September 12, 2017
天の戸100年・まがたま清水
天の戸100年
蔵から湧き出る水を、地域のみなさんに恩返しの気持ちを込め、新しく水が汲める場所を9月9日に新設!
やわらかで美味しいお酒の仕込み水です!
20110311の時も湧水を無料で提供。それが口コミで広がり、近所の方たちの強い安心感につながったそうです。
↑読売新聞・秋田版より
今回、安全に汲めるよう、駐車場内に設置。便利ですね。
こちらの「まがたま清水」の提供は、9月9日(記念すべき100周年)からスタート!
森谷康市杜氏いわく
「蔵が100周年を迎えられたのも、地域の人たちの支えがあったからです。恩返しのひとつとして、災害などで停電しても住民が蔵の湧水を使えるようにしました」
地域に酒蔵がある!この存在は大きいですね。 ご近所のかたがうらやましいです。
水を汲みにくる皆さん、その水で仕込んだお酒もよろしくですよ〜
Topics: 日本酒 | 2017/9/12 10:54:45
September 11, 2017
20170910天の戸・百周年記念ツアー「稲の穂波」
20170909 に開催された天の戸・百周年記念会は、目頭が何度も熱くなる「半径五キロ力(りょく)」満載!
半径五キロの米と水だけの全量純米酒蔵。
まさに地酒の鏡というべき、米の酒を醸す蔵が浅舞酒造さんです!
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「この風景を瓶に詰めたい」と森谷杜氏
心に響く内容が盛りだくさんの素晴らしい会でした。
そして、その翌日に開催されたのが天の戸・百周年記念ツアー「稲の穂波」。
こちらを先にご紹介します。
100周年、あらためて!おめでとうございます
一昨年と昨年は「稲の花見」でしたが、今年は「稲の穂波」
「吟の精」武内竹蔵さんが手がける見事な田んぼ!
「吟の精」は大粒です。ツアーでは田んぼにつくと、その品種100%で醸した酒が注がれて、見て味わい、品種の説明を聞きながら米の力を感じます。
酒米チーム、JA秋田ふるさと平鹿町酒米研究会
裏ラベルにみなさんの顔写真!減農薬栽培しています。
「美山錦」杜氏が手がける田んぼ。時間不足でバス車内からパチリ(残念)
その純米吟醸。
・
そして次の田んぼは
「亀の尾」です!
のぎが特徴の亀の尾ですが
特徴である、のぎがないものもあり、のぎが赤いものもあり、こと種類が多い亀の尾です。
米研究第一人者の児玉徹先生の説明によりますと、秋田県で7品種、山形で13品種、宮城で11品種の亀の尾が栽培されているそうです。
お米のことならなんでも詳しい!お人柄も最高の児玉徹先生!
亀の尾は、のぎが長く、他の田んぼと遠目から見ても、まるで姿が違いました。
お米それぞれ。その米だけで醸した味も個性がそっくり出るのです!
日本酒はお米のお酒! 実感させられた穂波の会でした。つづく
Topics: ご当地もの, 日本酒 | 2017/9/11 13:06:37
September 8, 2017
つるかめ農園×木戸泉「アフス源」デビュー!お披露目会
デビュー!お披露目会
つるかめ農園 for farm share life・鶴淵夫妻が、いすみ市の田んぼで無農薬栽培した千葉の品種「フサオトメ」。酒専用品種ではありませんが、大粒が特徴!
そのフサオトメ玄米を、1割だけ削った90%精米で仕込んだ酒(といいますか酒母)
「アフス 源」がデビューしました。そのお披露目会の進行をお手伝い!
乾杯の挨拶をする木戸泉・蔵元杜氏の荘司勇人さん
◉「アフス 源 minamoto 」
原材料 米 米こうじ(100%つるかめ農園米)
精米歩合 90%
アルコール分 13%(原酒)
高温山廃仕込み→ 酒母そのものを味わう贅沢なお酒!
無加水、原酒搾り
一回火入れ
酵母無添加 !!!
と木戸泉さんも、チャレンジいっぱいに取り組んだのです。
つるかめ農園の鶴淵真一さんは合気道を教えています。奥さんの修子さんと素敵なふたりの自己紹介タイム。
つるかめ農園米は、どれも無肥料、無農薬米です。販売しています!
今回アフスに使われた品種は、千葉の品種、大粒のフサオトメ
いすみの素敵な宝がまたひとつデビューしたことに感激!
その貴重なお披露目会に立ち会えて感無量です。
つるかめ農園は、もちろん今年も作付けし刈取り終了!
デビュー作となった「アフス 源」は、90%精米と思えないほど上出来で、糠くささはまるでなく、なにしろ酒母ですから、濃い甘みとキリッとした酸が凝縮。飲みごたえ十分!
今年のお米で醸す「アフス源」も期待大!
いすみ産の素材でおつまみも!
料理担当の、きよみさんと、みゆきさん♡
きよみさんが作ったタコときゅうりのスパイシーマリネ(セビーチェ)が爽やかでスパイシーでそれはおいしい。甘味はパッションフルーツ。すべていすみ産の素材です!
黄色い唐辛子が激辛で驚きましたっっっ。でも癖になりそうな!
みゆきさんが作った「酒粕サモサ」!こちらもほくほく香ばしくてなんとも美味!
みゆきさんが結んだオリーブの実入りおむすび。お米はつるかめ農園。ローリエを入れて炊いて、塩麹味。お酒のおつまみにピッタリ!
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◉つるかめ農園さんのfacebookイベントのレポを引用しますと(^。^)
https://www.facebook.com/tsurukame.noen/posts/932747193530718
↓ ↓ ↓
【アフス「源-minamoto-」お披露目会を開催しました】
先日つるかめ農園自然酒のお披露目会を開催しました。
38名のお客様にお越し頂き、お陰様で盛会のうちに無事終えることができました。
お越し頂いた皆様には会場のスペースの関係上、すべてのお客様に椅子をご用意することができず、申し訳ございませんでした。
日本酒と食のジャーナリストである山本洋子さんの和やか且つテンポの良い進行の元、お酒とおつまみを楽しみながら、田んぼから酒蔵までの「源」ができるまでのストーリーをみなさんと共有させて頂きました。
木戸泉社長や会長のお話を聞きながら、改めて近くに自然酒の歴史ある蔵がある奇跡を感じ、お酒を作り上げて頂いた思いが伝わってきて、私自身心が震えた時間でした。
『源』と名付けたのは、、、
自らの力で大地に根を張りたくましく育ったお米=種。それが発酵という力でもって菌たちがお酒に代えてくれる。すべて自然の流れに沿っている。それは人間も同じく自然の流れに沿う存在。なのでそのお酒を飲むと私達の命の源に働きかけてくれるイメージが湧いてきて、『源』と名付けました。
お越し頂いた皆様と木戸泉酒造の荘司会長、荘司社長、はるばるいすみまで駆けつけて下さり、進行を務めて頂いた山本洋子さん、会全体をサポートしてくれたジャスティン、洗練されたとても美味しいおつまみを提供して下さった岡本きよみさん、美雪さん、本当にありがとうございました。
今後もアフス「源-minamoto-」を皆様に応援して頂けたら幸いです。
ご購入希望のお客様は
御注文はメール(info@farm-share-life.net)
電話(090-6128-2280)にてお願いします。
直接農園に来て頂いてもお買い求め頂けます。
その場合、事前にあらかじめ日時、時間、本数をお知らせ下さい。
アフス「源-minamoto-」 紹介ページ
http://farm-share-life.net/?p=339
《shu》
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荘司会長「蔵はまかせて安心。私は念願の田んぼで米作りに励んでいます」
・
木戸泉・蔵元杜氏荘司勇人さんのコメント
https://www.facebook.com/hayato.shoji.9/posts/1474093189338813?pnref=story
↓ ↓ ↓
先週のことですが、
地元いすみ市で自然栽培を実践している鶴淵さん夫妻が育てたお米で醸した特別なアフスのお披露目会を弊社ギャラリーで開催しました。
ご縁が生んだ作品の誕生です!
純米アフス「源」minamoto
自然栽培米ふさおとめ(いすみ市産)
精米歩合90%
高温山廃一段仕込み
酵母無添加
アルコール分13%
当日は山本洋子さんが司会進行を務めていただき、
素晴らしい時間を共有できたことに感謝感謝です。
私自身が杜氏となってから実践している高温山廃仕込みでのチャレンジの一つでもあります。
今後も高温山廃仕込みのさらなる可能性・進化を追求していきます!
いろんなご縁に感謝感謝の日でした。
ありがとうございます♪
ありがとうございました!
いい人、いい米、いい酒に、心からのエールを送ります!
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◉My 備忘録・以下、告知文を引用.
↓
2017年9月1日 19:30 – 21:30
自然との調和と循環をテーマに、米づくりを中心とした農に力を注いでいる「つるかめ農園」
この度、私たちの作ったお米を使って、自然醸造酒の歴史ある木戸泉さんにて、高温山廃1段仕込みの特別な純米アフス「源−minamoto」が出来上がりました!
ぜひ、皆様に味わっていただきたく、お披露目会を開催いたします。
いすみブランド認定委員であり、「純米酒BOOK」や「厳選日本酒手帖」の著者である酒食ジャーナリストの山本洋子さんをお迎えして、仕込みのお話、日本酒のお話、つるかめ農園の米作りの話などを、アフス源を呑みながら、そしていすみの食材を使用したおつまみをつまみながら、わいわいと楽しみたいと思います。
日時:9月1日 19時半~21時半
場所:木戸泉ギャラリー(JR大原駅徒歩5分)
会費:参加費1,000円(アフス源 1杯、いすみの食材を使用したおつまみ付き)
追加のアフス源、いすみの食材を使用したおつまみは別途販売
アフス源の販売会も設けます。
【満員となりました。ありがとうございます】
宿泊希望者:8名限定 古民家宿泊(送迎、朝食付き)8000円
おつまみの料理人は、木戸泉の蔵人であるジャスティン・ポッツ氏のみゆき夫人と、東京といすみ市で食関係の活動を行っているHarris Food Studioの岡本きよみさんです。
また、木戸泉の荘司社長と蔵人のジャスティンさんにもトークに加わっていただく予定です。
皆様に気軽にお越しいただけるように、出入り自由ですので、ぜひお誘い合わせの上、お越しいただけますと光栄です。
◉「アフス 源」
原材料 米 米こうじ(100%つるかめ農園米)
精米歩合 90%
アルコール分 13%(原酒)
高温山廃1段仕込み
無加水、原酒搾り
一回火入れ
酵母無添加
つるかめ米は、無肥料、無農薬米です。
品種は、千葉の品種である大粒のフサオトメを使いました(酒専用品種ではありません)
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いすみ市役所の泉水正美さん(右)と石井克己さん(左)も参加
・
絵になる!ポッツ・ジャスティン一家
いすみって本当にいいところです!
海の幸が豊富で、田んぼあり、野菜は多品種。オーガニックに意識が高い人が多いのも素敵です。
Topics: event, 日本酒 | 2017/9/8 9:51:20
September 4, 2017
新日本酒紀行・地域を醸すもの/出羽鶴・やまとしずく
週刊ダイヤモンドの連載、新日本酒紀行・地域を醸すもの
本日発売の今週号は【Number 043】秋田県大仙市南外 ・「出羽鶴・やまとしずく」をご紹介しています。
・
「蔵と同じ地域生まれの交配品種、陸羽132号復活酒」
取材は豪雨の1週間前に行いました。
(本文より)激甚災害指定となった7月22日の秋田県南部大雨。甚大な損害を受けたのが、大仙市の出羽鶴酒造だ。川の氾濫で蔵全体が床上浸水となり、高さ1m以上まで水が襲った。蔵内は泥をかぶり、高価な醸造用機器が大きなダメージを負った。
~この続きは書店かwebで!http://dw.diamond.ne.jp/articles/-/21149
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◉平成29年7月22日からの大雨被害義援金の受付も。詳細は↓
http://www.osake.or.jp/gienkin-170722.html
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◉出羽鶴
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◉SAKETIMES 現地レポート
https://jp.sake-times.com/spec…/news/sake_g_dewatsuru_report
Topics: 新日本酒紀行 地域を醸すもの, 日本酒 | 2017/9/4 9:54:24
September 1, 2017
埼玉農業女子キャリアアップ講座2017
埼玉県主催の #埼玉農業女子キャリアアップ講座 の講師を昨年に引き続き受け持ちました。今年も大宮教室と熊谷教室の2会場。今年は1日増えて、2日間ずつの計4日。1日5時間ずつの計10時間ずつ(8月9~10日、8月30~31日)
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2会場ともに、おしゃれできれいな女子多し。 悩みも多いが、熱い思いは人一倍!
中には400年続く農家で、自分で21代目というガールも。
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党主だったり、お嫁さんだったり、会社の事業転換だったり、農業への関わり方は、それぞれです。おいしい野菜やきれいな花、酪農、ワインまで、埼玉から発信したいと、がんばる女子たちに、心からのエールを送ります
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それぞれに「人生に農業」という選択があります!
↑大宮クラスの皆さん↓みんな畑に毎日、半日以上いるという農業女子
2日間、様々な視点から ”誰に、何を、どう伝えるか” を、一緒に考えました。
最終日は「心に響く」写真 workshopも組み込んで。皆さん、それぞれ自慢の作品を持ち寄って大撮影会!一番上のコラージュ写真の作品は熊谷クラス、下は↓大宮クラスの皆さんと作品(一部)です。
始まったばかりの「土から始まる美味しいもの作り」
これからの活躍がとっても楽しみ!皆さん、お伝えした宿題も忘れずに~😀
パソナ農援隊の名塚さん4日間、お世話になりました☘
Topics: セミナー | 2017/9/1 9:11:52
August 24, 2017
堀河屋野村18代目・野村圭佑さん醤油の会レポ
堀河屋野村18代目・野村圭佑さんによる醤油Workshop ~現代醤油事情と本当の醤油の作り方を学ぼう~ ◉OnJapanCafe
8月23日(水)。いやもう、達成感でいっぱいです!
現状の醤油事情が即わかる貴重なデータ満載。テキストに書けない話もいっぱい!
脱脂加工大豆そのものも見てもらうなど、盛りだくさんの醤油の会となりました。
↑圧巻は卵黄の「漬け」!三ツ星醤油に2日間漬けるだけ。食べたひとから騒然となりました。その他にマグロの漬けや、茹でタコの径山寺味噌など
醤油を使わない日はないくらい、醤油は私たちにとって欠かせない調味料ですが、原材料や製造方法に、思いをよせない人がなんと多いことか。まるで、ひと昔前の日本酒のようです。
・
というわけで、今回は醤油のことを学ぶ会。醤油のブラインド・ティスティングも行いました。三ツ星醤油は全量、丸大豆仕込み。もちろん大豆も小麦も、全量国産です。石油もガスも使わず、薪火で加熱。少量仕込みの、まさにクラフト醤油。
http://horikawaya.ocnk.net/product-list/14
今回は醤油のほか、径山寺味噌ほか3種類も登場!
生野菜や蒸し野菜で試してもらいました!
http://horikawaya.ocnk.net/product-list/7
http://horikawaya.ocnk.net/product-list/18
それらを使ったおつまみも、野村さんの提案でいろいろご紹介。
パンにチーズ、その上に径山寺味噌を乗せてオーブンで焼いたのも美味!
和歌山色満開でのセミナー! 日本酒も和歌山しばりでご紹介。
株式会社九重雜賀、平和酒造株式会社 日本酒「紀土」、鶴梅の梅酒、平和クラフトの蔵元、紀勢鶴と様々に味わいました。
↑美味しい海苔を教えてくださった生駒さん。三ツ星醤油との相性抜群!
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堀河屋野村家に伝わる「茶粥」
径山寺味噌と茶粥は切っても切れない関係だそうです。
http://horikawaya.ocnk.net/product-list/31
野村さんのお母様からアサコシェフが電話で取材した直伝レシピで
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「卵かけご飯」道!
三ツ星醤油で味わう卵かけごはんを、野村家に伝わる方法で試しました。
卵は、野村家の大定番である、富山県の
Ferver フェルヴェール 本店 セイアグリー健康卵 を現地からお取り寄せ。
野村 圭佑 (Keisuke Nomura)さん 充実の時間!ありがとうございました
😃
◉堀河屋野村
◉「OMUSUBIぜん」
野村圭佑さんの弟さんのお店。「OMUSUBIぜん」。こだわりの美味しいおむすびをぜひ現地でも召し上がって見てください。弟さんセレクトの素晴らしい日本酒が冷蔵庫に勢揃いしています。おつまみはおむすびの具が大人買いできたり(笑)しっかり飲んで楽しめますよ!
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浦野 純一 (Junichi Urano)さんのblog
http://urapyon.net/category/%E9%A3%9F/ に、野村さんが話していた生ハムの話も!
http://urapyon.net/2017/08/14/今まで食べてきた生ハムに告ぐ!お前らどういう/
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フルネットの中野 繁さんのfacebookのコメントより↓
先日は、原宿のOnJapan CAFEで開かれた「醤油」セミナーに参加しました。わかったのは、醤油の世界も、本物志向の伝統的な製法の醤油と技術改革に裏打ちされた革新的且つ安価な製法の醤油があること…。
どちらを製造するかは、造り手側の考え方と価値観の違いによって分かれますが、憂うべきは、その他に、日本酒の世界に例えると「合成清酒」のような「まがい物」の醤油も存在していること…。消費者がどれを選ぶかは、買う人の、こだわりや価値観、CPの評価などにかかっていると言えますが、残念ながら、無関心派が多いのが現状のようです。毎日使うものですから、原材料表示をよく見て、納得のいく、添加物が少ない醤油を選びたいものです…。たかが醤油、されど醤油!
_________________
(以下、自分備忘録・告知文)
・
8月23日「白扇酒造・本みりんworkshop」に続く、第二弾!堀河屋野村の野村圭佑さん(18代目)による「堀河屋野村・醤油workshop」を開催!
醤油の原材料を見たことがありますか?
大豆、小麦、塩
それが醤油の原材料です!
もう一度いいます。
醤油の原材料は、
大豆、小麦、塩 たった、それだけなのです!
それらは本来、不要のもの。
本当の材料とは?
なぜ、毒入り添加物醤油が多いのか
そして、
醤油ティスティングも。
和歌山県の酒蔵の純米酒も登場!
・
◉「OMUSUBIぜん」
野村圭佑さんの弟さんが恵比寿におむすびやさん「OMUSUBIぜん」を開店。そのこだわりの美味しいおむすびもお出しします。お店では素晴らしい日本酒各種が飲めるんですよ。
今、皆さんの家にある醤油はどうでしょうか。不思議なカタカナ言葉は記載されていませんか?
それでは、醤油はいったいどう作るのでしょう。
創業元禄年間、300年の伝統を誇る堀河屋野村の18代目、野村圭佑さんをお招きして、本当の醤油の作り方を教わります。
醤油、味噌、徑山寺味噌をつくり続けるこちらの蔵は、昔ながらの製法を守り、現在も手造り一筋。
一貫して「日本の味は日本の材料で造るのが一番」が信念。化学調味料や防腐剤などの添加物は一切使用せず、丸大豆も小麦も国内産を使用。
麹は、杉製の麹ぶた仕込み。今も、薪を使ってたきあげています。まさに自然派のクラフト醤油!
昔ながらの製法で、もろみを搾った濃口醤油が「三ツ星醤油」なのです。
今の醤油事情、そして本当の醤油のつくりかたとは何か?を学んでみませんか
日本の醤油のルーツとは?
三ツ星醤油をとことん、味わってみます。
もちろん、日本酒と合わせてみます。
◉お土産もつきます!家でも楽しさが続くよう、三ツ星醤油をお持ち帰りしていただきます。
またとない貴重な機会だと思います!
Topics: event, セミナー | 2017/8/24 15:37:29
August 22, 2017
12月17日伝統醸造の「三年熟成 本みりん」を識る講座
https://www.asahiculture.jp/shinjuku/course/88f4a8a7-a338-f948-b099-59799619fadb
朝日カルチャーセンター新宿教室で12月17日(日)に開催します!本日から募集開始
「みりん」と一口で言っても、原料も造り方もまるで違うことをご存知ですか?
本みりんの原料は「もち米、米麹、米焼酎」の3つだけ。余計な添加物は一切ないのが昔ながらの本物の本みりん。そのまま飲める甘露な味わいが特徴です。
現在、市販されている「本みりん」の中には、醸造用アルコールや糖類添加や、外国産原料を使ったものがほとんどです。安価に仕上げるため、4倍に増して醸造された「本みりん」まで、認められているのが事実です。
現在、伝統醸造された本みりんは、全体のたったの「1%」しかありません。
伝統的な本みりんは、国産原料を使い、昔ながらの木のふねでしぼります。
今も変わらず、国産原料だけで、伝統的な本みりんを手がける岐阜の白扇酒造さん。5代目・加藤祐基さんをお招きし、古来の伝統的なみりんとは何かを教わります。
講座では、もち米、米麹、米焼酎だけを使って90日間かけて「糖化発酵」させ、さらに「ふね」でゆっくり搾った本みりんを、新酒、3年、10年ものとティスティングします。
また、搾ったあとの「みりん粕」(別名「こぼれ梅」)も試食。
みりんの原料になる米焼酎も味わってみます。
さらに、江戸時代、人気があった、落語「青菜」でも登場するみりんの酒「柳蔭(やなぎかげ)」も登場予定!
伝統醸造ならではの本みりんの可能性を広げる様々な使い方などご紹介します。
お土産つき
・
◉日程 2017年 12/17 日曜 朝10:30-12:30 1回のみの限定講座
◉お申し込みは↓
https://www.asahiculture.jp/shinjuku/course/88f4a8a7-a338-f948-b099-59799619fadb
Topics: event, セミナー | 2017/8/22 16:27:58
August 19, 2017
厳選日本酒手帖の中国語版が登場!
厳選日本酒手帖の台湾版(左)に引き続き、(右)中国版が出版されました。いち早く、Leeさんが両方の表紙画像をパチリして送ってくれました。ありがとう
その後、出版社から届きました。
世界文化社の人もビックリして教えてくれましたが、表4はあえての日本語!
こんな感じです。日本版とそっくり(サイズは大きめ!)に作ってくれた台湾版(こちらもオリジナルより大きいです)とは異なりますが、これはこれですご〜い!
(それにしても、右は「けさ」に見える)
表紙カバーをとると、ひらがなで「さけ」の文字が!
通常のページも判型がオリジナルより大きいので、ゆったりデザインされています。天の戸さんのページ
新政さんのページ
秋鹿さんのページ
神亀さんのページ
酒器のページ。日本独自の器を紹介
冷酒に向く酒器のページ
・
そして
プロフィールを見たら「美食記者」ですとっ。
日本での販売はありませんので、台湾や中国に行かれたらチェックしてみてください
Topics: 日本酒, 日本酒手帖2014 | 2017/8/19 12:46:11
August 15, 2017
サツマイモが成長(しすぎて)
スーパーのオオゼキで千葉県産の立派なサツマイモを購入(オーゼキのサツマイモはハズレなし)。しばらくしたら芽が出てきました。紫色の茎に緑の葉、葉脈も紫を帯びてとてもきれい!そのまま育てて!?いたら、どんどん成長。
水が足らないだろうと、一升入るメガチロリに入れて水をたっぷり注ぎ、時々外に出し世話やり。毎日水を換えて、結果、水耕栽培したところ、葉っぱがそれは勢いよく伸び、ボリューミィに!
「行き先の土を探しています」とサツマイモが訴えてくるので、これごと実家に持ち帰ることに。いやはや。
Topics: 未分類 | 2017/8/15 9:40:48
August 9, 2017
つくしのこさん!
火曜日の夜。大好きな編集者&ライターの金丸裕子さんのプラチナシートで、大人女子会 at 「つくしのこ」。
丸の内ハウスのマネージャー・玉田泉さん、「おとなのoff」編集長の行武さんと4名で楽しい時間を過ごしました~。
泉さんと裕子さん、まずはビールがわりの獺祭スパークリングからスタートするのが、つくしのこスタイル
枝豆、ナスの味噌炒め、白身魚のマリネ
ナンバーシックス!
開運「涼々」に、春霞も
お刺身はマグロ、鯛、平目、カンパチ。切り方が分厚いのも特徴です(笑)
その昔、このお店に、しょっちゅう通っていた時代がありました。
20年ほど前のことです。今ほど店は混んでいませんでした(現在は予約できる人は限定。しかも半年待ち!)
かんぱ〜い!
毎晩、遅くなると日経や、ダイヤモンドなど、出版社勤務の人たちと、各地の蔵元蔵人が、わらわら集まり、毎晩のように同じ顔ぶれで飲んでいたように思います。ホント、当時はあだ名で呼び合うような、知ってる人ばかりで飲んでいました。
手前に並ぶのがよく出るお酒かも・・
お酒とホール担当のとおるさんです! このお店は、お母さんと息子のとおるさんの2人で営んでいます。
澤姫さんのかすみ酒
そして
巨大にしん
七本槍の玉栄80%のお燗酒!
シンプルなじゃがいもコロッケ
最後にお刺身の白身魚のアラでだしをとった汁。海藻のあおさからもいい出汁がでるとお母さん。
そしてこのたび、昔のメニューが一部復活。なんだか懐かしくて、うるうるしていただきました(笑)
じつはこの店の「焼うどん」には、まったく肉が入らないのです。
にんにくで味を出し、すりごまたっぷり!そして青じそをトッピング。味付けは醤油。ゆえに私向きの焼うどんなのです!
醤油は鍋肌に回しかけるのではなく、うどんに直接かける。「鍋肌にかけたら焦げて終わるわよ」と、そりゃそうだがいっぱいのお母さんの料理。無駄なしレシピ!
↑つくしのこで使用している醤油
そしてこのうどんには、あの!○ま○やのうどんを使うのがお母さん流(いろいろ試してこれに落ち着いたという)。
私のサラリーマン時代、当時の会社に外部から出向していたオジさまが、うどんやの会長と仲良しで、伝えたら大喜び! その後、うどんや会長がなんども店にきたという。レシピを取材させていただきました。いろんな思い出がつまった「焼うどん」です。
そして絶品の「ぬか漬け」も健在!
お母さんは80歳現役。
そして本日8月9日、とおるさんに女の子のお孫ちゃんが誕生!
その名も、お母さんの「民子」からもらって、「あたみ」ちゃん♡ですって。
これで、「つくしのこ」も安泰です
80歳で現役バリバリのお母さんにあやかって4人で記念撮影!
工夫がいっぱい、自分のやり方を追求するつくしのこお母さん。少しでも近づけるようになりたいものです。
Topics: 日本酒 | 2017/8/9 22:04:10