April 6, 2016
久々に日本酒の聖地へ
↑さがん酒祭。お店にある佐賀の酒ズラリ
その昔、生活情報誌の編集をしていた会社員努めの頃、よく通っていた日本酒のお店へ。
年々大人気で、今、予約しても半年待ちだそうです(そういう状況ゆえ、予約できるのはシステムを理解した常連のみ)
母と息子の2人で週5日、毎日50人の客を切り盛りしています。
ゆえに〜炎の親子と言われています〜
口開けは獺祭の低アルコール発泡にごり
おつまみは、野菜に味噌、わかめの酢の物、セリのおひたしなど、飾り気のない直球つまみ!
これがいいのです。調味料がちゃんとしています。
佐賀県庁の中島孝二さん。
両手に佐賀の酒(当地では「さがん酒」という)酒器も佐賀の作家さんを持参。
お刺身はヒラメ、鰹、はまちなど。分厚いことも特徴です。
管理がバッチリのこちらのお店。透き通るようにきれいな十四代に、一白水成をいただきました。
このあと新政のNo.6も
一白水成ファンの今野典さん。この冬は2回くらい酒蔵のある五城目町へ行ったという。
温かな肉豆腐
福岡の田中六五
味がよくよくしみたブリ大根
タケノコ煮物、白隠正宗の海藻ラベルをお燗で
大きなニシンの塩焼き。みんなで一尾を仲良く
フリー編集者の金丸裕子さんと江澤香織さん。
万齢さんの超辛口純米がキレよく、お燗酒でリピ(修行された島根の蔵の雰囲気が漂うような!?味)
お燗酒goodの万齢しみじみ、よかったです!
唐津焼の三藤るいさん&熊本象さんの酒器を持参した中島さん。
唐津焼の正面、登り窯での位置、火の向き、サインの入れ方、見方や選び方など、先日の佐賀tripで教わった話しを思い出しながら、ああでもないこうでもないと語り合いました。
佐賀嬉野の足湯Barファンの江澤香織さん。地方のクラフトに詳しいのです。だめ人間祭を主宰。
新刊は「青森・函館めぐり」です!
ゆっつらくんのタオル(洗濯ずみ)を今野さんにプレゼント!
すぐかぶってくれました。
真ん中が、こちらの店の宮沢とおるさん。去年結婚したばかり!
なんでもない日常が一番、楽しい、嬉しい。
それは、人なんだなあと、あらためて。
しめは魚出汁の温かな「にゅうめん」。ホッとするシンプルな味。
元気でおいしく、また楽しめますように!
網野さんにもバッタリ
背景のお酒の銘柄文字は、とおるさんがマジックで書いてます。ホント器用
ヘンな3人で。また今度地方でね!
Topics: 日本酒 | 2016/4/6 16:19:51
April 5, 2016
ソメイヨシノが満開
「千代田大奥御花見」の図。艶やかですね
近所の桜「ソメイヨシノ」が満開で、iphoneではなく、久々にカメラでパチリ☆(ひとつ前の桜写真はiphone)
5弁の花は、限りなく白に近い淡いピンクで、新葉の緑がひときわ鮮やかに感じます
花がたわわに咲いているので、見上げると空が真っ白!
ところどころ花びらがすでに落ち、儚さを感じますが
そうなると、八重桜がスタンバイ!
八重桜の葉の色は紅茶色!
八重は本当にボリューミィですね。
久々にiPhoneではないカメラで撮影しましたが、やっぱりきれい。もっと使わなくちゃ人生の記録が勿体ないと思った次第。
でもiPhoneは便利…。
Topics: 花 | 2016/4/5 16:02:15
April 4, 2016
sake2020「サクラサケ!」レポ
2016/04/02 (土曜日)sake2020主催「サクラサケ!」にご参加の皆さま、ありがとうございました。
山形県・出羽桜酒造さんの「桜花吟醸酒さらさらにごり」ラベルの芭蕉の句を紹介しました。
「さまざまなこと思い出す桜かな 芭蕉」
芭蕉にしては簡単そうな!?一句ですが(相当失礼)
じつは人生の深い意味が、この一句の背景にあったのです。
・解説はコチラを↓
http://www.st.rim.or.jp/~success/samazama_ye.html
http://www.st.rim.or.jp/~success/sakura_10.html
http://haiku-ashita.sakura.ne.jp/zuisou13.html
http://www.ict.ne.jp/~sasa-mi/bashoukuhi14.htm
松尾芭蕉でなくても、桜を見ると、鮮やかに蘇る記憶があります。
あの時、飲んだお酒、おつまみ、一緒に過ごした仲間など…。
皆様の”思い出の桜”に、おいしい日本酒が入るといいなあ♡と願う1日でした。
↑photo morikawa maki 一升瓶の首を握りしめるの図(笑)
セミナーで、言いそびれた都々逸をひとつ
「酒を飲む人花なら蕾 今日も咲け咲け明日も咲け」
\(^o^)/
お花見のおすすめは「八重桜」とお話しましたが、染井吉野が終わったら八重桜のシーズン到来です。桜前線を北へ追いかけるのもいいですね。
都々逸でも口ずさんで、残りの桜シーズンを楽しんでください♡
* * * * *
お話したことダイジェスト
●日本酒の飲用温度は、季節の自然から生まれたきれいな言葉がたくさんあります!
そのひとつが「花冷え(はなびえ)」です。
花冷えとは、桜が咲くころに寒さがもどること。桜が咲くころの一時的な冷え込みをいいます。
日本酒でいう温度は?
今でいう約10度。そこで「花冷え」温度を飲んで体験!そして、同じお酒で「お燗酒」55度をティスティング
1本でこんなに違う「びっくりポン酒!」な日本酒ワールド♡
ティスティングしたお酒は日置桜「特醸純米酒」。1985年に発売されたロングセラー酒で、鳥取県産の山田錦と玉栄を使用。生産者・杉山信一郎さんが低農薬・低肥料で栽培。精米歩合は55%。
なぜ「特醸(とくじょう)」と名のったのか?
日置桜の山根正紀社長に聞きました。
●「特醸純米酒」スペック
酒質 辛口
アルコール度 15.5
日本酒度 +8.0
酸度 2.0 協会7号
精米歩合 55%
無濾過(淡い山吹色)
使用米 山田錦・玉栄(鳥取県産)
保存方法 常温可能 26BY仕込(瓶詰め2016年1月)
飲み頃温度 10℃前後、お燗
「当時の鳥取県東部の酒蔵は、精米歩合50%より白くないと吟醸と謳うのは恥ずかしいという文化があり“特醸”と父が名付けました」山根社長談
◎日本酒の温度
(昔は温度計はなかったので体感温度。それを今、数字で当てはめると)
COOL
「冷や」0度⇒みぞれ
「冷や」5度⇒雪冷え
「冷や」10度⇒花冷え
「冷や」15度⇒涼冷え(すずびえ)
HOT
「燗」30度⇒日向燗(ひなたかん)
「燗」35度⇒人肌燗
「燗」40度⇒ぬる燗
「燗」45度⇒上燗
「燗」50度⇒熱燗
「燗」55度以上⇒飛び切り燗
↑花冷えとお燗酒の味違いを楽しんだ(先着10名の)皆さん
◎日本酒の代表的な「桜」銘柄
◎ 「桜」がつく日本酒の代表銘柄
山形 出羽桜 出羽桜酒造
栃木 四季桜 宇都宮酒造
滋賀 薄桜 増本藤兵衛酒造場
滋賀 初桜 安井酒造場
岐阜 御代櫻 御代櫻酒造
兵庫 櫻正宗 櫻正宗
兵庫 黄桜 黄桜酒造
広島 美和桜 美和桜酒造
広島 桜吹雪 金光酒造
鳥取 日置桜 山根酒造場
島根 玉櫻 玉櫻酒造
◎お花見は「八重桜」がおすすめ!
〜おすすめる理由〜
1 気温が上がって、暖かく過ごしやすい
2 花見ブームが去って、空いている
3 花にボリュームがあり、色濃く見応えあり
↑八重桜はまるで、チアリーダーのボンボンのよう!JRA馬事公苑
●代表的な桜4種は
1 ソメイヨシノ染井吉野(桜の名所の約8割!桜前線はソメイヨシノが基準 クローンなのでサクランボはできません。葉よりも花が先に咲く )
2 シダレザクラ 枝垂桜(細い枝がシャワーのように垂れて咲く桜。京都の上賀茂神社・ベニシダレザクラの「斎王桜」、白系の「御所桜」が有名。京都府の府花。枝垂桜は長寿で、福島県の三春の滝桜・ベニシダレザクラは樹齢1000年とも)
3 ヤエザクラ 八重桜(4月中旬〜5月にかけて遅く咲く。八重とは一重咲に対しての言葉で特定の品種名ではありません。カンザン「関山」が色濃く、ボリューミィで人気。塩漬け、桜湯に使われる品種。大阪の造幣局桜の通り抜けが有名。東京はJRA馬事公苑がおすすめ)
4 カンザクラ 寒桜(2月〜3月、文字通り、寒い頃から咲く、早咲き。花は一重)
など
↑photo tomoko mukai 一升瓶を握りしめの図。その2(*´ω`*)
↑「千代田大奥御花見」
●海外の人が撮影したくなる日本の風景3要素は
桜+富士山+五重塔はじめ、神社仏閣真っ赤な鳥居!が入ること
↑「世界中のカメラマンが死ぬ前に訪れなければならない21の場所」に選出された「新倉山浅間公園」は海外ツーリストたちに大人気
↓ 新倉山浅間公園・情報
https://www.city.fujiyoshida.yamanashi.jp/forms/info/info.aspx?info_id=575
http://www.yamanashi-kankou.jp/kankou/spot/p1_4919.html
http://www.fuji-yurari.jp/special_vol3.html
サケ=「酒」×「咲け」=「SAKE」
サ クラ は、「The Kura 」でもあること!
いまだ〜サクラサケ〜の楽しさに出あっていない人たちに、この面白さを広く伝えてまいりましょう〜!
* * * * *
以下↓記録写真です
調味料も素材も自然派
まっちゃん先生こと松崎晴雄先生「はじめてのSAKE〜南から北へ桜前線を追いかけて」全国行脚してセレクトした銘酒!珍酒?5種類をティスティング。桜酵母も3種登場
和菓子薫風つくださちこさんによる「和菓子とSAKE、春」SAKEは和菓子と合う!その解説がナルホド面白かったセミナー
燗の魔術師・髙木晋吾さんの「春のお燗」
ありとあらゆるお燗を試させてもらいました〜。高木さんのおすすめは「長珍」
日置桜を燗酒にする高木さん。長珍は新聞紙ラッピング!
今シーズン木戸泉の蔵人として酒造りに関わったジャスティンさん!
皆さん、ありがとうございました!
カウンターにズラリ勢揃いした春の日本酒
◎サクラサケ!お酒リスト
田酒(青森県)
春霞(秋田県)
愛宕の松(宮城県)
米鶴(山形県)
大山(山形県)
花春(福島県)
穏(福島県)
尾瀬の雪どけ(群馬県)
来福(茨城県)
木戸泉(千葉県)
松美酉(神奈川県)
大雪渓(長野県)
萬歳楽(石川県)
花さか遊穂(石川県)
喜楽長(滋賀県)
黒龍(福井県)
福千歳(福井県)
五橋(山口県)
山縣本店(山口県)
鳴門鯛(徳島県)
日置桜(鳥取県)
天穏(島根県)
竹の園(佐賀県)
日向櫻(宮崎県)
+
燗付師 髙木晋吾さんの「長珍」!
http://sake2020-02.peatix.com/
peatixで紹介した詳細です↓自分備忘録
4月2日(土)は、サクラサケ!
いよいよ開花もせまり、イベント詳細も決まってまいりました。
SAKE2020プロジェクト主催のイベント「サクラサケ!」。
飲みたい人、食べたい人、知りたい人、いろんな人がいろんな楽しみ方ができるように、オプションをいろいろご用意します!
まず、事前のエントリーは2種類です。
利き酒に集中したい人は・・・
基本エントリー(おひとり¥2,020-)=日本酒飲み放題
食べて飲んでお花見気分を満喫したい人は・・・
おつまみ付エントリー(おひとり¥3,900-)=日本酒飲み放題+特製おつまみ付!
こちらの特製おつまみは、キッチンわたりがらすさんによる「SAKEに合う春の味覚」のお弁当です。オーナーシェフの村上秀貴さんご自身が各地におもむき生産者に出会い、そのおいしさに感動したという素材や調味料ばかりが詰まっています。
SAKE2020プロジェクト初の一般向けイベント「サクラサケ!」
日時:2016年4月2日(土)13時スタート(16時終了予定)
会場:CAMARADA 目黒区東山1-3-6クレール東山201
会費:基本エントリー おひとりさま 2,020円(日本酒飲み放題※)
特製おつまみ付 おひとりさま 3,900円(日本酒飲み放題※)
そのほか、有料のセミナーもございます。
詳しくは以下をご覧ください。
定員:60名
申込:peatixよりお申し込みください。
会場では、ミニセミナーを開催します。お好きなセミナーを会場で選んで楽しんでください。
なお、ご来場の方はすべてのセミナーをお聞きいただけるのですが、うち2つのセミナーでは、内容を最大限に楽しめる体験付の有料席をもうけることにしました。
■オープニングセミナー
山本洋子「桜とSAKE」 13:15〜 30分予定
当プロジェクト実行委員の山本が、桜とSAKEの歴史について熱く語ります!全員無料でお楽しみいただけます。
先着10名様(スペースの都合上)には、「桜」銘柄の代表選手・鳥取県「日置桜」さんの発売して31年目のログセラーの「特醸純米酒」こちらの、「花冷え」温度とお燗酒の飲み比べもあり。
■スペシャルセミナーその1
松崎晴雄「まっちゃん先生のはじめてのSAKE〜南から北へ桜前線を追いかけて」30分予定
有料席:¥1,000-(会場申込/先着20名)=セミナーに登場するSAKEのテイスティング付
当プロジェクト代表、まっちゃん先生こと松崎が、全国行脚してセレクトした銘酒!珍酒?5種類をご紹介します。
■スペシャルセミナーその2
和菓子薫風 つくださちこさん「和菓子とSAKE、春」30分予定
有料席:¥1,000-(会場申込/先着20名)=つくださんお手製の和菓子付
SAKEは和菓子と合うんです!ホントに?という人は実際に味わいながら、なぜ合うのか、その秘密を聞いてみましょう。
さらにさらに、会場内にはこんなコーナーも。
■スペシャルブース
燗の魔術師 髙木晋吾さんの「春のお燗」
厳選したSAKEを、雑誌dancyuも注目のお燗番、髙木晋吾さんのお燗でいただけます。
他にも、セミナーで紹介したお酒や特別に入手したお酒を1杯¥300〜で販売しちゃうかもしれません。現在、鋭意セレクト中です。
これは会場でチェックせねば!です。
<お申し込みにあたって> 当日の様子を、SAKE2020プロジェクトのホームページならびに当プロジェクトの管理するソーシャル・ネットワーキング・サービスなどに掲載、または当プロジェクトの宣伝広告活動に使用させていただく場合があります。そのほか、取材等により、カメラなどが入り、参加者が映りこむ可能性がございます。イベントにご参加いただいた時点で、ご了承いただいたものとします。
次回イベント開催予告「SAKEフルコース」
5月14日(土)19時〜 @新橋
今後もゾクゾクとイベント開催の予定です。お楽しみに。
なお、本プロジェクトの活動は基本的に非営利でおこないます。みなさまのイベントへの参加をはじめとする協力・サポートにより運営資金を捻出していきます。
SAKE2020プロジェクト実行委員会
代表:John Gauntner
松崎 晴雄
委員:飯田 永介
今田 周三
山本 洋子
川越 智勇
柴田 亜希子
Topics: event, 日本酒 | 2016/4/4 12:32:55
April 1, 2016
「圓生百席に挑戦」→鈴木三河屋→祐さんへ
20160331(木)国立演芸場で三遊亭鳳楽師匠の「圓生百席に挑戦」へ。
師匠自らが言ってましたが、「今、誰もやらない噺は、面白くないんですよ」
そんなわけで……「圓生百席に挑戦」は、普段の師匠を知っているか、どんなことがあって広い心を持つ方でないと、誘えない会です。
広瀬さんが、志の輔師匠の落語はどんな人にもOKと言っていましたが、それとは対極の企画かも。あと2回で100席、達成だそうです(次回は7月28日)
噺は
「お血脈」
「城木屋」
「三年目」
そんな古典落語を楽しんだあと、鈴木三河屋さんへ
店頭に並ぶボトルは、すべてダミーボトル。
注文するとそれぞれの冷蔵庫から出てきます。
冷蔵庫は温度違いで複数設置してあり、徹底した品質管理が自慢です。
店内のテーブルには日本地図が置かれ、取り扱いの蔵の場所がわかるよう地図にシールが貼ってあります。
店頭では、「厳選日本酒手帖」を引き続き販売してもらっていますm(_ _)m 本当に何度もご注文いただき、ありがとうござます。隣にはキッドの山本さんの本も。
そして、以前から行ってみたかった鈴木三河屋さんから徒歩1分の「祐(おかげ)」さんへ
祐のご店主とは鈴木三河屋さんでお会いしたことがあり(本も愛読いただき感謝!)今回は一ヶ月前に予約をして行きましたが、お店はド満席でした!
ご店主夫妻!奥さんカッコいい
まずは、宮城のムラサキウニ登場
最初のお酒は而今!
珠玉の雲丹の後は、シマアジ
トリ貝好みでした〜。
境港の魚はフライで登場! 茶色は椎茸
「貴80」がクリアー感あり、オイリーな厚みもありで、ビックリのおいしさでした!
最初にいただいた「而今」は、香りを控えめにしたという食にあう1本。今季の三重県産山田錦とてもよかったです!
「喜久酔」は安定の安心の、まろやかきれいな美味しさ。
「木戸泉」は三河屋さんスペシャル☆これもgoodでした〜。いすみ鉄道×木戸泉のイベント参加したかったです。
ほか、「宝剣」「王祿」など
長芋と大根のお漬物
そして、自慢の「卵サンド」もいただきました。
珍しいですよね。居酒屋さんで卵サンド。おつまみになかなかよかったです
皆さんありがとうございました!
「祐」さんはご店主のお人柄があらわれていました。
厳選したお魚や料理もおいしく、楽しく、大満足☆
お酒は、鈴木社長が最初から最後までセレクト!順番もなるほど〜〜が、いっぱいのお酒ばかり。
一同おおいに楽しんだのでした。すべてボトルで(次々に空けて)
「このお酒はお燗がいいかも」というのは口だけで、その暇もなく、あっというまに空くという。
10人いると早いですね。
よく飲む人ばかりで♡
梅干しとチャイ風味の梅シロップを頂戴しました!
また伺いたいお店です
Topics: shop, 日本酒, 日本酒手帖2014, 魚 | 2016/4/1 16:04:49
March 30, 2016
愛子さんのジャスミン茶
尾張かおるさんのお友達、愛子さんが作るお茶は毎回、トンデモナイ高品質!(茎に新葉1枚だけついているとか。どうやって摘んで製茶しているの?な神業的品質ばかり)
そのお友達の愛子さんは
〜世俗を捨て毎年山に篭もり、伝承の安渓鉄観音の研究製茶を10年以上続けてきた〜
という日本女性
↑美しい茶葉!銀色の芯葉の芽を球体に製茶したジャスミン茶(右)とリーフ状のジャスミン茶(左)
すごい・スゴイ・すごい★びっくり仰天
ジャスミン茶の本物って、このことなのですか?
人生50ウン年以上生きてきて、初めて知りました…
茶葉の巻の見事さ!袋を開封した時から始まる高貴な澄んだ香り、突き抜けるクリアー感!素晴らしいです。
市販のジャスミン茶は、質のよくない茶葉にジャスミンの香料を噴霧するといいます(値段の安い中華料理店で出されるジャスミン茶を飲んで嫌いになった人も多いのではないでしょうか)
まずは、ベースとなる上質な茶葉が必要ということ。
尾張さんがいうには、なんでも、彼の国の状況変化に伴い、このジャスミン茶は、二度と作れないのだそうです。
おいしいお茶が飲みたいという高い志と熱い思い、技術力。頭が下がります。
世の中には熱意で身体を動かす人がいる!そのことに心から感動。手を合わせたくなるお茶です。
●HPより↓
http://chinatyparty.com/
(以下、文章引用)
振り返れば、10数年が経ちます。
自然を愛し、大自然に身を置き、五感を磨き、先人たちの教えを尊重し、天然野生品種の可能性を探求し、品質のレベルアップを追求し、理論を学び、伝承を考察し、実験と検証を繰り返し、加工の限界に挑戦し、感覚と数値を記録し、データを分析し、妥協を許さず、技術改良を重ね続け。。。
そうやって毎シーズン、一歩一歩、更なる上のおいしさを追い求めて、今も作り続けています。
きっかけは、2000年代初め。
安渓で、高峰会(政府主催の茶王賽)に招待され論文発表を数日後に控え、原因不明の高熱と下痢と嘔吐に襲われ困っていた私に、山にいたおとんから「あるお茶」が届きました。
その小宇宙を見てしまったかのような衝撃的な香りと人生初のおいしさに、びっくり仰天☆
これが『鉄観音』?これが『伝承の薬用茶』?これが『老茶』になると効果が高くなる?
飲みたくてたまらない程おいしい?例えようがない?なんじゃそりゃ!飲んでみたいっ♪
しかし当時、すでに無かった、母樹も絶滅目前、もう2度と作れない。でもどうしても飲んでみたい。だったら、その血が一番濃い子供(2代樹)で作ってみようっ!
そうして、果てしもない挑戦が始まりました。
折しもこの国は、高度成長期に大突入、安渓各地に電気が開通し、茶葉産業も未曾有の現代化が進む中で、真逆の方向に本気で取り組むおとんと私は、周囲から『時代遅れ』『意味がない』『何の得にもならない』と、笑われ続けます。
蔭で何と言われようと、おとんも私もただ「もっとおいしいお茶」が飲んでみたかったっっ!!(笑笑)
このお茶を一緒に分かち合える仲間=《心の隊員》=茶友を、私たちは今日も探し続けています☆
Topics: 茶 | 2016/3/30 11:06:24
March 29, 2016
蕪の茎塩漬けは手巻き寿司に便利
久々に手巻き寿司!
具が魚ではなく野菜中心だったので、酢飯にせず、具によってオリーブオイルをかけたり、レモンを搾ってその場で酢飯にすることに。
↑ マッシュルームのオイル煮をON。濃い茶色は乾燥椎茸刻みを醤油・酒で煮たもの(これが、出汁代わりにちょっと加えたりと重宝)、蕪の塩漬け、煎りゴマをふりかけ、オイルをふっていただきました。
このオリーブオイルは、ベリタリアのテッレ ロッセ有機栽培E.X.V.オリーブオイル→モライオーロ100%で、ピリピリ感のあるフレッシュテイスト☆
高級品なので、こんな時、ココぞと(少々)ふりかけるのにドンピシャ!高級品らしく、強くふっても少量ずつしか出ないところもトッピングオイルとして最適。
藤本真理子さんが選ぶオイルのファンですが、きっかけはベルガモットオイルでした。
いただきものの白米(普段は玄米)を酢飯用にちょっと固めに。ごはんを入れた楕円の飯台は松田美智子先生セレクションJIZAI Douguで、木曽天然木のさわらを使用したもの。エッジがみな丸く丁寧に処理されて惚れ惚れする飯台です。何しろ、ごはんが美味しくなります。驚きです。しかもくっつかず、あとかたづけまで簡単という優れもの!
他、納豆とか、ブリ照り(ブリの切り身を一口大に切って、ビニール袋に入れ、生姜+醤油+味醂につけて焼いたもの。漬けておくと日持ちして便利)とか、珍しく薄焼き卵も(お客様があったので久々に卵を購入)
お酒はこちら↑和歌山・九重雑賀さんの「雑賀の郷 辛口純米にごり」微発泡タイプのにごり純米酒。スッキリクリアーで雑味ナシ、米のほのかな甘味とコク。お蔵を移転してからどんどん美しい味になっている注目のお蔵です。
↑こちらは鈴廣さんのわさび漬けのせ。
緑は蕪の茎の塩漬けです。蕪好きでして、塩漬け、梅酢漬け、そのままグリルで焼くのも大好き。味噌汁も好き。すりおろすして蒸すのも好き。生で良し、加熱して良しの蕪はおいしさワイド。値段の安さも魅力的。
なにしろ蕪は、実(み)に、葉と茎がついてくる! 青菜を一緒に買ったようなお得気分。
今回、小口切りで薄〜く刻んでビニール袋に入れ、塩加えてモミモミ放置しただけですが。これが、寿司にあうと判明! こういう時の塩は気合を入れてなずなの塩で。バッチリ決まります。
この蕪の茎の塩もみ、塩気とシャキシャキ感がつき、ごはんと具と絡まりやすく、形しなやかで巻きやすく、見た目もきれいで言うことなし!
お酒は、器によって味が様変わりするので、ひとつの器じゃ勿体ないと、いつも色々な器で試しております。
今回は、木村硝子店のベッロ(メリハリ感、キレあり、辛口に感じる)、中里隆窯の唐津焼(甘さも伝わる)、黒は唐津の若手作家・熊本象さん(全体まろやかに感じる)、有田焼の飲み比べ3点酒器のひとつ(可もなく不可もなく純米酒向き)、秋田の川連漆器(おだやかでいい人ねな味に)、輪島塗の角偉三郎さん(甘さふくらみ、スッキリ感もあり!さすが名人)
いや、楽しいです!
蕪の茎の塩もみは、きれいで日持ちして、使い勝手が抜群。ドレッシングや麺つゆに混ぜたり、ここに切り昆布入れてもいいですね。酒粕に混ぜると見た目、爽やか。汁気をよく切ってごはんに混ぜてもよござんす。豆腐にものせたり色々便利。
毎日のごはんは、こんなちょっとした幸せを感じることから! ホント小さい幸せ(笑)おめでたい自分ですわ
Topics: cooking | 2016/3/29 20:57:40
March 28, 2016
10分で煮えるんです!福井の打豆
おつマメ好きです。ひたし豆は定番ですが、打豆の美味しさを改めて教えてもらって開眼!
青大豆の打豆は、おつマメに最高★なにしろ思いたったら10分で煮えるんです
先日の福井旅行で感じたのは、「福井の人は、上手に大豆をたくさん食べるなあ〜」でした。
そんな福井県人に欠かせない乾物がこの「打豆」。
味噌汁の具として定番。郷土料理研究家の佐々木京美さんが作ってくれた打豆の煮物が、自然の甘さでコクがあり、ヘルシー、飽きのこない家庭の味で感激でした。
なんでも「カチンコチン」の固い打豆だけではなく、「ソフトタイプ」もあると…。それが一番美味しいとのことでしたが(ただし、日持ちせず)今回は見つけらませんでした。
JR福井駅構内のスーパーで見つけたのが↑青大豆の打豆。たかはしの打豆の製品です。
これがもう、茹でてもどしただけで美味しい!
もともと私は青大豆好き。ひたし豆は大定番のおつまみです!(日本酒セミナーの最初にもよくお出しします)。お酒の味の邪魔をしない、スターター、枝豆代わりですね。
それが10分で出来てしまうのがこの青大豆の打豆!味つけは、いい塩だけで充分。噛むほどに甘みがにじみでて、歯ごたえ良し。
汁気をきって、上等なEXVオリーブオイルをかけたら、さらにウマウマ 粗挽き黒胡椒もgood
塩味だけつけておけば、あえたり、サラダに加えたり、冷製パスタの具にも楽しい、かき揚げにも〜。
とっておこうと思いましたが、あっという間に食べてなくなりましたし、何しろ10分でOKなので、思い立ったらすぐ出来る!
いや、豆は偉大です! こんなインスタントな加工品を考えた福井の人もスゴイ★
●佐々木京美さんのレシピ↓
〜打豆は雪国・越前に古くから伝わる伝統的な大豆加工食材。良質な植物性たんぱく質は畑の肉〜
http://info.pref.fukui.jp/hanbai/syunfile/syun30/cook/cook_01.html
●打豆の歴史など↓
http://uchimame.com/history_01.html
Topics: cooking, ご当地もの | 2016/3/28 15:33:39
March 27, 2016
佐々木学さんの雪解け牡蠣
今日、下北沢駅北口で「気仙フェア」開催中。牡蠣漁師の佐々木商店、佐々木学さん登場!
笑顔がステキ
写真を撮らせてもらうと、隣にいた女性を引き寄せて
「隣は嫁です。
今度から、夫婦船になりま〜〜す!」
ぷっくら大粒の「雪溶け牡蠣」の蒸し牡蠣ひとつ500円
ぷるぷるん、肉厚で美味★
屋台を見ると、webにUPしてくれと。はいはい。
佐々木学さんの雪解け牡蠣は、今後、四十八漁場でも食べられるそうです!
http://www.burari-online.com/manabu/yukidoke.html
岩手の地酒「酔仙」あり
ホタテ網焼きもあり、サンマつみれ汁、カキのアヒージョ、タコのアヒージョもあり
下北沢北口駅前です〜!
広域気仙エリア(大船渡、気仙沼、住田町、陸前高田市)の「気仙フェア2016春」は今回で13回目!http://www.shimokita-info.com/event/kesen/
Topics: ご当地もの, 未分類 | 2016/3/27 11:31:25
March 26, 2016
福井、越前漆器の里の郷土スパイス「山うに」
山うに???
福井の郷土料理研究家・佐々木京美さんに案内いただいたdeep福井の旅!
そこで知った珍品です。
しかも、「山うに体験お願いしていますから(^o^)」と言われ、伺った先は
この中にカフェが
キャッチコピーによると
「河和田 山うに
見た目は、雲丹、味は、さわやか柚子たっぷり
2時間ほど艶が出るまですります」
とあります!
↑HP内・軽喫茶椀椀よりお写真拝借。佐々木さんがメニューアドバイスを担当
HPより〜軽喫茶「椀椀」〜
「安心安全な産地の食材を使った軽食を漆の器でお楽しみいただけます。地元で生産された「桑茶」や「山うに」も販売しています。使用しているオリジナルデザインのコーヒーカップやカレー皿はうるしの里会館内ミュージアムショップでお買い求めいただけます」
運営:うるしの里いきいき協議会 営業日時 :午前9時30分~午後4時30分
毎週火曜日休日(第4火曜日のみ祝日の場合は翌日が休日)
電話 070-5145-8101
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このここだけの山うに!体験をと
テーブルに、大きなすり鉢、すりこぎ、地元産の柚子と地元品種の唐辛子「福耳唐辛子」、鷹の爪、塩がセットされました。
レクチャー開始! すり鉢にどんどん材料を入れていきます。
そして、
ひたすら、ひたすら、
ひたすら、するのであります!
先生は超なめらかにスイスイするする〜〜〜〜スムーズ。
簡単そう!
…と、私もしましたが、3分ほどすったら、もう腕が痛くなり(情けないよっ)。
佐々木さんから「漆器会館見てきていいですよ〜」といわれ、途中抜け。
・
40分ほどして、戻ってくると、もちろん
まだ、すってます!
超なめらかになっていました。
この量なら1時間でもいいそうです。この道ウン十年のベテランのすり方は、身体が微動だにせず!
すりこ木の先だけがくるくるとなめらかに回転しています。ベテランの1分間と、私の1分では10倍くらい出来上がりに差がありました・・・。
「山うに」こちらにも詳しく↓
さて、この「山うに」購入してきました。
福井が誇る名人「へしこ」に合わせて楽しみたいと思います!
4月7日はOnJapanCafeで「へしこ×純米酒」の会を開催!deepな発酵を楽しみます
アブラギリの葉。この葉に、ごはんや寿司を包むのがこちらの定番。日持ちも持続するエコラッピング。皆なの庭に必ずあるそうです。
展示してあった「酒器お月見SET」土直漆器さんの製品。
2008年に土直漆器さんの汁椀に一目惚れして購入したことがありました。
http://www.yohkoyama.com/archives/319
極薄の椀は、スタイリッシュで重ねても薄く機能的にもよかったですが、熱い汁を入れると熱かったです(笑)
*以下↓自分備忘録
●越前漆器伝統産業会館 うるしの里会館
鯖江市西袋町 37-6-1
電話 0778-65-0030
http://www.echizen.or.jp/
Topics: ご当地もの | 2016/3/26 11:14:24
March 23, 2016
4月2日は「サクラサケ!SAKE2020」
各地で開花していますね
「サクラサケ!SAKE2020」いよいよ来月2日(土曜)開催です!
セミナーの口あけに「桜とSAKE」のことをお話しします
先着10名の方に私からプレゼント酒を提供♡
味わってほしい桜の塩もあり、ひとくちずつお出しします(ご興味ある方はお早めにどうぞ)
その塩とは、日本で最初に自然海塩を作った「海の精」さんが手がけた八重桜の塩。桜の香りがふくよかで、淡い天然色のピンク色。その香り、塩味とお酒で味わうだけで気分はお花見!
日本の桜といえばソメイヨシノが有名で、全体の約8割にもなるとか
なのですが、桜は白系から濃いもの、香りがあるもの、大輪のものなど、その品種は300種以上にものぼります。
お花見を楽しむ唯一の国、日本!
ことのほか、桜に思い入れが強い日本人。
桜と酒、サクラサケにまつわるアレコレをお話しします。
この他にも、松崎晴雄先生の講座、燗酒名人のお燗酒、スイーツマッチングなど、桜の時期ならではの日本酒企画です。
ふだん日本酒を飲まない方にこそ、参加してもらいたい「サクラサケ!SAKE2020」♡
写真↑は、JRA馬事公苑の八重桜。個人的に好きなのが八重桜のお花見です。開花の遅い八重桜が咲く頃は、気候も暖かで、お花見の人も少なくおすすめです。
サクラサケ・イベント詳細→https://www.facebook.com/events/1516442068665052/
Topics: event, 日本酒, 花 | 2016/3/23 13:42:52