April 10, 2019
おくゆたかの一芯二葉
ヤマブキも桜も散り始めて、ちょっと寂しい4月も10日となりました。
近所のヤマブキ!鮮やかなイエローがまぶしい✨
ヤマブキといえば ↓ 太田道灌
長瀞の桜
ソメイヨシノ 雌しべもそのまわりの雄しべも可愛い
以前、豊好園の片平豊さんに分けていただいた茶樹。プランターで楽しんでいる「おくゆたか」です。
新芽の成長が、毎日、嬉しい!
一芯二葉がはっきりわかります。今年出た新芽は茎もやわらかな緑色です。
おいしい日本茶も紅茶も、プレミアムクラスのお茶は、上から3枚の葉だけを摘んで仕上げられます。
刈り取りも、全てが揃っていれば機械刈りができますが、そうではないと手摘みになるわけです。
日本茶の出品茶は、手摘みです!
その昔、茶摘み体験をさせてもらったことがありますが、2kgは摘んだと思っても200gだったり(笑) いやもう大変な仕事です。インドでも摘み手のなりてが減っているようです。
愛おしい新しい葉っぱたちです〜。
このまま食べても、爽やかなお茶の味がします!
こちらは「みえうえじま」という品種として、もらってきたのですが、違うことが判明・・・。
まだまだ芽がほんのり出たばかりです。
品種によってさまざまです!
みんな違って、みんないい!
その他
↓ ↓ ↓
●blog2008
静岡 超絶景!片平豊さんの茶園
●blog 2009
FOODEXで会う!豊好園の片平豊さん
絶景!豊好園の茶畑再び その3
お茶の豊好園にピエール・エルメさんが!
静岡・豊好園の出品茶を味わう会 その1
静岡・豊好園の出品茶を味わう会 その2 燦の煎れ方
静岡・豊好園の出品茶を味わう会 その3 釜炊きとろろご飯α
Topics: ご当地もの, 花, 茶 | 2019/4/10 12:17:06
April 8, 2019
秋田にかほの山菜
蕗の薹 ふきのとう フキノトウ
春の日本酒を楽しむときに、是非とも合わせたいのが山菜です。
低カロリーで食物繊維が豊富。ビタミンやミネラルも含まれる健康野菜。独特の香りがあるものや、苦味や酸味があるものなど個性派多し!
苦味には抗酸化作用の高いポリフェノール類が含まれると聞きました。春は山菜食べなくちゃです。東京のスーパーでも販売していますが、とれたてのワイルドな天然ものを食べたい!
というわけで、以前、山菜つみに連れて行ってもらった秋田県にかほ市の居酒屋「六三五」の六平真(むさかただし)さんに、山菜を発注(送料込みで1万円でお願いしました)
蕗味噌
山菜はとれたてを調理したほうが絶対においしいので
調理して送ってください!
と(笑)お願いしました
こちらは蕗味噌!秋田ではフキノトウは「バッケ」といいます。
フキノトウは生と蕗味噌で。フレッシュな葉っぱと蕗味噌を一緒に口に入れると、もうもう最高!
器は唐津の三藤るいさんです。
山菜、私は天ぷらよりも、おひたしや出汁醤油で食べる方が好き。
*余談ですが、秋田県醗酵工業さんが「ばっけ焼酎」なるものを出してます。何度か試しました。まろやかすぎて(笑) もっと濃いぃいぃいバッケ感がほしいな〜っ!と思いました。
焼酎原料に使われるほど、秋田はバッケがいっぱい採れる!ということです
行者にんにく
こちらは天然の「行者にんにく」とれたてをさっと茹でてしめたものを送ってもらいました。
たまらないパワフル感!元気がみなぎるおいしさ
ひろっこ
成長しているので「のびのび ひろっこ」と書いてありました(笑)
さしぼ
さしぼはおひたしで。お出汁と白醤油で上品な味付け!
みよさく
みよさくはきんぴら仕立てで。お酒にご飯がすすむくん
ごんぎょ
ごんぎょはおひたしで
せり
山のきれいで冷たい水で育った天然もの。自然の濃い苦味が爽快でした!
あざみ
あざみはトゲがありますが、「茹でると気にならなくなります」と。本当でした!
フキノトウの根元が赤紫!あでやか
春をたっぷり堪能しました〜。
六平さんありがとうございました!また発注させてくださいね
前日に、六平さんから発送する前の写真が送られてきました。仕事がなかなか丁寧です。
◉六三五さんイベント情報
陶芸家の田村一さんと酒蔵の方達と10周年記念の会「たむさご」があるそうです!
たむさご スペシャルゲストは
飛良泉 遠田杜氏・天の戸 森谷杜氏・天寿 一関杜氏!スゴイ★
・
◉酌屋 六三五(しゃくや むさご)
秋田県にかほ市平沢字天ケ町34の1
facebookの写真より。お値段も良心的! 日本酒はNEXT5に飛良泉、天の戸、天寿揃っています
店主はスキンヘッドで一瞬ドキッとするかもしれませんが、とても良い人です🤗コワクナイヨ
◉その他の「にかほ」情報
佐藤玲さんが店主をつとめる佐藤勘六商店といういちじくの甘露煮と日本酒の品揃えが良いお店あり!
温泉はしぶ〜〜いところで、金浦温泉・学校の栖 泉質はおすすめ(建物は超レトロ)
ガーデニングを自分でイチから開墾してつくった佐々木利子さんが本を出しました!
blog訪問記
にかほ大竹●佐々木利子さんの庭
Topics: ご当地もの, 日本酒 | 2019/4/8 12:01:42
April 4, 2019
KAMPAI×富久長・八反草で醸した純米大吟醸「草」
同い年の今田美穂さんが杜氏をつとめる「富久長」醸造元今田酒造本店。
美穂さんが初めて挑戦した八反草100%使った純米大吟醸酒「草」がデビュー!
このお酒は、美穂さんが出演した映画の「KAMPAI日本酒に恋した女たち」を記念して醸した1本です。
美穂さんが、葉っぱものと純米酒を愛す私にこそ飲んでほしいと教えてくれたので、さっそく試しました!
ボトルは透明。ラベルのグリーンが潔い。それだけで、今までのお酒と意気込みがまるで違うとわかります。
酒米は美穂さんが心血注いで復活栽培した八反草で醸しています。
「草」
味わってみると、爽やかさが突き抜けて、スパッとした切れ味が!
青いクリアー感といったらピッタリでしょう。
派手な香りは一切なく、透明感このうえなし。
『八反草だけで醸した純米大吟醸「草」は、葉物に合うんですよ』と、美穂杜氏
そこで、フレッシュな葉物、特にバジルやクレソンに合うというので、いろいろ試しました!
確かに
バジルは個性ある香り、苦味、うまみが強いバジル独特のおいしさを延長させてくれるような味
これは初めての味わいかも!
いやまてよ、もしや他のお酒でもそうなるかも!?と、別のお気に入りのお酒で、バジルを合わせてみましたが、ダメダメ。「草」のようの爽やかな組み合わせにはなりませんでした。
・
レストランではオイルが加わったり、そのまま野菜がズバリが出てくることはほとんどないと思います。
家だと好きに楽しめるのがいいですね(だから私は、家で飲んだり食べたりが一番好き♡ お肉や生クリーム、砂糖を使った料理が苦手。それをいちいちお伝えするのも悪くて・・・)
・
バジルを食べて、八反草の純米大吟醸「草」を飲む。クリアー感、爽快!
草食系のベジタリアンやマクロビオティックやビーガンの人が、好きな味だと思います。
クレソンはまあまあの相性
ルッコラ!! よく合いました。
まさに緑色した「草」に合うお酒です。
・
ハーブや野菜の、心地いい渋みと苦味!が楽しめるお米のお酒。美穂さんの新しいチャレンジ✨ coolで素敵!
春菊の苦味とも「草」の相性はよかったです。
日本酒を題材にした映画「カンパイ!」の第2弾は、日本酒を人生に選んだ女性3人に、スポットをあてた作品です。美穂杜氏にレベッカ・ウィルトンライさん、そして gem by motoの千葉麻里絵さんが登場します。
今回のお酒「KAMPAI×富久長 草 」は、麻里絵さんと緒に酒質設計を、ケンケンガクガクと行ったそうです。いろいろなバトル!?があったとか・・編集者の神吉加奈子さんに教わりました。加奈子さんも映画に出ています
以下は、「草」を扱う大和屋酒舗さんのHPより拝借したコメントです
↓ ↓ ↓
【今田酒造本店 杜氏 今田美穂さんのコメント】
八反草は、田んぼをわたる風の香りがする。
稲刈り時期に田んぼのそばで必ず感じる香り、香ばしいような、ハーブのような。
それからとがった細い形の葉をもつ稲の穂が、お日様に照らされてザーとすれ合う音。
八反草には、そんな植物の強さとたくましさがある。
古い在来品種は、人間の都合にまったく関係なし、植物の潔さがある八反草で、緑萌える季節に似合うお酒になればいいな。
麻里絵さんの若いパワーとコラボして、エネルギーいっぱいもらってオール八反草のしなやかさを感じる酒を造ります。
味のイメージは稲の葉の形。細くてシャープでキレがいい。
アルコール度数は、体がらく~な13 度くらいで。
私の大好きな葉野菜やハーブに合うような、いつか挑戦したかったお酒です。
大人の女性が、自分のために選ぶお酒。
だからちょっと贅沢に、美しく磨かれたグラスで飲んでほしい。
一杯のんでああ、おいしいって。そんな心が癒されるお酒をめざします。
【GEM by moto 千葉麻里絵さんのコメント】
ハーブみたいな、渋くて苦いが心地いい。それが美穂さんの造る八反草のお酒。
メリハリボディじゃなくて、スマートでどこかピンとしなやかな感じ。
だけど、瀬戸内海の波間にたゆたうような、ゆったりとおおらかな。
今まで八反草の大吟醸には、麹に山田錦を使ったり、より華やかな香りが出るように吟醸酵母をブレンドに使っていたと聞いたとき、美穂さん、今回はふりきろうよって言いました。
素材にも造りにも徹している、美穂さんの潔さを表現したお酒が飲んでみたくて。
だから麹米も掛米もオール八反草で大吟醸。あえて酵母ブレンドはせず、本質的な酒を造りませんかと提案しました。
イメージはスッピンで野菜作りをしてる美少女が、顔を手で拭って、土がついてる野菜を齧ってるようなイメージ。
昔食べた青くさいトマトのような、みずみずしさがあるんだけど、香りがちょっと足りないな~みたいな。そんな感じでいいんです。
最後にキュッとする感じのキレがあれば、きっと飲んでいて気持ちいい感じになるはず。
女性向けの酒だからこそ、そういう潔い酒ってありなんじゃないですか。
オール八反草の純米大吟醸
映画のメインキャストである、2年連続フランスKURA MASTER最高位受賞、 富久長の杜氏・今田美穂さんと日本酒ペアリングのカリスマ・千葉麻里絵さんとのコラボ!
栽培も醸造も難しい「八反草」と向き合ってきた美穂さんの技術の結集、挑戦の酒です。
「草」が、すいすいすいーっと、あいてしまいました!
今田美穂さんからのメッセージ
「横浜高島屋さんの第3回日本酒祭り。富久長は6日(土曜日)1日だけ登場。
映画「カンパイ!日本酒に恋した女たち」のために千葉麻里絵さんとコラボしたお酒「富久長 草」の話やサタケさんの素晴らしい精米機を使った新次元の扁平精米の話や、いくらでもあるじゃないですか、と責任者の竹島さん。
そうでした。皆様是非お越しください。試飲しながらのトークショーにするつもりです」
◉横浜高島屋さんの詳細はコチラ
Topics: 日本酒 | 2019/4/4 0:00:49
April 3, 2019
週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・水尾
今週発売の週刊ダイヤモンドでは「水尾」さんを紹介しています。
その昔、居酒屋TのTさんから聞いた話です。
『「みずおください〜」といわれて「水」を持っていくと「お酒の水尾です!」なんですよ〜』と、また、その逆もありと(笑)
その水尾とは水尾山という山の名前が由来!その湧水で仕込んでいるから「水尾」なのです。詳しくは「水尾のこだわり」を。
田中屋酒造店、蔵元の田中隆太さんが蔵に戻り、高品質の酒造りへ方向転換。大きく舵を切りました。
その時に生まれた新しい銘柄が「水尾」。素晴らしい透明感がある美酒です。太鼓判!
売店では、県外に出荷しない珍しいお酒が隠れていました。テステイングも可。
お母様仕込みの粕漬けも美味。
新幹線「飯山」の駅からタクシーで5分、徒歩でも15分くらい。新幹線の駅から歩いて行ける蔵も珍しいと思いますね。飯山は外国人のお客様が本当に多くて驚きました。
(本文より)
島崎藤村が信州の小京都と呼んだ飯山の里。千曲川から信濃川と名が変わる長野と新潟の県境に近い豪雪地帯にある。豊富な雪解け水と日照に恵まれ、昼夜の寒暖差もあり、上質な米と水がそろう酒造りに好適の地だ。
〜この続きは誌面で〜
・
G-Search ミッケ!は記事が200円で購入できます↓
http://mikke.g-search.jp/QDIW/2019/20190406/QDIWDW00443977.html
売り上げランキング1位!
ホテルメトロポリタン長野のバー BAR APOLLOで唯一ある日本酒は水尾でした!迷わず注文。信州サーモンと合わせました。宿泊客はお会計が2割引!
酵母は7号が主。泡あり酵母のみを使用。
搾り機の布フィルターは頻繁に洗って清潔をkeep!だからこそのクリアー感、納得。使ったら洗わないとです。
蔵元の田中隆太さん。新しく設計したスパークリング酒が清涼感goodgood✨
毎日、杜氏さんと蔵人でミーティングを欠かしません。潜入させてもらいました
お母様仕込みの粕漬けは土地のいろいろな野菜で漬けています。
Topics: ご当地もの, 新日本酒紀行 地域を醸すもの | 2019/4/3 10:32:38
April 2, 2019
石綿敏久さんのメッセージ
自然園いしわた農場・石綿敏久さんのことを追記します。
小田原で300年続く農家の15代目
一般社団法人 自然食ねっとの代表理事もつとめています。
◉石綿さんのキーウィと柑橘畑を訪問したときのこと
石綿敏久さんの聖なるレモン畑
石綿敏久さんの腐らないキウイ その1
石綿敏久さんの腐らないキウイ その2
石綿さんのレモンとキウイ購入方法
●動画の紹介→ http://shirutteoishii.com/pref/kanagawa/ishiwata
今、息子さんが跡を継いで修行中!
自然食ねっとより
石綿さんのキーウィは皮ごと食べられます。イガイガやエグミはまったくないのです。
「無農薬栽培は儲かるからという理由では、決して成功しない」と石綿さん。
自然栽培の畑が増えれば地域環境も良い循環が生まれます。頑張っている農家さんを応援したい!食は未来への一票を投じるように、選びたいと思います。
・
人間同様、植物も免疫力が大事
◉石綿さんのメッセージ(HPより)
戦後、化学合成された肥料と農薬による農産物の大量生産化が主流となり、有機農業を行う生産者は各地で孤立していく状況が続いていました。昨今、赤とんぼやミツバチの激減など自然環境が失われていくことへの危惧と、食の安全を重視する傾向が相まって、有機農業を支援する声が高まっています。しかし、虫や鳥の生息が可能な、農薬や化学肥料を使わない田畑の面積は全国で0.4%に満たない状況が長年続いています。
有機農業には、各地域の自然生態系に即した各作物個別の栽培技術が求められます。しかし、全国に点在する自然農法や有機農業の生産者の多くは高齢となり、培われた貴重な技術と土壌が失われようとしています。偉大な先達たちの長年の功績をたたえ、その技術と圃場を後世に残していくことが緊急の課題だと私たちは捉えています。
また、安心安全な有機食材・オーガニックへの急激な需要の高まりに対しては、有機農業の拡大を迅速に進めていく必要を感じています。これまで自然食ねっと株式会社として活動してきましたが、さらに我々有機農業生産者が互いに協力し、技術や情報の交換と共有を行い、的確な作付計画と圃場拡大を推進する体制の構築を図り、次の世代に継承していくために「一般社団法人 自然食ねっと」を設立する運びとなりました。
私たちは、食の安全とふるさとの環境保全を願い、自然生態系が保持される永続可能な本物の農業と作物本来のおいしさを伝えていきたいと思っています。
思いを同じくする生産者の方はもちろん、私たち生産者の活動を支えていただける医師・医療団体をはじめ、各種団体や生活者の方々の協力を仰ぎながら進めてまいりたいと思っております。
●活動概要
Topics: ご当地もの | 2019/4/2 10:07:47
April 1, 2019
レポート!自然農の石綿さんと自然栽培米の純米酒の会
昔からの知り合い☘️ポタジェララというパン店🍞と自然食料理教室を開催する 小澤ちひろさんの店で、第2回目の純米酒会を開催しました🌾✨🍶
小田急線の青いロマンスカーでGO!
今回の開催のきっかけは
小田原で自然栽培で素晴らしいキーウイと柑橘、お米をつくる石綿敏久さんが昨年、初めて「山田錦」を栽培。仲間が育てた「吟のさと」と合わせて、瀬戸酒造店さんが純米吟醸酒「里音」という酒に醸しました。もちろん、酒米も自然栽培!自然食ねっとさんの企画です。
・
石綿さんの大ファンであるちひろさんと私、それを記念して、自然酒を知る会、学ぶ会、楽しむ会となりました!
ちひろさんが、「ゼロから分かる!図解日本酒入門」P150で紹介した、天の戸の森谷杜氏に教わった酒粕の使い方から、「里音」の酒粕を使って料理してくれました。
また、ちひろさんのオリジナル「ソイマヨネーズ」に酒粕を加えたものが超美味✨まるでサワークリームを使ったようなコクのあるクリームになって、驚きました。
そのままで茹で野菜につけても美味!椎茸に乗せて焼いてもまた美味!!でした。商品化してほしい。
・
石綿さんのキーウイやレモン🍋を使った🥝サラダに、小田原の熱い生産者の野菜や豆腐、干物、卵も。
veganの方も参加で、対応メニューも多く(もちろん、私が苦手なお肉は一切無し)最後は玄米おむすび2種!
盛りだくさんの美味しい時間でした🌾✨🍶
お料理の一部!
お料理のメイキング画像↓
小田原の野蒜(のびる)一文字グルグル状態
酒粕を入れたソイマヨネーズをふわんと乗せて(焼く前)
焼いたあと!
大根と筍芋のふろふき(酒粕入り)
石綿さんのキーウィとレモンを使ったサラダ!クレソンと玉ねぎと最高の組み合わせ
玄米おむすび!
プレーンには梅干しが、そして手前は揚げて香ばしさを増したモチモチの揚げ玄米むすび!玄米は「あしがら農の会」のそらやさん。無農薬無化学肥料で、米、小麦、ライ麦、豆類や野菜も育てています。ちひろさんは開店の時から野菜はそらやさん!
自然園いしわた農場・石綿敏久さんです。小田原で300年続く農家の15代目です。
●動画の紹介→ http://shirutteoishii.com/pref/kanagawa/ishiwata
「山田錦は難しかったですか?」と聞くと、「そう聞いていたけど、なにも難しいことはありませんでしたよ」と。等級は1等! 自然栽培歴40年、地力がある田んぼはどんな稲もドンとこいですね。
今回は種もみが少なくて、お仲間の「吟のさと」と合わせて醸造。酒蔵からは、「もっとたくさん酒米が欲しい、どれだけでも買いたい」と言われているそうです。
石綿さんは学校給食に自然栽培のお米と野菜、果物を取り入れたいと運動しています。
◉石綿さんの畑訪問記↓ぜひ読んでほしいです
石綿敏久さんの聖なるレモン畑
石綿敏久さんの腐らないキウイ その1
石綿敏久さんの腐らないキウイ その2
石綿さんのレモンとキウイ購入方法
ちひろさんと、お手伝いしてくださった(左)和田農園の北村佳代さん&(私の左)安藤知実(のりみ)さん♡
ご参加の皆さま、ありがとうございました!
●北村さんのインタビュー記事
Topics: event, セミナー, ゼロから分かる!図解日本酒入門 | 2019/4/1 9:47:12
March 29, 2019
3月30日は自然農の石綿さんと自然栽培米の純米酒の会
明日のポタジェララ 小澤 ちひろ (Chihiro Ozawa)さん主催の日本酒会のおつまみが届きました!
私の好きなものばかり ★ あと数名大丈夫だそうです
〜おつまみのラインナップ〜
山本洋子さんの著書「ゼロから分かる!日本酒入門」からの再現。自然農の 石綿敏久さんのお米を瀬戸酒造店さんが醸した「里音」の酒粕を使ったおつまみも!自然栽培の酒米を飲んで、食べて楽しみます
150頁「酒粕ってどう使えばいいの?」から
「何でもおいしく着けられる!酒粕漬け床 または、酒粕味噌」を再現したおつまみを
ゆで卵 (生活クラブ生協の卵)
豆腐製品は湯河原の十二庵さんの製品。
油揚げ(長ネギみじん切り添え)
大根と筍芋のふろふき
太刀魚干物 の酒粕漬け(早瀬のひもの)
以下、石綿敏久さんのいしわた農場、あしがら農の会、地元の無農薬、有機、自然栽培の玄米、野菜、フルーツでお造りします。
春の野草も小田原産です。
自家製白菜漬
小田原産キウイフルーツとクレソンのサラダ
(石綿敏久さんのキウイフルーツ)
しいたけの焼き物 酒粕ソイマヨネーズのせ
蕗の煮つけ
筍フライ
牛蒡フリット
野菜マリネ(自家製梅酢ドレッシング)
小松菜和え物
野蒜の酢味噌
湯豆腐(塩辛のせ)
バゲットカナッペ (ブルーチーズ、カマンベール)
玄米おにぎり
玄米揚げおにぎり
◉詳細はこちらを↓
http://www.yohkoyama.com/archives/91326
Topics: event, ゼロから分かる!図解日本酒入門 | 2019/3/29 13:37:41
March 28, 2019
お花見では桜銘柄の日本酒をどうぞ
桜の季節となりました♡
本格的なお花見シーズンの到来です!
桜の樹の下では、どんなお酒を飲みましょう☺️
おすすめはなんといっても!
「桜」銘柄です
本「ゼロから分かる!図解日本酒入門」でも紹介しました
桜銘柄にもいろいろあります!
阿桜、出羽桜、黄桜、日置桜、御代櫻に
美和桜、四季桜、桜吹雪、そして玉櫻🌸
日本酒は四季の酒が面白いのです!
お酒の飲用温度にはさまざまな表現があります。
「花冷え」というのもそのひとつ!
昔は温度計がありませんでした。
こういう言葉で表したのですね
まさに花冷えの時期に試してみると、なるほど〜感いっぱいです
いろんな温度が花開く日本酒!どんな温度で飲むのか、温度もごちそうです。
花見のとき、私は前半は冷酒、後半はお燗酒を楽しむように準備していきます。
桜は淡いピンク色が多いですが、黄桜のように緑がかった桜も
いきなり、幹から咲いているのも見ますよね。
さまざまな桜の品種を撮影したのは、埼玉県の長瀞です!
見応えあって、図鑑のように楽しめておすすめです。
https://www.nagatoro.gr.jp/spot/sakura/
長瀞には喜久家食堂という日本酒の品揃えが凄い店があります。店主の堀口さんのセレクトが半端ないのです。なぜここに?という感じ🌸価格も良心的
長瀞で、こんな風景も発見!
桜はトンネルになってその下をシャワーのように歩くのも楽しいけれど、堂々とした1本が咲いているのも迫力を感じます📸
ちょうど1年前に出した本!
選び方、飲み方、器に温度、酒蔵案内など盛りだくさんの内容です。
最近、様々な日本酒記事で、参考書籍に使われているのを見ます〜。ちょっと嬉しい!
ゼロから分かる!図解日本酒入門 世界文化社
今、キンドル読み放題になってます!
Topics: ゼロから分かる!図解日本酒入門 | 2019/3/28 14:04:05
March 26, 2019
週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・酒屋八兵衛
今週号の週刊ダイヤモンド新日本酒紀行 地域を醸すもの 2019年3月30日号では
三重県多気郡大台町の酒蔵、元坂酒造さんを紹介しています
酒屋八兵衛(SAKAYA HACHIBE)/三重県多気郡大台町
コウモリモチーフ!おしゃれです
右が元坂酒造の元坂新平さんです。
左は知り合って20年近くたつ、三重県鈴鹿の酒販店 安田屋の安田武史さんです!
安田屋さんのキャッチコピーは「うまい酒しかありません」
お燗してうまい純米酒が勢ぞろい。もちろん酒屋八兵衛も昔から扱っています→紹介したblog
訪問した2月は田んぼがお休み中でしたが
稲刈り直前には、伊勢錦の稲で黄金色に輝くそうです!お写真お借りしました。
蔵は味のある木造建築
窓から見える瓦屋根も味があります。
シンと静まり返ったタンクが並ぶ仕込み蔵
新平さんのお母さん桐子さんとお嫁さんの麻里さんです
酒屋八兵衛の定番商品
昔の大きな陶器製の酒とっくり。新平さんに持ってもらいました。
伊勢錦を使ったお酒その1「酒屋八兵衛 純米吟醸酒」
HPより
その2「酒屋八兵衛 山廃純米酒 伊勢錦」
HPより
右から社長でお父さんの新さんと桐子さん夫妻。長男の新平さんと麻里さん夫妻。
人口9369人の中山間地、大台町。地域の未来の風景を酒の種から思い描くファミリーです!
超自然豊かこちらを見てください→◉大台町観光協会HP
以下、蔵のHPより
私たち元坂酒造は、江戸時代末期である1805年(文化2年)現在地において造り酒屋として創業を開始しました。
時代背景としては伊能忠敬が全国を測量し歩き始めた頃。それから代々家族が継いでおり、現在は代表者である元坂 新が6代目を継承しております。
創業者である「元坂 八兵衛」の名を冠した代表銘柄「酒屋八兵衛」は主に三重県産の米を原料にした地元還元型の酒造りを行います。
出荷先は約60%が三重県内、料飲店様だけでなく伊勢志摩など観光地のホテル・土産店にもお取り扱い頂いております。
少ない人数と限られた設備ながらも、毎年工夫を重ね酒質の強化に努めています。
Topics: ご当地もの, 新日本酒紀行 地域を醸すもの, 日本酒 | 2019/3/26 18:35:51
March 25, 2019
山形・東光醸造元の小嶋総本店
東光醸造元の小嶋総本店の会長、小嶋彌左衛門さん!小嶋総本店さんは安土桃山時代、1597年に創業。上杉家御用酒屋として成長し、会長で23代目です!
講演終了後
1984年に開館した酒造りのイロハがわかる博物館&資料館「東光の酒蔵」へ
昔の大きな木桶が18個、新しく入ったとのことで、あらためて訪問させていただきました。
この甕が凄い歴史なのです。以前甕だけ撮影したら大きさがわからなかったので、小嶋彌左衛門会長に立ってもらいました(前後になって、ちょっとわかりにくいですね。今度は横に並んでもらいます)
大きな甕は、創業時に使われていたもので
なんと400年前の備前焼だそうです!
この他にも、とんでもないお宝満載の酒蔵です。
六尺桶
ウッドワークさんの協力を得て設置したという木桶たち。桶の高さが揃って見えるのは、精密機械の設置を得意とする会社が、上手に微調整をしているからだそうです(木桶の高さはじつはバラバラ)
化粧品のSK IIのCMにも使われたという蔵。映像はこちらの現場で観ることができます。
「泡尺」初めて見ました!
こちらの蔵も酒造免許を持っており、毎冬、お酒を仕込んでいるそうです。
秘密の扉を開けると
タンクが鎮座!お酒が発酵していました。
「東光の酒蔵」が楽しいのは、売店と充実したティスティングコーナー
無料試飲と有料試飲があります。
(酒蔵関係の皆様、ぜひ試飲は有料でお願いします。無料だと気が引けますし、飲みたいのは普段飲めない高級品なので、有料で試させていただきたいのです)
最高級の純米大吟醸と大吟醸です。
東光さんの「雪女神」を使った純米大吟醸が、なんとも優しく、まろやかで美味! 右の山田錦の大吟醸袋吊りも、もちろんおいしいのですが、なんといいましょうか大吟醸界の優等生です。どちらも35%精米
左が雪女神の裏面です。GI YAMAGATA の表記が!これと「出羽きらり」を使った「東光 辛口純米大吟醸」を購入しました。
出羽燦々、雪女神、亀ノ尾と、山形を代表する酒造好適米3品種!
そして、この後、酒蔵も見学させていただきました。
最先端の洗米機が!!!
これを使い出して、いっそうきれいな酒質になったそうです。
ぷくぷく酵母さんたちが活動中!
そして、会長から「仕込み水のタンクをのぞいてみてください」と
きれいな水色〜〜〜!
水色という名は水の色からつけられた!を実感する東光さんの地下から汲み上げた仕込み水です。
蔵人さんと杜氏さん(左から2人目)と会長をパチリ✨
週刊ダイヤモンドの連載「新日本酒紀行 地域を醸すもの」でも紹介した「小嶋屋」
小嶋屋に「無題 弐ノ樽」が登場!
「伝統は自由で多様だ」であります
これがアルコール度数、13度!?と驚いてしまう味の密度があります。貴醸酒の進化系!ぜひ一度飲んでもらいたい1本です。小嶋屋 無題 弐ノ樽 で検索すると販売店情報がヒットします。
そして、3月27日に発売するお酒が「東光 平成元年」
webより
小嶋総本店 「東光 平成元年」を数量限定発売
平成元年醸造の鑑評会金賞受賞酒 30年間の熟成を経て
株式会社小嶋総本店は、雪国米沢らしい、柔らかくも骨格のある味わいを表現する酒造りに長年取り組んできました。
その中で、熟成酒の可能性について長年研究し、昭和46年より自社で醸した東光ブランドの日本酒の中で、官能検査を経て熟成に耐えうると判断した高級酒のみを8度の低温にて熟成させてきました。最も古い昭和46年産を筆頭に、現在も40数年分の高級酒を専用冷蔵庫で長期熟成し続けております。
本年、天皇陛下の譲位によって新たな元号を迎えるにあたり、長期熟成庫にて30年間熟成させてきた平成元年醸造の大吟醸原酒を「東光 平成元年」と銘打ち、数量限定で発売いたします。
「東光 平成元年」は、酒造業界で最も権威のある全国新酒鑑評会にて金賞を受賞した最高峰の大吟醸原酒です。
通年で8度以下に保たれた専用熟成庫で、斗瓶にて30年間熟成してきたものを、時代の節目となる本年に数量限定でリリースいたします。
利き酒をすると、低温貯蔵された大吟醸ならではの繊細さとともに、ほのかで上品な熟成香が感じられます。長期熟成酒でなければ辿り着けない柔らかくなめらかな質感は、原酒であることを忘れさせるほどです。
平成の時を重ね続けた味わいを、時代の節目にお楽しみいただければ幸いです。
■東光 平成元年 商品情報
商品名: 東光 平成元年
特定名称:大吟醸
原料米: 山田錦
精米歩合:40%
アルコール分:18度(原酒)
醸造年度(7月~6月):平成1酒造年度
受賞歴: 全国新酒鑑評会 金賞
貯蔵温度(専用熟成庫):摂氏8度以下
内容量: 720ml(桐箱入)
希望小売価格(税抜):50,000円
限定数量 :200本
発売日: 3月27日(水)
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↑平成元年の酒、どんな熟成をしているのでしょう。平成元年生まれの方にプレゼントしたいです!
Topics: ご当地もの, 日本酒 | 2019/3/25 17:16:07