September 26, 2019
七賢・EXPRESSION 2019
山梨県北杜市白州町にある老舗酒蔵の
七賢醸造元 山梨銘醸さん
味のある酒蔵です!創業1750年
蔵のある白州町といえば、サントリー白州蒸溜所と、南アルプスの天然水などミネラルウオーターとしても有名です。
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山梨銘醸さんは今や、出荷の3割がスパークリング酒という「泡」に強い酒蔵ですが、毎年、10月解禁の限定スパークリング酒があります!
EXPRESSION 2019
スパークリング酒の中でも
毎年、さまざまなテーマに取り組んで発表するのが
「EXPRESSION 」のシリーズ
七賢スパークリング酒のプレミアムブランドで
EXPRESSION=表現 を意味するとか
2019年度は
三世代の蔵元が大切に受け継いだ熟成大吟醸古酒を、原料に贅沢に加え、今までにない醸造技術を使ったスパークリング酒という!
大吟醸古酒 の醸造は
なんと25年前!
ボトルに注いだのは歳月と技かもしれません。
そんな貴重な大吟醸古酒を使い、瓶内二次発酵で新しい命が吹き込み、鮮やかに蘇ったスパークリング日本酒のボックスを見てびっくり!開けてビックリ!
黒とシルバーのシックなカラーは気分も上がります。
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ラベルは今年もキース・へリングのデザイン。北杜市にある中村キース・ヘリング美術館とのコラボレーション。
和食のカウンターでも、クールに決まりました。
味わいは
お米由来の、やさしさとまろやかさ、
そして、清らかさ! 最後にキレ味もあります。
温度が上がると、淡い中に、奥行きも感じられるようでした。
様々な温度で、キラリと変化する米の泡!
優しい緻密な繊細さは、白身の魚や野菜の味を
高めてくれます🥂
25年ものの大吟醸古酒を使ったスパークリング酒
EXPRESSION2019 は、10/11に出荷開始
https://shop.sake-shichiken.co.jp/products/160
税別で25,000円
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「世界がうなずく米のスパークリングを目指して」と
兄弟の頼もしい挑戦が続きます!
●七賢 山梨銘醸
https://www.sake-shichiken.co.jp
Topics: 日本酒 | 2019/9/26 10:29:55
September 24, 2019
ひ・や・お・ろ・し
冬から春に搾られた日本酒が夏を越して、熟成されて、まろやかな味わいになってきました。
この季節になりますと、酒販店さんの店頭をにぎやかにするのが「ひやおろし」のお酒です。
ひ・や・お・ろ・し
呪文のようなこの言葉
秋の酒を代表するアイテムです!
なのですが、この「ひやおろし」・・・いったい、どんなお酒なのか?
ちょっとわかりにくいと思いませんか?
ゼロから分かる! 図解日本酒入門 で解説しています
純子さんと米子(まいこ)さんとのやりとりで進行するこの本ですが、生徒の米子さんが気がつきます!「生詰」のお酒といったい何が違うの?と
「ひやおろし」「生詰」はどちらも、お酒を搾ったあとに1回だけ加熱したお酒です。
なにが違うの?どう違うの?
(じつは、曖昧なお酒もあるんです・・・)
詳しくは誌面をどうぞ!
静岡県掛川市の土井酒造場さんはこの違いを、はっきり区別して販売しています!
開運さんの純米「ひやおろし」(秋季限定)
酒米の品種は、山田錦 精米歩合は55%
酵母は静岡酵母を使用
HPより引用↓
冬に仕込んだお酒を、秋まで冷蔵貯蔵してから出荷させるお酒を「ひやおろし」といいます。ひと夏熟成させたことで、味わいが一層増して角のとれた優しいまあるいお酒となります。
秋の風が吹き始めた頃からの限定の出荷、秋の定番「ひやおろし」。日本の季節の移ろいを感じさせてくれるお酒です。
↑
なのだそうです!本当に限定。そして蔵の奥で熟成
開運さんの「ひやづめ」純米
酒米の品種は、山田錦、精米歩合は麹50% 掛米55%
酵母は静岡酵母を使用
HPより引用↓
↑
急速に冷やし、生酒のフレッシュさとキレの良さの両立!
毎年、この二本の飲み比べを楽しんでおりますが、それはお見事です。
まさに今から、食欲の秋、実りの秋!新米の季節が到来
サンマに栗にサツマイモに美味しいものがたくさん出揃う、気候も過ごしやすい秋だからこそ、じっくり日本酒の「ひやおろし」を楽しんでほしいものです。
さて
開運さんとタイプが違う「ひやおろし」が、石川県白山市の菊姫さんの「純米ひやおろし」だと思います!
円熟した芳醇な飲みごたえが特徴。開運さんとの違いがクッキリ違うので静岡と石川を代表する両者の「ひやおろし」を飲み比べてみていただきたいものです♡
HPより引用↓菊姫さんのひやおろし
「ひやおろし」とは、冬の厳寒期に造り、蔵内でひと夏越して程良く熟成させたところで瓶詰めして出荷するお酒のことを言います。
新酒の頃は、若々しくフレッシュな味わいですが、秋を迎える頃には丸みを帯び柔らかな味わいへと変化します。
●酒質説明
笹の葉様の爽やかさの中に、バナナ様の香りがほのかに感じられます。
柔らかで上品な甘味と旨みが口の中に広がり、酸味が爽やかな印象を与えてくれます。後口のキレも良く、サラリとした飲み口が特徴です。
色調は透明感のある淡いイエローゴールド。香りはやや控えめながら、若々しく爽やかな印象。バナナやメロン様の果実の香りの他、カッテージチーズ、笹の葉のような爽やかな香りが調和している。
口に含むとふっくらとした米の旨味を感じ、酸味によって爽やかさとしなやかさが加わる。その後は旨味、甘味、酸味と相まって豊かな味わいが口中に広がり、後味にもこのバランスが長く持続する。
ひと夏を経て、若々しくフレッシュな状態から、熟成によって味の落ち着きと奥行き感が出てきた印象。熟成酒としての香味の複雑性などはまだ出てきていないため、「兵庫県三木市吉川町産山田錦」という良質米由来の旨味・エキス分が素直に表現されている。例年通り順調に熟成が進み、ひやおろしとしての熟成感は適切な範囲。(好みもあるが)飲み頃温度は15~20℃程度で、あまり冷やし過ぎないほうがジューシーな旨味を素直に味わえる。また、他社製品と比較して味乗り良く濃醇な酒質のため、飲んでみて「濃い」と感じる場合はオン・ザ・ロックもお勧め!!
↑とのことです!常温にオンザロックもぜひ★
菊姫さんの「ひやおろし」は山田錦の精米65%、速醸酛
開運さんも山田錦ですから、飲み比べが楽しいですよ!
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日本酒のさまざまな素朴な疑問に答えています↓
ゼロから分かる! 図解日本酒入門
Topics: ゼロから分かる!図解日本酒入門 | 2019/9/24 11:05:17
September 23, 2019
10月8日開催!Sake Salon No.22『Den Sake カリフォルニア産清酒の新しい風』
◉お知らせです。
10月8日開催!Sake Salon No.22『Den Sake カリフォルニア産清酒の新しい風』
https://www.facebook.com/events/1125023424355394/
日本酒の国際化とともに、アメリカ、カナダ、メキシコ、イギリス、スペイン、フランスなど、海外に SAKE 醸造場が増えています。
海外で SAKE が造られることで、清酒需要の裾野が広がり、また、フレッシュな生酒など、流通が難しい酒も楽しんでもらえるようになります。現地の米を使った酒は、新しい日本酒の多様性を含み、海外発の日本酒のマーケットは期待大です。
Sake2020主催のSake Salon ではこれまで、日本に住む外国人の方に日本酒をよく知っていただこうと、全国各地の酒蔵の方にお越し頂き個性ある土地の酒を楽しんでもらいました。
今回は番外編として、海外産 Sake の中から、2018年3月にスタートしたばかりの “Den Sake” を ご紹介します!
Den Sake は、カリフォルニア州オークランド在住
迫 義弘(さこ よしひろ)さんが手がけています。
日本で音楽関係の仕事についていた迫さんですが、英語の勉強で2000年にアメリカに渡りました。数奇な出会いを経て、アメリカで日本酒を造ることに!
◉ぜひ読んでほしい!sake-timesさんの DEN SAKEさんインタビューページ↓
https://jp.sake-times.com/know…/international/sake_g_densake
3年にわたる試行錯誤の末、2018年3月、ついにオークランド発の SAKE としてデビュー★
アメリカ産の SAKE であることを大切にし、原料も地元産の米にこだわっています。
ボリューム感のある酸味など、発売から日が経っていませんが、既に一流シェフを含む多くの人の心を捕らえているとも。
コーディネーターは、日本酒ジャーナリストであり株式会社SAKEマーケティング・ハウス代表取締役の松崎 晴雄 (Haruo Matsuzaki)さん!
アメリカから迫夫妻をお招きして、Den Sake を生み出すにいたったお話を伺うとともに、Den Sake の魅力を松崎さんからレクチャーを
また、関連する、ほかの醸造所のお酒も松崎セレクトでご用意!
海外でSAKEを造るということは? がわかる夜となりそうです。
◉料理は前田シェフの出張料理を予定
https://cookinc.jp/tutorial/
◉チケットはこちらから↓どうぞ
https://sake2020event1910.peatix.com/…
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Topics: event, 日本酒 | 2019/9/23 12:41:10
September 19, 2019
日本ソムリエ協会の機関誌Sommelierの連載「日本酒テイスティング」
日本ソムリエ協会の機関誌「Sommelier」
連載「日本酒テイスティング」
明日の発売号は「米による違い編」です。
個性とおいしさが満載の酒米違い、6銘柄のティスティングをインタビューしてまとめました。
君嶋哲至さんと阿部誠さんのプロ中のプロによる2人の掛け合いは、漫才のようです(笑)いつか動画配信したいほど!
●最新号の目次です↓
Topics: 日本酒 | 2019/9/19 13:42:04
September 18, 2019
ミョウガの梅酢漬け
9月も18日となり、中秋の名月も終わり、だんだん夏がサヨナラとなり、秋の気配が深まってきました。
果物は梨や栗が出始め、野菜も季節が移動してきたと感じます。
この時期、ミョウガは秋田など東北産へバトンタッチ。
そうなると、高知県産の3個売りのパックではなく
大袋に入ったミョウガが安く売られていることも!
安いミョウガを見つけたら、私は梅酢漬けをよく作ります。
作るっていっても、ビニール袋に、ミョウガを入れて、梅酢を注ぐだけ!
・
ただ、注ぐだけ!!!
・
甘いのが好きな人は本みりんや蜂蜜を加えると良いですよ!
漬けていると、だんだん塩が強くなりますので、薄切りやみじん切りにすると、また、いろいろ楽しめます。
レシピはこちら
↓ ↓ ↓
●blog 茗荷がたくさんあったなら 梅酢漬けのすすめ
梅干しを作っていると、梅酢がありますが
ない方はこちらの↓梅酢がおすすめです
海の精の紅玉梅酢。塩がいいのでまろやか。いろんな料理にも便利! ちょっと喉がイガイガしたときのうがいにも良いです。
Topics: cooking | 2019/9/18 11:44:52
September 16, 2019
穴窯陶廊 炎色野で唐津焼・三藤るいさんの作陶展
↑ちょっと宇宙を思わせるような表情ある酒器
以前、アトリエを訪問させていただいた
佐賀県・唐津焼の三藤るいさん
渋谷の穴窯陶廊 炎色野(あながまとうろう ひいろの)で作陶展をするというので伺いました。
抹茶茶碗、徳利、酒器に菓子皿や皿、小鉢など
唐津焼には黒唐津、青唐津、堅手など、様々あり、土と釉薬、温度の組み合わせで表情が多彩です。
唐津焼は土を見つけるところから、登り窯で焼いて仕上げまで、すべてひとりで担当するのが特徴です。
●三藤るいさん プロフィール HPより
1978年福岡市に生まれる。
有田窯業大学卒業後、川上清美氏に師事する。
2009年唐津市に登り窯を築き独立する。
土作りから釉薬作り、そして唐津焼の多種多様な形を川上氏のもとで学び、以来、伝統を踏まえながら独自の表現を日々模索しながら作陶しています。
今回、堅手茶碗、ぐい呑にも新たな思いが感じられます。
穴窯陶廊 炎色野(あながまとうろう ひいろの)
三藤るいさんです!凛としてカッコいいです。
9月14日(土)~9月18日(水) 三藤るい作陶展
●唐津焼の情報
https://www.karatsu-kankou.jp/guide/karatsu/
http://karatsuyaki-kamamoto.jp
http://karatsuyakinosato.jp/karatsuyakinokoto.html
そして
穴窯陶廊 炎色野 さんには、その他、いろいろな作家さんの器があります。
写真の左側の器は、三島の古松淳志さんの作品で、作陶展が10月12日(土)~10月16日(水) に開催予定だそうです。
右側の器は明の時代の白磁。超薄手で繊細!
古松淳志さんは京都大学農学部を出て陶芸家になったという変わり種。愛国の田んぼがある南伊豆町で作陶されているそうです。
穴窯陶廊 炎色野では鍋島(るいさんが持参)、写楽、東洋美人の大吟醸!(しかも一升瓶!!)のご用意があり、様々な器で試させてもらうことに。感激です✨
ご店主の本間惠子さんにいろいろ教わりました。センスのよさ、やわらかな雰囲気のある素敵な方で、大ファンになりました!
●穴窯陶廊 炎色野さんの定番品のひとつ
垣内幸彦さんの漆のれんげ。
使いやすそうでお値段も手頃で一目惚れ!連れて帰りました。
なんでも垣内幸彦さんは、ミャンマーの職人さんと提携し、デザインを伝えて素地を依頼。仕上げを日本の垣内さんの工房で行なっているそうです。
1本の木をくり抜いた片口やトレーも素晴らしく、軽くて強度もありデザインも良く、欲し〜い品がたくさんありました。
フォルムがきれい!飽きのこないデザインの漆製品いいな〜
渋谷のヒカリエ4階から出るのがちょっと近いと思います。来年、移転の予定だそうです。
Topics: shop, 器, 日本酒 | 2019/9/16 13:15:56
September 12, 2019
週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・姿
そよそよそよそよ〜と、青い稲の葉波が泳ぐようになびく
五百万石の田んぼ!
引き続きまして、週刊ダイヤモンド「新日本酒紀行 地域を醸すもの」
「姿」さんをご紹介しています!
【Number 126】
姿(SUGATA)/栃木県栃木市西方町
西方町の米で、
ありのままの姿の酒を醸す
(本文)
江戸時代、西方五千石と呼ばれた米どころ栃木の西方町で唯一の酒蔵が飯沼銘醸だ。9代目の飯沼徹典さんが杜氏を務め、町内産の酒米を主に、米の品種を変えて同じ精米歩合で少量ずつ醸す酒、それが「姿」だ。
田んぼに佇むおじさん、いえ、お兄さん2人!
右が姿を醸す、蔵元杜氏の飯沼徹典さん。
左が、徹典さんの西方小学校時代の同級生で、牧場と田んぼを手がける山ノ井亮司さんです。
亮司さんは全農肉牛枝肉共励会で日本一の名誉賞を受賞した和牛育ての名人!
徹典さんが、酒米が足りなくて困って相談すると、栽培をふたつ返事でOK !
同級生っていいな!
亮司さんは質の高い和牛成育のために、上質な藁を必要としていたという
姿 SUGATA
ブラックインパクト
ありのままの〜♪
どうしてもあの歌が頭に浮かんじゃう!リンダ
こちらは栃木の新しい酒米「夢ささら」バージョン
ひんやりしたお蔵の中。タンクが静かに時を待つ。シーン
こちらは
敷地内にある歴史が古い味のあるレンガの建物!
建物の説明してくれる徹典さん(ちょっと服装カジュアル。猛暑日でした。汗だく)
〜さてと、この続きは8月31日号誌面を読んでくださいませ〜〜
・
さて今回、徹典さんに教えてもらった逸品が!
・
「同級生には
大滝日光サーモンを作っている名人もいるんです」
なぬっ!?
サーモン大好き!(ただし変な脂がない上質なサーモンに限る)
最近は、亮司さんの米で醸した酒と、その藁で育てた牛とサーモンを持ち寄る同級生の飲み会も開催しているとか。いいな〜〜〜〜の関係です!
教えてもらいました!
高校の同級生、山越祐二さんが育む
「大滝日光サーモン ライトスモーク」
紹介↓
・
大滝 ←facebookに最新情報あり
いただいてみました!
淡路島の玉ねぎを極薄にスライスして大滝日光サーモンをのせ、
ベリタリアの藤本真理子さんが選んだオーガニックのオリーブオイルカルシアをまわしかけて
そして!
ノンナアンドシディの飛び切りだと思う(ここの製品みんな好き♡) イル・モンジェットケーパー塩漬け!(塩も美味なので調味料がわりにも)まずはそのままで。
おいしい!きれいな味わい
そして
「大滝日光サーモン」加熱して、いただいてみました。
玉ねぎとケッパー(って上と同じ)ちょっと火を加え、パスタで食べてみました。
結論=加熱したのもおいしい〜〜〜
純米吟醸 杉並木ちゃん
おいしいお酒とおつまみがあれば、地域が盛り上がりますね!
「姿」と「杉並木」どちらも、お蔵で買うことができます。
なお、「姿」はわかりにくいところに冷蔵庫があり、そこに入っています。
去年の冬、一緒に栃木で飲んだときの飯沼徹典さんです。
時季で随分髪型が違いますね〜!
特集熱狂!ラグビー ビジネス 人脈 W杯
Topics: 新日本酒紀行 地域を醸すもの | 2019/9/12 10:02:47
September 11, 2019
週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・武勇
「辛口純米酒」がロングセラーを続ける茨城の武勇さん
「真夏に麹室に入り、甘酒用の麹を仕込んでます」と蔵人の高橋寛さんがfacebookにUPしたのを見て、取材へGOしたのでした!
外は暑〜い日でしたが、木造の蔵の中はひんやり気持ちいい
蔵のお嬢さんが小さいときに描いたというお地蔵さん。味があります!
サーマルタンクにも「武勇」の文字が
「協会酵母と麹菌が県産で揃うのは茨城と秋田だけ」と高橋寛さんに教わりました。麹を担当しています。
ひたち錦を使い、丸福もやしを使い、10号酵母で醸したお酒!
THE 茨城!
そして初めて見たのが
こちらのお酒
酵母無添加生酛の
ちちんぷいぷい
いろんな隠し球があるな〜〜〜っでした!
蔵に行かなきゃわからないことが多すぎます。
だから、私はお蔵へいくの〜〜〜♫
・
週刊ダイヤモンドの連載
新日本酒紀行 地域を醸すもの
2019年8月24日号は武勇さんをご紹介しました!
【Number 125】
武勇(BUYU)/茨城県結城市結城
結城の町に根差し、
愛される地酒を目指す
酒米いろいろ
武勇の蔵人さんトリオでパチリ📸
「地元の食が、甘辛い煮物や、みそ味の鍋、焼き鳥など濃い味を好む土地だから、切れも良い辛口を醸しています」と高橋さん。右端は深谷篤志さん、出張前の慌ただしい時、笑顔で歓迎してくださってありがとうございました!
6代目の保坂大二郎さんが蔵元杜氏を務めています。5代目のお父上と
もう〜素敵なマダムは蔵元のお母様の和さん。現役のテニス愛好家。
後ろの絵は和さんが描いた蔵の風景。雰囲気あります!
和さん好みの柔らかな味をと造ってもらったお酒が「和」
=「なごやか」と読みます。岡山県産の雄町を使ったお酒で、雄町サミット2019で入賞しました!
左端が「和」さん。いやもう面白いお酒がいろいろありました。
いろいろ悩んで、このラインアップを購入して帰りましたとさ!
記事読んでみてね
特集最新!超楽チン理解 決算書100本ノック!2019年版
シリーズ累計100万部突破
Topics: 新日本酒紀行 地域を醸すもの | 2019/9/11 18:42:22
米粉の花カリント
ひと目見てビックリのフォルム‼️
米粉と片栗粉を使った「花カリント」です🌼
米粉をなんとか活用しようと各地で研究開発されています。米粉を使ったお菓子は、団子や大福、カステラやシフォンケーキなど、すでに市販品がありますが、このカリントは見たことありませんでした。
発想の豊かさに感動!
発見したのは、青森県十和田市のスーパーの地域産品コーナーです。
レジに持って行ったら、「こんなのあるの?」とレジの方も驚いてました
えっ新商品!??
こちらの花カリントの原材料は、米粉、片栗粉、塩、砂糖、卵、ごま、油
製造者は 市内の「タイ料理チェンマイ」 寺沢さんと記載があります。
タイ🇹🇭 カービングに凝るお国柄だからかも?
いやはや、すごい造形美です。
感動したのでInstagramとfacebookでUPしたら、facebookで情報が集まりました。
↓ ↓ ↓
加藤 美奈江さん 「伊賀市のあたりでも売ってますよ。シナモン風味とかあったような」
森喜 るみ子さん 「伊賀にもあります。やっぱりタイ出身の奥様作で、JALの機内誌のショッピング欄にも出てます」
佐々木 京美さん 「これ、バリ島の伝統的なお菓子です。バリ島の山奥の奥の奥で、おばあちゃんに習った事あります。バリは、ココナッツミルク味でした」
なんと、佐々木京美さんが、バリ島で習っていたとは!驚きでした
「タイじゃなくてバリ島!? これはどうやって作るのですか?」と質問すると
「タイもあるかもしれないですね。バリではお祭りとかお祝い事の時に作るお菓子だそうです。
専用の型があって(花の形)それをぶら下げる棒がついてるんです。
液に浸して、油の中へ。自然と型から外れてこの形に。型で抜くというより、緩い液に型を浸すかんじです。
私このお菓子が大好きで、今はあまり若い人は作らないということだったので、お願いして実家のお母さんの所まで押しかけて習ったんです」
ということがわかりました。
これを作る専用の型がある。
ぶらさげる棒を使って広げる。
現地では ”キャッサバ粉” かもしれない
というわけで、この正体は、タイやバリの伝統的な「お花」の形をしたカリントウでした。
米粉を使ったレシピは、各地で開発が進んでいるようですが、無理に小麦加工品のマネなどせず(小麦に近づけようと、添加物を入れるの反対!)
世界各国の郷土料理にヒントがありそうです!
Topics: cooking, ご当地もの | 2019/9/11 13:57:50
September 10, 2019
能代の翁飴本舗 桔梗屋さん
翁飴本舗 桔梗屋さんの「翁飴(おきなあめ)」
原料はもち米と大麦です。
砂糖や添加物は一切使用せず、自家製の麦芽糖化水飴から作っています。
一子相伝で代々、全て手造りで、職人を使わず一人で作る誠実で素朴な飴。
滋味で地味で、ひっそり静かに販売しているという印象でした。
それが最近、異変が!全国から注文殺到という!
「秋田魁新報」によりますと↓
https://www.sakigake.jp/news/article/20190613AK0005/
「秋田県能代市畠町の老舗和菓子店「桔梗(ききょう)屋」の名物「翁飴(おきなあめ)」に、全国から注文が相次いでいる。人気ロックグループ「X JAPAN」のToshl(トシ)さんが、フィギュアスケート男子の羽生結弦選手から差し入れられたとブログで紹介し、注目が集まった。桔梗屋の20代目店主武田成史(のりひと)さん(43)は「翁飴がきっかけで秋田に注目が集まりうれしい」と話す。」
なんと、羽生結弦選手が愛好していたとは!
https://ameblo.jp/toshl-official/entry-12465559361.html
翁飴は水あめと寒天を混ぜ、型に入れて固めたお菓子。麦芽由来のやさしい甘さが特徴です。麦芽飴というと、液状になったものが多いですが、こちらは固形。やわらかでちょっぴりお餅のようにソフト。口に入れると、とろ〜〜と溶けて、やさしい甘さが続きます。200年以上前から作られている逸品。
基本は店頭販売のみ。
しかも今は・・・そんな理由で予約でいっぱい!
能代在住の小澤さんご夫妻が、8月24日の天の戸さんの稲の穂波見学会で、私と再会するのを見込んで、注文しておいてくれたのです!
感激の涙に涙。
稲の穂波会は、森谷杜氏のお別れ会に変更となり・・・・
翁飴を、口に入れるたびに、また森谷杜氏を思い出し、何度もじわっとうるっときてしまいます。
◉森谷杜氏の「恋する秋田弁」
●翁飴本舗 桔梗屋さんお店のHPより引用します↓
https://www2.chuokai-akita.or.jp/okasi/okinaame/index.htm
当店は文禄元年(1592)饅頭の製造で創業致しました。
文化9年(1812)に長寿銘菓【翁飴】を創製し、以来一筋に全工程手造りの製法を頑なに伝統の味を守り続けております。
「翁飴」は文禄元年創業の桔梗屋十四代目吉太郎が創製したもの。以来店主は「吉太郎」を襲名し、一子相伝で代々、全て手造りで、しかも職人を使わず一人で作ってきました。
◆味は淡泊ながら滋養に富み、餅のようにやわらかなゼリー状の透明な淡黄色で、一種独特な風味とほどよい甘さがあり口の中でとろりと溶けます。
◆原料はもち米と大麦。砂糖・添加物など一切使用せず、自家製の麦芽糖化水飴に特別な原料を配合して固形化します。仕込みから完成まで五段階の工程で、出来上がるまで一週間もかかります。このため、量産は出来ません。
◆「翁飴」は四季の気候と温度に応じて多少変化致します。製造当初は硬く日数を経るに従い軟らかく食べ良くなります。寒冷期間は多少乾燥しがちですから火にかざし適当に軟らかくしてお召し上がり下さい。又夏季は湿気に多少御注意下されば長く保存できます。
◆旧藩時代は佐竹公に毎年調達を命ぜられ、藩主を通じて全国に知られるようになりました。また、おみやげ等でたまたま口にした人が『おいしいから』と注文するなど、現在も全国から注文が相次いでいます。若い人たちにも好まれているようです。
◆伝統と上品な格調高い風格と端正な趣があり、健康食品として、特に高齢者にも食べ易く、長寿を願う意味からも「翁飴」と命名されたもの。現在も当時の製法を頑なに守り続けています。まさに郷土を代表する最高級銘菓の逸品です。
◆『翁飴』は四年毎に行われる全国菓子大博覧会に於て過去八回授賞しており、1998年岩手菓子博に於ては最高賞・名誉総裁賞を頂きました。
まさに「お宝」というべき飴でございます。
https://www.facebook.com/桔梗屋-2085540635055214/
Topics: shop, ご当地もの | 2019/9/10 9:43:09