Archive for March, 2016
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March 30, 2016尾張かおるさんのお友達、愛子さんが作るお茶は毎回、トンデモナイ高品質!(茎に新葉1枚だけついているとか。どうやって摘んで製茶しているの?な神業的品質ばかり)
そのお友達の愛子さんは
〜世俗を捨て毎年山に篭もり、伝承の安渓鉄観音の研究製茶を10年以上続けてきた〜
という日本女性
↑美しい茶葉!銀色の芯葉の芽を球体に製茶したジャスミン茶(右)とリーフ状のジャスミン茶(左)
すごい・スゴイ・すごい★びっくり仰天
ジャスミン茶の本物って、このことなのですか?
人生50ウン年以上生きてきて、初めて知りました…
茶葉の巻の見事さ!袋を開封した時から始まる高貴な澄んだ香り、突き抜けるクリアー感!素晴らしいです。
市販のジャスミン茶は、質のよくない茶葉にジャスミンの香料を噴霧するといいます(値段の安い中華料理店で出されるジャスミン茶を飲んで嫌いになった人も多いのではないでしょうか)
まずは、ベースとなる上質な茶葉が必要ということ。
尾張さんがいうには、なんでも、彼の国の状況変化に伴い、このジャスミン茶は、二度と作れないのだそうです。
おいしいお茶が飲みたいという高い志と熱い思い、技術力。頭が下がります。
世の中には熱意で身体を動かす人がいる!そのことに心から感動。手を合わせたくなるお茶です。
●HPより↓
http://chinatyparty.com/
(以下、文章引用)
振り返れば、10数年が経ちます。
自然を愛し、大自然に身を置き、五感を磨き、先人たちの教えを尊重し、天然野生品種の可能性を探求し、品質のレベルアップを追求し、理論を学び、伝承を考察し、実験と検証を繰り返し、加工の限界に挑戦し、感覚と数値を記録し、データを分析し、妥協を許さず、技術改良を重ね続け。。。
そうやって毎シーズン、一歩一歩、更なる上のおいしさを追い求めて、今も作り続けています。
きっかけは、2000年代初め。
安渓で、高峰会(政府主催の茶王賽)に招待され論文発表を数日後に控え、原因不明の高熱と下痢と嘔吐に襲われ困っていた私に、山にいたおとんから「あるお茶」が届きました。
その小宇宙を見てしまったかのような衝撃的な香りと人生初のおいしさに、びっくり仰天☆
これが『鉄観音』?これが『伝承の薬用茶』?これが『老茶』になると効果が高くなる?
飲みたくてたまらない程おいしい?例えようがない?なんじゃそりゃ!飲んでみたいっ♪
しかし当時、すでに無かった、母樹も絶滅目前、もう2度と作れない。でもどうしても飲んでみたい。だったら、その血が一番濃い子供(2代樹)で作ってみようっ!
そうして、果てしもない挑戦が始まりました。
折しもこの国は、高度成長期に大突入、安渓各地に電気が開通し、茶葉産業も未曾有の現代化が進む中で、真逆の方向に本気で取り組むおとんと私は、周囲から『時代遅れ』『意味がない』『何の得にもならない』と、笑われ続けます。
蔭で何と言われようと、おとんも私もただ「もっとおいしいお茶」が飲んでみたかったっっ!!(笑笑)
このお茶を一緒に分かち合える仲間=《心の隊員》=茶友を、私たちは今日も探し続けています☆
http://chinatyparty.com/
蕪の茎塩漬けは手巻き寿司に便利
March 29, 2016久々に手巻き寿司!
具が魚ではなく野菜中心だったので、酢飯にせず、具によってオリーブオイルをかけたり、レモンを搾ってその場で酢飯にすることに。
↑ マッシュルームのオイル煮をON。濃い茶色は乾燥椎茸刻みを醤油・酒で煮たもの(これが、出汁代わりにちょっと加えたりと重宝)、蕪の塩漬け、煎りゴマをふりかけ、オイルをふっていただきました。
このオリーブオイルは、ベリタリアのテッレ ロッセ有機栽培E.X.V.オリーブオイル→モライオーロ100%で、ピリピリ感のあるフレッシュテイスト☆
高級品なので、こんな時、ココぞと(少々)ふりかけるのにドンピシャ!高級品らしく、強くふっても少量ずつしか出ないところもトッピングオイルとして最適。
藤本真理子さんが選ぶオイルのファンですが、きっかけはベルガモットオイルでした。
いただきものの白米(普段は玄米)を酢飯用にちょっと固めに。ごはんを入れた楕円の飯台は松田美智子先生セレクションJIZAI Douguで、木曽天然木のさわらを使用したもの。エッジがみな丸く丁寧に処理されて惚れ惚れする飯台です。何しろ、ごはんが美味しくなります。驚きです。しかもくっつかず、あとかたづけまで簡単という優れもの!
他、納豆とか、ブリ照り(ブリの切り身を一口大に切って、ビニール袋に入れ、生姜+醤油+味醂につけて焼いたもの。漬けておくと日持ちして便利)とか、珍しく薄焼き卵も(お客様があったので久々に卵を購入)
お酒はこちら↑和歌山・九重雑賀さんの「雑賀の郷 辛口純米にごり」微発泡タイプのにごり純米酒。スッキリクリアーで雑味ナシ、米のほのかな甘味とコク。お蔵を移転してからどんどん美しい味になっている注目のお蔵です。
↑こちらは鈴廣さんのわさび漬けのせ。
緑は蕪の茎の塩漬けです。蕪好きでして、塩漬け、梅酢漬け、そのままグリルで焼くのも大好き。味噌汁も好き。すりおろすして蒸すのも好き。生で良し、加熱して良しの蕪はおいしさワイド。値段の安さも魅力的。
なにしろ蕪は、実(み)に、葉と茎がついてくる! 青菜を一緒に買ったようなお得気分。
今回、小口切りで薄〜く刻んでビニール袋に入れ、塩加えてモミモミ放置しただけですが。これが、寿司にあうと判明! こういう時の塩は気合を入れてなずなの塩で。バッチリ決まります。
この蕪の茎の塩もみ、塩気とシャキシャキ感がつき、ごはんと具と絡まりやすく、形しなやかで巻きやすく、見た目もきれいで言うことなし!
お酒は、器によって味が様変わりするので、ひとつの器じゃ勿体ないと、いつも色々な器で試しております。
今回は、木村硝子店のベッロ(メリハリ感、キレあり、辛口に感じる)、中里隆窯の唐津焼(甘さも伝わる)、黒は唐津の若手作家・熊本象さん(全体まろやかに感じる)、有田焼の飲み比べ3点酒器のひとつ(可もなく不可もなく純米酒向き)、秋田の川連漆器(おだやかでいい人ねな味に)、輪島塗の角偉三郎さん(甘さふくらみ、スッキリ感もあり!さすが名人)
いや、楽しいです!
蕪の茎の塩もみは、きれいで日持ちして、使い勝手が抜群。ドレッシングや麺つゆに混ぜたり、ここに切り昆布入れてもいいですね。酒粕に混ぜると見た目、爽やか。汁気をよく切ってごはんに混ぜてもよござんす。豆腐にものせたり色々便利。
毎日のごはんは、こんなちょっとした幸せを感じることから! ホント小さい幸せ(笑)おめでたい自分ですわ
10分で煮えるんです!福井の打豆
March 28, 2016おつマメ好きです。ひたし豆は定番ですが、打豆の美味しさを改めて教えてもらって開眼!
青大豆の打豆は、おつマメに最高★なにしろ思いたったら10分で煮えるんです
先日の福井旅行で感じたのは、「福井の人は、上手に大豆をたくさん食べるなあ〜」でした。
そんな福井県人に欠かせない乾物がこの「打豆」。
味噌汁の具として定番。郷土料理研究家の佐々木京美さんが作ってくれた打豆の煮物が、自然の甘さでコクがあり、ヘルシー、飽きのこない家庭の味で感激でした。
なんでも「カチンコチン」の固い打豆だけではなく、「ソフトタイプ」もあると…。それが一番美味しいとのことでしたが(ただし、日持ちせず)今回は見つけらませんでした。
JR福井駅構内のスーパーで見つけたのが↑青大豆の打豆。たかはしの打豆の製品です。
これがもう、茹でてもどしただけで美味しい!
もともと私は青大豆好き。ひたし豆は大定番のおつまみです!(日本酒セミナーの最初にもよくお出しします)。お酒の味の邪魔をしない、スターター、枝豆代わりですね。
それが10分で出来てしまうのがこの青大豆の打豆!味つけは、いい塩だけで充分。噛むほどに甘みがにじみでて、歯ごたえ良し。
汁気をきって、上等なEXVオリーブオイルをかけたら、さらにウマウマ 粗挽き黒胡椒もgood
塩味だけつけておけば、あえたり、サラダに加えたり、冷製パスタの具にも楽しい、かき揚げにも〜。
とっておこうと思いましたが、あっという間に食べてなくなりましたし、何しろ10分でOKなので、思い立ったらすぐ出来る!
いや、豆は偉大です! こんなインスタントな加工品を考えた福井の人もスゴイ★
●佐々木京美さんのレシピ↓
〜打豆は雪国・越前に古くから伝わる伝統的な大豆加工食材。良質な植物性たんぱく質は畑の肉〜
http://info.pref.fukui.jp/hanbai/syunfile/syun30/cook/cook_01.html
●打豆の歴史など↓
http://uchimame.com/history_01.html
佐々木学さんの雪解け牡蠣
March 27, 2016今日、下北沢駅北口で「気仙フェア」開催中。牡蠣漁師の佐々木商店、佐々木学さん登場!
笑顔がステキ
写真を撮らせてもらうと、隣にいた女性を引き寄せて
「隣は嫁です。
今度から、夫婦船になりま〜〜す!」
ぷっくら大粒の「雪溶け牡蠣」の蒸し牡蠣ひとつ500円
ぷるぷるん、肉厚で美味★
屋台を見ると、webにUPしてくれと。はいはい。
佐々木学さんの雪解け牡蠣は、今後、四十八漁場でも食べられるそうです!
http://www.burari-online.com/manabu/yukidoke.html
岩手の地酒「酔仙」あり
ホタテ網焼きもあり、サンマつみれ汁、カキのアヒージョ、タコのアヒージョもあり
下北沢北口駅前です〜!
広域気仙エリア(大船渡、気仙沼、住田町、陸前高田市)の「気仙フェア2016春」は今回で13回目!http://www.shimokita-info.com/event/kesen/
福井、越前漆器の里の郷土スパイス「山うに」
March 26, 2016山うに???
福井の郷土料理研究家・佐々木京美さんに案内いただいたdeep福井の旅!
そこで知った珍品です。
しかも、「山うに体験お願いしていますから(^o^)」と言われ、伺った先は
越前漆器伝統産業会館 うるしの里会館
この中にカフェが
キャッチコピーによると
「河和田 山うに
見た目は、雲丹、味は、さわやか柚子たっぷり
2時間ほど艶が出るまですります」
とあります!
↑HP内・軽喫茶椀椀よりお写真拝借。佐々木さんがメニューアドバイスを担当
HPより〜軽喫茶「椀椀」〜
「安心安全な産地の食材を使った軽食を漆の器でお楽しみいただけます。地元で生産された「桑茶」や「山うに」も販売しています。使用しているオリジナルデザインのコーヒーカップやカレー皿はうるしの里会館内ミュージアムショップでお買い求めいただけます」
運営:うるしの里いきいき協議会 営業日時 :午前9時30分~午後4時30分
毎週火曜日休日(第4火曜日のみ祝日の場合は翌日が休日)
電話 070-5145-8101
__________________
このここだけの山うに!体験をと
テーブルに、大きなすり鉢、すりこぎ、地元産の柚子と地元品種の唐辛子「福耳唐辛子」、鷹の爪、塩がセットされました。
レクチャー開始! すり鉢にどんどん材料を入れていきます。
そして、
ひたすら、ひたすら、
ひたすら、するのであります!
先生は超なめらかにスイスイするする〜〜〜〜スムーズ。
簡単そう!
…と、私もしましたが、3分ほどすったら、もう腕が痛くなり(情けないよっ)。
佐々木さんから「漆器会館見てきていいですよ〜」といわれ、途中抜け。
「越前漆器、その誕生と1500年の伝統」
・
40分ほどして、戻ってくると、もちろん
まだ、すってます!
超なめらかになっていました。
この量なら1時間でもいいそうです。この道ウン十年のベテランのすり方は、身体が微動だにせず!
すりこ木の先だけがくるくるとなめらかに回転しています。ベテランの1分間と、私の1分では10倍くらい出来上がりに差がありました・・・。
「山うに」こちらにも詳しく↓
山なのにウニ?伝統の里で育まれる地域の味
さて、この「山うに」購入してきました。
福井が誇る名人「へしこ」に合わせて楽しみたいと思います!
4月7日はOnJapanCafeで「へしこ×純米酒」の会を開催!deepな発酵を楽しみます
アブラギリの葉。この葉に、ごはんや寿司を包むのがこちらの定番。日持ちも持続するエコラッピング。皆なの庭に必ずあるそうです。
●永平寺町、町の木アブラギリ
展示してあった「酒器お月見SET」土直漆器さんの製品。
2008年に土直漆器さんの汁椀に一目惚れして購入したことがありました。
http://www.yohkoyama.com/archives/319
極薄の椀は、スタイリッシュで重ねても薄く機能的にもよかったですが、熱い汁を入れると熱かったです(笑)
*以下↓自分備忘録
●越前漆器伝統産業会館 うるしの里会館
鯖江市西袋町 37-6-1
電話 0778-65-0030
http://www.echizen.or.jp/
4月2日は「サクラサケ!SAKE2020」
March 23, 2016各地で開花していますね
「サクラサケ!SAKE2020」いよいよ来月2日(土曜)開催です!
セミナーの口あけに「桜とSAKE」のことをお話しします
先着10名の方に私からプレゼント酒を提供♡
味わってほしい桜の塩もあり、ひとくちずつお出しします(ご興味ある方はお早めにどうぞ)
その塩とは、日本で最初に自然海塩を作った「海の精」さんが手がけた八重桜の塩。桜の香りがふくよかで、淡い天然色のピンク色。その香り、塩味とお酒で味わうだけで気分はお花見!
日本の桜といえばソメイヨシノが有名で、全体の約8割にもなるとか
なのですが、桜は白系から濃いもの、香りがあるもの、大輪のものなど、その品種は300種以上にものぼります。
お花見を楽しむ唯一の国、日本!
ことのほか、桜に思い入れが強い日本人。
桜と酒、サクラサケにまつわるアレコレをお話しします。
この他にも、松崎晴雄先生の講座、燗酒名人のお燗酒、スイーツマッチングなど、桜の時期ならではの日本酒企画です。
ふだん日本酒を飲まない方にこそ、参加してもらいたい「サクラサケ!SAKE2020」♡
写真↑は、JRA馬事公苑の八重桜。個人的に好きなのが八重桜のお花見です。開花の遅い八重桜が咲く頃は、気候も暖かで、お花見の人も少なくおすすめです。
サクラサケ・イベント詳細→https://www.facebook.com/events/1516442068665052/
有明海の珍味・干しワラスボ
March 23, 2016「佐賀のへんてこりん」大賞
を選べといわれたら、間違いなく!有明海の珍味「干しワラスボ」でしょう
今回初めて、「干しワラスボ」の調理法を知りました!
軽く叩いてから「素揚げ」→「甘辛く煮る」であります。
海の味が、噛むほどに滲みでて、いとうまし!日本酒の肴、特に純米のお燗酒に最高〜★
それにしても、なんとも歯が立派です。硬いものが好物だとか。
不思議な言葉「ワラスボ」の語源は、稲わらを束ねて作る筒の形に似ていることからで、漢字にすると「藁素坊」
最近、佐賀の居酒屋では、干しワラスボを焼いて熱燗を注ぐ「すぼ酒」が流行しているそうです。
なんでも、粉末は『もくさい』といって離乳食でご飯にかけたり、白菜漬けにもかけるそうです。次回探してみよっと!
ワラスボの楽しみ方は、まだまだコレから!始まったばかり〜日本には面白くて美味しい魚がいっぱいです!!!
◎こちらのワラスボwebサイト!力入ってます↓ http://www.saga-city.jp/wrsb/
ワラスボ=wrsb!(笑)
*「干しワラスボ」全長25cmくらい。道の駅でも売ってましたが、ポキッと壊れることを恐れて帰りの空港で購入。6本で1000円でした(一番上の写真)
●その他、ワラスボ情報
http://www.jf-sariake.or.jp/page/maeumimon_warasubo.html
http://www.jf-sariake.or.jp/page/recipe_hoshiwarasubo.html
http://www.kirishima.co.jp/aji/2011/summer/25/
●佐賀市観光協会公式ポータルサイト
http://www.sagabai.com/
↑これわかりやすい!佐賀はワラスボから何からwebが充実しています
4月7日は「へしこ×純米酒」deepな発酵を楽しみます!
March 22, 2016https://www.facebook.com/events/580175325481441/
OnJapan CAFÉで開催する「地域食材と純米酒を合わせる会」烏賊→鮭→蟹→干物に続き、次回vol.6は「へ・し・こ」です!
先日の福井出張でも特撰を見つけてきました。
ぬかちゃんグループのへしこ
http://6-ch.jp/tatsujin/0041.html
へしこ博士こと小坂康之先生直伝・角野 正典さん&角野 高志父子謹製へしこ(ベリー美味★)
スーパー素晴らしい発酵へしこがズラリ登場!
〜へしこ地域の純米酒とマッチングを楽しみます〜
へしこといってもサバだけじゃありませんよ。
魚種は、サバ、イワシ、イカ、シイラなどなど、様々なへしこをご用意してdeepに楽しみます(写真はその一部)
◎日程決定!
4月7日木曜日の19時30分〜です
味で選んだとっておきのへしこばかりですから!
お酒はどうみても、お燗酒三昧になりそうな気配
https://www.facebook.com/events/580175325481441/
参加希望の方は↑fbイベントページにまずは参加表明ください。特に招待していませんが、誰でもOKです!
●blog「へしこの学校」
http://www.yohkoyama.com/archives/72436
佐賀唐津の彼岸花、だご花orだんごしば
March 21, 2016お彼岸の花も様々だと知った今回の佐賀sake&craft tripです。
唐津の「道の駅」や、「呼子の朝市」で売っていた色鮮やかな不思議な花
初めて見ました!
これはいったい!??
名前を聞くと、だ・ん・ご・し・ば(・o・)だ・ん・ご・し・ば(o・ω・o)
だ・ん・ご・し・ば
お彼岸の時期だけの花だそうです。
この「だんごしば」
ところにより
「だご花」と、言うようです。
→ JAからつ直売所『唐津うまかもん市場』によると(以下↓コピペ)
唐津の一部地域では、お彼岸にこの『だご花』という花を供えます
綺麗な花ですけど・・何か変?
実はこの花、米粉などを練ってお花を作り、枝にくっつけたもの
団子の花 → だご花 というわけです
昔のこの地域では、流通も栽培技術も発達しておらず、
秋のお彼岸に生花を用意するのは困難でした
それでも仏様にお花をお供えしたい・・という思いから、
この『だご花』が作られるようになったんです・・いい話ですね
お花の一つ一つがとても丁寧に作られていて、
生産者の方の思いが伝わってくるようです
これは日持ちしますね!
呼子の朝市で、ちょうど製作しているところに出会いました。
材料は米粉。
ここに色粉を加えて、練り、花の形を作って「しば」に合体するそうです。触らせてもらったら、まだソフトでやわやわ。
*補足です。榊と「しば」、ホンサカキとヒサカキについて、こちらの「福岡の神棚屋さんブログ」に説明がありました。
http://kamidanaya.net/2011/06/22/post_720.html
シバ=ヒサカキのようです。
製作者のお名前は日高梅子さん。本業は背景の洋品店。
「梅子」ゆえ、梅干には特に力を入れて(本人談)、梅2種類を使って製造販売しているそうです
日田屋の梅干。左の小さい方は南高梅。右は地元品種。
どちらも350円(小さい方を購入!)
こちらは↑梅子さんの粕漬けです。
これはよくいう奈良漬ですが、これ以外にも、わさび漬けのように、酒粕に魚介類や野菜を入れた商品が、呼子の朝市ではいっぱい並んでいました。
「酒粕は、腐らないのよ」という言葉も聞きました。
こんなに熱心に酒粕を食べる地域は他にないかもです。
顔が見える手作り品。
佐賀にはそんな家庭的な手作り品がいっぱい!
●唐津・呼子情報
たびらい佐賀・呼子で朝市やイカの活きづくりを楽しむ
あそぼー佐賀・呼子の朝市
唐津・呼子の観光スポット
唐津佐賀花めぐり
佐賀「酒工芸」の旅へ
March 20, 2016金丸裕子さんと佐賀県の「酒工芸(しゅこうげい)」を巡る旅へ来ています
その様子はこちらにUP中↓
SAGA 2016 sake&craft
小城市より。つづく
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