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Archive for April, 2016

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新潟で木の芽といえば

April 14, 2016

いや、まったく知りませんでした。
「木の芽」というと、山椒の芽かと思っていたら、新潟で木の芽といえば、アケビの新芽なのですと!

南魚沼六日町の「季節料理 大」さんで伺いました。ご店主の大さんは、米、野菜、ハーブなど、150品種を自ら栽培する”畑から始まる料理人”。以前、カタクリの季節に訪問して大感動! 久しぶりに伺いましたが、またもや大感動!教わることだらけで、毎月通いたいです。「味噌」も「こんにゃく」も自家製。もちろん、こんにゃくは芋から自家栽培です。

「木の芽」だから、いろんな木の芽があって、当然といえば当然なのですが…。
こちらの木の芽、アケビは、もちろん園芸種ではなく、自然にはえているものを、手でつまんでプチッととるそうです。「つる性なので、手間のかかる大変な作業」と大さん

越後湯沢駅の「信濃や」さんで↑↓売ってました。季節限定品!

食べ方ですが、魚沼では、茹でて、黄身と醤油であえ、ごはんにのせて食べるのが多いと聞きました。520円を購入。
味はほろ苦! 群馬は雪がないのでアケビが苦くなる。魚沼は雪深いので、苦味が少ないと聞きました。
(それにしても、アケビ受難……)
地方に行くと勉強になります!
このことを、SNSでUPしたら、新潟出身の人から「境港は違うんですか?」と言われてまたビックリ。
●木の芽料理といえば一般的に=山椒です
http://www.sirogohan.com/recipe/kinome/
http://cookpad.com/search/%E6%9C%A8%E3%81%AE%E8%8A%BD
いや、日本は広い、深いですね!
新潟のアケビのように、他地域でもご当地「木の芽」がまだまだあるかもしれませんね。
_________________

教わることが山ほどある「大」さん。毎月通いたいです!
おまかせコースがおすすめ。要予約(たぶん)
●季節料理 大
新潟県南魚沼市六日町2116
電話 025-772-4565
撮影/iphone6

朝カル新宿教室4月から・秋田の純米酒を識る

April 13, 2016

朝日カルチャー新宿教室の「純米酒を識る。日本を味わう」講座
4月から新学期です。なんと3回連続!秋田県の純米酒特集
詳細は↓HPを
https://www.asahiculture.jp/…/829142b5-2f57-ae6a-ace4-56b03…

●4月16日=「人気沸騰中! NEXT5の5蔵を識る」
NEXT5とは、酒蔵の経営者兼製造技術者が集まり、酒を研鑽しあうクリエィティブグループ。
この5蔵の酒を飲んで日本酒に開眼した人も多く、今やワインを扱う飲食店からも引っ張りだこです。
5蔵が目指す最先端の酒造りとは?
メンバー蔵の新政、ゆきの美人、山本、春霞、一白水成らが醸す、同じ酒米「美郷錦」他で飲み比べ、人気の理由を探ります。

=当日のお酒リスト(予定)=
1 NEXT5 共同醸造酒
2 新政・ヴィリジアン袋吊り
3 ゆき美・純吟美●錦
4 一白水成・純吟美●錦
5 春霞・栗林特純(生)
6 白瀑・2016●品酒(生)
秋田が誇る「美●錦」祭になるかも☆
この飲み比べは貴重です(自分比)
この時期に、このラインナップが揃うのは奇跡です!

●5月21日=「新しい日本酒の世界をリードする白麹」
日本酒の麹は酒造りの歴史が始まって以来、「黄色」がスタンダードでした。それを打ち破ったのが秋田県・浅舞酒造の森谷康市杜氏です。
焼酎に使われる黒色、白色の麹を、日本酒にあえて使うことで、今までになかった柑橘のような爽やかで、キリッとした酸味を日本酒の世界に組み込んだのです。
秋田で生まれた「麹」違いの日本酒造りが、今や全国の蔵にも波紋を広げ、白麹の酒が増えました。
秋田の白、黒麹の酒、各地の蔵で試された白麹の酒の飲み比べを行います。

●6月18日=「秋田の酒 搾り方違いで味わう純米酒」
日本酒の搾り方には、様々な方法があります。最高とされるのが出品酒用の酒で採用される「袋吊り」、そして、もろみを清潔な布袋に少しずつ詰め、舟型の箱に入れてゆっくり搾る「ふね搾り」。最も多く使われるのは「やぶた」という機械で搾る方法です。
また、秋田県が開発した一台、1500万円以上とも言われる特殊な搾り機「遠心分離機」。本邦初公開となる、日本酒では世界初となる新型マシンを使った酒など。乞うご期待!

*テーマ変更の可能性あり
*単発受講OK
*おつまみがつきます
◎2015年の12月の様子↓

http://www.yohkoyama.com/archives/76525
おつまみは、いつも3皿お出ししています。
最初は純米大吟やスパークリングを出すので、フルーツや脂肪分を一切含まない淡い味のもの。
次は味わいあるもの。最後に発酵食品など、しっかりしたお燗酒向きのものです。

GENBI SHINKANSEN 試乗会へ

April 13, 2016

20160412/GENBI SHINKANSEN 試乗会へ
http://www.jreast.co.jp/genbi/

蜷川実花さんが撮影した長岡の花火がラッピングされた新幹線!で話題
元はE3系新幹線=秋田を走る「こまち号」
車内が美術館のため、窓がほとんどない新幹線なのです。

見た瞬間、これほどワクワクする新幹線はあったでしょうか!

壁面に向かって横座りする新幹線というのも人生お初。
ソファー席、快適でした(乗車定員は以前の3分の1という)

1車両だけ、片側2席の通常の新幹線スタイル号があり、入ってみると、眩しいような鮮やかな黄色空間!

座席と窓に、松本尚氏デザインのテキスタイルが施され、なんとも楽しい!(普通の新幹線のテキスタイルも、こんな感じにしてほしい〜)会田裕美さんと♡

また、折り紙の展開図をモチーフに、壁面一面、鏡面ステンレスで表現した小牟田悠介氏の作品号は新鮮な体験。

壁の作品に向かいあうソファー席に座ると、目の前の鏡面に、風景と、見てる自分が写ります。

JR東日本新潟支社の担当者さんいわく「動く風景と、ご自身が一緒に写って見える体験は、なかなかないと思います」

確かに、車窓から見る景色ではなく、写り込んだ景色を見るのは、出来ない体験。空、建物、田んぼを背景に自分の顔が!そして景色は新幹線のスピードで動く(一緒に乗った会田裕美さんが、「ガマの油状態!?」*というので大笑い)
*「鏡の前におくとタラリタラリと油を流す」・・・鏡を張った箱に入れると、自らの姿に驚き、脂汗を流すのアレです。

キッズコーナーもGENBI!

GENBI SHINKANSEN(現美新幹線)は、東京駅から発車せず、越後湯沢←→新潟間の往復のみ
新潟を”アートで地域活性”するひとつ!

車内では

ツバメコーヒーも https://www.facebook.com/tsubame.coffee
新幹線で飲むコーヒーでは、間違いなく日本一美味しい☆
なにしろ注文してからいれてくれます! コクがある甘さ

カーブドッチのワインとビールも販売 http://www.docci.com/

食が楽しい新幹線というのも嬉しい!
ただし、日本酒はないようです……。それは、こちらの列車が専門→ 越乃Shu*Kura
http://www.jrniigata.co.jp/koshinoshukura/
去年お手伝いさせていただきました↓
http://www.yohkoyama.com/archives/75134
http://www.yohkoyama.com/archives/75179

(車内にも蜷川実花さん号が欲しかった。ポソッ)

●「GENBI SHINKANSEN 現美新幹線」の詳細はこちら↓
http://www.jreast.co.jp/genbi/

迫力です。
車両ボディの写真は、片側ずつ違います

〜HPより↓以下抜粋〜
世界最速の芸術鑑賞「GENBI SHINKANSEN(現美新幹線)」が2016年4月29日に上越新幹線「越後湯沢~新潟間」でデビュー。
本列車では、注目のアーティストがこの場所のために制作した現代アート、「romi-unie」のいがらしろみ氏が監修した地元の素材にこだわったスイーツ、燕三条で人気の「ツバメコーヒー」監修のコーヒーなどを提供するカフェ、現代アートに直接触れることができるキッズルーム、沿線に広がる車窓など、様々な魅力をご用意しております。新幹線で移動しながら現代アートを鑑賞するというユニークな演出をぜひ体験してみてください。
とのことです!

前日、桜満開なのに、雪が降ってブルルと震えた越後湯沢。さすがスキー場!雪国を実感

黄色ワールドの車内でパチリ☆光が差し込むと、黄色いテキスタイルから光が差し込み、また鮮やか。
◎こちらにも詳しく↓
●東洋経済オンライン
〜ベール脱いだ“走る美術館”の「現美新幹線」
座席もキッズスペースもすべてがアート〜
http://toyokeizai.net/articles/-/113291
裕美さんへ。今度はカーブドッチのワインを飲みに乗車したいです!ガマより
撮影/iphone6

日本は魚介類の発酵食が豊富

April 11, 2016

ひとつ前の「へしこ」続き。というわけで今回の「地域食材と純米酒を合わせる会」は「へ・し・こ」でした。へしこというのは魚介類の糠漬けです。
サバで作るのがほとんどですが、今回の魚種は、サバの他、イワシ、イカ、シイラ!でありました。

へしこは、うま味たっぷり、塩分ありで調味料代わりにもなり、食べ方は多種多様!
お刺し身スタイルで
野菜と一緒に
酒粕に加えてDipに
香ばしく焼いて
オイル漬けに!
などなど
それにしても思うのが
日本は魚介類の発酵食が豊富!ということ
・へしこ=糠漬け
・塩辛(今、私のNo.1は鈴廣さんの熟成塩からです!)

・なれずし 熟れ鮨(鮓)or  馴れ鮨(鮓)滋賀県の鮒ずしが有名
→なれずしに対して現在のにぎり寿司は「早ずし」(江戸前寿司)
・魚醤(ハタハタ、イワシ、イカ。地方によって鮎、サンマ、鮭、マグロ、甘エビなどでも作られています)blog/魚醤で「しょっつる炒り豆腐」
そして
・漬物=塩漬け(三重県畔蛸(あだこ)のしょっから!)

この「しょっから」は衝撃の味でした!
http://www.yohkoyama.com/archives/22792
http://www.yohkoyama.com/archives/22809
http://www.yohkoyama.com/archives/22824

Mr.しょっからこと、北川さん

なまめかしく輝く畔蛸のしょっから〜〜
つづく

福井小浜・角野正典さん、高志さん親子の凄いへしこ

April 9, 2016

OnJapan CAFÉで開催した「地域食材と純米酒を合わせる会vol.6」烏賊→鮭→蟹→干物に続き、今回は「へ・し・こ」! 福井出張で見つけた特撰を紹介
福井・小浜のかどや丸船長・角野 正典さん、高志さん父子が、若狭高海洋科学科・へしこ博士小坂康之先生直伝の方法で漬けたへしこが凄いのです!これに出会って、へしこの会を企画しました。
かどや丸さん、民宿もあり
http://minnaga.com/kadoyamaru/

原材料は国内産の脂のある鯖、塩、無農薬の米糠(角野さんのお仲間の保志公平さんが栽培)、唐辛子のみ
*現在、販売している商品には、添加物が多いのが…残念でなりません…。

写真は、プレーンなへしこの麹漬けです。これが凄まじく美味!!!

まさに、涙ものの美味しさの超限定・麹漬け

袋から出したとたん、完熟果実のようなフルーティで、フラワリー!?ないい香り。

身は小坂先生いわくの「メイラード反応」したローズピンク(干物では絶対あの色にならないと小坂先生)
味わいは、うっとりするほどうまく甘く(勿論、砂糖不使用)。麹は、保志さん栽培の無農薬米の三分つき米を使い、素晴らしすぎました(≧∇≦)
一緒にいただいた皆さんも、口に入れた瞬間言葉を失ってました(笑)

こちらが、プレーンなへしこ。小坂先生直伝の、伝統製法にのっとった作り方をしています。

原材料は鯖、塩、無農薬栽培の米糠、唐辛子だけ!

いい香りです!
もし、臭いへしこにあたったら、それはバランスが悪かったと断言します。

そのまま薄くスライスして刺身で。ちょっと炙って香ばしくしていただきました。小坂先生の教え通りに作ったという角野さんのへしこに会って、「美味しいへしことはなんぞや」を、初めて知りました
おいしい発酵は「なんでや?」と疑問をもつことからと、小坂先生はいいます。
昔から伝わる、へしこの伝承技術には

「両手ごっぽりの塩」

「塩水(すえ)を張る」
「ひと夏越えな、あかんのや」
があるとか
つづく

photo by 金丸裕子さん
●かどや丸  角野正典さん
http://minnaga.com/kadoyamaru/
〒917-0102 福井県小浜市矢代4-42
電話 0770-54-3006
FAX0770-54-3256
___________________
◎次回の「地域食材と純米酒を合わせる会vol.7」は5月18日(水曜日)に開催。テーマは「海藻」です!
世界で唯一?の「海藻ラベル」純米酒を醸す蔵元杜氏が登場、お燗酒指南あり

ちび玉ねぎはグリルに限る

April 7, 2016

「玉ねぎの皮をむくのが面倒」という声が多いせいか、スーパーで皮むき済みの玉ねぎが真空パックで売ってます。確かに、皮がパリパリかたくなったものはむきにくい。とはいえ…そこまで!?と唖然。
玉ねぎは小さいと不人気からか、うんと安い。
ある日、有機JAS認定取得の小さな玉ねぎが、B5サイズのビニール袋にぎっしり入って200円以下で売場のスミに(日本酒の特定名称酒における米と同じですね。等級外は激安)
安すぎる…農家さんスミマセンの気持ちで購入。
そこで、エイヤッと丸ごとのままグリルで加熱( 我が家はPanasonicのマルチグリラー使用。生産終了と今、知った)
焼魚モードの14分で、中までトロリのgoodな火加減!甘くてうまみたっぷり。何もつけなくて美味☆
ワインだったら塩と上質なオリーブオイル、ひきたての黒こしょうで。
日本酒だったら塩or醤油少々、かんずりや柚子胡椒でピリッと。
ほったらかしで美味しいとは、なんて素晴らしい!
魚も新鮮だったら、塩をまぶして丸ごと焼くのが一番おいしいと思っています
素材と調味料がよければ、シンプルが一番。安くて早くておいしくて言うことナシですもの

久々に日本酒の聖地へ

April 6, 2016

↑さがん酒祭。お店にある佐賀の酒ズラリ
その昔、生活情報誌の編集をしていた会社員努めの頃、よく通っていた日本酒のお店へ。
年々大人気で、今、予約しても半年待ちだそうです(そういう状況ゆえ、予約できるのはシステムを理解した常連のみ)

母と息子の2人で週5日、毎日50人の客を切り盛りしています。
ゆえに〜炎の親子と言われています〜
口開けは獺祭の低アルコール発泡にごり

おつまみは、野菜に味噌、わかめの酢の物、セリのおひたしなど、飾り気のない直球つまみ!
これがいいのです。調味料がちゃんとしています。

佐賀県庁の中島孝二さん。
両手に佐賀の酒(当地では「さがん酒」という)酒器も佐賀の作家さんを持参。

お刺身はヒラメ、鰹、はまちなど。分厚いことも特徴です。

管理がバッチリのこちらのお店。透き通るようにきれいな十四代に、一白水成をいただきました。
このあと新政のNo.6も

一白水成ファンの今野典さん。この冬は2回くらい酒蔵のある五城目町へ行ったという。

温かな肉豆腐

福岡の田中六五

味がよくよくしみたブリ大根

タケノコ煮物、白隠正宗の海藻ラベルをお燗で

大きなニシンの塩焼き。みんなで一尾を仲良く

フリー編集者の金丸裕子さんと江澤香織さん。
万齢さんの超辛口純米がキレよく、お燗酒でリピ(修行された島根の蔵の雰囲気が漂うような!?味)

お燗酒goodの万齢しみじみ、よかったです!
唐津焼の三藤るいさん&熊本象さんの酒器を持参した中島さん。

唐津焼の正面、登り窯での位置、火の向き、サインの入れ方、見方や選び方など、先日の佐賀tripで教わった話しを思い出しながら、ああでもないこうでもないと語り合いました。

佐賀嬉野の足湯Barファンの江澤香織さん。地方のクラフトに詳しいのです。だめ人間祭を主宰。
新刊は「青森・函館めぐり」です!

ゆっつらくんのタオル(洗濯ずみ)を今野さんにプレゼント!

すぐかぶってくれました。

真ん中が、こちらの店の宮沢とおるさん。去年結婚したばかり!
なんでもない日常が一番、楽しい、嬉しい。
それは、人なんだなあと、あらためて。

しめは魚出汁の温かな「にゅうめん」。ホッとするシンプルな味。
元気でおいしく、また楽しめますように!

網野さんにもバッタリ
背景のお酒の銘柄文字は、とおるさんがマジックで書いてます。ホント器用

ヘンな3人で。また今度地方でね!

ソメイヨシノが満開

April 5, 2016

「千代田大奥御花見」の図。艶やかですね

近所の桜「ソメイヨシノ」が満開で、iphoneではなく、久々にカメラでパチリ☆(ひとつ前の桜写真はiphone)

5弁の花は、限りなく白に近い淡いピンクで、新葉の緑がひときわ鮮やかに感じます

花がたわわに咲いているので、見上げると空が真っ白!

ところどころ花びらがすでに落ち、儚さを感じますが
そうなると、八重桜がスタンバイ!

八重桜の葉の色は紅茶色!
八重は本当にボリューミィですね。
久々にiPhoneではないカメラで撮影しましたが、やっぱりきれい。もっと使わなくちゃ人生の記録が勿体ないと思った次第。
でもiPhoneは便利…。

sake2020「サクラサケ!」レポ

April 4, 2016

2016/04/02 (土曜日)sake2020主催「サクラサケ!」にご参加の皆さま、ありがとうございました。

山形県・出羽桜酒造さんの「桜花吟醸酒さらさらにごり」ラベルの芭蕉の句を紹介しました。
「さまざまなこと思い出す桜かな 芭蕉」
芭蕉にしては簡単そうな!?一句ですが(相当失礼)
じつは人生の深い意味が、この一句の背景にあったのです。
・解説はコチラを↓
http://www.st.rim.or.jp/~success/samazama_ye.html
http://www.st.rim.or.jp/~success/sakura_10.html
http://haiku-ashita.sakura.ne.jp/zuisou13.html
http://www.ict.ne.jp/~sasa-mi/bashoukuhi14.htm

松尾芭蕉でなくても、桜を見ると、鮮やかに蘇る記憶があります。
あの時、飲んだお酒、おつまみ、一緒に過ごした仲間など…。
皆様の”思い出の桜”に、おいしい日本酒が入るといいなあ♡と願う1日でした。

↑photo morikawa maki 一升瓶の首を握りしめるの図(笑)
セミナーで、言いそびれた都々逸をひとつ
「酒を飲む人花なら蕾  今日も咲け咲け明日も咲け」
\(^o^)/
お花見のおすすめは「八重桜」とお話しましたが、染井吉野が終わったら八重桜のシーズン到来です。桜前線を北へ追いかけるのもいいですね。
都々逸でも口ずさんで、残りの桜シーズンを楽しんでください♡
* * * * *
お話したことダイジェスト
●日本酒の飲用温度は、季節の自然から生まれたきれいな言葉がたくさんあります!
そのひとつが「花冷え(はなびえ)」です。
花冷えとは、桜が咲くころに寒さがもどること。桜が咲くころの一時的な冷え込みをいいます。
日本酒でいう温度は?
今でいう約10度。そこで「花冷え」温度を飲んで体験!そして、同じお酒で「お燗酒」55度をティスティング
1本でこんなに違う「びっくりポン酒!」な日本酒ワールド♡
ティスティングしたお酒は日置桜「特醸純米酒」。1985年に発売されたロングセラー酒で、鳥取県産の山田錦と玉栄を使用。生産者・杉山信一郎さんが低農薬・低肥料で栽培。精米歩合は55%。
なぜ「特醸(とくじょう)」と名のったのか?
日置桜の山根正紀社長に聞きました。
●「特醸純米酒」スペック
酒質 辛口
アルコール度 15.5
日本酒度 +8.0
酸度 2.0  協会7号
精米歩合 55%
無濾過(淡い山吹色)
使用米 山田錦・玉栄(鳥取県産)
保存方法 常温可能 26BY仕込(瓶詰め2016年1月)
飲み頃温度 10℃前後、お燗
「当時の鳥取県東部の酒蔵は、精米歩合50%より白くないと吟醸と謳うのは恥ずかしいという文化があり“特醸”と父が名付けました」山根社長談

◎日本酒の温度
(昔は温度計はなかったので体感温度。それを今、数字で当てはめると)

COOL
「冷や」0度⇒みぞれ
「冷や」5度⇒雪冷え
「冷や」10度⇒花冷え
「冷や」15度⇒涼冷え(すずびえ)
HOT
「燗」30度⇒日向燗(ひなたかん)
「燗」35度⇒人肌燗
「燗」40度⇒ぬる燗
「燗」45度⇒上燗
「燗」50度⇒熱燗
「燗」55度以上⇒飛び切り燗

↑花冷えとお燗酒の味違いを楽しんだ(先着10名の)皆さん
◎日本酒の代表的な「桜」銘柄
◎ 「桜」がつく日本酒の代表銘柄
山形 出羽桜 出羽桜酒造
栃木  四季桜 宇都宮酒造
滋賀 薄桜 増本藤兵衛酒造場
滋賀 初桜 安井酒造場
岐阜 御代櫻 御代櫻酒造
兵庫 櫻正宗 櫻正宗
兵庫 黄桜 黄桜酒造
広島 美和桜 美和桜酒造
広島 桜吹雪 金光酒造
鳥取 日置桜 山根酒造場
島根 玉櫻 玉櫻酒造
◎お花見は「八重桜」がおすすめ!
〜おすすめる理由〜
1 気温が上がって、暖かく過ごしやすい
2 花見ブームが去って、空いている
3 花にボリュームがあり、色濃く見応えあり

↑八重桜はまるで、チアリーダーのボンボンのよう!JRA馬事公苑
●代表的な桜4種は
1 ソメイヨシノ染井吉野(桜の名所の約8割!桜前線はソメイヨシノが基準 クローンなのでサクランボはできません。葉よりも花が先に咲く )

2 シダレザクラ 枝垂桜(細い枝がシャワーのように垂れて咲く桜。京都の上賀茂神社・ベニシダレザクラの「斎王桜」、白系の「御所桜」が有名。京都府の府花。枝垂桜は長寿で、福島県の三春の滝桜・ベニシダレザクラは樹齢1000年とも)
3 ヤエザクラ 八重桜(4月中旬〜5月にかけて遅く咲く。八重とは一重咲に対しての言葉で特定の品種名ではありません。カンザン「関山」が色濃く、ボリューミィで人気。塩漬け、桜湯に使われる品種。大阪の造幣局桜の通り抜けが有名。東京はJRA馬事公苑がおすすめ)
4 カンザクラ 寒桜(2月〜3月、文字通り、寒い頃から咲く、早咲き。花は一重)
など

↑photo tomoko mukai  一升瓶を握りしめの図。その2(*´ω`*)

↑「千代田大奥御花見」
●海外の人が撮影したくなる日本の風景3要素は
桜+富士山+五重塔はじめ、神社仏閣真っ赤な鳥居!が入ること

↑「世界中のカメラマンが死ぬ前に訪れなければならない21の場所」に選出された「新倉山浅間公園」は海外ツーリストたちに大人気
↓ 新倉山浅間公園・情報
https://www.city.fujiyoshida.yamanashi.jp/forms/info/info.aspx?info_id=575
http://www.yamanashi-kankou.jp/kankou/spot/p1_4919.html
http://www.fuji-yurari.jp/special_vol3.html
サケ=「酒」×「咲け」=「SAKE」
サ クラ は、「The Kura 」でもあること!
いまだ〜サクラサケ〜の楽しさに出あっていない人たちに、この面白さを広く伝えてまいりましょう〜!
* * * * *
以下↓記録写真です

キッチンわたりがらすさん

調味料も素材も自然派

まっちゃん先生こと松崎晴雄先生「はじめてのSAKE〜南から北へ桜前線を追いかけて」全国行脚してセレクトした銘酒!珍酒?5種類をティスティング。桜酵母も3種登場

和菓子薫風つくださちこさんによる「和菓子とSAKE、春」SAKEは和菓子と合う!その解説がナルホド面白かったセミナー

燗の魔術師・髙木晋吾さんの「春のお燗」ありとあらゆるお燗を試させてもらいました〜。高木さんのおすすめは「長珍」

日置桜を燗酒にする高木さん。長珍は新聞紙ラッピング!

今シーズン木戸泉の蔵人として酒造りに関わったジャスティンさん!

皆さん、ありがとうございました!

カウンターにズラリ勢揃いした春の日本酒
◎サクラサケ!お酒リスト
田酒(青森県)
春霞(秋田県)
愛宕の松(宮城県)
米鶴(山形県)
大山(山形県)
花春(福島県)
穏(福島県)
尾瀬の雪どけ(群馬県)
来福(茨城県)
木戸泉(千葉県)
松美酉(神奈川県)
大雪渓(長野県)
萬歳楽(石川県)
花さか遊穂(石川県)
喜楽長(滋賀県)
黒龍(福井県)
福千歳(福井県)
五橋(山口県)
山縣本店(山口県)
鳴門鯛(徳島県)
日置桜(鳥取県)
天穏(島根県)
竹の園(佐賀県)
日向櫻(宮崎県)

燗付師 髙木晋吾さんの「長珍」!
#sake2020

__________________
http://sake2020-02.peatix.com/
peatixで紹介した詳細です↓自分備忘録

4月2日(土)は、サクラサケ!
いよいよ開花もせまり、イベント詳細も決まってまいりました。
SAKE2020プロジェクト主催のイベント「サクラサケ!」。
飲みたい人、食べたい人、知りたい人、いろんな人がいろんな楽しみ方ができるように、オプションをいろいろご用意します!
まず、事前のエントリーは2種類です。
利き酒に集中したい人は・・・
基本エントリー(おひとり¥2,020-)=日本酒飲み放題
食べて飲んでお花見気分を満喫したい人は・・・
おつまみ付エントリー(おひとり¥3,900-)=日本酒飲み放題+特製おつまみ付!
こちらの特製おつまみは、キッチンわたりがらすさんによる「SAKEに合う春の味覚」のお弁当です。オーナーシェフの村上秀貴さんご自身が各地におもむき生産者に出会い、そのおいしさに感動したという素材や調味料ばかりが詰まっています。
SAKE2020プロジェクト初の一般向けイベント「サクラサケ!」
日時:2016年4月2日(土)13時スタート(16時終了予定)
会場:CAMARADA 目黒区東山1-3-6クレール東山201
会費:基本エントリー おひとりさま 2,020円(日本酒飲み放題※)
特製おつまみ付 おひとりさま 3,900円(日本酒飲み放題※)
そのほか、有料のセミナーもございます。
詳しくは以下をご覧ください。
定員:60名
申込:peatixよりお申し込みください。
会場では、ミニセミナーを開催します。お好きなセミナーを会場で選んで楽しんでください。
なお、ご来場の方はすべてのセミナーをお聞きいただけるのですが、うち2つのセミナーでは、内容を最大限に楽しめる体験付の有料席をもうけることにしました。
■オープニングセミナー
山本洋子「桜とSAKE」 13:15〜 30分予定
当プロジェクト実行委員の山本が、桜とSAKEの歴史について熱く語ります!全員無料でお楽しみいただけます。
先着10名様(スペースの都合上)には、「桜」銘柄の代表選手・鳥取県「日置桜」さんの発売して31年目のログセラーの「特醸純米酒」こちらの、「花冷え」温度とお燗酒の飲み比べもあり。
■スペシャルセミナーその1
松崎晴雄「まっちゃん先生のはじめてのSAKE〜南から北へ桜前線を追いかけて」30分予定
有料席:¥1,000-(会場申込/先着20名)=セミナーに登場するSAKEのテイスティング付
当プロジェクト代表、まっちゃん先生こと松崎が、全国行脚してセレクトした銘酒!珍酒?5種類をご紹介します。
■スペシャルセミナーその2
和菓子薫風 つくださちこさん「和菓子とSAKE、春」30分予定
有料席:¥1,000-(会場申込/先着20名)=つくださんお手製の和菓子付
SAKEは和菓子と合うんです!ホントに?という人は実際に味わいながら、なぜ合うのか、その秘密を聞いてみましょう。
さらにさらに、会場内にはこんなコーナーも。
■スペシャルブース
燗の魔術師 髙木晋吾さんの「春のお燗」
厳選したSAKEを、雑誌dancyuも注目のお燗番、髙木晋吾さんのお燗でいただけます。
他にも、セミナーで紹介したお酒や特別に入手したお酒を1杯¥300〜で販売しちゃうかもしれません。現在、鋭意セレクト中です。
これは会場でチェックせねば!です。
<お申し込みにあたって> 当日の様子を、SAKE2020プロジェクトのホームページならびに当プロジェクトの管理するソーシャル・ネットワーキング・サービスなどに掲載、または当プロジェクトの宣伝広告活動に使用させていただく場合があります。そのほか、取材等により、カメラなどが入り、参加者が映りこむ可能性がございます。イベントにご参加いただいた時点で、ご了承いただいたものとします。
次回イベント開催予告「SAKEフルコース」
5月14日(土)19時〜 @新橋
今後もゾクゾクとイベント開催の予定です。お楽しみに。
なお、本プロジェクトの活動は基本的に非営利でおこないます。みなさまのイベントへの参加をはじめとする協力・サポートにより運営資金を捻出していきます。
SAKE2020プロジェクト実行委員会
代表:John Gauntner
松崎 [...]

「圓生百席に挑戦」→鈴木三河屋→祐さんへ

April 1, 2016

20160331(木)国立演芸場で三遊亭鳳楽師匠の「圓生百席に挑戦」へ。
師匠自らが言ってましたが、「今、誰もやらない噺は、面白くないんですよ」
そんなわけで……「圓生百席に挑戦」は、普段の師匠を知っているか、どんなことがあって広い心を持つ方でないと、誘えない会です。
広瀬さんが、志の輔師匠の落語はどんな人にもOKと言っていましたが、それとは対極の企画かも。あと2回で100席、達成だそうです(次回は7月28日)
噺は
「お血脈」
「城木屋」
「三年目」

そんな古典落語を楽しんだあと、鈴木三河屋さんへ

店頭に並ぶボトルは、すべてダミーボトル。
注文するとそれぞれの冷蔵庫から出てきます。

冷蔵庫は温度違いで複数設置してあり、徹底した品質管理が自慢です。
店内のテーブルには日本地図が置かれ、取り扱いの蔵の場所がわかるよう地図にシールが貼ってあります。

店頭では、「厳選日本酒手帖」を引き続き販売してもらっていますm(_ _)m 本当に何度もご注文いただき、ありがとうござます。隣にはキッドの山本さんの本も。

そして、以前から行ってみたかった鈴木三河屋さんから徒歩1分の「祐(おかげ)」さんへ

祐のご店主とは鈴木三河屋さんでお会いしたことがあり(本も愛読いただき感謝!)今回は一ヶ月前に予約をして行きましたが、お店はド満席でした!

ご店主夫妻!奥さんカッコいい
まずは、宮城のムラサキウニ登場

最初のお酒は而今!

珠玉の雲丹の後は、シマアジ

トリ貝好みでした〜。

境港の魚はフライで登場! 茶色は椎茸

「貴80」がクリアー感あり、オイリーな厚みもありで、ビックリのおいしさでした!

あんな80があるなんて!

最初にいただいた「而今」は、香りを控えめにしたという食にあう1本。今季の三重県産山田錦とてもよかったです!

「喜久酔」は安定の安心の、まろやかきれいな美味しさ。

「奥播磨」の生2年熟成は、生臭くなく、いい熟成でこちらも驚き。幸代さんが抱きしめてました。

「木戸泉」は三河屋さんスペシャル☆これもgoodでした〜。いすみ鉄道×木戸泉のイベント参加したかったです。

ほか、「宝剣」「王祿」など

長芋と大根のお漬物

そして、自慢の「卵サンド」もいただきました。
珍しいですよね。居酒屋さんで卵サンド。おつまみになかなかよかったです

皆さんありがとうございました!
「祐」さんはご店主のお人柄があらわれていました。

厳選したお魚や料理もおいしく、楽しく、大満足☆

お酒は、鈴木社長が最初から最後までセレクト!順番もなるほど〜〜が、いっぱいのお酒ばかり。

一同おおいに楽しんだのでした。すべてボトルで(次々に空けて)
「このお酒はお燗がいいかも」というのは口だけで、その暇もなく、あっというまに空くという。
10人いると早いですね。

よく飲む人ばかりで♡

梅干しとチャイ風味の梅シロップを頂戴しました!
また伺いたいお店です

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