Archive for November, 2015
Next Entries »「カンパイ!あきた」酒庵 田なかで
November 15, 201511月11日(水曜)ランチは田中康弘さん店主の「酒庵 田なか」さんへ。
夢のようなランチタイムを過ごしました
秋田県産の大豆「リュウホウ」を贅沢に使った自家製豆腐
大豆の甘みとコクが素晴らしい!お塩でいただきました。
手作りは違います★
気がきいたお皿が次々。飲みたくなるような一品揃い。
日本酒も県内、県外勢揃いしています。
↑焼きしめ鯖
今回、店主の田中さんが選んでくれたのは、天の戸さんの純米酒!
お燗にすると、まろやか〜で、気取らない日常酒。
とはいえ、お昼なのでほんのちょこっとだけいただきました。
天ぷらはメゴチと椎茸。もちろん秋田県産です。
干柿とイチジクのワイン煮。ほんのりした甘みにほっこり。
締めに温かいお蕎麦を頂戴しました。
今、「秋田の酒で乾杯コース」を予約すると、川連漆器や樺細工が加工された秋田生まれの酒器プレゼントがあります(なくなり次第終了)
詳しくはこちら→ http://akita-sake-kanpai.com/
この酒器から選べるのです!
http://akita-sake-kanpai.com/about
”カンパイ!あきた”について↓
webより「このフェアは、秋田県酒造組合が新たに創設した「美酒王国・秋田」清酒マイスター制度により、認定されたマイスターがいるお店で開催されます。秋田県内の飲食店および宿泊施設で、対象メニューをご注文(あるいは対象プランをご利用)することで、秋田の伝統工芸品などの酒器がもらえるという内容です。開催期間は10月1日〜12月31日(店舗によって異なります)。詳しくは、公式webサイト http://akita-sake-kanpai.com/ を」
プレゼントの酒器について
◎秋田県酒造組合オリジナルグラス
◎伝統工芸品「川連漆器」(湯沢市川連)
◎伝統工芸品「桜皮細工」(仙北市角館町)
◎伝統工芸品「白岩焼」(仙北市角館町)
●参加店舗一覧
という酒器プレゼントありの、めくるめく田中さんワールドでした!
合わせたいお酒がいっぱいありました〜〜(^.^) 次回は夜に!
東京ではあまり見かけない天の戸さんのスタンダード酒。
もちろん、秋田県産米のみで醸造しています。
秋田県酒造組合のオリジナルグラス
https://www.facebook.com/kanpaiakita/
ありがとうございました! 「酒庵 田なか」店主の田中康弘さんと。
http://shuan-tanaka.net/
秋田県秋田市泉中央2-6-14 JR秋田駅より車で10分
電話番号 018-864-3220
営業時間 11:30~13:30(ランチ要予約)
17:00~23:00(日・祝 17:00~22:30)
※月曜日は夜のみ営業 定休日 不定休
静岡・伊東の魚と誉富士純米ツアー2014
November 13, 2015photo by ai tokioka
思い出しブログ。facebookに言われて気が付きました。静岡県経済産業部農林業局 茶業農産課 水田農業班の平形裕子さんと静岡JF・川口照恵さんの熱い思いで企画がスタートした、1年前の「魚&酒」のモニターツアー。
あれからもう1年!?あっと言う間の365日。
打ち合わせ中→ http://www.yohkoyama.com/archives/68854
会場となったいとう漁協さん、そして静岡県酒造組合さん、JA伊豆の国さん、みんなでタッグを組んで実現した「静岡・伊東の魚と誉富士純米ツアー」でした。
首都圏のお客様を伊東へお連れし、静岡の魚と酒を味わってもらい静岡ならではの個性ある美味しさを知ってもらう!
いとう漁協直営の漁師めしや波魚波 (はとば)
https://www.facebook.com/itohatoba
当日は、それは見事な魚介類が勢揃い。
いとう漁協スタッフの解説つき!
もちろん、お米(御殿場産コシヒカリ)、野菜、山葵(名人作のプレミアム山葵「いらか」)、醤油、〆のお茶もすべて静岡県産で!
上質の魚と県産米の酒を組み合わせることで、農業と漁業、発酵業が強く連携!イベントをきっかけに横のつながりも強固できます
わさびはすりたてが肝心ゆえ、県庁のオジサマたち有志が多数参加し「ワサビすりおろし隊」を結成。目に涙をためながらすりおろしていた光景は忘れられません。
「ウオイチBAR」と名付けた本物の「魚市場」会場は、臨場感満点でした。
↑ photo by tsugihiko takumi
大漁旗を飾って雰囲気を出し、JA&JFさんのお宝、椎茸やイカトンビ、サザエなど炭火焼きでじゅうじゅう焼きたてを提供。
会場はホテルや施設を考えがちですが、現場こそがオモシロイ!
漁師さんが船で現れ、とれたての金目鯛を持って登場し、即、刺身にも!
とれたて!
切りたて!
焼きたて!
注ぎたて!
神沢川酒造の望月正隆さん、富士錦酒造の清 信一さん、高嶋酒造の高嶋一孝さんにお越しいただき、特設ブースで「誉富士」純米酒の振る舞い!お酒は全部で6蔵を飲み比べました。
そして、いとう漁協直営の漁師めしや波魚波 (はとば)に戻り、いとう漁協オリジナルの魚料理、お燗酒もいただきました!
「誉富士」の学びの時間も!
燗酒が大人気!
こちらのブログに詳しく↓○blog「マイ日本酒探し」
http://syukoukai.cocolog-nifty.com/blog/2014/12/post-8e70.html
photo by tsugihiko takumi
静岡県さん、また企画してほしいです (^.^)
今度は、いち客として参加したい(と、切に願った一年前!)
○静岡新聞 http://www.at-s.com/news/article/local/east/17464.html
●いとう漁協
http://www.soitoshigyokyo.jf-net.ne.jp/
https://www.facebook.com/itogyokyo
●静岡県酒造組合
http://www.shizuoka-sake.jp/
●JA伊豆の国
ワサビ http://www.ja-izunokuni.or.jp/products/2_02wasabi.html
シイタケ http://www.ja-izunokuni.or.jp/products/2_03shitake.html
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〜「サカナとサケ」は境漁港生まれの私のテーマであります!〜
次回の朝日カルチャー「純米酒を識る」講座は
11月21日(土曜)
「漁港の酒蔵の純米酒」
石巻、焼津、沼津、境港、安芸津など…日本で有数の漁港に、銘酒あり!魚がうまいと酒もうまい!?を検証します。太平洋、日本海、瀬戸内海でどう違うのか。海が近いと仕込み水への影響は? とれる魚と肴、酒の関係を、全国から選りすぐりの8港の銘酒で楽しむ予定です。
https://www.asahiculture.jp/shinjuku/course/924c9ce4-15d3-dd4d-662b-55bc654a5f2a
チーズと日本酒!乳酸発酵がkeyword
November 13, 2015写真はHPより
チーズと日本酒について取材を受けました
http://www.meiji.co.jp/dairies/cheese/meijitokachi/ienomi/sake/
せっかくなので、チーズと日本酒の関連性をお伝し、日本酒を飲んでいない人たちに、醸造の奥深さを知ってもらいたい!
今、乳酸発酵を活かした酒造り「山廃」や「生もと」など、伝統的なお酒の造り方への原点回帰がおこっていることなども、お伝えしようと思いました
「人工的に作った乳酸を加えるのではなく、
自然な乳酸菌の生育を導く製法により、
複雑なニュアンス、奥行きある「酸」をもったお酒が
ぞくぞく誕生しています」
ワイン好きな人は、こういう↑言葉で、興味を持ってくれます。
もちろん「純米酒」で!
合言葉は「コメ・コメコージ」
取材スタッフ(8人くらい)は、日本酒を普段飲まない人達でした。
新政も当然、知りません。
ですが、新政のボトルを見たとたん、「え〜!」「へ〜〜!」「これ日本酒ですか?」と、全員の目がキラキラ★
「これいいね」(とスタッフ同士で話しあうの図)
飲む前に、期待させてしまうのが新政の魅力。
というわけで、能代の天洋酒店さんから取り寄せた新政を並べていたら(ここから選ぶつもりで)、その一同に並んだところを撮影し(他も撮影したものの)結局、その写真が紹介されました ↓
↑HPより
プリント瓶は濡らしてもOKなので、カメラマンは嬉しかったようです。
スペックも透過光で美しく撮影できますしね。
ラベルで期待させる!飲む前に選んでもらう!これ本当に重要です。
ボトルは、ワイン感覚でテーブルでサマになる四合瓶で。
「俺の酒は飲めばわかる」では難しいのであります。
また、新政は、全量が県産米の純米酒、今回テーマに選んだ「きもと」造りで、酵素剤など発酵補助剤は一切不使用という自然派志向。
蔵元名だけ覚えてもらえたらOK!(ひとつの蔵で種類がありすぎるのも、日本酒選びの難しいところ)
●記事はここから↓
http://www.meiji.co.jp/dairies/cheese/meijitokachi/ienomi/sake/
写真↑HPより
新政・佐藤祐輔さんブログ http://aramasa.info/
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●新政関連記事↓
グッドデザインな地酒〈新政〉の蔵を訪ねて | 行くぜ、東北。
http://casabrutus.com/food/13108
奈良・奥吉野の坂利製麺所
November 11, 2015以前から訪れてみたかった奥吉野にある坂利製麺所
坂利製麺所の皆さん、左端が常務の坂口利勝さん。 ↑写真HPより許可得て拝借
「おいしい」は誰がどこで、どんな思いで作るのかが何より重要と感じています。
坂利製麺所さんは、杉山をいくつも越えた奥吉野にあります。
この地を見守るように、樹齢1,000年をこえる見事な大杉が!
紅葉の樹々に囲まれた、美しい土地。
ここの手延べ葛そうめん、手延べ葛うどん、生姜麺が大好き!我が家の常備品です。
生地を包丁で切るのではなく、丁寧に、よって作る麺
茹でたときにツルツルと艶やかな食感が素晴らしいのです。
小麦粉は以前より、国産小麦を使用
工場内は床、壁、天井と山のヒノキ、杉材が使われており、足のあたりがやわらかで心地いい空間に。
もとは、林業。
山守さんの冬の収入源をと、お母さまの良子さんが、三輪素麺に修行に出たことからスタート。
地元の「葛」を麺に使えば、体にもよく、おいしくなると開発したそうです。
この夏の新製品は、火を使わない「そうめんで冷や汁」!水でもどるそうめん。停電でも食べられるとあって、もしもの時用に購入する人も多いそうです。
自然栽培の梅干で有名な王隠堂さん、そして日本酒「花巴」さんはご親戚です。
これは↑伊勢まだいを使った「鯛にゅうめん」。良子さんのアイディアは止まることがありません。
産地とのコラボや暮らしに便利な商品が続々登場!
地域内で完結する自然農、自然食品。
肥料はもちろん、燃料までも地域でまかなえることを目指して行動。
坂利製麺所さんの壁に貼ってあった言葉 ↑
おいしい+人の体に良い+環境を良くする+地域の雇用を促進する=みんなが幸せ
これからも、そんなすべてが幸せにつながる、日本の食を紹介していきます!
奈良・大和高原の健一自然農園へ
November 10, 201520151105(木)
奈良・大和高原にある健一自然農園へ
神野山(こうのやま・標高618.8m)山頂に位置する健一自然農園の在来種の茶畑。実生から育てた在来種で、刈ってからまる5年がたち、健一さんの姿が見えないくらいに丈が伸びています。健一さんに、一瞬ジャンプしてもらってパチリ☆
健一さんは、ここ大和高原で、農薬や化学肥料に頼らない自然栽培によるお茶づくりをしています。
その中でも、冬に手掛ける「薪火晩茶」は、幹を根元からバッサリと刈り、葉と枝に分け、薪火で焙煎。
冬の晩茶づくりは、通年雇用、里山再生にもつながっています。
薪火を使って、鉄の釜で時間をかけ、香ばしく煎りあげます。
使用する薪は、お茶畑と同じ山から切りだされた薪です。
お茶に使うエネルギー源も、同じ山だということです。
地元の山の薪を買うことで、環境を改善し、雇用をうみ、森の再生にもつながります。
煎り上げ途中の茶葉、水分が抜けてきました。
これが、香ばしく煎りあがった薪火晩茶の茶葉。
半年寝かせて、出荷前にもう一度煎って完成です。
飲めば体がポカポカ温まる、香ばしくて、体にやさしい冬の薪火晩茶。
枝ごと使う「一物全体」なマクロビオティック・ティーで、茶の木、丸ごとを活かします。
地域内で完結する自然農を目指し、肥料はもちろん、燃料までも、地域でまかなえるお茶づくりに励む、伊川健一さんの行動力、実行力。
心から応援したくなります!
おいしい+体にやさしい+里山の環境を改善+地域の雇用を促進=みんなが幸せ!
正しい食品のありようです。
「茶畑が荒れている限界集落はおまかせください!(笑)」と健一さん。
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原稿UPしたら、またしっかりご紹介します!
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●健一さんの薪火晩茶はオーサワジャパンで販売中。
●健一さんは、紅茶や生姜紅茶も手がけており、編集した本「紅茶手帖」でも紹介させてもらいました。
木戸泉といすみの食材を楽しむ会
November 9, 2015葉石かおりさんと行ってきました!
千葉県いすみの木戸泉&いすみの食材を楽しむイベント
photo by 金関亜紀さん
木戸泉さんは全量、高温山廃もとの酒造りです。
photo by 金関亜紀さん
独特の酸味が特徴。長期熟成酒afs(アフス)になると、強い酸味が濃く甘く、まるでカカオのようなコクある味わいに。鰻や中華、デザートにも抜群の相性。
酒蔵見学、セミナー終了後、待ってましたのお酒と食のマッチング。お料理には、いすみの自然の幸がたっぷりと使われていました。
熟成豆腐の味噌漬け
お料理担当は「蔵精」さん KURA showと読みます。
今が旬の「おおまさり落花生」は大粒で味が濃く、素晴らしかった!
(写真左)右から、キヨミさん、ごなごなキッチンクラブ・きくちあきこさん、蔵精・横山陽子さん。(写真中)右が木戸泉の庄司社長、(写真右)あきこさん手作りの絶品!柚子胡椒も登場
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翌日はキヨミさんの案内で、いすみtripへ。
いすみブランドの「器械根イセエビ」聞き慣れない「器械根」とは、漁場の名前。なんでも北緯35度12分・東経140度25分と北緯35度18分・東経140度28分を結んだ線より沖で漁獲され、重さが200g以上のものを認定しているとか。
全国一の漁獲量というイセエビを漁協直営の食堂「いさばや」でいただきました。
おつくり。盛り付けもなかなかきれいです。
おつくりの後はお味噌汁に。はまぐりもぷりぷり〜!タコも絶品でした。
いすみはブランズフィールドもあり、自然志向の方のメッカとも。
しかも、いすみ鉄道もあり、鉄の方たちが全国から集まる地。
東京からも近いとあって、キヨミさんのように移住を考える人が多いのも、なるほど!うなずけました。
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先日乗車した「越乃Shu*Kura」号が千葉いすみへ遠征!
木戸泉さん×いすみ鉄道(使用列車:キハ40・48 3両編成 ※ディーゼル機関車)による「ちば乃Shu*Kura」が運行!チケットは一瞬でsoldout(涙)乗りたかった〜!●デジタルパンフレット→ http://www.jreast.co.jp/chiba/view/magazine/05450/index.html#page=3
◎いすみ鉄道
「ローカル線で地域を元気にする方法: いすみ鉄道公募社長の昭和流ビジネス論」
本の内容 晶文社より拝借
↓ ↓ ↓
廃線の瀬戸際にあった赤字ローカル線に公募でやってきた社長は、筋金入りの鉄道ファンにして、元外資系航空会社の運行部長。陸も空も知り尽くした「よそ者 社長」の斬新なアイデアで、お荷物だった赤字路線は活気を取り戻し、またたく間に地域の観光シンボルに。はたしてそのビジネスモデルの秘密とは?「乗らな くてもよいです」「来ていただいても何もありません」など意表をつくキャッチフレーズと、鉄道ファンの心をくすぐる抜群の企画力、さらに長年外資系航空会社で鍛えられた合理的ビジネスマインドで、その手腕にいま全国から注目が集まる著者の、体験的地域ビジネス論。地域とひとを元気にするヒントがここに!
目次
第1章 いすみ鉄道は「乗らなくてもよい」鉄道です
第2章 ローカル線で地域を元気にする方法
第3章 いすみ鉄道式昭和流ビジネス理論
第4章 空と陸ではこうもちがう
第5章 ムーミン谷から世間を見れば
「ローカル線で地域を元気にする方法: いすみ鉄道公募社長の昭和流ビジネス論」
地域を元気にするのは圧倒的な企画力!そして実行力だとわかります。
笑えます!いすみ鉄道web shop
http://rail.shop-pro.jp/
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いすみの翌日、奈良県の大和高原・健一自然農園へ
神野山、山頂の自然仕立ての茶畑。健一さんにジャンプしてもらってパチリ☆
つづく
B&Bで紅茶手帖会を開催
November 2, 201512月3日木曜日は下北沢B&Bで「厳選紅茶手帖」記念!トークセッション第一弾
●「紅茶手帖」について→ http://www.yohkoyama.com/archives/73387
オーガニック栽培歴40年のダージリン老舗茶園マカイバリ茶園。こちらの紅茶に惚れ込み、家族総出で紅茶代理店になってしまったマカイバリジャパンの石井道子さんと2人で開催します。
もちろん、届いたばかりの旬の2015年秋摘み紅茶、そして2015年、他のシーズン・ダージリン紅茶を味わいながら
茶園主のラジャさんの背中!こちらは2014年の秋の茶畑風景です。
・オーガニック歴40年のマカイバリ茶園主・ラジャさんが最も大事にしていることとは?
・サスティナブルとは?
・真に美味しい紅茶のありようとは?
・そもそも紅茶の四季って何?
・ラジャさんの飲み方は陰陽五行!
などなど
極上ダージリンの美味しい淹れ方も教わります!
「もっと識りたいダージリン紅茶の世界! マカイバリ茶園の旬の紅茶を飲み比べて楽しむ」
◎詳細はコチラから↓
http://bookandbeer.com/event/20151203_makaibarikoucha
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●B&Bは、BOOKとBEERが楽しめる素敵な書店!毎日様々なイベントを開催しています。
http://bookandbeer.com/