December 22, 2019
村松ニ六さんの紅富貴の包種茶
静岡の丸子で、「紅富貴」や「紅ひかり」などを栽培し
日本の紅茶を作っている村松 ニ六 (Niroku Muramatsu) さん
11月5日に作ったという、
紅富貴の包種茶(台湾ウーロン茶)をいただきました!
見事に葉がひらき、なんとも清々しい花のような香り
爽やかで上品かつ味の厚みもあります。
村松二六さんは、なんといっても紅茶が有名な方ですが、
包種茶も作られているとは知りませんでした。
手摘みで丁寧に向き合われていることが伝わりました。
また、紅富貴の底力を知りました!
http://www.marikotea.com/26.html
Topics: ご当地もの, 茶 | 2019/12/22 18:34:24
December 20, 2019
仙禽オーガニックナチュール
同じお酒でも飲む器で味わいはガラリと印象が変わります。
甘みが強く感じたり、酸味が強調されたり、バランスが平均になったり、味がわからずそっけなく思えたり・・・
先日、せんきん の 仙禽 オーガニック ナチュールをましだやさんで購入しました。
https://www.mashidaya.co.jp/SHOP/2851.html
ラベルのシンボルマークは↓
仙禽のシンボルは、仙界に棲む「鶴」。
愛情の赤。伝統の白。革新の黒。
そのすべてが響きあうとき、
ほかにはない唯一無二が生まれる。
↑ なんだそうです
さて
こちらのお酒の原料米は、無農薬栽培の「亀ノ尾」
精米歩合は 90%
天然蔵付き酵母で醸したので、オーガニック ナチュールのようです。
ラベルの「仕様」には以下の記載あり
↓
超古代製法・酵母無添加(蔵付き酵母)
・木桶仕込み・生酛酒母
・・・てんこ盛りです
飲むと、独特の仙禽香と味の太さしっかりあります。
この香りは、好きな人は好き、気になる人は気になる
ちょっとミルキーな感じがあります。
お酒は嗜好品ですから
その香りと味をどう解釈するかで、
何を強調するか、または控えめにするか、飲み手側の好み次第
そこが、味の分かれ道だと思います。
私はいろいろ試して、口径が広く、ガバッとした形状のリーデル・純米グラスにしました。
______________
・・・なんですけれど
池上薫さんにお会いしたとき、その日、北海道出張で取材したばかりという
共働学舎さんのカマンベールチーズ「雪」をいただきました
商品に入っていた説明書に熟成期間と「相性のよいワイン」の説明もあり。これは良いですね
以下、HPより引用↓ しますと
チーズの特徴
カマンベールチーズとは本来、ノルマンディ地方カマンベール村が発祥の伝統的なチーズ。その名を語るためには、大きさや重量に規定があります。微生物が最も活動しやすいサイズであります。共働学舎ではその規定サイズを忠実に守り、本物の味を追求した、しっかりとした風味と味わいのあるチーズに仕上げています。
※日本では白カビのチーズを総称で『カマンベール』と呼ばれることがありますが、共働学舎では地理的表示(GI)保護制度に習い、白カビタイプと呼んでいます。
おすすめの食べ方
白カビなどの微生物の働きにより、日々熟成が進みます。賞味期限より20日ほど前は、あっさり風味。熟成が進むほど風味が濃厚になり、賞味期限に完熟を迎えます。チーズの熟成状態によって、ワインの相性もさわやかな白からフルボディの赤へと変わります。
食べる30分前に室温に戻すと、さらにおいしく召し上がれます。
仙禽オーガニックナチュールと合わせてみたら、
お酒の味とチーズが良く似ておりまして
細かいこと思っていたことが、な〜んにも気にならなくなりました(笑)
お酒はなにとどう合わすか!
そこですね、そこっ。
似ているものと合わせる。これは飲み方として最強です★
・
せんきんのスタンダードのお酒は、フレッシュでフルーティな
生酛酒母の「クラシック仙禽」と、速醸酒母の「モダン仙禽」があります。
両シリーズは、いつでもおいしく、せんきんらしく、安心して!?飲めるタイプ。
万人向き
せんきん初めてさんは、そこからスタートし、その後に、このナチュールを味わうと
蔵元・薄井ブラザーズが何に挑戦し、何に向かっているのかが「ナルホド」と思うはず。たぶん!
Topics: お取り寄せ, 到来もの, 日本酒 | 2019/12/20 13:30:59
福井のお餅講座
福井でポピュラーなお餅の食べ方は「あべ川餅」
餅を湯にくぐらせ、黒糖の液にひたし、きな粉をまぶす!餅は薄めにし、丸と三角(のして切った)の2種類あり。必ず「黒糖」なのだそうです
福井県交流文化部ブランド課主催の『福井食の講座 お餅から紐解く福井』会場は表参道にある福井県アンテナショップのふくい291です。
さて、お餅はお正月に食べるのが一般的だと思いますが、福井県では、そうではない~年中食ということを、福井の郷土料理研究家の佐々木 京美 (京美 佐々木) さんに、教わりました。
あべ川餅
なぜか黒糖
とぼ餅
「とぼ餅」は、半生で半円形が特徴!
・
節句餅の風習
子供が生まれた、孫がうまれた、嫁入り、婿入りした・・・というおめでたい、お祝い事があると、親戚、近所に配る風習があるそうです。
佐々木京美さんも今年、初孫が生まれたときに、注文してあちこちに配ったそうです。
そうしたら、京美さんのお母さんがそのことをとても喜んだそうです。おばあちゃんの愛、代を越えて引き継がれるの巻。
●福井の節句餅
http://www.kansendo.com/item/season/entry-123.html
http://www.zenkaren.net/archives/15382
https://www.fukumochi.com/SHOP/23509/27936/list.html
https://www.aratama.jp/shop/cart/detail.php?id=33&c=3
・
~そして88歳!米寿餅~
米寿の記念には、「餅」を「長持ち」にかけた語呂合わせと、なが~くのび~るもちの様子を長寿とかけ、縁起物として、大きな大きなお餅を送るのだそうですよ。米寿本人が!
その米寿餅は、福井では、もち米を5合も使うとか!?
大きなまる餅を2つこしらえて、「米」という字と「寿」の字を入れるんだそうです。真っ赤な筆文字で!大きく赤く
それを親戚やご近所やお世話になった人たちに配り、そして贈られた方の人たちは、「お福分け」のお餅を小さく切って、みんなで食べて、その方の長寿にあやかるそうです。
●米寿餅
https://www.aratama.jp/shop/cart/detail.php?id=12&c=3
https://www.aratama.jp/shop/cart/category.php?id=3
https://ameblo.jp/takeuchikaho/entry-11090236234.html
しかも餅には専用の漆の丸い盆があり、裏には名前と日付を入れてお盆ごと配るそうです。お盆に紙を敷いて、お餅をのせるそうです。
●丸盆
http://www.shikki-life.com/cat18/post-200.html
そして、↓驚きましたっ!
厄年の人は厄払いで、餅を奉納して、その後、「餅まき」をするそうなんですが、そのスナップ写真を見せてもらったら、驚きましたっ!円盤の形なんですよ。
平たくって、大きくて・・・
白いピザですか?
という大きなお餅をまくという。
とはいえ、県内全域ではなく、鯖江市の一部地域だそうですが、それには一度、参加してみたいものです!
おもちが汚れないように、最近は、落ちても土がつかないように、雪の積もる時期に開催しているというのも聞きました、地方いろいろですね!
お祭りには欠かせないお餅
そして、継体天皇の伝説!
・
おはぎは一年中食べるという
直売所で猛烈に売っている女性グループのおはぎをいただきました。確かにうまい!
なんだそうですよ!視察が多いので有料という。
でもおはぎと資料付き(笑)視察の受け入れは、そうでなくちゃ!
・
福井といったら「おろしそば」が有名ですが、餅もおろしが欠かせないそうです。
大根の酵素 ジアスターゼは消化を促進するので理にかなっています。
こちら、初めて知りました。お雑煮用の蕪だそうです。
お雑煮の具は、こちらの蕪だけとシンプル
・
お餅の保存食も
われかきもち
・
お餅好きの背景には
・
お嫁さんも大変だ〜という話も
・
などなどいろいろなお餅に関わるお話を伺いました!
・
◉コシヒカリを生んだ福井県では、どんな「もち米」を育てているかといいますと
福井のもち米の品種
銘柄構成比
カグラモチ(61%)
タンチョウモチ(33%)
メグミモチ(4%)
その他モチ(2%)
福井県のもち米の集荷量は、平成25年産米で1200tで、”全量県内で消費”されているそうです。
・
刈り取り時期
メグミモチ 9月上旬
カグラモチ 9月中旬
タンチョウモチ 9月下旬
(資料、福井県経済農業協同組合連合会より引用)
http://ja-fukuikeiz.jp/publics/index/89/
福井県民の餅愛強し♡
朝井 けい子 さんありがとうございました!
帰りに、1階の販売コーナーをじっくりウォッチング★
こちらの越前焼↑使用見本がありまして、それがスベスベなんです。
使い込む楽しさがよくわかり、以前、購入しまして家で「育てて」います。
のぞくと素敵な絵柄がみえる素敵な漆器と硝子の組み合わせの酒器
珍味もたくさん
もちろん!お餅も販売しています。
そのほかに
今が旬の水ようかん、油揚げ、箸など、いろいろ揃っています。
Topics: ご当地もの | 2019/12/20 11:16:17
December 17, 2019
境港の川口利之さんが選んで蒸した旬の親がに
蟹のシーズンでございます。
資源保護から、親がに(松葉がにのメス)の漁期は12月30日まで
私の蟹先生🦀である境港の川口商店の川口利之さんが選んだ旬の親がにが到着!
オスに比べると、ボディが小さいメスの松葉がに
特徴は
外子と内子と味噌!
あふれんばかりの外子はプチプチして美味
中のオレンジ色した内子と、ベージュ色した味噌部分がリッチな味わい
日本酒を呼ぶ味でございます!
両足を左右の手で持ち、本を閉じるようにパタンと折ります。
足は端を切ると切り口が広くなって、身が出しやすくなります。
食べられない部分を捨てて、
はやる気持ちをおさえて、甲羅にまとめます。
ジャーン こんな感じ
こうしてまとめておくと、あとでゆっくり、お酒と一緒に落ち着いて楽しめます。
これは別の親がに。卵、味噌の色や形に、個体差があります。
この親ガニは、境港の実家では、味噌汁の具としてよく登場していました。
川口さんも商品紹介のコメントで
「せこがに、せいこがに、こっぺとも呼ばれる、『松葉かに』の子持ちの雌がにです。
お腹の外子(卵)もさる事ながら、甲羅の中に詰まった赤い内子が絶品です。
これを食べないとカニの「通」とはいえません。
生のまま発送いたしますので、ご家庭で茹でて食べるも良し、鍋にしても良しですが、
お勧めは、大根を入れたお味噌汁です。カニを豪快に半分に切ってお入れ下さい」
今は私も大人になり!? ひとつずつ丁寧に外して、酒の肴に
今回、加熱した親がにをいただきましたが、味がひときわ美味★
スダチも蟹酢も醤油もポン酢もまったく不要です。
川口さんにたずねたら「今回は、蒸してます!」とのこと。
↑川口利之さん
大量に処理が可能な「茹で」よりも、やっぱり少量ずつ「蒸す」のがおいしいと、川口さん。
茹でより蒸しです!
「親ガニはいつでも蒸しますよ! 親ガニの漁期は12月30日までで、年内は30日が最終発送です」
とのこと。
食べたいな〜という方はHPからご注文ください。
生も販売していますが、到着してすぐそのまま食べたいという方は、加熱してあると便利。
「茹で」じゃなく、「蒸し」が希望の場合は、ご相談ください。
もちろん!高価なオスの「松葉がに」もありますよ
🦀 川口商店 🦀
川口さんのキャッチコピー↑
輸入物、冷凍物は一切取り扱っていません。
境港の出身の私から見て、蟹の冷凍品は、身が痩せて香りも悪く・・・ダメですわ
◉境港の観光情報
Topics: ご当地もの, 魚 | 2019/12/17 11:32:41
December 15, 2019
週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・四季桜 No.142
今週号2019年12月21日号の
新日本酒紀行・地域を醸すもの では栃木県の四季桜さんをご紹介しています🌸
↑代表商品は右から「花宝」「今井昌平」「大吟醸 四季桜」
・
四季桜(SHIKISAKURA)/栃木県宇都宮市柳田町
地域の米で醸す!
大嘗祭で選ばれたとちぎの星の純米酒
(本文より)
天皇が即位後に初めて行う新嘗祭である大嘗祭は五穀豊穣を祈願し新米を供えるが、今回亀卜(きぼく)で選ばれた地域と米は、西が京都府のキヌヒカリ、東は栃木県のとちぎの星だ。
〜 この続きは誌面でどうぞ!〜
専務で杜氏の今井昌平さん(左)と、社長の菊地正幸さん
↑仕込み蔵
↓搾りたての酒
「四季桜 柳田の米かもしたて 大吟醸」↓
柳田とは蔵のある地名。商品の裏ラベルには
柳田町酒米研究会の農家名が記載されています
柳田町酒米研究会の田んぼ
柳田町酒米研究会のメンバーの農家5人衆
大谷石の石蔵ギャラリーにて、杜氏の今井昌平さんと妻の亜紀さん。亜紀さんは事務から蔵売店、営業までこなします。この蔵内にある大谷石の石蔵ギャラリーは、予約すると、スペースを使わせてくれるそうです。
酒肴を持ち込み、売店でお酒を購入して、プライベートな試飲会をする方もいるとか🌾
昌平さんの父、源一郎さんは、県内でもいち早く吟醸酒を手がけた人物
全国新酒鑑評会で何度も金賞を受賞したすご腕でした。
残念ながら、源一郎さんは昌平さんが13歳の時に急逝してしまいます。
源一郎さんが大切にしたのは「地域の米作りは財産」という言葉。
柳田町酒米研究会は、源一郎さんの死後、同級生たちが立ち上げた会。
父の遺志をみんなで継いで思いを大切にし、昌平さんが杜氏となって酒造りをしています。
蔵でも、お酒は購入できます。
2019年12月21日号
特集は「伝える! 震わす! ビジネスパーソンのための 書く力」
Topics: 新日本酒紀行 地域を醸すもの | 2019/12/15 18:36:26
December 14, 2019
日本橋 今と昔
日本橋のシンボルは、両側を首都高速に挟まれて、窮屈そう。辛そうに見えます。
Tokyo 残念な風景のひとつ
歌川広重が描いた東海道五拾三次の『日本橋 朝之景』
さまざまな事情で、今の殺伐とした景色になってしまったのだと思いますが、昔は風情がありました。
日本という冠がついた橋だということをコーヒーを飲みながら、政所利子先生とお話していたら、この高速道路のシンボルの話になり
「ほら、ここから・・日本橋の頭の部分が見えるでしょう」
「え、どこですか?」
「高速道路に、はさまれたところ」
え・・・
あっ、見えました!
電柱の頭のようにも見えます
コーヒーを飲んだあと、下へ降りて近づいてみました。
それが、この写真 ↓
観光客も多いというのに、残念です。
高速道路を地下化、また、この区間の高速道路をそっくり無くすという案もあるといいます。
日本橋は高速道路が屋根のようにふさがっているのでした。
さて
関係ありませんが
アダチ版画さんのwebページは、見ているだけで楽しい!
いつか、あれも、これも購入したいなあと、時々眺めています。
干支の木版画も素敵なんです✨
Topics: ご当地もの | 2019/12/14 17:28:44
December 10, 2019
猫好き温泉好きなら!赤沢温泉
あまりの寒さに「そうだ!温泉に入って温まろう」と思い立ち、楽天トラベルで温泉の宿を検索!
すると
源泉かけ流し100%[無加水・無加温・無循環]館内禁煙
の文字を見つけ、かつ、評価が良く、リーズナブルな宿を発見♨️
↓
とにかくリーズナブルに泊まりたいという方に(^0^)/
☆最終22時までのレイトチェックインOK
お仕事後でもお気軽ステイ!ビジネスのご利用にも♪
☆無料のトーストサービス
朝、パン・コーヒー・ジュース・牛乳・チーズをご用意!
ご自由にお召し上がりいただけます!
↑
これは自由度が高くて嬉しい!夜遅くから泊まる自分に、気軽で嬉しいじゃありませんか
詳細確認で電話をすると、とても感じがよい男性が出て好感度大!決定!
もうすぐ宿に到着だ〜というときに、角が立派な鹿が車の前に現れました。
ススキの暗闇に逃げていきましたとさ。なんだか、自然がいっぱいです。
そして到着!赤沢温泉さんです
受付をみると
「猫がいます」と紹介文にあった通り、堂々した姿を披露していました。
部屋に入ると
「ご滞在のしおり」があり、読んだら、吹き出しましたーっ
・
「内線がナイんじゃ」
「21時以後は静かにしてケロリ」
動物語・・・いや〜っ、ひざカックン!
そして
「当館には日本語が不得意なスタッフや動物がいるけど、頑張って勉強するからよろしくね。その代わり、英語、中国語、スペイン語に対応するよ」
なに!??
朝〜〜っ🌞
窓を開けると、ほうき川が見え、気持ちの良いスタート
BBQセットもあるようです
部屋から温泉へ降りる階段。自然光で明るい
コーヒーがセットされていました
世界各国の飾り物も
窓辺の椅子には
猫さんがリラックス中
隣の椅子に座り、猫さんの様子を見ていると
薄目があいて
ジロリ
なんニャー
遊んでやってもいいけどよ、というモードに
しばし遊んでもらいました!😺
温泉はぬるめで長〜く入ることができました(露天は寒くて、つかるの断念。栃木おそるべし寒さ)
内湯で、のんびりしました♨️
お部屋の様子
オーナーの遠藤正俊さんです!
「滞在のしおり」が楽しかったことを伝えると、「海外の人にも、この宿で働いてもらえるようにしたくて」と笑顔。遠藤さんは、世界各地で林業関係の仕事をされていたようです。海外のお客さんと英語とスペイン語でお話しされていました。
中国生まれの奥さんも温泉が大好き。日本中の温泉を奥さんと巡り、売りに出ていたこの旅館を購入したそうです。
異色の経歴ですね!
◉HPより↓
はじめまして、赤沢温泉旅館のオーナーです。
私は自然やアウトドアが好きで、世界中で植林や地元との関係づくりに携ってきました。
女将はもと看護婦で、その後はギター弾語りシンガーでライブハウス経営者でした。
私達二人は根っからの温泉好きで、ある日、箒川と赤沢が合流するこの美しい場所に来た時、ここに住もうと決心し、2015年にこの赤沢温泉旅館を開業いたしました。
お越しくださるお客様には、庭先から釣りをしたり、BBQをしたり、赤沢での川遊びを楽しんだり、少しぬるめの源泉100%無加水・無循環・無加温のヒノキ風呂にゆっくり浸かってのんびりしたり、そして自慢の創作料理を味わってもらいたいと考えております。
館内は禁煙で、自然たっぷりのこの旅館では、お子様達も楽しく遊べることと思います。
スキー、ハイキングやサイクリング等にも最適の立地ですので、ぜひご利用ください。
15名様位から旅館の全館貸切も対応いたしますので、ご相談ください。
赤沢温泉のお湯は本当に滑らか。長期療養や湯治等にもお越しください。
私達夫妻の希望は、お客様にのんびり楽しんでもらうこと。そして、この地域の良さを知ってもらうこと。
川辺で西の山陰に沈む太陽を眺めながら、時を忘れてのんびりするのはとても贅沢な経験です。
私達もこの近隣でサイクリング、ハイキング等をするので、おすすめのコースや特色のある温泉をご紹介できます。食事に関しましては、提携の農家様とも相談をするなどし、可能な限り地元の食材を使う努力をしている他、川魚料理についてもいろいろ研究を重ねております。
最後に、宿には看板ペットのワンちゃん&ネコちゃんがおります。お客様が大好きなので時にホールに飛び出してしまいますが、清潔に努めておりますのでお許し願います。現在、お客様のペットご同伴は外の庭を除いて出来ませんが、将来的にはペット同伴の方向けの別棟を建築できればと考えております。
どうぞ、赤沢温泉で心もからだもリラックスして、ごゆるりとお過ごしください。皆様の旅が、思い出に残る素敵な旅でありますように・・・
~ご宿泊における注意事項~
■大自然の中にございます。
客室や庭から見る里山風景は格別ですが、季節によっては自然界の虫やカエル等がお邪魔することがあります。
また、コンビニは歩いて10分ほどかかります。
■ニャンコが癒しスタッフとして館内を巡回し、皆さまからかわいがっていただいています。
ペット(犬、猫、他)同伴可能の部屋もあります。
清潔に努めておりますが、動物アレルギー、動物嫌いの方はご注意願います。
■国境を超えてお客様を歓迎しております。英、中、西語対応可能です。(例外時あり)
日本語能力がまだ十分で無いスタッフがいたり、異国の芸術品を置いていたりします。
↑
とのことです。
人生をどこで、どのような第二のステージにするか・・・いろんな考え方があります。
こちらの宿に泊まり、自分でもどうするか、考えてしまいました。
宿の目の前は、ほうき川!このちょっと上で雪をみました。ひゅーぶるぶる。南会津も程近いので寒いのは当たり前でした・・・。栃木の寒さは、あなどれません。
◉赤沢温泉
Topics: ご当地もの | 2019/12/10 17:08:31
December 9, 2019
週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・臥龍梅 No.141
週刊ダイヤモンド 2019年12月14日号 では静岡県静岡市清水区にある「臥龍梅」醸造元の三和酒造さんを紹介しています
臥龍梅(GARYUBAI)
時代に合わせた美酒を目指し、
香りと味が豊かな吟醸に特化
(本文より)
華やかで米のうま味がある美酒として名高い「臥龍梅」。
この名は徳川家康に由縁がある。
~この続きは誌面で ~
蔵に伺うと、洗米の真っ最中!
静岡県オリジナル酒米の「誉富士」。洗米は10kg単位で限定吸水しています。
誉富士の麹米
・
独自の名前「臥龍梅(がりゅうばい)」命名のいわれとは?
HPより以下、引用しますと↓
「臥龍」という言葉は古く、その出典は中国四大奇書のひとつに数えられる長編歴史小説、「三国志演義」であります。
この小説は、魏、蜀、呉、三国対立時代の中国を背景に英雄豪傑の活躍と運命を描いたもので、その書中、「劉備玄徳 りゅうびげんとく」が在野の賢人「諸葛孔明 しょかつこうめい」を三顧の礼をもって自軍に迎え入れる下りに「臥龍・鳳雛 がりょう・ほうすう」という言葉が出てまいります。
「臥龍」は寝ている龍、まだ雲雨を得ないため天にのぼれず、地にひそみ隠れている龍のことで、転じて、まだ志をのばす機会を得ないで民間にひそみ隠れている英雄、「諸葛孔明」の例えであります。
ちなみに「鳳雛」とは鳳凰のひなで、将来、大人物になる素質を備えた少年の例えであります。
さて、処はわが国に移り、時代は下って戦国時代末期のことです。
後に徳川幕府を開設した徳川家康は、幼少の一時期、今川家の人質として当社の近隣の「清見寺(せいけんじ)」という禅寺に暮らしていました。
そしてその無聊の徒然に、寺の庭の一隅に一枝の梅を接木したと伝えられています。
「諸葛孔明」の故事どおり、「清見寺」にあった頃の家康は地にひそみ隠れておりましたが、その後、龍が天にのぼるがごとく天下人となりました。
家康の植えた梅は三百年の月日を経て大木に成長し、今も、毎年春三月には凛とした風情で花を咲かせております。
さながら龍が臥したような見事な枝振りもあいまってか、この梅は何時の頃からか「臥龍梅」と呼ばれるようになりました。
当社では、「臥龍」の故事に習い、やがては天下の美酒と謳われることを願って新しく発売するお酒を「臥龍梅」と命名いたしました。
↑なのだそうです!
麹室
もろみタンク プチプチと発酵中
社長の鈴木克昌さんです。鈴木家の創業は貞享年間で、元の銘柄は「鶯宿梅」だったそうです。
合併で3つの蔵が一緒になって三和酒造になりましたが、その後、鈴木家が引き継ぎ、普通酒主体であった蔵の代表銘柄「静ごころ」を「臥龍梅」に改名し、酒質設計から全てを克昌さんが大幅に変更したのです。
少量ずつ丁寧に仕込む低温長期の吟醸造りに特化し、袋吊りの酒を増やし(酸化しないように様々な技術や工夫を取り入れて)
酒米を選び、品種違いの純米大吟醸シリーズを発売しています!
歴代の杜氏一覧
こちらを見て思いましたが、意外にありそうでないのがこの「歴代杜氏」一覧ではないでしょうか。飾っている蔵は見たことがありません。
現在は多田和仁さん。前杜氏の菅原富男さんは相談役だそうです。
新酒が出来た知らせ。大神神社から届いた「しるしの杉玉」を飾る多田和仁杜氏
●大神神社の醸造安全祈願祭(酒まつり)
お酒は「臥龍梅 純米大吟醸 山田錦35% 直汲み生原酒」で勝負!
(ちなみに克昌さんは慶応卒。息子さんは早稲田卒)
希少米の愛山を袋吊りで仕上げた「臥龍梅 純米大吟醸 開壜十里香」
「かいびん じゅうりにかおる」と読みます。まさにこの酒にピッタリな酒名!
書は、中国は蘇州の禅宗の古刹、寒山寺の貫主の揮亳。このお酒をひと口飲んで、筆をとられたそうです(驚)
鈴木克昌社長と多田和仁杜氏
KURA MASTERでプラチナ賞を受賞した「純米吟醸 臥龍梅 山田錦」です。
詳細は記事をどうぞ!
◉臥龍梅 HP
特集は「駅・空港 パワーランキング」
人が集まる所に、モノ、カネ、情報が集まる。人が行き交う駅と空港は、地域が持つチャンスと課題を映し出し、土地の経済、社会、文化も透ける。巨大駅や国際空港から、人里離れた小さな駅や地方空港まで、多種多様にランキング。そこからニッポン、地域の未来が見えてくる。
Topics: 新日本酒紀行 地域を醸すもの | 2019/12/9 11:34:31
December 5, 2019
新酒ができました! 播州一献 七宝 純米酒
全国各地の酒蔵さんから新酒のお知らせが続々届き、今季の酒造りシーズンもいよいよ本格的になりました。
無事に今季も新酒が誕生・・・
中でも、お酒を見て、胸がジーンと熱くなったのは
兵庫県宍粟市で酒造りする山陽盃酒造さんの「播州一献」の新酒です。
蔵元杜氏の壺阪雄一さんの「感謝」の文字に、染み入りました。
↓こちらは「純米超辛」です。キリッとして潔い味わい
2018年11月8日に発生した酒蔵の火災事故から、
1年と一ヶ月がたとうとしています。
さて、今季の「播州一献」の新酒
七宝がデザインに取り込まれています。
円形が連鎖して繋がる七宝の柄には、調和や縁など、願いが込められているといい、縁起の良い柄とされています。
原料米は、兵庫県産「北錦」です。
「紡いだ絆を忘れません。ボトルに詰めたみなさまへの感謝の気持ちと兵庫の恵みを通し、関わるすべての方たちの幸せが連鎖しますように」とメッセージが
2019年は、様々なことが起こりました。
台風で浸水してしまった蔵や米も多数あり、災害で命を落とされた方もいらっしゃいます。そして急逝された大事な人も……。
新米で新酒が醸せる・・・当たり前と思っていたことが、いかに大事で、貴重なことだったのか。
考えさせられています。
フレッシュなエネルギーいっぱいの搾りたての無濾過生原酒。
壺阪雄一さんが、いろんな人からの応援の気持ちを受けて形にした、心の雫のように思えます。
これがいただけることに、感謝の気持ちでいっぱい!
本当に嬉しい新酒に「ありがとう」と言っていただきます。
◉そして!純米大吟醸も本日から登場
壺阪さんより
↓ ↓ ↓
【七宝シリーズ第3弾】
兵庫北錦使用の純米大吟醸。しっとりと落ち着きのある風合いを醸し出し、食べながら飲める純米大吟醸を演出しています。湯豆腐や鱈の煮つけなどとの相性が抜群。本日より蔵出しスタートです!
【七宝シリーズとは】
『兵庫北錦』を使用した生原酒を、七宝という名をつけてリリースしています。兵庫県原産の酒米にこだわる弊社にとって、「兵庫北錦」は原料米として最も多く使用していることもあって、思い入れある大切なお米です。兵庫県内でも使用している酒蔵はあまり多くありません。
火災から1年が経過した現在、いま一度気を引き締め、そして兵庫県宍粟市のこの地で酒づくりを続けられる幸せと意味を噛みしめて、長年にわたり応援してくださっている皆さま、そして火災後ご支援してくださった皆様に向けて、誠心誠意醸した兵庫の恵みをお届けします。
感謝の想いが連鎖し『播州一献』を取り囲む場面があたたかな気持ちに包まれ、皆様が幸せでありますように、というメッセージを込めています。
↑
引用終わり
・
今年の1月初旬に蔵へ行き、皆さんに知ってもらおうと書いた記事です
↓
http://www.yohkoyama.com/archives/91077
Topics: 日本酒 | 2019/12/5 9:45:07
December 3, 2019
EXVオリーブオイルは出汁がわりで醤油がわり!
私は植物性のオイルしか使わない派で、オリーブオイルは以前から使っていましたが、「精進料理にも合う!」と六本木の精進料理「宗胡」のオーナーシェフ・野村大輔さんに教わりました。
「松茸のお吸い物にも合う」と提案されて、半信半疑でしたが、コクと爽やかさがUPし、松茸と精進出汁のおいしさもグンと深まりました。
というわけで、おすましを作ったときに、真似をして、EXV(エキストラバージン)オリーブオイルをたらしてみました!
ググッとコクが出て、おいしい!
イタリア&スペイン料理だけでなく、和食、しかも植物性原料だけの精進料理にも合うことがわかりました。
それまでは、和食には、透明な太白ごま油や国産の菜種油を使っていましたが、オリーブオイルも合うこと。出汁の役目も果たしてくれることがわかりました。
私はお肉が苦手で、お魚少々に野菜や豆の食生活をしています。
主食は玄米ごはん!
ナッツ系の風味がするオリーブオイルをかけるとリッチな風味に、青い香りと味のオイルだと爽やかさも増します。オイルは面白い!
アボカド、きゅうり、大根や蕪を同じサイズのサイコロ形にし、自然塩とEXVオリーブオイル、柑橘果汁と黒胡椒を合わせるのも好き
クリーミィなコクが欲しいときは「松田のマヨネーズ」をちょっと加えます。
それを、玄米ごはんに添えて食べる! これがまたおいしいんです〜。玄米ごはんが爽やかリッチになって、なめらかな口当たりに! 黒胡椒や、山椒も意外にあいます。
野菜料理と油を組み合わせた料理というと、私はナムルも好きで、旬の野菜でよく作るのですが
使う油は、ごま油でしたが、オリーブオイルに変えて作ってみると、スパークリングワインや純米吟醸酒にも合うおつまみに!
超簡単✨
野菜+生姜のすりおろし+自然塩
+EXVオリーブオイル
です!
生姜をニンニクのすりおろしに変えると、さらにパンチが出ます。
また、フェンネルなどハーブや粗挽き黒胡椒を加えると、雰囲気が変わってそれもまた美味!
ナッツを刻んで入れてもgood★
苦味があるクレソンで作るのが好きですが、三つ葉でも
青菜&オリーブオイル
エンドウの若菜「豆苗」をさっと塩茹でし、冷水で冷まし、ざるに上げて水気り。
皿にのせて、EXVオリーブオイルを回しかける! ド簡単で、体がきれいになるような味に。
塩茹でした野菜にかけると、爽やかさがUP!このままで冷えたワインや純米吟醸酒のおつまみに
この季節のおすすめ素材は、銀杏とEXVオリーブオイル
山椒をふって!(近所のワインバーで教わりました)
オイルを使った野菜料理で、一番のおすすめは
「玉ねぎのオリーブオイル・グリル」
小さな玉ねぎを皮つきのまま半分にカットし、断面にオイルを塗り、自然塩をふります。グリルで20分ほど加熱し、皮が焦げて、中がやわらかくなってホクホク〜になるまで、しっかり火を通し、熱々を皿にのせてテーブルへ!
みんなの見ている前で、新たにオイルをかけると、ごちそう感がさらにUP✨
ライトなワインに素晴らしく合う♡1品に(なんにもしてないのに笑)
オリーブオイルはかけるだけで、シンプルな素材をごちそうにチェンジ
小さな玉ねぎは値段が安いけれど、皮をむくのがちょい面倒・・・と思っていましたが、この方法ならまったく手間いらずです★
お刺身用の甘エビをさっと焼いて、オイルを
蕪の茎をさっと塩ゆでしたものや、生椎茸を焼いたものにオイルをかけても。醤油がわり!
新鮮なアジの塩焼き。仕上げにオリーブオイルをまわしかけるとフルーティで塩もやわらぎます。
オリーブオイルの特徴は、オレイン酸の含有量が多いこと。
成分の約7割がオレイン酸というのは他の油ではありえません。
ポリフェノールやβ-カロテン、ビタミンA・Eも含み、酸化しづらく、抗酸化作用が高いとあって、アンチエイジング効果も期待できるそうですよ♡
なによりも、オリーブオイルは
オリーブの実を搾っただけのジュース!
フルーティでコクがあるのです。
私は出汁感覚で、使っています。
パスタとオリーブオイルは必須ですが、ブラウンマッシュルームとトマトを使ったソースにもたっぷり使いました。最初にマッシュルームを炒めるときにオイルで、そして出来上がりに回しかけて。
オリーブオイルを使うと、料理がゴールドに輝くので、食欲も倍増!
おいしくて、健康効果が期待できるのがオリーブオイルの良いところ。
本当に油は大事。
この価値とおいしさを知ってしまうと、無味無臭で原料がなにかわからないサラダ油なんて使えません。
↑先日、静岡清水の「げんき」さんでいただいた牡蠣の塩辛オリーブオイルがけ。日本酒の而今(じこん)とドンピシャの相性でした。
日本のオリーブオイルの輸入量は、着実に伸びているそうです。
生産国の多くはヨーロッパで、そのシェアは95.5%!
その中でも、スペイン産オリーブオイルは前年比の40%増の21,466トンと聞いて驚きました。
日本の消費量の約64%、最も親しまれているオリーブオイルはスペイン🇪🇸なのだそうです。
炒め物の油ではなく、そのまま生でかけておいしいオリーブオイルが、簡単に手に入るようになったことも大きいと思います。和食に合う、刺身にも合う、塩辛にも合うのがオリーブオイルかも!
Topics: cooking, うちのロングセラー | 2019/12/3 15:12:09