December 2, 2019
酒蔵へ行ってみよう!
寒くなってきました。雪の便りもチラホラあります。
そして、日本酒の酒造りシーズン
真っ最中!
全国の蔵から新酒のお知らせが届きはじめています。
↑「澤乃井 純米生原酒 しぼりたて」こちらの蔵は見所満載
http://www.yohkoyama.com/archives/94453
・
蔵見学を受け入れている酒蔵もあるので、シーズン中に出かけてみてはいかがでしょう。
寒さの中、張りつめるような蔵の空気感は独特のものです
辛い作業の連続で、本当にありがたいなあという思いでいっぱいになります。
中には、「酒造りに集中したい」と、受け付けしていない蔵もあります。
「ゼロから分かる!図解日本酒入門」では、蔵見学OKの蔵をリストで紹介
様々な事情から、蔵見学を受け入れの蔵でも、繁忙期は人手不足から不可のところもあります。必ず確認を!
また、普段は受け入れていない蔵が「新酒まつり」などで、蔵を解放する日を設けていることも。
各県の酒造組合のnewsなど要チェック✨
レストランを併設している蔵なら、新酒を味わいに出かけてみることをおすすめします!
手前は日本版、奥は台湾版です!(台湾版は日本の書店では販売していません)
今、違う言語も翻訳進行中です。お楽しみに♡
Topics: ゼロから分かる!図解日本酒入門 | 2019/12/2 13:59:18
週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・旭興 No.140
2019年12月7日号
【Number 140】
旭興(KYOKKO)/栃木県大田原市
小さく造る試験醸造が面白い!
栃木の隠れた銘醸蔵
(本文より)
栃木、福島、茨城の3県に跨る八溝(やみぞ)山地。信仰の山で知られ「名水百選」選定の清水が湧く。渡邉酒造は山の中腹、標高255mにあり、山頂を水源とする武茂川沿いに立つ。
〜続きは誌面でどうぞ!〜
八溝杉でリフォームした蔵の入り口
冬の外気温は、マイナス10℃、蔵内はマイナス3℃以下という
寒冷な酒造適地!
麹室も改築した部分には、八溝杉を使用。
仕込み蔵
蔵元杜氏の渡邉英憲さん。
東京農業大学農学部醸造学科卒業で、専攻は酒造用酵母。
栃木県のオリジナル酵母T-NDは英憲さんが分離。
木桶仕込みに木樽熟成酒も手掛けています。
農産物検査員の資格を有し、いわば研究者肌。
非常にそっけないラベルですが(笑)中身は凄い!
どの温度帯もOKOK★のうまさ。
しかもリーズナブル(って、どの銘柄もですが)
こちらは「昭和の吟醸酒」
歴史をふりかえるレシピ
驚きました〜!
裏面の説明には
『香り中心の吟醸酒とは趣が異なる「味とキレ」の吟醸酒です』
目を閉じて飲むと、あの酒をはるかに超えているのではないかと思う、意味深さを感じた昭和の吟醸酒!
そして、生酛も造っています。
「たまか」です。
お値段がびっくりするほど安いのが旭興さんですが、この純米からくちもそのひとつ。
熱々にしてもへこたれません。スッキリ辛い
居酒屋さんの燗酒にぜひ選んでほしい1本です。
渡邉英憲さんです。
澤姫の井上 裕史さんが「えーけん先輩」と呼ぶので、私も昔からそう呼んでいます。
技術力ハンパなし!
えーけん先輩のお父上が植物好き。いろいろな種類を植えておられます。
お父上の育てている紅葉。黄色と赤のグラデーションが燃えるようでした。
盆栽もお見事!(先輩はまったく興味がない模様)
蔵の奥にある倉庫ですが、元は養蚕場だったそうです。
栃木の最も北にある酒蔵が渡邉酒造。
ぜひ原稿を読んでほしい〜!飲んでほしい〜お蔵です。
ただ、なんでも上手に造られるので、お酒によって味わいはガラリと変わります。
旭興 「百」貴醸酒もgood★
というわけで、
全種類一同に飲んでみてほしいのが「えーけん先輩」の醸す酒!
*HPなどは一切ありません・・・
ましだやさん
月井酒店さん
勝鬨酒販さん
掛田商店さん
ほか、地元の酒屋さんで販売しています。
Topics: 新日本酒紀行 地域を醸すもの | 2019/12/2 11:04:14
November 29, 2019
百田暁生さんの器
器が好きです。
普段使うのは、圧倒的にシンプルな白い器ばかり。清潔感があって薄手で丈夫な、実用的な器が好みなのです。
なのですが、民芸の器も好きで、個性ある作家の土ものも好き!土地の風景を感じるのが魅力です。
じつは、毎回、使うたびに感動する器があります。
それが、百田暁生さんの器です。
こちらの器は、2年前に連れて帰ってきたもの。
佐賀県有田市で作陶される百田暁生さん。
in blue 暁 という作陶室の隣に、シンプルで明るく広い素敵なギャラリーを併設しています。
百田暁生さんのことは、長崎県庁の当時、東京事務所にいらした中島さんに教えてもらいました。
2016年に1度伺って、
2017年の11月14日に再訪しました。この写真はそのときのものです。
百田暁生さん!
最初に伺ったときに、欲しかったコーヒーカップがあったのですが、そのときは踏み切れず・・・あとで後悔したのでした。
その柄はなくて百田さんに伺うと、常に新しいことに挑戦しているそうです。
奥さまにコーヒーを入れていただきました。
ギャラリーの片隅の小さなキッチンで見つけた、洗ったあとのふせた食器たち。
揃っているというのは、気持ちいい!と思いました。
こちらが作陶室です↓
整理整頓されて、とても清潔です。
きれいに作られるなあと思い伝えたら
100個つくって、100個同じものを作るのがプロです
というようなことをおっしゃっていた(ような)
百田さんの器は、外観がいいのはもちろんですが、使うたびに感動するのが
隅々まで行き届いた丁寧な仕事ぶり
上から見たところ
ひっくり返してみた器の底側
2年たっても、美しい!
白いので、汚れそうに思うかもしれませんが・・・
それが、汚くならないんですよ。
器を洗うたびにひっくり返して、なめらかな肌を触っては、惚れ惚れするのです。
2年もたってしまいましたが、書いておきたい!と思い、ご紹介しました。
長崎にまた行きたい!
百田家ファミリーです!
青白磁
酒器 http://inblue-akatsuki.com/shuki
それで
百田さんの器で何を飲んでいるかといいますと・・・
一番多いのが
筒状のこの器は、泡のお酒です✨
オーガニックのスパークリングワインを飲むのに
これが、いい感じに味わえるのです。
一番おいしく飲める!
ほかは浅蒸しの煎茶や、日本酒です。
泡だちはそうでもありませんが、味の感じ方が好きなのです。
時間がたっても、感動させる仕事っていいな!と思います。
丁寧な仕事の積み重ねの賜物
・
そういう仕事をする人に私も・・・と思います
ご紹介してくださった中島さん、 ありがとうございます。
・
●余談
器は数年たってから、買い足したいと思うことがありますが、
裏を返してもわからないメーカーが多いのが残念。
海外ブランドのように、しっかりわかるといいのですが。
無印良品も、どこのメーカーかわからないのが残念。でも、無印だからしょうがない!?
Topics: ご当地もの, 器 | 2019/11/29 19:34:12
November 26, 2019
週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・土田 No.139
全ての酒を生酛造り、
群馬の飯米90%で挑む無添加純米蔵
群馬県川場村の土田酒造さんを紹介しています。
元は沼田市に酒蔵がありましたが、都市再開発計画に伴い、27年前に5代目の土田洋三さんが水の良い川場村に移転し、観光蔵に。↑食堂です。
明治40年(1907年)創業
土田酒造の礎を築いた土田國太郎さん
昔の賞状
誉國光という名前は、
「我が国が、誉れ高く、光輝きますように」という創業者の思いから
珍しい木の賞状!?
HP より以下、引用
「関東で唯一の名誉賞を受賞した酒蔵です。名誉賞とは、戦前に行われていた日本酒の品評会(現在の新酒鑑評会)に連続で入賞した蔵だけに与えられる名誉ある賞です。当時は輸送手段も今のように発達しておらず、そういった悪条件の中でも酒の品質が劣化しないような強さと旨さがなければならなかったのです。また、その当時の日本酒の酒蔵の数は今の倍以上あり、 その激戦を連続で勝ち抜いた蔵だけ『名誉賞』が贈られます」
全量、山廃造りの純米酒で「した」。
令和元年の今季からは、全量を生酛造りへチャレンジ✨
見学可の酒蔵の廊下には、ダイナミックな書が!
蔵の一部もガラス窓越しに、見学することができます。
●酒蔵見学
お酒の原料のお米を洗米中!
↓精米60%と90%
🌾 粒が大きいです
杜氏の星野 元希(ほしの げんき)さん!
星野さんの→ Twitter
豪快に麹菌をふっていました
今季のお酒も楽しみです✨
食堂から見た売店です。昔の蔵を移築しています。
木々ともども、風情あります。
元はギャラリーで、天井が高く、広々した空間
酒質向上に伴い、大人気になったという酒粕
酒粕嫌いが、あまりのおいしさに爆買いして帰るという奇跡の酒粕
私も購入!
蔵の内部は、どこもとても清潔!
イニシャルMの説明をHPより引用↓
シンプルを極めるとピュアになる。
酵母無添加、副原料不使用の生酛造り。
醸造アルコール無添加の純米酒。
精米歩合90%の低精白米。酒米ではなく、群馬県産の食用米を使用。
現在主流の造りとは真逆を行く造り。
シンプルの裏付けは、確実な醸造技術と、酒造りへの情熱。
シンプルに造られた酒はピュアに旨い。
開栓後も冷蔵庫に入れる必要はございません。
状態の変化を楽しんで欲しいお酒です。
変わり種の個性豊かなユニークなお酒が見つかります
蔵元の土田佑士さん
どうして「土田」と名付けたのか、その真意と覚悟は、取材記事をお読みくださいね
令和1年の「はつしぼり」誕生!
スペックは
醸造年度:令和1酒造年度
・原料米 : 飯米(群馬県産)
◉土田酒造
https://twitter.com/tsuchida_shuzo
群馬県利根郡川場村川場湯原2691
______________________________
川場村といったら、「田園プラザ川場」は必見です!
Topics: ご当地もの, 新日本酒紀行 地域を醸すもの, 日本酒 | 2019/11/26 12:53:51
November 25, 2019
冬の大ご馳走!境港の松葉がに
境港商工会議所さんから境港の冬を知らせる大ご馳走!
松葉がにが✨
松葉がには「ズワイガニ」の雄のこと
資源保護から11月から3月までの5ヶ月間だけ操業が認められています。
そして漁獲量も厳しく制限されています。
選ばれた松葉がには、ひとつひとつタグがついています!
昨年の鳥取県の発表では→平成30年漁期1月末現在のズワイガニの水揚げ状況
抜粋→「12月末時点で本県のTAC(漁獲可能量)870トンの94%を消化したため、鳥取県沖合底曳網漁業協会は1月4日以降漁獲規制を強化」
資源保護がうまくいっているという証なのでしょうか、12月中で漁獲可能量の94%がとれてしまったそうです。
平成30年漁期ズワイガニ漁の水揚げ結果 によりますと→「漁獲量は、前漁期と比較して、松葉がには22%、親がには17%上回り、若松葉は44%まで下回ったが、全体としては9%上回る899トン(TAC消化率97%)となった」
◉TAC(漁獲可能量)、漁獲状況及び自主規制
↑以上、引用終わり・・・なのだそうです!
厳冬期の危険な海での蟹とり漁、漁獲制限
ご努力の数々、ありがたいことでございます。
とっとり松葉がに
タグはキチンキトサンを利用した和紙製です
紅ズワイガニと違うのは、裏を返すとボディは白いということ。
(紅ズワイガニは両面真っ赤です)
さっそく!🦀 いただきました!
ほんのり温かいほうが美味なので、ボイル松葉がにですが、大きな蒸し器に湯を沸かし、脚と甲羅を分けてから、ちょっとだけ蒸して温めていただきました。
その方が、ぐ〜〜んと甘みがアップ!
甲羅をはずし、身をいれて、蟹味噌をつけながらいただきました。
超美味★
身がしっかりつまっています。悶絶する甘い味!
このままで、このままがおいしい!!!
と、思いましたが最後に余裕もでき、上等なオーガニックのEXVオリーブオイルをふってみました。リッチな味になりました!
そして、赤峰勝人さんの農場産の「なずな」のカボスをじゅ〜っと搾って。
香り抜群。一気に爽快感!
柑橘果汁とオイルの組み合わせも抜群です!
上品な甘みがたっぷりの松葉がにをたっぷりと堪能しました〜
そして
まだまだ、試します!
最後はオーガニックの黒胡椒をガリガリとひいて
ふりかけて香ばしくピリッといただいてみました。
松葉がに+EXVオリーブオイル+カボス果汁+黒胡椒の粗挽き
これがまた・・・・
シャンパンや純米吟醸酒にもぴたりと合いました!
上等なもの同士、幸せな時間を過ごさせていただきました。
感謝感激です。境港の皆様!ありがとうございました。
さて
鳥取県はこの時期「蟹取県」と改名します。
どうして「蟹取県」なのかはこちらを↓クリック
平成27年度からプレミアム松葉がにを五輝星(いつきぼし)として認定
「特選とっとり松葉がに五輝星」
●基準は
大きさ 甲幅13.5 センチ以上
重さ 1.2kg以上(重量は市場での販売時点に生で計測)
形状 脚が全てそろっているもの
色合い 鮮やかな色合い
身入り 身が詰まっていること
この5つの基準に基づき、10人の目利き人が厳しい目でトップブランドを選別します。
※重さの基準については、市場での販売時点(生)のもの
●トップブランド希少性
厳しい基準をクリアし、トップブランドとして販売されるカニは、全体の1.5%に満たない貴重なもの!
・
皆さん、冬の境港へぜひ!!!
参考ガイド↓
●境港の蟹を買うなら
酒蔵の千代むすびさんが駅前にあります(立ち飲みBarカウンター併設)
じつは、境港はお蕎麦もおいしいのです。隠れた蕎麦どころ
http://www.sakaiminato.net/c817/sakana_news/n239/
https://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=178131
http://www.tbz.or.jp/aoya-washi/guide/insyu/
https://www.coming-saji.com/hpgen/HPB/categories/4587.html
___________________
◉おまけ
お酒はぬるめの燗がいい。日本酒取材のプロに教わるHOTで楽しむ酒器おすすめ5選
純米酒を1升造るのに必要な玄米と田んぼの面積を知っていますか?
Topics: お取り寄せ, ご当地もの | 2019/11/25 11:17:30
November 20, 2019
晩秋の富山県へ
11月15日は富山出張
「富山のさかな」ブランド化推進協議会に出席のため、富山へ!
大通りの樹木が冬仕度の準備中。晩秋です。
会議終了後
委員の政所利子先生と駅に向かって歩いていたら、先生のお気に入りというお店に行列ができていました。
「あら!」と先生
人数を数えると18人が並んでいます。時刻は16時50分です。17時開店とか
「ちょっと寄りませんか?」と提案があり頷く私
「危なかったわ〜。残り二席だったもの」と先生
あっというまに満員!!
超新鮮な魚介のお刺身!これで570円。
仲良く2切れずつ付いてます。
お酒は富山の若鶴さんが4種類と他1種。
お通しの小鉢が2種類もついて(しかも200円!?写真ナシ)
きのこの煮びたし
ホウレンソウのおひたし(茹で方がドンピシャで感動)
治部煮
そして、お隣さんが頼んでいた「カレイのフライ」自家製タルタルソースがけ
政所先生とカレイのフライ♡
メニューを見たら
安い・・・安すぎます
そして、おいしい!!!
作りたてです。こりゃ〜並ぶでしょう
最後に
お味噌汁と焼きおむすび
味噌汁も具沢山で、焼きおむすびもしっかりサイズ!
ドンッ
おむすびが届いた瞬間に「ホイルを貸してください〜」と先生。
包んで持ち帰ると。
私も習いました・・・お腹がいっぱいになったのでございます。
お漬物は市販品ではなく、旬の野菜を(白菜、蕪)を店で漬けたものです。嬉しい爽やかさ!
「ホイルの端を一度折ってたたむの。そこに漬物を入れて。おむすびに汁がつかないわよ」と先生。
従いました。
そして、きれいに折りたたんだビニール袋をポシェットから出して
「さあ、これに包んで」と
なんという準備の良さ。なんでも仕事で試食が多いので、これで掴んだり持ち帰ったり、何かと重宝するそうです。
お店の前の店には「うまさ一番 富山のさかな」のノボリが。
先生が撮影用にピンとはって待機してくれました。パチリ📸
駅前の物産館で先生とお別れし、お買い物タイム
まずは日本酒売り場へ
冷蔵庫完備
なかなか充実しています
そして富山と言ったら、薬売り!
昔のパッケージのデザインが秀悦です
分包も各種!
薬もバラエティに富んでいます。
分包は買いやすいし、お土産にするひとが多いでしょうね
あいもの昆布さんの「焼ラウス昆布」
おやつに良いカリカリしたタイプ
肉厚の昆布のおやつ。原材料は昆布だけ!
昆布製品といってもアミノ酸が添加されている製品も多いのでしっかりチェックします。
「おやつ煮干し」柿太水産製
原材料はイワシと塩だけ
家で乾煎りしていただきました
初めて見つけた「とうふやさんのおでん」
原材料を見て、試したくなって購入
鮮やかな人参も!
などなど
工芸品も販売しています!
そして、富山駅内のお店では
これを前回購入し、ちょっと感動
ヘルシーおやつとして認定!
「荒磯育ち 株ヅメおやつ昆布」
道正昆布製
原材料は、昆布と酢だけ
もちろん昆布は富山ではなく北海道産です。
富山は昆布大好き県民で、それはいろいろな種類が揃っているんです。おやつにも!
こちらの製品は、しっかり、かみごたえがありのうまみ長持ちタイプ
お酒はこちらの「白萩」にしました
新幹線で飲むのはちょっとなあと思いましたが、
長野あたりで、お隣の方が寝たので
車内販売で水を買い、紙コップをもらって開栓!
幸せな時間を過ごしました。
おいしい日本酒があれば素敵空間!
________________
帰宅後
例のおでんを土鍋で温めました。
白萩は県内産の「富の香」を使ったお酒
というわけで、日帰り富山でしたが
車中も帰宅後も、富山のおいしいで過ごし
良い一日が終わりました〜!
とさ
◉以上、富山で買ったもの記録でした
Topics: ご当地もの | 2019/11/20 12:24:08
November 18, 2019
週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・常山 No.138
蔵の入り口に掲げられた言葉は「醸魂」
新日本酒紀行 地域を醸すもの【Number 138】
最新号は福井県福井市の常山酒造さんをご紹介しています!
契約栽培をお願いしている美山地区の景色
築70年の蔵を、清潔かつ使いやすくリノベーションしています!
美山村の米で醸す!
世界へ羽ばたく福井の地酒
(本文より)
福井の高級絹織物の羽二重を名に冠した地酒「羽二重正宗」で親しまれた常山酒造。さらに高品質な酒を目指し、7代目の常山(とこやま)英朗さんが1997年に立ち上げた銘柄が「常山(じょうざん)」だ。
・
原料米のメインは、契約栽培をしている美山地区の酒米です!
美山村は急逝した父・英朗さんが18年前に契約栽培を始めた地域(今は町村合併で福井市に)。
この自然豊かな土地で、農家さんが酒造好適米の美山錦や五百万石を減農薬で栽培してもらっています。
これが財産!
今、息子の晋平さんが杜氏を務めています。
最近、評価が急上昇!
フランスで開催された酒鑑評会の KURA MASTERでは2年続けて上位入賞を果たしました。
目指す味は「上品にふわっとなじんで、スッと切れのよいうまみを感じるドライ感」と晋平さん。
「福井の土地力を強固にした酒造り、それこそが父が残してくれた財産」と晋平さん。
一緒に蔵仕事をする妹の恵利子さんと。
これからがますます楽しみな常山酒造さんです!
詳しくは記事をお読みくださいね✨
越前蟹の解禁に合わせてリリースしたお酒がこちら
「純米吟醸 槽場初詰 随一」
純米大吟醸 荒磯 -ARAISO-
常山さんは定番品が食中酒にgoodですが、季節限定品も見逃せません
2019年11月23日号 特集は「自動車」
・
◉常山酒造
Topics: 新日本酒紀行 地域を醸すもの | 2019/11/18 11:49:04
November 14, 2019
週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・奥田酒造店 No.137
秋田はかなり通っているつもりの私ですが、まだまだ知らないところが多いと実感した今回の秋田の旅
2019年11月16日号 の週刊ダイヤモンド
特集は↑整骨院の裏側
この号では秋田県大仙市の奥田酒造店さんを紹介しています!
週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの【Number 137】
千代緑(CHIYOMIDORI)/秋田県大仙市協和
52歳で杜氏に!
地元の米で、酵母の力を生かす酒造り
(本文より)
UT-1、R-5、No.12など、暗号のような銘柄の日本酒で話題になった奥田酒造店。杜氏は19代目蔵元の奥田重徳さんで、6年前に52歳で杜氏になった。
〜この続きは誌面で!〜
蔵の中です。仕込み蔵
壁の柱がなんとも密です。
蔵元杜氏の奥田重徳さん!
6年前に52歳で杜氏になりました。
こちらはタンクの中の醪(もろみ)を冷やす道具。金属製です。中に氷を詰めて使うそうです。
中身の氷は万が一、もろみの中に入ってもいいよう、食品用の氷をコンビニで購入してくるとか。「出費ですが、安全にはかえられないです」と奥田さん。
お酒は蔵の事務所でも販売しています。知らない銘柄が多数ありました。
そのひとつが、蔵の近所にある唐松神社ゆかりのお酒、「純米吟醸 天日宮(あめのひのみや)」です。授子安産や縁吉で有名な唐松神社の本宮『天日宮』でお祓いを受けたお酒とか。
蔵付き酵母仕込みの美郷錦
MS3 !!!
蔵人でもある加藤弘栄さんの「吟の精」で醸したお酒。
酵母はこちらも「MS3」です
う〜っ、いったいナニ?
エムエススリーって!ですよね
ヒントは蔵付き酵母ということ
こちらは新品種の酒米「秋田120号」で仕込んだ純米大吟醸です。とてもきれいで飲みごたえもある美酒
奥田さんから、唐松神社の素晴らしさを聞いて、蔵の後に訪問しました。
・・・驚きました!
というわけで、行ってきました唐松神社
案内看板
樹齢300年以上の杉が並ぶ、杉の参道
木の案内板
寄って読みました。そして唐松神社へ
鳥居をくぐると、階段が見え
本当!
聞いた通りです。世にも珍しい降りていく神社さんです。
普通、階段を上がっていく神社がほとんどですが
鈴もたくさん!
周囲は杉の木がたくさん
天然記念物
見上げると高いところに杉の頭が〜見えない〜っ
唐松神社の本宮『天日宮』へ
厳かです。
そして
ストーンサークル!??
無数の石に囲まれた同心円の形状のお宮さんです!
◉唐松神社の記事↓
http://www.monobe.co.jp/early_life/秋田物部氏のルーツと私/
https://nanmoda.jp/2018/07/3219/
https://wondertrip.jp/1056513/
http://home.s01.itscom.net/sahara/stone/s_tohoku/aki_karamatu/karamatu.htm
https://www.travel.co.jp/guide/article/20453/
まだまだ知らないところとことが、たくさんあります!
・
さて、奥田さんの奥さん(右)と妹さん(左)美人姉妹です♡ 「秋田醸し祭り」にてパチリ📸
Topics: ご当地もの, 新日本酒紀行 地域を醸すもの, 日本酒 | 2019/11/14 18:31:26
November 13, 2019
ぜひ読んでほしいと思う記事
↑素晴らしい記事です。高校生の小林宙氏がなぜ種苗会社をつくったのか。阿古真理さんの取材記事です。思いに泣けてきます。種を守る!今すぐ動かねば・・・。私も出来ることを、もっと現実で動かねばと思いました。
●50万円で山を購入、ひとりで開墾して蕎麦店を作った男【景色と一緒に食べる蕎麦】
↑そしてもう1本!たまげました!こんな凄い方がいらっしゃったとは! 書いた人は横田ちえさんです。
「お金じゃない、人儲け」など名言がたっぷり。行ってみたい〜〜〜🌝
・
そして
●明日のNHKで放送予定 \SAKE特集/
↑2019年11月14日(木)22時 〜 NHK クローズアップ現代+
あの人もこの人も・・・知ってる人がたくさん登場予定です🌾
Topics: ご当地もの | 2019/11/13 16:18:58
週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・町田酒造 No.136
群馬県です!
木造瓦葺きの覆屋のまわりに〆縄を張って、水神さまをおまつりしています。
週刊ダイヤモンドの連載「新日本酒紀行地域を醸すもの」2019年11月9日号は!
目指すは、乾杯にふさわしい
キラキラと華やかな酒
(本文より)
5種類の酒米を使い分け、華やかな香りが特徴の町田酒造店の酒。杜氏は、蔵の3人姉妹の長女、町田恵美さんが務める。
・
〜この続きは誌面でどうぞ 〜
Angel4のメンバーである町田恵美さん
そのおおらかでキュートな人柄にファンになりました♡
郷土の自慢のおつまみを持参する恵美さん。町田酒造店の杜氏を務めています。
その酒造りのストーリーは、決して順風満帆ではありませんでした。
大学卒業後に会社勤めを経て、晶也さんと結婚。
その直後に酒蔵を継いだものの、当時の蔵のメイン商品は地元向けの普通酒
もちろん、販売量は減少傾向です。
他の蔵元からは「低価格の酒は利益が少なく、将来がない」と
高品質な酒造りが出遅れた事を痛感する恵美さんと晶也さん
いったい、これからどうしていくべきか・・・
私たちは、どんな酒なら飲みたいの?
これだけ競合が多い中、どんなお酒なら選ばれるの?
二人でとことん考えた結果とはーーーー
麹室の恵美さん
麹は「蓋麹(ふたこうじ)」という木箱でつくります。
清潔な白い布を敷くのが恵美さん流。清潔がモットー
サーマルタンクも増やしました!
すべては
キラキラ輝くお酒のために✨
キラリ✨恵美さん
酒米違いでリリースする「町田酒造」シリーズで勝負(会社名は町田酒造店です)
地元銘柄は「清りょう」が有名! そのほかに、群馬らしい銘柄の「かかあ天下」に「亭主関白」もございますよ。
●蔵のプロフィール
蔵の煙突。「本家」とありますが、特に分家はないようです・・・
特集は「5G大戦」
Topics: 新日本酒紀行 地域を醸すもの, 日本酒 | 2019/11/13 14:50:59