Archive for May, 2016
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May 2, 2016新茶の季節がやってきました!静岡県の豊好園さんの針のような新茶です。刺さると痛いです
お茶は量りにくいのです。特に針のようなお茶の場合、うまくさじにのりません。
写真は、5ccの小さじ
紅茶の時も原稿書くのに難儀しました。何度も量って実験、その苦労した本が「厳選紅茶手帖」です
こんな書評いただきました→http://blog.goo.ne.jp/good-tasty/e/319c25f8f4fe2eb15795d4bd5cfe0267
さて、紅茶は小さじ1で約2gですが(ただし、アッサム茶葉のコロコロ形状CTCタイプは、たくさん入るので約3g、ダージリンの最高級茶葉のアンカットリーフなら、入らないので約1g)
豊好園さんの品評会用である最高級の針状の茶葉も、紅茶のアンカットリーフ同様に、入りません。
さくっとすくって約1gです。当然ですが、お茶は茶葉の量と湯の量、温度で味が決まります。ここが無頓着だと勿体ない〜
↑豊好園さんの茶畑は、凄い急斜面にもあり。豊好園さんの栽培品種はなんと20種類以上で、品種に合わせて茶畑の場所を変えています。出品茶用の茶畑は自宅前の平地です。
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◎豊好園さんに習ったのは、10gで100cc(高級浅蒸し茶の場合)
100ccといっても×4煎目までいけます!(何度も飲めるところが紅茶との違い。高級煎茶は10gパックが便利。豊好園さんは10g入りがあるので嬉しい)
●燦(きらら)の煎れ方(4人分)
1 100ccのお湯を50℃まで冷まします(湯気が小さく上がる程度)。
2 急須にお茶10gを入れます。
3 お湯は円を描くように、ゆっくりと注ぎます。
4 茶葉が少し開きかけたら(約1分)、茶碗にゆるりと均等に、最後の一滴まで注ぎ出します。
1人で飲む場合は茶葉5g、湯量50ccで
詳しくは→http://www.yohkoyama.com/archives/52302
煎茶は丁寧にいれるとすこぶる美味。
出汁のような濃いうまみに清涼感。葉っぱからよくまあこんな深い味が出るものだと感心します。
一煎目の後は、湯温を10℃ずつ上げて、 時間をかけずに注いで飲みました。
味は、だんだんうまみが減って苦味が出てきます。それもまたウマシ!
↑こちらが4煎目の茶葉の状態。茶葉が美しく開いています。やわらかくて、このまま食べてもおいしいのです〜。
今、日本茶は「深蒸(ふかむし)」茶が増えていますが、いい茶葉のお茶はぜったい「浅蒸(あさむし)」茶!
豊好園・園主、片平次郎さんの写真をお借りしますと
↓ ↓ ↓
5月3日 絶好のお茶摘み日和
「蒸しを上手く決める事が大切です。ちょっと専門的ですけどね♪豊好園は浅蒸し茶なので、サッと蒸し機を通過して蒸し工程完了です」
(注)この浅蒸し茶は、ひとつ上の写真の葉ではありません
「蒸した後、ミスしないで揉めば針のようなお茶の出来上がりです(*^^*)」
◎blogお茶ができるまでのレポ↓
http://www.yohkoyama.com/archives/4502
◎blog豊好園さんは20品種以上栽培!レポ↓
http://www.yohkoyama.com/archives/4524
豊好園HP
〒424-0415 静岡県静岡市清水区布沢270
TEL:054-396-3336
FAX:0120-263-726
営業時間/平日11:00~18:30
定休日/水曜日
商品案内(←ただし、新茶情報UPナシ。最新情報は電話で)
毎日の情報はこちらを→ 豊好園facebook
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静岡 超絶景!片平豊さんの茶園
●blog 2009
FOODEXで会う!豊好園の片平豊さん
絶景!豊好園の茶畑再び その1
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お茶の豊好園にピエール・エルメさんが!
静岡・豊好園の出品茶を味わう会 その1
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第21回 豊好園お茶飲み会
第21回 豊好園お茶飲み会2
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