August 7, 2019
週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・墨廼江
週刊ダイヤモンドの連載 新日本酒紀行 地域を醸すもの
2019年7月27日号 週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの
【Number 122】
墨廼江(SUMINOE)/宮城県石巻市
目指すのは、減る酒、きれいな酒、
自分が飲みたい魚介に合う酒
(本文より)
一口飲んでなんてきれいで切れのある酒だと驚いた。墨廼江酒造は漁港の石巻にある酒蔵で、1845年に、海産物と穀物問屋を営んでいた澤口家の2代目が酒造りを開始。水を司(つかさど)る神様を祭った墨廼江神社が銘柄の由来だ。
〜この続きは誌面で〜
蔵の柱が密です!地震でもびくともしなかったそうです。
美しい味。宮城県の酒米「蔵の華」で醸した純米吟醸酒です
墨廼江さんのお酒はどれもお料理によくあいます。
蔵の華
蔵元杜氏の澤口康紀さん。0311の津波被害では80cmの汚泥が3日間引かなかったこと。「てんでんこ」の重要さをあらためて教えていただきました。
良い酒とはなにか? あの二人の先生の教えがあったのでした。
ぜひ誌面で!
◉生存率99・8%「釜石の奇跡」 「津波てんでんこ」の教えの正しさ 都司嘉宣
◉津波てんでんこWikipedia
飲み飽きしないお酒です!
蔵の棚。地元の銘柄が購入できます。
2019年7月27日号 週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの
Topics: 新日本酒紀行 地域を醸すもの, 日本酒 | 2019/8/7 14:22:29
August 6, 2019
8月8日はアルチザンマコト開店記念イベントVol.1 ヴィーガン・トリュフ・カリーとおつまみ、純米酒&オーガ一クチャイを楽しむ夏の宵
8月8日の木曜は、マカイバリの石井道子さんの夫、フレンチ出身のマコトシェフの店「アルチザンマコト」開店記念イベントです!
特製ソースで食べる切りたて焼きたてのステーキと、なぜか!?vegan カリーが名物という変わり種。それ以外の他の一品も、いろいろおいしい。ワンちゃん用の料理もあります。
マコトシェフは、マクロビオティックも学ばれており、植物性原料だけでコクのあるおいしさを作る名人。お店の外観は海の家風🏖
8日の初イベントは、動物性食品を一切つかわないvegan style!
私はそのスパイスに合う日本酒を選んで提案します。盛りだくさんの面白いラインアップですよ。
アルチザンマコト開店記念イベントVol.1 ヴィーガン・トリュフ・カリーとおつまみ、純米酒&オーガ一クチャイを楽しむ夏の宵
vegan カリーは、レンコンや生姜など、10種類の根菜類を細かくカットし、じっくり煮込み、インド直送(って道子さんが選んで買ってきたハンドキャリー便)のフレッシュなスパイスと、今回は特別に「トリュフ」を効かせたスペシャルなvegan カリーです。
その他にも、お豆や野菜をふんだんに使ったveganスタイルのお料理もいくつか登場!
写真は先日食べにいったときのもの。もっと凄い!?料理が出るそうです✨
凝ったデザートも登場するとか! 加えて、インドから届いたばかりのオーガニック栽培(珍しい!)マンゴー🥭 に、オーガニックマサラチャイと、マカイバリ茶園のオーガニック・ダージリン紅茶も☕️
アルチザン マコト のマコトさんと
Michiko Ishii 道子さんの太っ腹企画です。
あと数名は大丈夫とのこと。ぜひ、どうぞ!
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◉お店からのメッセージ♡
フランス料理のシェフを長年務め、バイヤーを経て後藤田誠が二子新地で「アルチザンマコト」をオープンしました!
メニューの目玉は、切りたて焼きたて、ソースが自慢の極上ステーキと
「Vegan Curry」!!!
蓮根やマッシュルーム、生姜やニンニクなど10種類の野菜をたっぷり使い、インド直輸入の香り高いスパイスで調味した滋味深いスパイシーな特製カリーです。
8月8日の夜、アルチザンマコト開店記念イベントを開催します!
『ヴィーガン・トリュフ・カリーとおつまみ、純米酒&オーガ一ニックチャイを楽しむ夏の宵』
ヴィーガン・カリーは、特別に「トリュフ」を加えて、いつもより、さらにリッチに仕上げます。そのほか、さまざまな Vegan foodも用意します。
飲み物はスパイシーでヘルシーなメニューに合う純米酒を山本洋子がセレクト。
マカイバリジャパンのオーガニックティー&マサラを使った香り豊かなソイチャイ、ダージリンティーもお出しします。
ビーガンカリーとはなんぞやを、後藤田誠が
そしてスパイスに合う純米酒とは?を山本洋子が
オーガニックのチャイとは?を石井道子がお話します。
皆さんと楽しい夏の夜を二子新地で!
◉日時
2019年8月8日(木)
時間 19:00 ~ 21:00
料金 6,000円
場所 アルチザンマコト
〒213-0003 神奈川県川崎市高津区二子1-1-23
二子新地駅 東口改札より徒歩2分
◉お申し込み方法
お電話、メールにて承ります!
電話:080-7826-2073
e-mail: artisanmakoto@gmail.com
◉オーガニック・マンゴーの詳細はこちら↓
http://www.makaibari.co.jp/india-mango2019/index.html
・
↓お店の外観、海の家風
ちょっと不思議なインテリア
写真は先日食べにいったときのものです。これではありませんよ。
もっともっと凄い! スペシャルなvegan 料理が出るそうです✨
vegan デザートも登場するとか。↑これよりもっと面白いバージョンとか
普段のアルチザンマコトの様子↓
1階はカウンターのみ
私はお肉を食べないのでわかりませんが、お肉好きの常連さんいわく、相当高いレベルなのにリーズナブルだそうですよ🐮
Topics: event | 2019/8/6 12:08:50
本日はTIP*Sさんで活動の原点を
本日は丸の内のTIP*S(中小機構)さんで、セミナーがあります。
ファシリテーターは大木 浩士 (Hiroshi Ooki) さん(中小機構人材支援アドバイザー)です。
活動の原点についてお伝えします!
大木さんは天の戸の鈴木圭さんと山伏仲間とのことで日本は狭いを痛感。
増員したそうですよ。ご参加のみなさん、会場で! なにやら最後にいいことがあるかもしれません🌾
https://tips.smrj.go.jp/events/20190806root-of-action18th/
https://www.facebook.com/events/447488949406880/
自分らしいシゴトや活動を見つけ、実践されている方をお招きし、その「活動の原点」についてのお話をうかがう講座の第18回目。
今回ゲストでお招きをするのは、日本酒と食のジャーナリスト・山本洋子さんです。
これまで足を運んだ日本酒の蔵元の数は200か所以上。飲んだ日本酒、約5000銘柄。週刊ダイヤモンドに「新日本酒紀行 地域を醸すもの」というタイトルでコラムを連載。ご自身のブログでも情報を発信され、日本酒をテーマに単行本を3冊出版されています。すごい活動量と情報量です。
「山本さんは、どんな思いで日本酒の情報を発信されているのですか?」の問いに、「実は私、日本の大地をよみがえらせたいと思っているんです」との意外な答え。
農薬や化学肥料に頼る今の日本の米づくり。それは土と水の汚染源になることも。日本酒の原料となる“酒米”は、原生種かそれを交配させた品種のため、栽培は無農薬か減農薬が向きます。日本酒の魅力を発信し、日本酒の価値を高めていきたい。そして良質な酒米づくりにチャレンジしている農家さんを応援したい。手間ひまがかかる酒米づくり。その手間ひまに、お金と名誉が伴えば、酒米づくりを始める農家さんが増えるのではないか。そして日本の土と水が少しずつ改善されていくのではないか。そんな思いを抱きながら、日本酒と食のジャーナリストとして活動をされているとのことでした。
以前はまったくお酒が飲めなかった山本さん。20年ほど前に、食と健康の価値観が大きく変わる出来事があり、体質が変わられたのだそうです。人の健康、大地の健康。その2つをつなぐ米づくりのあり方、食のあり方。日本酒だけではなく、それらをトータルに考え、情報を集め発信する山本さん。そんな山本さんの「活動の原点」などについてお話をうかがいます。ぜひご参加ください!
※山本洋子さんのブログ(リンク http://www.yohkoyama.com/ )
対象
・自分らしいシゴトや活動を見つけたい・実践したい方
・創業に関心のある方
・中小企業、小規模事業者の方
・自分が大切にしたい価値観や思いについて考えたい、対話したい方
Topics: セミナー, 日本酒 | 2019/8/6 10:04:25
August 1, 2019
天の戸・森谷康市杜氏 語録
aff 2011年3月号の取材より
http://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1103/otakara.html
・
「疲れて家戻って、料理がまずかったら悲しくなるべ。
昔の人は知恵者だったな。
甘酒や麹、酒を使うと複雑な味がからむんだす。
焼いても、蒸しても、柔らかくなる、味にふくらみがでる」
・
農業と酒造りで一番感じるのは、人の微力さだと。
「天候の恩恵を受けたと思えば、その逆もある。
ある年うまくいっても次の年は保証がない。
神頼みしたくなることばかり。
人のできることなんてほんのわずか、だから精一杯やるんだす」
・
「酒粕はうまいし、栄養もたっぷり。
もっと料理に使ってほしいな。
カスじゃもったいないから
蔵じゃ酒香寿という字を当ててます」
・
「熟成した酒粕はわさびをちょっとつけると、
それだけで気の利いたつまみになるんし」
・
「うまい酒からできた酒粕だからうまい!(笑)」
・
人智を尽くして米を育て、酒を醸し、副産物の酒香寿からうまいおかずと肴を作る。
・
「つかれも吹っ飛ぶおいしい食卓」の源は田んぼにあり。
・
時間を重ねてうまさの幅を広げ、深みを増して食卓に。
たった5km四方の土地で出来るものだけなのに、
その味わいは無限に広い宇宙のごとく。
・
天の戸 浅舞酒造株式会社 森谷康市杜氏 語録
Topics: 日本酒 | 2019/8/1 10:40:30
July 31, 2019
ReDiscovering.jp 森谷杜氏
浅舞酒造・天の戸醸造元、森谷康市杜氏を密着取材した素晴らしい映画があります。
augment5 Inc さんが手がけた「ReDiscovering.jp」
声や姿が生き生きと記録されています。
augment5 Incさんからご案内いただきました。
「2019年7月30日 亡き森谷杜氏に捧げます
本編は個人の視聴に限りどなたでもダウンロードすることができます。
森谷杜氏が語ってくれた大切なことを、皆さんとシェアできればと思っています」
●ダウンロード先
https://vimeo.com/236745449…
●YouTube でも観られるようになりました!
https://www.youtube.com/watch…
ReDiscovering.jp -本編映像 66min / DCP / 2017 / 監督:印藤麻記 2019年7月30日 augment5 Inc. / #Amanoto #KoichiMoriya
写真はすべて、ReDiscovering.jpの映像より
augment5 Incさんから許可をいただき、ご紹介しています。
半径5kmの酒造りが美しい映像とともに紹介されています。
augment5 Inc さん素敵なお取り計らい、ありがとうございます。
ReDiscovering.jp -本編映像 66min / DCP / 2017 / 監督:印藤麻記 2019年7月30日 augment5 Inc. / #Amanoto #KoichiMoriya
・
augment5 Inc. の代表取締役、井野英隆さんが「ぼくの一番好きなカットです」と送ってくださったのは
奥さんの亮子さんとのカット!
映画後半の丁度1時間くらいからのシーンです↓
https://youtu.be/ZVxU1JzQiVg?t=3603
Topics: ご当地もの, 日本酒 | 2019/7/31 11:06:54
天の戸 森谷康市杜氏
この風景を瓶に詰めたい
そう教えてくれた浅舞酒造・天の戸の杜氏、森谷康市さんが、7月30日に急逝されてしまいました。
ただただ、驚き、まさか・・・まさか
今もまったく信じられません。
「酒蔵は地域を醸す存在」だと
私に教えてくれたのが森谷康市杜氏です。
この写真は↑6月25日に開催された秋田県酒造協同組合主催の「大阪・秋田の酒きき酒会」大阪新阪急ホテルです。左は組合事務局長の東海林剛一さん。
~米の秋田は酒のくに~
演題 「徹底紹介!秋田のお宝酒米」
と題し、森谷杜氏の酒米の話しや、酒屋唄を大阪のみなさまへお伝えいただきました。
「私たちは稲の命=種を醸して飲んでいる」
この言葉が、心に深く、響き渡りました。
●blog 2019年6月25日「大阪・秋田の酒きき酒会」
これは7月17日、秋田市で開催されたノリットジャポンさんの会・秋田のビューホテルです。ノリットジャポンさんの10周年を記念する会で、「地域と食」と題しお話させていただきました。その講演に、蔵人の鈴木圭さんと一緒に参加してくださったのです。杜氏の隣は秋田県総合食品研究センター・醸造試験場の渡邉誠衛場長です。
杜氏は、ノリットさんが編集した新聞内で「天の戸杜氏の恋する秋田弁」という連載を執筆。編集担当の町田香織さんが共通の知り合いで、杜氏にお声がけくださったのです。
そして、夜はみんなで一緒に地酒BARUさん経由で
永楽食堂に行き、
なんともあたたかく楽しい有意義な時間を過ごしたのです。
杜氏と蔵人の鈴木圭さん、永楽食堂のお母さんと
杜氏とノリットジャポンの町田香織さんと。
別れる際、
「次に会うのは8月の稲の穂波ツアーですね!」と
「洋子さん 身体には気をつけて」と。
いつもあたたかで、ダイナミックな包容力で、誰にも優しく力強く、指摘も的を得たものばかりでした。
いろいろな視点から、たくさんの気づきを与えてくれました。
秋田=森谷杜氏でした。
あまりにも急なことで、今もまったく信じられず、誤報であることを祈るような気持ちでしたが、おうちに行かれた方から電話があり、「眠っているような、今にも起きそうないいお顔で」と、お聞きして現実味を帯びてきました。
蔵HPで発表がありました
http://www.amanoto.co.jp/info/oshirase.html
・
悲しくて悲しくて、やりきれません。
最後となった杜氏のfacebook投稿文を読み直しています。
「酒は人を喜ばせるもの。
しあわせにするもの」
https://www.facebook.com/asamaishuzo/?tn-str=k*F
天に向かって 天の戸で献杯を
・
天に旅立ってしまった森谷杜氏
空や田んぼやお酒の瓶を見るたびに泣きそうです。
森谷杜氏 ありがとうございました!
唯一無二の杜氏でした。
今までも、これからも
心にいつも、森谷杜氏
・
こんなとき、森谷杜氏だったら
どう考えるか、どう伝えるか、どう表すか?
意識していきます。
出来の悪い生徒でしたが
森谷杜氏から教わったことを、お伝えしていきたいと思います。
◉秋田県酒造協同組合さんの追悼 facebookページ
・
blogで紹介した森谷杜氏です
↓ ↓ ↓
●blog 天の戸、森谷杜氏に教わる一品
●blog 天の戸・森谷康市杜氏の田圃
●blog 天の戸森谷杜氏に本の感想をいただきました
____________________________
◉むらかみかつみさんが、森谷杜氏のセミナーをまとめてくれました。
ありがとうございます
↓ ↓ ↓
朝大学テレビ 日本酒LOVER 87回目
「緊急追悼 さようなら 天の戸 森谷杜氏」
https://youtu.be/kFk1kKBG-OM
を配信いたしました。
それは突然の連絡でした。
秋田県の天の戸(浅舞酒造)の杜氏の森谷康市さんが、2019年7月30日に亡くなったとの連絡が入りました。(享年62歳)。死因は両側性急性肺血栓塞栓症。またたく間にSNSでは、森谷杜氏の死を悲しむ書き込みでいっぱいになりました。
日本酒LOVERではこれまで、森谷杜氏の話を3回撮影させていただいていました。
・2015.12/22 天の戸 日本酒勉強会(東京)
・2016.12/3 トークイン能代&懇親会
・2017.4/22 天洋酒店100周年パーティー
今回、緊急追悼企画として、それらのビデオを再編集し、放送させていただくことといたします。
日本酒業界にとって、素晴らしい人が亡くなってしまったことが残念でなりません。生前に森谷杜氏が語っていたことを心に刻みながらご冥福をお祈りしたいと思います。
Topics: 日本酒 | 2019/7/31 8:55:35
July 26, 2019
朝日移動教室・絶景茶畑と品種茶テイスティング 静岡・お茶を深く知る旅・日本平ホテル
というわけで、7月23〜24日は、朝日旅行さんの「朝日移動教室」
ことの経緯と日程内容はこちらに→ http://www.yohkoyama.com/archives/92282
益子の窯元と蔵元の旅に続き、朝日旅行さんで2回目です(前回の参加の方もいらっしゃいました)
『絶景茶畑と品種茶7種類のテイスティング
静岡・お茶を深く知る旅』
皆さんに見て、知って欲しかったのは、片平豊さん&片平 次郎 (Jiro Katahira) さんの山の茶園 豊好園です。
そのお茶を出している日本平ホテルの富貴庵さんでは、豊好園の茶葉で、温かいお茶と冷たい水出し茶の2種類をご用意いただきました。
「一富士、二鷹、三茄子」もお料理に加えていただき、ひとり一尾の金目鯛の煮物も甘すぎずうまみありプリプリで美味。お刺身もとびきりでした。
最後は緑茶のゼリーと、この旅だけに誂えたお料理が並びました。
絶景と絶品に皆さん大喜び!「これだけで来たかいがあったわ〜」と大喜びしてもらえて嬉しかったです
静岡の良いものを集めていただく素晴らしいランチで、
「お茶を深く知る旅」は始まったのでした。
「一富士、二鷹、三茄子」
緑茶豆腐に、お茶の葉とわさびも!
金目鯛の煮付けにお刺身はマグロ2種!白いご飯も美味(皆さんおかわり)
緑茶のゼリーとフルーツ、これにほうじ茶のアイスも
・
西川 誠 (Makoto Saigawa) さんにお願いして、それは最高のランチタイムとなりました。女将の高山さんにもたっぷりお世話になりました。
日本平ホテルで使われていたハリオの水出しのボトルが良いと、その後、皆さん、ふじのくに茶の都ミュージアムのショップで購入していました(笑)
いいお茶の水出し、もっと広めたいです!それにしても、かぼちゃの富士山、美味でした!
・
この旅にこめた私の思いは
↓
山のお茶をご存知ですか?
茶園は数あれど、私のおすすめは片平豊さんと次郎さん親子が営む豊好園です。
富士山と雲海が眼下に広がる標高350mの急斜面の茶畑はじめ20箇所で、適地に合わせた20種類以上の品種茶を作っています。
現在、お茶の品種は静岡生まれの「やぶきた」が全国シェアを約7割占めていますが、豊好園ではやぶきた以外の品種茶にも力を注いでいます。
今回は、希少な品種茶を茶園主の片平さん自らにいれていただき、ティスティングをしながら、それぞれの品種の違いを楽しみます。
豊好園は平成27年度の皇室献上茶指定茶園に選ばれた実力派。親子だけで営む小さく素朴なお茶農家です。
昼食は、富士山が真正面という絶景が楽しめる日本平ホテルで、大人気の日本料理「富貴庵」で藤口晃一統括料理長のお料理をいただきます。
夜は元徳川慶喜公屋敷の庭園が見事な「浮月楼」へ行き、懐石料理と静岡の吟醸酒を添えてゆっくりじっくり。
翌日は「ふじのくに茶の都ミュージアム」や「玉露の里」を巡り、静岡のお茶をあらゆる角度から、味わい楽しみます。
日本茶は産地や環境で味が異なるデリケートなお茶。
1枚の葉に凝縮された地域の魅力や秘密を、現地で見て飲んで感じてみてはいかがでしょうか。
●日本平ホテル https://www.ndhl.jp
●豊好園 http://houkouen.org
・
◉行程
1日目
東京(7:30~8:30)=品川=新横浜=静岡→久能山東照宮(国宝の社殿を持つ静岡の聖地を参拝)→日本平ホテル(日本平の景色を愛でながら日本料理昼食を)→豊好園( 絶景の茶畑見学と7種類の品種茶テイスティング)→ホテルアソシア静岡泊(夕食は徳川慶喜公の屋敷跡を利用した料亭「浮月楼」にて旬の懐石料理と日本酒を)
2日目
→ふじのくに茶の都ミュージアム(お茶をテーマにした博物館でその歴史と文化を知る)→玉露の里(茶室「瓢月亭」にて玉露と和菓子を堪能)→静岡=新横浜=品川=東京(18:30~19:30)
Topics: ご当地もの, 旅, 茶 | 2019/7/26 9:22:17
July 25, 2019
週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・若竹
大村屋酒造場さんの事務所。お酒を売っていそうですが、売店はありません。
新日本酒紀行 地域を醸すもの【Number 121】
若竹(WAKATAKE)/静岡県島田市
4割が海外へ!
少量ずつ丁寧にがモットーの大井川の地酒
↑社長の松永孝廣さん
本文より
「箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川」と歌われた大河。その川岸に位置する島田宿は、昔、大雨で川止めになると旅人で溢れにぎわった。最盛期に7軒あった酒蔵は、昭和の終わりに1軒を残すのみに。それが1832年に創業した大村屋酒造場だ。
昔の浮世絵
杜氏の日々野哲さんです!
日々野さんのレベルの高さは、酒米「誉富士」の生みの親、宮田さんが太鼓判でした!
以前、酒屋せりざわの芹澤さんが、誉富士をどの蔵よりも磨き抜いた純米大吟醸・プレミアム「誉富士」を飲ませてくれました。繊細な味わいに、それはもう感動したのでした。
日々野杜氏は、志太泉酒造の西原光志杜氏、開運の榛葉農(しんばみのり)杜氏と仲が良いのです。いや〜、わかります。3人とも技術力が高い研究家タイプです。
若竹 プレミアム!
誉富士を磨いた純米大吟醸、赤と青
海外向けの「鬼ころし」純米大吟醸。海外向けといっても英語はちょっと。
「鬼」はアジアの方はほぼわかるそうです。
バケツで育てている酒米
「蓮台越 大井川」と入ったマンホールの蓋
代表の3種類をテイスティングさせていただきました!
古く使いにくい足場の悪い設備で(失礼)よくぞここまで高い酒質が!と感動新たにしました。
日々野杜氏ってスゴイ★
こちらの蔵には、驚くほどいろんな銘柄がありました・・・。
「鬼ころし」「若竹」以外に、大井川に関連した「蓮台越し」「長い木の橋」という酒も。
Topics: 新日本酒紀行 地域を醸すもの | 2019/7/25 19:11:26
maruzen tea roastery
18日、静岡県庁さんで静岡県水産振興審議会があり、その帰りに以前から行きたかったこちらへ!(最近、静岡づいております)
日本茶を新しい形で提案する maruzen tea roastery さんです!
いろいろな焙煎度合いが、選べるのです。
段階がいろいろありすぎて、飲み比べしたいほどでした。
今回は
「浅蒸し 焙煎 マイルド」を注文!
爽やかで香ばしく、クリアな味わいで美味~~🌱 喉の乾きが素敵に癒されました。
お茶請けはドライフルーツ羊羹♡
じつは、こちらのお店で人気なのは「焙煎温度別ジェラート」なのです。
焙煎温度で異なる味わいが楽しめるとのことで、店内のほとんどの人はジェラートを食べていました。
HPより以下引用しますと!
↑写真はfacebookより〜
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●ジェラート・メニュー
0°M 抹茶(焙煎なし) ・・・碾茶を石臼でひき、ティージェラートに。濃厚なお茶の風味を味わえる。(ジェラート限定)
0°M ノンロースト(焙煎なし) ・・・生葉を蒸して乾燥させたままの茶葉。青々しいフレッシュさを感じられる。(ジェラート限定)
80°M 玉露の焙煎 ・・・玉露の旨味を壊さないよう水分を飛ばす程度の焙煎。ほんの僅かな甘みが加わる。
100°M ライトロースト(浅煎り) ・・・スタンダードな煎茶の焙煎。適度な焙煎が爽やかな香りを引き立たせる。
130°M ミディアムロースト(中煎り) ・・・煎茶の甘みと香ばしい香りが引き立つやや強めの焙煎。
160°M ブラウンロースト(深煎り) ・・・ほうじ茶特有の芳しい香りとまろやかさが調和したやさしい味わいの焙煎。
200°M ダークロースト(超深煎り) ・・・焦げないギリギリの温度で雑味を飛ばし、香ばしさを際立たせた最高温度の焙煎。
・
単品 450円 ダブル 700円 トリプル(ミニジェラート) 700円
↑
コーヒーだけじゃなく、日本茶も焙煎違いがこんなに楽しめるんです!
こちらのお店の焙煎の種類の多さには、へ〜〜〜〜っです。
日本茶も様々な楽しみ方があります
・
◉Maruzen Tea Roastery マルゼンティーロースタリー
静岡県葵区呉服町2-2-5
11:00AM – 7:00PM 火曜休み
Topics: cafe, 茶 | 2019/7/25 19:05:20
7月の出張が無事終了!朝日旅行「絶景茶畑と品種茶テイスティング静岡 お茶を深く知る旅」
なかなかアップできておりませんが、7月は出張が多い月でした!
中でも、7月23~24日の朝日旅行さんにご依頼いただいた旅ツアーは満員御礼で出発
「絶景茶畑と品種茶テイスティング静岡
お茶を深く知る旅」
旅の紹介文→ http://www.yohkoyama.com/archives/92282
静岡の皆さんのご協力で、大変有意義なものとなりました。
日本平ホテル!
一富士二鷹三茄子
ありがとうございました!
昼は日本茶、夜は日本酒も(笑)と、静岡大満喫ツアー
生葉を食べていただいたり!
浮月楼さん
おいおい詳しい情報をアップいたしますが
写真はInstagramでどうぞ〜↓
https://www.instagram.com/yohkoyama/
参加の皆さまから「次の旅もぜひお願いします!」と言われたので
秋田の「麹を巡る旅」を提案しようかと ほほほ。お楽しみに!
・
参加の方が「名所旧跡を巡る旅は卒業」と言っておられました。
朝日旅行さんは知的好奇心をそそる内容の旅が多く、「土産物店には寄りません」がキャッチフレーズ。
参加者さんの話を聞き、面白がり方を知り、真の学びある体験を望んでいるのがよくわかりました!
生きた現地の知恵や、高い技術を知ることこそ旅の醍醐味。
・
日本の各地に、素晴らしい農業、漁業、林業があり、そしてそのお宝素材を生かした加工技術!
その成り立ちや、歴史を知っていただくことこそ、私のしたかったことです。
地域と人をつなぐこと
その土地でしかわからない、できない、味わえない、心に響く旅の提案を、また企画したいと思います!
静岡の皆さま!ご参加の皆さま、添乗員を勤めてくれた岩瀬操さん
ありがとうございました〜!
Topics: 旅, 茶 | 2019/7/25 10:35:31