際に純系分離された品種で線状心白を持つ米は、雄町と強力しか存在しません(山田錦等は交配によって人工的に品種改良されたもの)。
世界に2品種しかないものが、大山山麓で生まれている事実を鑑みた時、全くの偶然とは考え難く、伯耆大山には種の起源に何らかの作用が働いていると考えるのは自然ではないでしょうか。何とも神秘 的な話ではありますが、それらに関しての研究報告はなく、あくまでも個人的な推測でしかありません(続く)」
↑click
強力の田んぼ〜境港より
August 16, 20138月11日から移動開始し、あっという間にお盆も終了。今年は強烈にお暑うござんす。
今回は大阪の「さかふね」さん・白隠正宗の高嶋一孝さん経由で、鳥取へアクアくんでGO
↑その前日、皆様ありがとうございました〜!
そして、鳥取市では、谷本酒店さん、「じゅじゅあん」さん・日置桜の山根正紀さん、酒米・強力の生産者・杉山さんにお会いしました。日置桜のそれは清らかな水源地と、杉山さんの田圃(山田錦、玉栄、強力)を見せてもらいました!
強力はその名の通り、力強く、そして一部、出穂が始まりました!
この強力のことは8月31日開催の「わかとりバル」でご報告します(^^) ふるってご参加くださいませ
https://www.facebook.com/events/520518824685960/
境港では父の草ぼうぼう畑で野菜の収穫、草取りなど汗だくの夏。
19日からブログ再開します!