May 7, 2019
週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・福田
週刊ダイヤモンドの連載『新日本酒紀行 地域を醸すもの』
【Number 110】は長崎県の福田酒造さんへ
超!遠いいいぃいいぃいい〜〜〜っ
延々と、こんな素敵な海の風景を眺めてロング ロングdrive
長崎県知事は、選挙活動の時は移動が大変だろうな〜と想像します
長崎県の位置は、地図の左側、赤い部分です
蔵の住所は長崎県平戸市志々伎町1475番地。この「志々伎」という土地、歴史がなんとも古いのです。
平戸市志々伎町は佐世保市の先、平戸市なのですが、一番離れた端っこなので、平戸大橋を渡ってから、車で45分かかります。
今回は優しい長崎県庁さんに連れて行ってもらいました!感謝でいっぱいです タクシーで行っていたら、どえらいことになってました・・・。
じつは福田酒造さん、2度目の訪問なんです!前回は、1997年の1月頃
この↑ムック本を編集したときに初訪問
『おいしい九州 』オレンジページムック―日本を味わう新旅ガイド
1997年の3月に発売したムックですが、今、アマゾンで見たら23974円ですって
日本最西端の酒蔵です!
福田酒造さんは「じゃがいも焼酎」もつくっているんです。創業は元禄元年、西暦でいうと1688年。
今、注目しているのは彼↓
福田竜也さんです〜!
お茶と長崎カステラを出していただきました(ブランドをお聞きすると松翁軒)
↑酒蔵のblogより写真拝借
KURA MASTER受賞の記事はコチラ→長崎新聞
最近、グングン酒質が上がり評価も絶好調!30BY(酒造年度)の受賞歴は以下の通り
↓
全国新酒鑑評会 入賞
2018年 IWC(インターナショナルワインチャレンジ) SILVER賞[イギリス・ロンドン]
2018年 Kura Master 純米酒部門 プラチナ賞[フランス・パリ]
2018年 Kura Master 純米吟醸部門 金賞[フランス・パリ]
福岡国税局 金賞受賞
2018年 SAKE selection吟醸酒(大吟醸酒含む)部門 シルバー賞[ベルギー・ブリュッセル]
凄い! しかも香り系の酵母は使っていない(私は香りの強い酵母が苦手)。竜也さんが選ぶのは食事に合う酵母のみ(お父上は華やかな香りが好きという)
おだやかで、やさしいおいしさ
地域の酒米を積極的に活用
というわけで、週刊ダイヤモンド「合併特大号」は福田酒造さんを紹介しています!
(本文より)
平戸島は古代日本の最西端で、世界への窓口だった。古墳時代から志々伎(しじき)湾に大陸からの船が着き、戦国時代はポルトガル人が欧州の産品とキリスト教を伝来。島西端の志々伎神社は日本武尊(やまとたけるのみこと)の御子、十城別王(とおきわけのみこ)を祭り、そのお神酒を造る酒屋だったのが福田酒造だ。代々松浦藩主御用達で、社長の福田詮さんは14代目になる。
竜也さんで15代目です。この続きは誌面でどうぞ~!
竜也さんに蔵を案内してもらいました
焼酎も販売。こちらは瓶(かめ)ごと販売している長期熟成の焼酎。貴重品なのに、瓶ごとなのに、意外なお値段。ぜひ一度蔵へ行ってみてほしいです!
博物館も併設していますよ。福鶴じゃがたらお春博物館
祖先はクジラを追いかけていたとのこと!
漁に使う槍を持ってもらいました。大きさがわかりますね
蔵の真向かいにあるのが志々伎漁協
天然ヒラメの水揚げ量が全国でも有数の漁港です。酒蔵の真ん前です!
私は海に近い酒蔵に興味があり、リストアップして飲んでおりますが、海に面した蔵はいくつもありますけれど、福田酒造さんは日本で一番漁協に近い蔵だと思います!
・
◉週刊ダイヤモンド「合併特大号」
平戸島は古代日本の最西端で、世界への窓口だった。古墳時代から志々伎(しじき)湾に大陸からの船が着き、戦国時代はポルトガル人が欧州の産品とキリスト教を伝来。島西端の志々伎神社は日本武尊(やまとたけるのみこと)の御子、十城別王(とおきわけのみこ)を祭り、そのお神酒を造る酒屋だったのが福田酒造だ。代々松浦藩主御用達で、社長の福田詮さんは14代目になる。
竜也さんの言葉をぜひ記事で読んでほしいです!
Topics: ご当地もの, 新日本酒紀行 地域を醸すもの, 日本酒 | 2019/5/7 16:31:56
May 6, 2019
大分・赤峰勝人さんのなずなへ
↑大分合同新聞社の三股秀明さんおすすめの宿!JR大分駅に出来たJRホテルブラッサム大分からパチリ。最上階に別府湾が一望できる天然温泉もあり!ななつ星in九州のデザイナー水戸岡鋭治氏による木や障子を使った和モダンなインテリアも素敵★
GWも終わってしまいました(今年のGWは予想外の過ごし方となりました)
その前に、4月24~25日は、大分県出張でした!
大分政経懇話会が終わった翌日、尊敬する赤峰勝人さんの「なずな農場」へ行きました。
なずな農場へ行くときは、いつもレンタカーでしたが、今回は初めてのバス旅!
赤峰さんの考えを知り、赤峰さんの追っかけとなり!
オレンジページ時代に、この本を編集させてもらいました。
百姓という言葉は赤峰さんの自慢です(一説には百人の女性を生き生きさせるとも)
農薬と化学肥料を一切使わない農法に30年以上、取り組んでいる赤峰さん。
一般的には、畑のなかでの嫌われ者、雑草・菌・害虫を「神草・神菌・神虫」と呼び、「すべての命はつながってる」ことを伝える循環農法を実践。全国にお弟子さんも多数。
なずなの住所は大分県臼杵市野津町大字落谷2181-1
佐伯駅行きの急行 11:48発 13:38着(110分乗車) に乗車しました
大分駅前から佐伯(さいき)行きバスで約1時間のプチトリップ!
落谷停留所で下車。バスの進行方向に進んで徒歩5分のところに
「なずな農園 NAZUNA ランチ&カフェ 野菜ごはん」があります オープンは2017年
営業日は木、金、土日で営業時間は11時から15時
カフェの向かいには
自然食品店の「なずな」があります。
野菜に玄米、調味料など、暮らしに必要な自然食品関連を扱っています。10時から17時まで。ほぼ年中無休。
本日のランチプレートは!
超ワクワクするラインナップ✨
なずなの玄米小豆ごはんのおいしさったら、世界最高だと思います。
調理には一切、砂糖を使っていません。使うのは「なずなの塩」そして、誠実に作られた調味料のみ。シンプル調理ですが、素材力も凄いので、すこぶる美味!
調理を担当する赤峰茂さんと山崎圭子さん♡
こちらが本日のランチプレートです!玄米小豆ご飯、料理どれもこれも超絶おいしいっ
赤峰勝人さんと茂さん。「だんだん顔が似てきました(笑)」と茂さん
(大事な後藤靖子さんの写真を撮りそびれました・・・)
勝人さんは5月17日で76歳に!年齢をまるで感じさせません
自然海塩の「なずなの塩」も手がけています。
「塩くらい大事なものはない」と勝人さん。
この塩が絶品で、味がピタリと決まる力強い味。「あらしお」と「てんぴしお」があります。なずなのお店で販売しています。
・
◉赤峰さんと「なずな」を紹介したblog
↓
2012年5月
2011年2月
2010年
2008年5月
赤峰勝人さん東京講演会報告←クリックして読んでください!
2009年8月
赤峰勝人さんの料理レシピが掲載。温故知新的生活Vol.3出ました! その1
赤峰勝人さんの料理レシピが掲載。温故知新的生活Vol.3出ました! その2
赤峰勝人さんの料理レシピが掲載。温故知新的生活Vol.3出ました! その3
2007年7月
2006年10月
カフェで使われているテーブルは、赤峰家の敷地内で伐採した樹齢200年の「くすのき」を加工。一番ロングのテーブルは長さが1m70cm!(最長6mだったとか)
加工したもの。持たせてもらったら緻密で超重たかったです。
赤峰さんは、みなさんの疑問質問に答えるべく、月に一度、無料で問答塾を開催しています。
問答塾、次回は5月は26日(日曜)です。
なずなには、HPがあるものの・・・あまりというかほとんど更新されていません。どうも忙しくて後回しになっているようです。カフェや売店の営業時間などの確認はお電話が良いかも。
●電話0974-32-7111
ですが、農場と出荷業務、カフェも少人数で担当されており、毎日多忙の皆さんゆえ、電話はご配慮お願いしますね。
命をいただくことを実感する心と体に響く野菜ごはん、ぜひ一度食べてほしいです!
Topics: macrobiotic, ご当地もの, 玄米 | 2019/5/6 13:39:03
May 2, 2019
大分政経懇話会で講演会
4月24日(水)から、大分県に行ってました!
全日空エアバスA321
機内では七賢の蔵元、北原ブラザースを取材した番組がオンエアしてました。七賢片手に飲みながら観たかったです! 最近は日本酒の記事や番組が増え、よく見るようになって嬉しい✨
今回は、大分合同新聞さん主催の大分政経懇話会で講演させてもらいました。久しぶりの大分県!私が乗った朝の飛行機の次の便から、大分空港は濃霧のために空港閉鎖に。
遠隔地の講演会の場合、念のために前日入りすることが多いのですが、雪の心配がない大分なので、当日入りにしました。
いや、もう、ホッとしましたが、ぞっとします。
(この日、東京で会議があった大分県知事は北九州空港へ向かわれたそうです)
会場は24日が老舗の別府市のホテル白菊、25日に中津市のグランプラザ中津ホテルでした
ご担当は大分合同新聞・論説委員を務める三股秀明さんです!お世話になりました
地元のNOAS FMさんの番組で、講演主旨をお伝えしました!
アニメ声優のようなキュートな声のアナウンサー女子♡講演も聴きにきてくれてありがとう
別府市のホテル白菊さんの中庭からの光景。
お風呂だけでも利用可能だそうです!
そ、し、て
夜はめくるめく日本酒ワールドのお店 和dining なゝ瀬 さんへ
それがもうもう凄い!日本酒の飲み放題銘柄が素晴らしく、ウソでしょー!という銘柄がずらずらずらりと勢ぞろい
「日本酒に合わせた和食を愉しむコース」 は店主いわく≪その時々、一番おいしい日本酒を厳選!≫日本料理は、もともと日本酒が主体でした。その時々の料理人が日本酒に合う料理を考え、体系が出来たといわれています。そんな古式に習い、それぞれ個性豊かな日本酒に合う料理を意識した献立をご用意いたします。
とのことで、料理に合わせて1種類(プラスα)が登場!
大分県のお酒から始まって、ご店主が集めに集めた全国の銘酒が勢ぞろい!
料理終了後も珍しいお酒をご紹介していただきました。
いやもう、たまげるほどのお酒コレクションでした。ここは大分県よね?と思ったほどです。はい。
カラスか〜で夜が明けて
26日の大分合同新聞さんに掲載していただきました。
講演を記事で紹介してもらいました!
(それにしても、私の顔、コワイッ・・・コワすぎ)
そして、素敵な大分のお宝、聖地へも訪問しました!つづく
Topics: ご当地もの, セミナー | 2019/5/2 17:10:30
April 27, 2019
オーガニック紅茶園巡り vegan アフタヌーンの会
オーガニック紅茶園巡り
ダージリン&アッサム&ニルギリを楽しむ
vegan アフタヌーンの会
小田原の自然派パン屋・小澤ちひろさんのポタジエララで開催します!
~ダージリンの春・夏・秋をティスティング! + アッサム、ニルギリの三大産地も登場!インドを紅茶で旅します~
紅茶はワインと同様に、作り手が栽培から発酵、仕上げまで行う農業と直結した味わい深い発酵食品です。その味わいはじつに多種多様で、季節の違い、畑の違い、作り手の違いで、茶葉の形状も、香りも色も、まるで違います。
2019年の春摘み・マカイバリ茶園
無農薬栽培歴、40年のダージリンの老舗茶園マカイバリから、季節の違いがよくわかる「春摘み」「夏摘み」「秋摘み」を飲み比べます。
そして、アッサム、ニルギリと、インド3大産地の紅茶すべてをオーガニック茶園からセレクトして楽しみます。
その場で入れて、テイスティングするからこそわかる紅茶の奥深い世界!一緒に楽しんでみませんか? 自然派紅茶とは? その今がわかる講座です。“奇跡の超高級茶”も登場するかも!
すべてオーガニック認証を取得した自然派の茶園の茶葉ばかり、ブレンド茶は一切ありません。めったにできないオーガニック紅茶の徹底テイスティング会です。ポタジェララ・小澤ちひろさん特製のveganメニューと一緒に、お楽しみくださいね♡
2018年の夏摘み・マカイバリ茶園
2018年の秋摘み・マカイバリ茶園
●日時:6月22日(土) 14時~16時
場所: ポタジェララ 店内 定員:20名
会費:¥3900 (講習代、テイスティング用オーガニックティー数種類、軽食代全て含みます)
●講師 石井 道子 マカイバリジャパン専務取締役。 幼少時代を父の仕事の関係でインドで過ごす。父が脱サラをしてインドに残り、マカイバリ茶園主ラジャ・バナジー氏と運命的な出会いをはたす。 母が急遽、インドから帰国してマカイバリジャパンを立ち上げる。当時、某銀行系シンクタンクで経営コンサルタントとして働いていたが、辞めてマカイバリジャパンに転職。経営ということは同じだが、自らが小さな会社の経営者になる。マカイバリ茶園から届く旬の紅茶を販売すると共にマカイバリ茶園の理念や バイオダイナミック農法について伝える活動をしている。妹の博子さんがデリーでティーショップHAPPY HUNTERを営む。
◉ポタジェララ
〒250-0872 小田原市中里285-14 OPEN 9:30–19:00 月曜・木曜定休日
Tel/Fax 0465-46-1383
小澤ちひろさんより↓
会費は先払制。ゆうちょ銀行または店頭までお願いします。参加申し込みの後にお振替を。
ゆうちょ銀行 記号10240-2 番号64099281
オザワチヒロ 宛
入金確認をもちまして申し込み受付済みとさせていただきます。
・
Tea Boutique & Tea Salon
HAPPY HUNTER
E-52 Hauz Khas Main Market,
New Delhi-110016, INDIA
tel:(91) 011 41421442, 9810413270
Topics: cafe, event, 紅茶手帖 | 2019/4/27 9:37:34
April 24, 2019
PHOENIXと楯の川&
(写真はクリックすると大きくなります)
フランス・パリで、日本の本物の調味料や日本酒をシェフたちに紹介し、広めた故黒田利朗さん。黒田さんのお店で日本酒を知って、大ファンになったというPHOENIXが来日🎸しました。
その名を冠した楯の川レインボー特別ボトルに加え✨このたびスパークリングサケが仲間入り🍾
日本公演初日に、お披露目会がありました!
このお酒の売り上げの一部は赤十字に寄付されるそうです。
会場には、黒田さんと親交のあった方々が集まりました✨
そして、なんと!君嶋さんのバンドが前座を務めるという🎸
会場には、黒田さんが愛した「惣誉」「風の森」のボトルと蔵元も参加。
司会はレイチェルさんで、乾杯は君嶋さん🥂 NYでPHOENIXをPRするChizukoさんも!
「PHOENIXの音楽は人を元気にさせるんです!」と君嶋さん
●黒田さんの店訪問記2010年10月
ISSéで調味料を試飲
http://www.yohkoyama.com/archives/24294
黒田さんが選ぶ日本酒&逸品
http://www.yohkoyama.com/archives/24327
2014年Paris黒田さん&Phoenix&酒
http://www.yohkoyama.com/archives/61174
2017年楯野川 純米大吟醸 PHOENIX 黒田利朗さんを偲んで
http://www.yohkoyama.com/archives/85956
Topics: event, 日本酒 | 2019/4/24 15:19:25
April 22, 2019
週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・磐城寿
磐城寿を醸す鈴木酒造店・蔵元杜氏の鈴木大介さん。「ゴールデン スランバ」を手に
【Number 109】
磐城壽(IWAKIKOTOBUKI)
/山形県長井市
二つの故郷をつなぐ米の酒
(本文)
福島県浪江町で海の男たちから愛された「磐城壽」醸造元の鈴木酒造店は、東日本大震災で全建屋が流失した。福島第一原子力発電所と蔵は直線距離で7kmと近く、避難指示が発令。
酒蔵再開のめどは立たず、2011年秋、縁があり山形県長井市で酒造りを再開する。
福島県の試験場に預けていた酵母が無事で蔵から唯一持参できた。
〜この続きは誌面でどうぞ!〜
2011年3月11日から、はやくも8年。
地元との連携も増えつつあります。
山形鉄道フラワー長井線 地酒列車にて。地元5蔵で運行する地酒列車に乗車する大介さん。呑み鉄の皆さんに、お酒を紹介。
鈴木酒造店 長井蔵
酒銘の「磐城」は地名、「壽」は「ことほぐ」を意味する祝い酒です。
洗米を吊るすクレーンは重量計付きで、同時に給水率も計ります。
蔵元杜氏の鈴木大介さんと、弟の荘司さん。二人三脚の酒造り
お酒の原料米は、山形県が開発した酒米「出羽の里」が3〜4割を占め、福島県の酒米「夢の香」も同じ割合で酒を醸しています。どれも料理にピッタリくる味。
最近、地元長井産のもち米を使った「本みりん 黄金蜜酒」も出来ました!
トロリとしたリッチな甘みが特徴です。
5蔵のお酒を楽しむ地酒列車にて。
「酒は力の水」と大介さん。
福島県浪江と山形県長井、2つの故郷を、米のお酒がつなぎます。
みんなの心を温めるお酒。その味は、懐深くどこまでもやさしい。
週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・磐城寿
◉山形鉄道
心がふわんとする泣けるローカル線です!いろんな企画列車も運行しています
http://flower-liner.jp/topics/
フラワー号に乗車しました〜〜💗
グッズもあり
山形弁の車掌さんが楽しい路線案内をしてくれます!
ぜひ企画列車に、乗ってほしい〜です。
Topics: ご当地もの, 新日本酒紀行 地域を醸すもの | 2019/4/22 14:32:03
April 21, 2019
6月29日は「しずおか日本酒トレインで乾杯!呑み鉄!東海道本線の旅」
お知らせです!
日本酒と酒米が大好きで、静岡県と秋田県の酒造組合さんの両県から、毎年なんやかや、ありがたいことにお声をかけてもらっております。
今回は静岡県酒造組合・小澤局長からのご依頼で、しずおか日本酒トレインに乗ることに!
2019年6月29日は酒米「誉富士」を蔵元さんと飲める!特別列車
「しずおか日本酒トレインで乾杯!
呑み鉄!東海道本線の旅」GO✨
酒米「誉富士」を使った地酒26蔵勢揃い
- (某社ではすでに完売でキャンセル待ちとか(驚)
- まだ募集中のツアーもあるとのことで告知します)
静岡デスティネーションキャンペーン6月29日(土)出発限定!
酒米「誉富士」を使った静岡県の地酒26銘柄を飲み比べ 蔵元も乗車
1号車 白隠正宗(高嶋酒造社長予定)
2号車 正雪(神沢川酒造社長予定)
3号車 花の舞(花の舞酒造土田杜氏)
以下はお蔵のラインアップです
●神沢川酒造場:正雪 ●富士錦酒造場:富士錦 ●牧野酒造:富士山
●富士高砂酒造:高砂 ●富士正酒造:誉富士 ●高嶋酒造:白隠正宗
●根上酒造:金明 ●万大醸造:萬耀 ●杉中酒造:杉錦
●招亀酒造:初亀 ●磯白慢酒造:磯白慢 ●君盃酒造:君盃
●静岡平酒造:喜平 ●駿河酒造:天虹 ●萩錦酒造:駿河酔
●三和酒造:臥龍梅 ●英君酒造:英君 ●浜松酒造:出世城
●花の舞酒造:花の舞 ●千寿酒造:ふじのくに ●國香酒造:雅のしずく
●山中酒造:葵天下 ●土井酒造場:花の香 ●森本酒造:小夜衣
●大村星酒造場:竹の嵐 ●志太泉酒造:志太泉
◉おつまみなど
・静岡県自慢の地元食材を使ったおつまみ(三島コロッケやわさびいなり、マグロの角煮など)とかつおチップ「バリ勝男くん」
・マイグラス「にこちゃん盃」
・三島駅出発時に「誉富士」のぼり旗や「静岡県の酒」横断幕で見送り
・途中停車駅(用宗駅・菊川駅)で乗車記念のパネルやフラッグ前での記念撮影タイム
◉申し込みは
クラブツーリズムさんは中部からの一泊二日ツアーもあり
◉日帰りプラン
東京から JR東海ツアーズさん日帰り
東京から 阪急交通社さん日帰り
●行程
東京(11:56)~新横浜(12:16)→→こだま(普通車指定席)→→三島(12:57)三島駅(13:35発)→→(JR東海道本線 しずおか日本酒トレイン 普通車指定席 )※途中駅にてトイレ休憩 →→浜松駅(16:44着)浜松(17:23)→→こだま(普通車指定席)→→新横浜(18:58)~東京(19:16)
続けての旅ツアーのご案内でした!
Topics: ご当地もの, 旅, 日本酒 | 2019/4/21 12:20:05
April 20, 2019
7月23日は「絶景茶畑と品種茶テイスティング 静岡・お茶を深く知る旅」
↑豊好園さんの雲海を見下ろす茶畑
2019年07月23日(火)
朝日旅行の日野林さんに「静岡の山のお茶は面白い!日本酒も素晴らしい!!」と、昨年秋に熱く語ったことから、こんな旅企画が。すでに9名の参加があり開催決定と連絡がありました。
↓
山のお茶をご存知ですか?
茶園は数あれど、私のおすすめは片平豊さんと次郎さん親子が営む豊好園です。
富士山と雲海が眼下に広がる標高350mの急斜面の茶畑はじめ20箇所で、適地に合わせた20種類以上の品種茶を作っています。
現在、お茶の品種は静岡生まれの「やぶきた」が全国シェアを約7割占めていますが、豊好園ではやぶきた以外の品種茶にも力を注いでいます。
今回は、希少な品種茶を茶園主の片平さん自らにいれていただき、ティスティングをしながら、それぞれの品種の違いを楽しみます。
豊好園は平成27年度の皇室献上茶指定茶園に選ばれた実力派。親子だけで営む小さく素朴なお茶農家です。
昼食は、富士山が真正面という絶景が楽しめる日本平ホテルで、大人気の日本料理「富貴庵」で藤口晃一統括料理長のお料理をいただきます。
夜は元徳川慶喜公屋敷の庭園が見事な「浮月楼」へ行き、懐石料理と静岡の吟醸酒を添えてゆっくりじっくり。
翌日は「ふじのくに茶の都ミュージアム」や「玉露の里」を巡り、静岡のお茶をあらゆる角度から、味わい楽しみます。
日本茶は産地や環境で味が異なるデリケートなお茶。
1枚の葉に凝縮された地域の魅力や秘密を、現地で見て飲んで感じてみてはいかがでしょうか。
◉行程
1日目
東京(7:30~8:30)=品川=新横浜=静岡→久能山東照宮(国宝の社殿を持つ静岡の聖地を参拝)→日本平ホテル(日本平の景色を愛でながら日本料理昼食を)→豊好園( 絶景の茶畑見学と7種類の品種茶テイスティング)→ホテルアソシア静岡泊(夕食は徳川慶喜公の屋敷跡を利用した料亭「浮月楼」にて旬の懐石料理と日本酒を)
2日目
→ふじのくに茶の都ミュージアム(お茶をテーマにした博物館でその歴史と文化を知る)→玉露の里(茶室「瓢月亭」にて玉露と和菓子を堪能)→静岡=新横浜=品川=東京(18:30~19:30)
◉お申し込み先は→ https://www2.asahiryoko.com/djweb/TourDetail.aspx?tc=C19690190000&saifg=0&madifg=0&interfg=0
●
2019年08月31日(土)
そして予告●ちょっと先ですが・・・朝日カルチャーセンター新宿教室の次回の紅茶教室は
で、ございます。
8月31日土曜日の18時半〜開催です。
マカイバリジャパンの石井道子先生に夏摘みダージリンの特徴を中心に教わります。
暑い夏には香りのよい、清涼感あるアイスティーがピッタリです。体の中を爽やかな風が吹き抜けるように、ほてった体を一瞬で癒してくれます。
皆さんは、アイスティーにはどんなイメージがありますか?
熱湯でいれる紅茶に比べて、アイスで美味しく飲むには、ちょっとしたコツが必要なのです。一番重要なのは、茶葉の選び方。どの季節のどんなグレードを選ぶかで、味わいがまったく異なってきます。
今回の目玉は、オーガニック歴40年、ダージリンの老舗茶園であるマカイバリ茶園から、届いたばかりの旬の「夏摘みセカンドフラッシュ・マスカテル」で淹れる極上のアイスティーです。
夏摘み紅茶特有のマスカットフレーバーは、ダージリンのセカンドフラッシュならではです。
フルーティな香りと味、きれいな色をワイングラスで楽しみます。
また、「ダージリン紅茶」以外にも
「ニルギリ紅茶」でフルーツやスパイスを使ったアレンジティーや、コクのある「アッサム紅茶」を使ったアイスミルクティーなど、様々な地域の茶葉と、組み合わせをご紹介します。
また、今回も ”秘密の紅茶” を最後にお出しします!
紅茶はすべて厳選されたオーガニック茶園のものを使用。
マカイバリ茶園の旬の紅茶「2019年夏摘みセカンドフラッシュ・マスカテル」付きです。
摘みたての新芽は新鮮で香りも豊か。2019年の夏摘み
講座では様々な種類のお茶を実際にテイスティングしていただきます!
毎回6アイテム以上!
https://www.asahiculture.jp/course/shinjuku/9b2420de-51d2-615d-408a-5cc03e1235d1
Topics: ご当地もの, セミナー, 茶 | 2019/4/20 11:18:31
April 16, 2019
ここのところ
4月6日土曜日は、埼玉県長瀞の喜久家食堂で、刀禰さん主催による店主・堀口さんの珠玉の日本酒を味わう会!
長瀞は桜も見事でした。
喜久家食堂はとんでもない日本酒がリーズナブルに勢ぞろいしているので、お近くの方、遠方の方も、ぜひ行って欲しい食堂です。お母さんが漬けた梅干しや白菜漬けも美味。
4月9日は新丸ビル7階フロアで「ムスムス」や「来夢来人」「現バー」を経営するオーナー、佐藤としひろさんの67回目のバースディでした!
佐藤さんは尊敬する大人です。人への思いやりや気配り、生き方に感服しています。
いろんな人と再会できました〜!
その翌日
4月10日は、奥渋のクローリーズキッチンで ”春の日本酒会”を鎌田さん原田さんと共催。
ワイン愛飲家の方たちに、日本酒の面白さを知ってもらおうという企画で、5回目になります。
鎌田さんが商社にお勤めだったので英語堪能の商社関係の方が多いですが「こんなに日本酒の種類を一同に飲んだことは初めてです」「いろいろあって、おいしいんですね」など、新鮮な感想が聞けて嬉しい。
なにがどう良いのかいろいろヒヤリングしたり、どのお酒がすぐに減るのかも興味津々なのです!
日本酒は、ライトからフルボディまで、52本をセレクト!
普段、ワインを飲んでおられるせいか、ニガシブ味に強い方が多いです。辛口や、太〜い味の古酒のお燗酒も人気でした。
4月12日の金曜日は恵比寿西館・恵比寿君嶋屋さんの3周年!おめでとうございます。
奈良県の新進気鋭の今、大人気の酒蔵、みむろ杉さんが来店され、お祝いの鏡開きも!
とてもきれいなお酒です。奈良県の酒米と9号酵母のみで酒造りしています。
奇跡の復活を果たした蔵。今度取材に行ってきます!
そして今、
東北です。まだ雪が残っていて驚いてます。
飲んでばっかりいるようですが(ですけど)、お仕事もキチンとしています(笑)
Topics: ご当地もの, 日本酒 | 2019/4/16 11:52:45
April 11, 2019
週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・鯉川
今週の週刊ダイヤモンド 2019年4月13日号
「新日本酒紀行 地域を醸すもの」Number 108
今号は「統計学 超入門」
↑余目駅前の看板です!
「コシヒカリの祖先『亀ノ尾』発祥の町」とあります。駅の隣に小さなカフェ&売店も。町内には食堂も多し。
↑風格ある蔵は母屋は築150年以上経つそうです。
酒蔵で一番古いところは200年!創業年は1725年です。
亀の尾が見つかった余目で酒を醸す鯉川酒造
(本文より)
1893年9月、山形県余目町(現庄内町)の農家、阿部亀治さんが、冷害で倒伏した田んぼで3本だけ実った稲穂を発見した。亀治さんはこの籾(もみ)から、4年後に新品種の亀の尾を世に出した。
〜この続きは誌面でどうぞ〜
↑鯉川酒造さんの米蔵
亀の尾とは、昔のお米で、交配させていない原生品種です。
愛国、神力と共に三大水稲品種と呼ばれ、1918年頃まで主流品種として全国各地で栽培されていたそうです。
ですが、新品種が次々と開発され、次第に姿を消してしまいました。
復活栽培のスタートは、1979年。
現在の蔵元、佐藤一良さんの父、淳一さんが、阿部亀治さんのひ孫から種籾を譲り受けたのです。
そして、当時の杜氏が栽培を担ったことが復活物語の始まりです!
↑2斗の菰樽(予約のみ)
お父上は残念ながら65歳で急逝してしまいます。
ですが、その思いを一良さんがしっかりと受け継ぎ、稲のタネから関わる酒造りに励んでいます。
仕込み蔵。中身ぽこぽこいってました
もろみくんです!あわあわしています〜
鯉川酒造さんの外観。遠くからでもすぐわかりますね!
ピアノを弾きながら歌う一良さんの写真を本人からお借りしました。
世界広しといえど、酒米の応援ソングを”作詞作曲演奏歌”までこなす蔵元は・・・まず、いないと思います。日大芸術学部出身です。
https://www.youtube.com/watch?v=C0GuBTGaS8A&fmt=18
そして、一良さんは駅前にある庄内町新産業創造館クラッセ の責任者も兼ねています。
売店が充実しています!
加工品が面白くて、ついいっぱい買い物しちゃいました〜。
野菜も充実。近所だったら通いたい!
米どころの余目。お米もいろいろ揃っています。なんと「亀の尾」も販売!
地元のお米を使った日本酒も!もちろん、鯉川酒造さんのお酒も。
鯉川さんは全量純米酒ですが、4合瓶で1000円〜。安すぎますっ!
おすすめはこちら!亀の尾で醸した『亀治好日』熟成させた純米吟醸です。
このお酒、ボトルの斜めに書かれたショルダーコピーに、なにやら蔵元からのメッセージが書いてあります。
お燗すると気持ちよいくらい美味しい1本!
先日、燗酒が苦手という若い女性に試してもらったら「あら?これは飲めます」と笑顔でおかわりしてくれました。
今まで、燗酒はちょっとな〜〜という方にこそ飲んでほしい!心地いい辛口純米酒です。
◉以下↓亀の尾の資料 庄内町新産業創造館クラッセ内の展示より
偶然なる三本の稲が生んだ幻の米、亀の尾
庄内町新産業創造館クラッセには、庄内町情報館のほかアルケッチァーノの奥田政行シェフが監修する食のアンテナレストラン「やくけっちゃーの」、なんでもバザール「あっでば」、カフェ「余目製パン」など入っています。
写真はクリックすると大きくなるのでコンコンたたいてみてください(全部)
◉週刊ダイヤモンド・電子版
http://dw.diamond.ne.jp/articles/-/26262
◉dマガジン
https://magazine.dmkt-sp.jp/magazine/0040/0131/00022828
Topics: 新日本酒紀行 地域を醸すもの | 2019/4/11 19:23:41