July 22, 2019
週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・瀬戸酒造店
蔵元になってお酒を造ってみたい!私も思っています
ですが、新規の酒造免許はここ50年でほとんどおりていないのが事実です。
週刊ダイヤンド7月13日号の連載で、瀬戸酒造店さんを紹介しています!
新しい形で、神奈川県足柄上郡開成町の魅力を高めるために、再生されたのが瀬戸酒造店さんなのです。
【Number 120】
セトイチ(SETOICHI)/神奈川県足柄上郡開成町
田園を残したい! 酒蔵を町の力に。
異業種からの酒造り
仕込み蔵は新しく、いちから設計
代表の森 隆信さんです!
蔵内は清潔を徹底し、様々な酒米と酵母を使用。そのコンセプトは従来の日本酒蔵になかったものです
酒母室。どこもかしこも、なにもかもがピカピカ★
・
森さんいわく「杜氏が見つからなかったら、自分で醸そうと思ってました」
いろんなご縁がつながって酒造りがスタート! 森さんの発想がなにしろ面白いのです。HPもわかりやすい! 詳しくは誌面を↓読んでね
・
(本文より)
酒を造るには酒類製造免許が必要だが、ビールやワインの免許に比べ、日本酒は新規参入が困難だ。約50年もの間、新規の免許は下りておらず、蔵元になるには蔵元と縁を結ぶか、免許を譲り受けるしかない。・・・この続きは誌面で!
地元の農家さんが手がけた酒米で醸す「酒田錦」
蔵は売店も併設しています。
酒蔵を町の力に!
Topics: 新日本酒紀行 地域を醸すもの, 日本酒 | 2019/7/22 12:11:41
July 19, 2019
Sommelier 7月刊発売!連載「日本酒テイスティング」を担当
ソムリエ協会の機関誌 『Sommelier』で、連載「日本酒テイスティング」を担当しています。
佐藤由起 編集長のfacebookからシェア↓
<「Sommelier」7月刊告知 日本再発見5>
来年は東京五輪!日本伝統の酒文化を世界に広くアピールできる格好のチャンスです。君嶋哲至さん&阿部誠さんによるこの連載、お料理名がぽんぽんでてきていて、それだけで日本酒の味わいが想像できます。ソムリエ協会ならではの読み物になっています。原稿をまとめてくださったのは、だれもが雑誌名を知っている某女性誌の敏腕編集長であった山本洋子さん。ゴールデントリオによる連載、これからますます面白くなります!発売は7月20日。
・
というわけで!
Sommelier誌 の連載は、君嶋哲史さんと阿部誠さんによる「日本酒テイスティング」。今回は「産地の違い」編です✨🌾
2人のやり取りには、ナルホドが満載で、これからの日本酒をどう伝えていくか、毎回、学びが多いです。(やり取りが面白すぎるのて、動画で配信したいくらい!🌾🍶 )
ライブな楽しさが鮮明に伝わるよう、これからもがんばります!
3回目の原稿も仕上げましたが、面白いですよ〜(わはは・・自画自賛 )
●目次です↓
Topics: 日本酒 | 2019/7/19 15:44:51
July 18, 2019
鳥海山 2236m
鳥海山は、山形県と秋田県の県境にある、別名「出羽富士」です。
標高2236m
飛行機の窓からパチリ! というわけで出張中〜
Topics: ご当地もの | 2019/7/18 7:35:25
July 16, 2019
しずおか日本酒トレインに乗車!その2
というわけで・後編
しずおか日本酒トレインに乗車!
静岡県酒造組合さんの誉富士blogに詳しいレポートがあります!
静岡デスティネーションキャンペーン「しずおか日本酒トレイン」
花の舞の土田杜氏!一緒に車両をまわりました
酒米「誉富士」で醸したお酒をその蔵がある地域ごとにお配りしました。
◉三島駅~富士駅間
萬燿(純米吟醸)・金明(特別純米酒)・白隠正宗(純米酒)
◉富士駅~清水駅間
高砂(特別純米酒)・富士山(純米吟醸)・富士錦(特別純米)
◉清水駅~藤枝駅間
正雪(辛口純米)・英君(特別純米酒)・臥龍梅(純米吟醸)・駿河酔(生酒)・天虹(特別純米)
喜平(特別純米)・君盃(特別純米酒)・磯自慢(純米吟醸)
◉藤枝駅~掛川駅間
初亀(純米酒)・杉錦(山廃純米)・志太泉(純米吟醸)・若竹竹の風(純米大吟醸)・小夜衣(旨口)
◉掛川駅~浜松駅間
開運花の香(純米酒)・葵天下(特別純米)・國香雅のしずく(吟醸)・ふじのくに(純米吟醸)
花の舞(純米吟醸)・出世城(特別純米)
JR東海部隊と観光協会の皆さんのサービス力とテキパキぶりには大感動でした(写真ほとんど撮れず・・・)
待機中の誉富士の樽!
駅で30分間の停車あり
本物の車掌さんとパチリ✨
誉富士のお酒ラインアップ!
これだけ登場しましたが、みなさんOKOK!
用宗駅では朝とれたての釜揚げしらすとちりめんが!!!サプライズ
勝山さん、宮田さん、外山さん
濃い3時間ありがとう!!
スタッフで集合写真をパチリ★
お力添えいただいた皆様、ありがとうございました!
終点の浜松駅ホームでは「アッパレ!しずおか元気旅〜〜」と大きな声でお出迎え!
到着すると、JRの方が「制服を戻してください」と。はい。
・・・夢のような時間でした!
本物のJR東海さんの制服を着られる機会は、人生最初で最後かも✨
「とても楽しかったです」と、私服になった私に
ご乗車のお客さまがお声がけくださいました。パチリ★
浜松駅の大歓待は続く!
アッパレ!お声を届けたかったです〜〜♡
改札を出たあとも大歓待が続く浜松駅でした!
本当に元気!旅 誉富士のお酒26アイテム!バンザイ
浜松駅のキヨスクで地酒の販売もあり!
◉しずおか日本酒トレイン↓こちらのblogに詳しく
静岡デスティネーションキャンペーン「しずおか日本酒トレイン」
Topics: ご当地もの, 日本酒 | 2019/7/16 11:53:37
July 15, 2019
しずおか日本酒トレインに乗車!その1
6月29日は予告通り
しずおか日本酒トレインに乗車!
なぜ、私が制服を!??
今回は、静岡県酒造組合の事務局長の小澤さんからご依頼を受け、 アドバイスと当日の司会を務めさせていただきました!
レポートは誉富士blogに詳しく↓こちら
静岡デスティネーションキャンペーン「しずおか日本酒トレイン」
車内のお酒はすべて静岡県産の酒米「誉富士」の純米酒!
「静岡デスティネーションキャンペーン」
●企画を引用しますと↓
静岡県とJRグループでは、本年4月から6月にかけて、「静岡デスティネーションキャ ンペーン(以下、静岡DC)」を開催します。期間中は、沿線各地やJR東日本などと連携 して各地の魅力を堪能できる観光列車を多数運行します。また、新たに観光施設の入場料等 の割引特典を追加した静岡県内の移動に便利な「ふじのくに家康公きっぷ」と、ご当地グル メや名物などと引換えできるクーポンが付いてお得な「ふじのくに満喫ガイドマップ」がセ ットになった旅行商品を、主な旅行会社から発売します。
とのことで、様々な列車が企画されたのです。例えば
「徳川×今川 歴史めぐり号」
「御殿場桜まつり号」「富士山満喫トレイン」
「ホビーのまち静岡トレイン」
「しずおかお茶づくし号」やっぱり!静岡といったらお茶よね〜に
「野村万作・萬斎 狂言号」
そして
「焼津ミナミマグロ満喫号」
などなど、静岡のお宝を盛り込んだ列車が企画されたのです。
そして
最後のトリを飾ったのが
11番目の企画列車である「日本酒トレイン」🌾
JR東海さんが「静岡デスティネーションキャンペーン」
の旅行企画として
「日本酒トレイン」を運転したのであります!
紹介文より
↓
〜自然と名水に育まれた静岡県にはたくさんの日本酒の銘柄があり、それらを車内で 楽しむことができる観光列車を運行します。車内では静岡県産の酒米「誉富士」を 使った全 26 種類の日本酒を全て味わっていただける他、県内の蔵元や杜氏による 日本酒の解説も行う予定です。この観光列車を組み込んだ旅行商品を発売します〜
運転日は、2019年6月29日(土)
運転区間は、三島(13:30頃発)~浜松(16:00頃着)の片道
373系3両編成
というわけで!!!
Instagramで先にUPしたphoto
#JR東海 初の静岡 #にほん酒列車 🚝
#しずおか日本酒トレイン #静岡の酒米 🌾✨
#誉富士 を使った純米酒 26蔵を積み込んだ特別列車が、三島駅から出発進行!
伊豆長岡のだるまさんの特製弁当や、 バリ勝男クン 用宗駅から用宗漁港の新鮮なしらすなど、盛りだくさんの日本酒列車🌾 初の試み✨🌾🍶
私は企画内容のアドバイスと、車内アナウンスも(笑)お手伝いしました✨ しかも、ユニホームまでお借りして😆
出発は #三島駅 🚉 終点は浜松駅までの3時間🚝 #静岡 #誉富士
↑JR東海さんの女性用の本物の帽子
直前の真剣打ち合わせ中
みんなそれぞれの服装で!
静岡県酒米研究者 静岡県農林技術研究所上席研究員の外山祐介さん!(熱い打ち合わせを誉富士田植え後に宮田さん外山さんと行いました)。外山さん、いろいろなgoodsも作成してきてくれました〜
13時35分発の団体貸切列車
三島駅から発車〜〜〜!
時間が近づき!ホームに
誉富士号がやってくる!
373系3両編成
列車の顔のひたい(眉間)部分には、誉富士の紋章が〜〜
列車内では、車両ごとに蔵元と酒米研究者、酵母研究者が乗り込んで、各車両を移動しながら誉富士トークショーを開催!
1両目
- 「白隠正宗」の高嶋酒造、蔵元で杜氏の高嶋社長
- 酒米「誉富士」開発者 静岡県中東遠農林事務所課長代理 宮田祐二さん
- 静岡県酒米研究者 静岡県農林技術研究所上席研究員 外山祐介さん
2両目
- 「正雪」の神沢川酒造場、蔵人の雨宮涼太さん
- 清酒酵母開発研究者 静岡県工業技術研究所主任研究員 勝山聡さん・鈴木雅博さん
3両目
- 「花の舞」の花の舞酒造、杜氏土田一仁さん
- わたくし
お蔵とお酒のラインアップ
●神沢川酒造場:正雪 ●富士錦酒造場:富士錦
●牧野酒造:富士山 ●富士高砂酒造:高砂
●富士正酒造:誉富士 ●高嶋酒造:白隠正宗
●根上酒造:金明 ●万大醸造:萬耀
●杉中酒造:杉錦 ●招亀酒造:初亀
●磯白慢酒造:磯白慢 ●君盃酒造:君盃
●静岡平酒造:喜平 ●駿河酒造:天虹
●萩錦酒造:駿河酔 ●三和酒造:臥龍梅
●英君酒造:英君 ●浜松酒造:出世城
●花の舞酒造:花の舞 ●千寿酒造:ふじのくに
●國香酒造:雅のしずく ●山中酒造:葵天下
●土井酒造場:花の香 ●森本酒造:小夜衣
●大村星酒造場:竹の嵐 ●志太泉酒造:志太泉
続く
今年も「静岡県地酒まつり in Tokyo 2019」開催
2019年9月1日(日) 14:00~16:30 詳細は↑をクリック
Topics: ご当地もの, 日本酒 | 2019/7/15 12:03:45
July 12, 2019
静岡の酒米・誉富士の田植え
6月9日!静岡の酒米・誉富士の田植えに参加しました。
だんだん雲行きが怪しくなり、予想以上の雨がざあざあ降ってきたため、あわてて、WORKMANに行きました!
前から行きたかったので嬉しかった〜WORKMANです!
噂に聞いていましたが、WORKMANのフランチャイズ加盟店になるには、ご店主はご夫妻で、人柄が重要な要素で判断されるとのこと。
確かに、お店の奥さんが明るく楽しく、長居をしたくなるようないいお店でした!
準備万端で田んぼへ
焼津酒米研究会のみなさん
注意事項など説明中
田んぼへ入りますよ
一列に並んで田植えです。ちょっとへっぽこな人も・・・。
↓誉富士の生みの親の宮田さんと、新しい酒米を研究中の外山さん
植えた直後の田んぼ。稲のベビーちゃん!かわいい
「誉富士(ほまれふじ)」とは? 県HPから引用↓
- 「誉富士」は平成10年に、「山田錦」の種籾にガンマ線を照射し、突然変異育種法によって静岡県農林技術研究所が選抜した、静岡県初のオリジナル酒造好適米品種(酒米)です。
- 平成17年に種苗登録を申請し、平成21年3月19日に正式に品種登録が許可されました。
「誉富士の特性」
- 静岡県では晩生品種に分類され、平坦地から準高冷地までの栽培に適します。
- かん長(茎長)が短く、耐倒伏性が極めて優れる。
- 収量は一般の飯米品種より少ない。
- 病害などに弱く、穂発芽しやすい。栽培は一般の飯米品種より難しい。
- 米粒は飯米品種よりかなり大きく、米粒の中央にやや大きめの心白が安定して現れる。
- 米のタンパク質含量が低く、雑味のない酒が作りやすい。
- 端麗ではなく、ふくよかで味のある酒になりやすい。醸造方法や酒造会社によって味の差を出しやすいとともに、新酒~貯蔵酒までに対応できるため、幅広く酒を醸造できる。
注)心白とは…米粒の中央部に白く見える酒米に特徴的な組織。デンプンがしっかり詰まっていないため、麹菌や酵母菌が繁殖しやすい。
「誉富士」のお酒
「本物の静岡の地酒を作りたい!」という酒造会社の積極的な取組から、現在は県内23(平成24年度)の酒造会社で「誉富士」を用いた日本酒が醸造されています。静岡県の豊かで清らかな水、軽くさわやかな香りの「静岡酵母」そして醸造適性が高い「誉富士」からつくられた静岡づくしのお酒は、ふくらみがあってまろやかと評価され、人気上昇中。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-350/homarefuji.html
さて、ワタクシ!
WORKMANウエア、超快適!
外山さんにカメラで撮影してもらいました!
足がとられないよう、転ばないよう、恥かかないよう必死
(転んで泥だらけになった人も・・)
この誉富士の田んぼの
泥の厚み、とろみ感、この感覚を
みなさんに知ってほしいです!
宮田さん、焼津酒米研究会の梅原会長、外山さん、焼津酒米研究会の松村さん(この田んぼの持ち主です)
松村さんの「誉富士Tシャツ」=ほまてぃーと呼ばれています
の背中側です。参加蔵元の名前が毎年、増え続けています。
(あとは、あの1蔵を残すのみです)
そして、今年は田植え終了後に懇親会がセットされておりまして!
やっぱり検証しないとですね
懇親会の店である 藤枝市場のみなさんも田植えに参加
誉富士で醸した純米酒を楽しむ会へ!
全部!誉富士のお酒です。うそ、1本だけ山田錦が混じってました・・・ですが、焼津酒米研究会さんが育てた山田錦です
げんきの店主、松波さん
誉富士への思いを語る生産メンバー!
左は磯自慢の蔵人で誉富士生産者でもある八木さんです。結婚しました〜♡
(この時は独身でした)
酒米のつくり手、酒のつくり手、それを飲む飲み手たち!誉富士応援団も誉富士Tシャツで参加です。強力なサポーターのみなさんです。心強いですね
静岡県酒造組合の会長であり、正雪醸造元の神沢川酒造場の望月社長
誉富士で醸した酒の銘柄は「辛口純米 正雪」です
お酌ガールと♡
手をにぎり合う梅原会長と誉富士の産みの親、宮田さん
超ゴキゲン!でおひらき
◉藤枝市場
日本酒常時50種類〜。社長が福島の会津出身なので会津の日本酒もあるんですよ!
Topics: 日本酒 | 2019/7/12 19:24:21
July 10, 2019
かむなびさんで至福の時間
大阪のかむなびさんへ2年ぶりの訪問です。
至福の時間を過ごしました ✨🌾🍶
お店紹介は一番最後にあります。
かむなび劇場 はじまりはじまり
まずは天の戸の Land of Water
かんぱ〜い✨おつかれさまでした!
メニューです
かむなびさんはおまかせコース!食べられない食材を聞いてくださいます。
もうもう!大好きな蒸し豆!
いろんなお豆さんのミックスです。これさえあれば〜
G20の直前で、宅急便がなかなか届かず。私たちが椅子に座ってからようやく届いた村公一さんのスズキ!
明るく楽しいおかみさん!
もう↑こちらが超意外な素材でした!詳しくはこちらを↓
https://www.facebook.com/umazakekamunabi/photos/a.931097040288058/2482420775155669/?type=3&theater
鮒寿司を酒粕でつけたもの
燗酒を呼ぶ絶品🍶
これにはやっぱり!七本鎗でしょう〜〜お燗酒がドンピシャでした!
最後は、爽やかでお出汁がおいしい麺で!
最後の最後は季節のお菓子
関西で6月といったら「水無月」(みなづき)と香ばしい加賀棒茶で
・
かむなびのオーナーシェフ、伊戸川ご夫妻は元、山中酒の店のご出身。
山中酒の店さんのHP内に詳しいインタビューページがあったので、引用させていただきます!
原文はこちらですよ↓
https://yamanaka-sake.jp/graduates/味酒%E3%80%80かむなび
日本酒との出会いは?
父親が石川出身で、菊姫や天狗舞など地酒とは馴染みがあったので、日本酒に対してはすんなりと入っていけた。
大学生になってから、どんどんに日本酒にハマって。
当時流行っていたパソコン通信から日本酒の情報を得たり、大学の近所の地酒専門店に通って色々とかわいがってもらったりしていました。
最初に買ったのが『出羽桜 桜花 吟醸』だったとかも覚えてるなぁ。
山中酒の店在職中エピソード
Q. 山中酒の店を知ったのは?
大阪大学の大学院で研究をすることになって、大阪へ。
その頃にはすでに日本酒にはまってたので、自然と山中酒の店にお酒を買いに行ったのが山中酒の店との出会いですね。
Q. なぜ入社を決められましたか?
大阪大学の研究職をしていて、少し行き詰ったときにこのまま研究職を続けるか、当時アルバイトをしていた山中酒の店にいこうかと考えた上で、山中に決断しました。
Q. お料理(飲食店)を始めようと思われたのはいつからですか?
料理を料理人としてやりはじめたのは山中に入社した後。
そのときに料理をやっていた人がいなくなったからっていうのが理由です。
元々ホールでサービスをする事に興味があり、お酒のサービスに注力していた。
だから最初から料理をしよう!とか独立したい!とかは考えてなかったんですよ。
Q. 修行期間はどれくらい
約8年。大変だったけど、今振り返ると本当に好きにやらせてもらったな、という印象が 強いですね。
Q. 修行期間はどれくらい
約8年。大変だったけど、今振り返ると本当に好きにやらせてもらったな、という印象が 強いですね。
Q. 好きにやらせてもらったというのは、どのように?
当時創作料理っていうジャンルがまだ一般的じゃなくて、その中で基広さんを中心にさかふねは創作料理をやっていて、すごい盛り上がっていた。
そんな中、一から教えるみたいなことはあまり無くて、試行錯誤でした。
アルバイトさんでもキッチンで食材を回したり、造りも引いてたりしていました。
なによりイベントも経験が無い中いっぱいやりました。合コンから仮装パーティ、 果ては暗黒舞踏と日本酒の会なんかも。
全然人が集まらなくて困って(笑)
そんな風に良い意味でも悪い意味でも好きにやらせてもらいましたね。
Q. そんな修行時代の苦労したこと、良かったことは?
料理もサービスも経験が無かったのを独学でやったことですね。
さっき言った通り試行錯誤でのスタートでしたから最初に作った料理は酒蒸し”っぽい”ものでしたし、手作りのなれずしにすごいカラフルなカビが生えたりとか色んな失敗をしました。
でも料理もイベントもほんとに無茶なこともやったおかげで、この一線は超えたらいけないっていう感覚が身についた。
これは大きなことでした。
Q. そんな経験があったからまゆのあなの立ち上げを任されたんですか?
まゆのあなは元々僕達がやるはずじゃなかったんです。
だから外部からの意見としてけっこう無茶な提案もしたりしてたんですが・・・
突如僕達2人が任されることになって、いざやってみると時間が無いし、人もいないしで大変でした。
かむなびを設計していただいた建築士の小笠原さんもまだその時は大きな規模の居酒屋を本格的に設計するのも初めてでしたし、急ピッチで作ったのもあって、やってみると不備も多くて。
魚焼いたら煙まみれとかクーラー効かないとか。
でも「まゆのあな」は大箱だし、山中にとっても初めて酒屋の近く以外のアウェーでやるっていうのもあって、大きな一歩、変革だったと思うし、それに関われたのは良かったですね。
「味酒かむなび」について
Q. お店の名前の由来は?
「最初は発酵食品が好きで、「おくされや」にしようとしてたんですけどねぇ。
でも飲食店で「くされ」はダメだろうと。そのときに奥さんの知り合いの大学の先生から「味酒(うまざけ)」っていう枕詞が あることを聞いたのがきっかけです。
その枕詞にかかることばに「かむなび」があって、意味は「神様が宿る森」。
他に使っている店も無かったし、良いなと思って。内装もそれをイメージしてるんです。
店に入って奥に行くほど高くなっているのは山の奥に入っていくイメージにしてます。壁や天井からの光の差し方も木漏れ日や木立ちを思わせた作りなんですよ。
Q. お店について教えてください。
カウンターしか無いから、お客様とはがっつり向き合う形になってます。
それは店内全部に声が届くようにしたいから、この造りにしました。
そしてお客様と対話するために来店が初めての方の団体でのご来店はお断りしてます。
団体だとお客様だけで盛り上がっちゃって伝えきれないことがあるので。
Q.お料理についてのこだわり。
お酒と一緒ですが、すでに世の中には沢山の素敵な生産者がいて、素敵な食材があふれています。
どうしたら、それらの存在をお客さんにある種の「リアリティ」さとともに伝えられるか?そのためには、見せかけの複雑さには逃げず極力シンプルに提供すること(例えば、一つのお皿にメインの食材は3種類以内に抑える、とか)が何より大事です。
その上で、せっかくお客さんは足を運んでお金を払ってお店に来てくださるわけですから、楽しい時間を過ごしてもらうというエンターテイメント、「非日常」的なものも欠かせません。
「シンプル」と「非日常」という一見相反するものから、どうしたら「ささやかな感動」というものを引き出せるか?
つたない経験・技術・思考を少しでも駆使して、毎日毎日、試行錯誤の日々です。
市場で悩み、仕込みで悩み、お客様の前で料理を作りながら悩み・・・ほんとお客さんが実験台です(笑)
ここ3年近く、料理はコースのみになっていますが、少し変わったスタイルにしています。
メニューが2段構えになっていて、上の段には食材がズラッと並んでいます。前半は上の段の食材をすべて使って6皿ほど料理をおまかせで提供します。
後半は、下の段がうちの定番の酒肴が15~20種類並んでいて、お客さんには3品選んでいただきます。
こちらはシンプルな冷奴や野菜のお浸しから納豆やなれずし、チーズを使った怪しいものまでバラエティたっぷり。
前半のおまかせは「和の味」の範囲内で抑えた料理ですが、後半はお客さんで好みで好き勝手に選んでいただきたいと。
もちろんダラダラ飲みたい方は酒肴を追加していただいてもかまいませんし、最終的にはそれぞれのお客さんがそれぞれに楽しく飲み食いしてもらえたら本望です。
とは言っても、その日その日で自分が出会った素敵な食材を食べてほしいという思いもあるので、その妥協点が今のうちのスタイルになっています。
Q.大切にしていることは何ですか?
結局ね、お客さんとコミュニケーションを取りたいんですよね。しかも「腑に落ちる」コミュニケーションを。
例えば、料理をすべておまかせにして、お酒もペアリングを考えて順序良く出して・・・それはお客さんにとっても(お店にとっても)楽ちんで美味しい時間を過ごせるかもしれない。
でも、そういう時でも、「あれっ?」って思うことってあるでしょ。
このお酒を合わせて、とお店の人は言っているけどさっきのお酒のほうが合ってたんじゃないかな?でも明らかに合っていなかったらヒトコト言いたくもなるけど、まあまあ合っている気もするからまあいっか、とか。
もう、なんかそういう些細な「腑に落ちない」状況がすごく引っかかるんですよね~。だから、なるべくお客さんが話しやすくなるような風通しのいい環境作りは常にこころがけています。
カウンターを一段高くして必ず我々がお客さんを見下ろすことのないようにしていること、お酒のメニューの1行コメントを突っ込みどころ満載にしていること、怪しいけど素敵なトイレの内装、などなどはすべてそのためです。
料理・お酒・器・お店の内装が全てバランスよく配置され、結果としてお客様にとって楽しくて意味のあるコミュニケーションができる場、それこそが「居酒屋」だと強く思うんです。
・・・とここまで書いてよくよく考えると、結局それが、山中の社長がずっとやってきたことなのかな、と。
言葉では一切聞いたことが無いけど、山中で教わったことのキモはそこにあるのかな、と今、気づきました(^^;
◉かむなびさんをインタビューした山中酒の店さんのページ ←店データはHPを
Topics: 日本酒 | 2019/7/10 19:40:37
July 8, 2019
2019年6月25日「大阪・秋田の酒きき酒会」
「大阪・秋田の酒きき酒会」2019年6月25日に開催。関西圏(札幌からも!)大勢のお客様が集まり、熱い会となりました。
秋田県酒造組合から、ご依頼を受け、特別企画の講演会の内容を詰め、進行役を務めました。
演題は「徹底紹介!秋田のお宝酒米」
個性豊かな秋田の酒米について、浅舞酒造の森谷杜氏を主に、お尋ねする形をとり、進行を務めました。
話の要点は以下の通り
●CONETENTS
・オリジナルが多い!秋田の酒米&酵母
酒米は多種多様秋田酒こまち〜
最新の120号、121号
最古の現役酵母6号〜
最新のAKITA 雪国酵母UT-1、UT-2
・
・秋田の蔵は地域と連携!酒米研究会の歴史
・豪雪が酒造りに最適な環境と豊かな水を生む
・おいしさの源に秋田杉あり
・秋田の酒蔵は個性派揃い☆
・イケメンが多い!酒がウマイ!歌もウマイ!?
・
一級河川の雄物川、米代川、子吉川が豊かな水利、全域の耕地を潤す
酒造りに適した酒造好適米が多い
「美山錦」「吟の精」「美郷錦」
「秋田酒こまち」
新品種「秋田酒120号、121号」
各地域で酒米研究会の活動が盛ん
天寿酒米研究会は発足して、30年以上!
各地にあるのが特徴!秋田の酒米研究会
各地域の研究会では、栽培適地を厳選し品質の安定をめざして契約栽培を行う
栽培から出荷まで一貫した体制で良質の酒米を生産
良質な秋田米を贅沢に使用。豊かできめ細かい酒の味を生む🌾
これらを写真でご紹介!
〜半農半醸〜「この風景を瓶につめたい」
夏は田んぼで米つくり、冬は酒蔵で酒造り
秋田県横手市・天の戸醸造元 浅舞酒造杜氏 森谷康市杜氏
夏田冬蔵とは「夏は田んぼで米つくり冬は酒蔵で酒づくり」
天の戸の取り組み
半径5kmの米と水で純米酒のみをつくる
全国新酒鑑評会の金賞「秋田酒こまち」の純米酒で通算13回目の受賞を誇る
22BYより全量純米酒仕込み
翌年、蔵のアル添酒がなくなったことを確認して、全量純米酒宣言!
JA秋田ふるさと平鹿町酒米研究会
すべての酒米は、蔵から半径5キロの田んぼでつくっています!
・
「私たちは稲の種を醸し 飲んでいる」
雪=不自由のおかげ ほかにないもの
腹を決めると「不自由」がありがたい
一口に酒米と言っても姿かたちが違う
秋田と全国の酒米の系譜
〜なにがどう進化してきたのか?〜
酒米をわかりやすく人に例えると・・・
亀の尾「長身の天女」
美郷錦「おちゃめな怪人二十面相」
美山錦「気むずかしい麗人」
星あかり「柳腰美人」
吟の精「田んぼの室伏広治」
2019年度は
山田錦は吉永小百合(としましょう)
秋田酒こまちは佐々木希
美山錦は北川景子
吟の精は米倉涼子
美郷錦は沢口靖子
星あかりは黒木華(はる)
亀の尾は夏目雅子
佐々木希は、佐々木希
吉永小百合にはならないし、してはいけない。
・
◇山田錦の玄米タンパクが少ないからと言って、他の品種の稲体の窒素を落としすぎると体力のない稲に子供を産ませるようなことになりやしないか?
◇もともと山田錦は磨けば磨くほどきれいな味になりやすいタイプ。美山錦、吟の精は60%の時の米の味わいが40%でもかなりあるように、品種ごとによって味の分布として米の断面が違うのでは?
・
とある東京の有名地酒屋さんから、
「森谷さん、蔵から半径5キロの米だけで酒を造る、だから何ですか?」
「杜氏だったら最高の酒を造りたいはず、なぜ山田錦で造らないのですか?」
と言われた・・・。
・
山田錦を見て決意!〈H16エピソード〉
◇ミスター山田錦の「龍力」の本田会長さん
「森谷杜氏のつくった山田錦の大吟醸が飲んでみたい
特A-aの山田錦100俵、いつでも送りますよ」
→ 田んぼを見せてください
兵庫の山田錦を酒米研究会で見学
食用米が黄金色の時に、「青い」「黒い」かなり晩生 。山間部が特A-a地区、台風の塩害を受ける海に近い。姫路あたりからすると千粒重が2グラムほど重い。乾燥時の穀温は28℃が上限
稲刈り時期に
「もや」「朝露」のかかるところはいい酒米が穫れる
酒米はすべて特別栽培米規格。農薬を半減し、有機質の増えた田んぼには虫が増えた
「暑い夏は、タニシが用水路に避難。ひところ見かけなくなったタニシがゴロゴロいます。私が、毎日川遊びをしていた昭和30年代に戻った感じです」
_____________________
ここからは
秋田県総合食品研究センター
秋田県醸造試験場 場長 渡邉誠衛さんに伺います。
●最近の秋田のお酒情報
平成30酒造年度全国新酒鑑評会
秋田県が28年ぶりに、金賞受賞率全国1位!
全国新酒鑑評会 秋田は県産米と純米酒の出品が多い
平成30酒造年度全国新酒鑑評会では、秋田県が28年ぶりに金賞受賞率全国1位に。
〇金賞数は福島県の22点に次ぐ18点で全国2位だったが、都道府県 の出品点数が公開され、秋田県は金賞率で全国1位が明らかとなった
〇秋田県は、出品酒28点中18点が金賞を受賞し、出品数に占める金賞の割合(金賞率)が64.3%で全国1位
2位は宮城県で24点中金賞13点(金賞率54.2%)
3位は福島県で43点中金賞22点(金賞率51.2%)で
秋田県は2位以下を大きく上回った
〇今回の鑑評会には、沖縄県を除く46都道府県から857点が出品され、
237点が金賞を受賞し、全国平均の金賞率27.7%に比較すると、東北の金賞率は高く、中でも秋田県はぐんを抜いた
〇過去に金賞率が全国1位になったのは、28年前の平成2酒造年度で、金賞数26点(金賞率78.8%)以来
・
●UT- 1、UT- 2 酵母って?
https://www.furusato-pr.jp/specialty/akita/arif1.html
AKITA 雪国酵母UT-1 UT-2
Akita Snow Country Yeast
技術ポイント 秋田県総合食品研究センター醸造試験場では、流通耐性に優れていて、香りの劣化が少ない酵母を開発
清酒の香り・味・色は、時間の経過に伴い温度・光・酸素により熟成して変化していきます。特に、香りの高い清酒ほどは早く変化
AKITA 雪国酵母は、純米・吟醸酒に適し、香味のフレッシュさをキープ、海外市場で想定される過酷な流通・貯蔵環境でも変化しにくい特性を持つ
UT-1 リンゴ、メロン様の吟醸香のカプロン酸エチルが高く、アルコール耐性を有し、香味のフレッシュさを持続し、華やかでフルーティーな香りと、含み香を伴う膨らみのある味の酒を醸す。
UT-2は、バナナ様の吟醸香の酢酸イソアミルが高く、イソアミルアルコールが低く、オフフレーバー(ムレ香)の生成が低い特性が。香味のフレッシュさを持続し、シャープで軽快なお酒を醸す。
●「AKITA雪国酵母」海外輸出に適した新酵母開発
AKITA雪国酵母は、既存の酵母「こまち酵母スペシャル」の改良を12年から重ねた結果、海外の店頭に並ぶまで長期間、常温の環境に置かれても、フレッシュな香りと味わいが損なわれることがこれまでより少ない酒が造れる酵母に
UT-1 酵母==香りが、カプロン酸エチル系 リンゴ、メロン様の吟醸香
UT-2 酵母==香りが、酢酸イソアミル系 バナナ様の吟醸香
●秋田の蔵は地域と連携!
天寿酒米研究会 昭和58年に設立。蔵人を中心に、地元の一般農家の協力も。無農薬栽培にも取り組む。
秋田酒こまち・美山錦を栽培。 酒造りは、米作りから
春霞・秋田県仙北郡美郷町六郷字米町56 栗林酒造店
美郷町・春霞✕美郷錦
平成10年結成、美郷酒米研究会
●秋田の蔵・人は個性派揃い
とてつもなく古い秋田の蔵No.1 飛良泉 創業は室町時代!
京都に銀閣寺が建立された1487年の創業、五百年以上!
現当主の斎藤雅人さんは26代目。今回は27代目登場!
破魔矢から見つかった蔵つき酵母も
●山内杜氏 高橋藤一杜氏がNHKプロフェッショナルに登場!
独特の「三無い造り」
①櫂入れをしない ②原酒に加水をしない ③炭素濾過しない
3nai Golden Touji が歴史をつくった
全員が山内村出身で黄綬褒章を受賞
NHKプロフェッショナルに登場の高橋藤一杜氏は
昭和20年7月8日生まれ 山内杜氏組合前々組合長
雪の茅舎・斎彌酒造店
照井俊男杜氏
昭和22年1月30日 山内村生まれ
山内杜氏組合長 阿櫻
元・高橋良治元杜氏 昭和21年8月27日山内村生まれ
前山内杜氏組合長前 まんさくの花 日の丸醸造
●NEXT5
秋田の造る蔵元集団 NEXT5
「未来の秋田の日本酒業界は俺達が牽引するんだ!!」という強い気持ちと高い志を持ち、技術交流は勿論、前代未聞の共同醸造酒の製造や、話題性のあるイベント等を積極的に行う
メンバー
白瀑・山本 山本友文 ゆきの美人 小林忠彦
春霞 栗林直章 一白水成 渡辺康衛 新政 佐藤祐輔
●歴史ある建物の蔵も多い
秋田県横手市増田町 まんさくの花醸造元 日の丸醸造
建築的な価値の高い、内蔵・文庫蔵を所有
●杉
日本で一番背が高い天然杉は樹高58m
秋田県仁鮒水沢スギ植物群落保護林にある!
杉材は日本酒造りの材に使われる
新政酒造と「ゆきの美人」では「麹蓋(こうじぶた)」を使い、丁寧に米麹をつくる
●「酒屋唄」
民謡「酒屋唄」は作業唄
メトロノームでありストップウオッチ!
♪さんさ酒屋の 始まるときは へらも杓子も
手につかぬ 宵に酛摺り 夜中に蒸す 朝の寒さに 酒造る
①修行の時代を ②低温長期発酵を表す!
歌と解説 天の戸醸造元 浅舞酒造杜氏 森谷康市杜氏
・
●純米酒一升は、畳2枚分の米(秋田では)
純米酒を飲むことは、日本の農業と緑を守る大切な仕事
他にもいろいろな話が出ました!
興味がつきない秋田の酒造りです。
時間ぴったりに終了!
司会は伊藤洋平さん。講演中は写真がほとんど撮れず・・・
ここから第二会場「きき酒会」の写真です!
いろいろ撮りきれず・・・残念
天の戸さん
新政さん
ゆきの美人さん
飛良泉さん 27代目のっぽさん
雪の茅舎さん
出羽の富士さん
春霞さん
大納川さん
大納川の住山さんと今野さん
天寿さん
福小町さん
阿櫻 照井杜氏さん
秋田晴さん
山本・白瀑さん
まんさくの花さん
佐藤さんと三井さん
日本酒も紅茶の本も読んでくれているという女子!
ゼロから分かる!図解日本酒入門を持参くださったお豆腐やさん(お酒も置く予定とか)
池袋東武百貨店のお酒売り場に勤務するりかさんが大阪まで!おそろいチックなスーツ
秋田の重鎮が打ち合わせ中!?
なんとも、充実の1日でした!
・
●備忘録
http://www.osake.or.jp/info/190509.html
~米の秋田は酒のくに~
演題「徹底紹介!秋田のお宝酒米」
◎時間:11:00~12:00
◎会場:2F 月の間
【講演者】
・森谷康市 浅舞酒造(株) 杜氏
・山本洋子 酒食ジャーナリスト
主催秋田県酒造組合
後援仙台国税局
お問い合わせ秋田県酒造組合
〒010-0944 秋田県秋田市川尻若葉町1-12
TEL:018-863-6455/FAX:018-862-0940
日時2019年6月25日(火)12:00~15:00(受付11:30)
対象酒販店・飲食店・業界関係者
流通・飲食店等業界関係者を対象とした試飲商談会です。
※一般の方は入場できません。
講演会は、1社1名。
●内容
銘醸地秋田県の酒蔵27銘柄が各蔵の自慢の逸品とオリジナル酒米「秋田酒こまち」や、美山錦、美郷錦、吟の精等多様な秋田県産の酒米で仕込んだ清酒を準備してお待ちしております。
新しい酒米「秋田酒120号」、「秋田酒121号」で仕込んだ清酒の試飲コーナーも準備しております。
酒質やタイプが一目瞭然の出品酒リストを配付いたします。
秋田県の特産品販売を同時開催いたします(きりたんぽ、稲庭うどん、いぶりがっこなど多数)。当日の販売は(株)秋田県物産振興会が行います。
●出展銘柄
出羽の冨士(株式会社佐藤酒造店)/大納川(株式会社備前酒造本店)
秋田晴(秋田酒造株式会社)/北鹿(株式会社北鹿)
千代緑(有限会社奥田酒造店)/飛良泉(株式会社飛良泉本舗)
高清水(秋田酒類製造株式会社)/雪の茅舎(株式会社齋彌酒造店)
爛漫(秋田銘醸株式会社)/ゆきの美人(秋田醸造株式会社)
春霞(合名会社栗林酒造店)/山本(山本合名会社)
奥清水(株式会社高橋酒造店)/両関(両関酒造株式会社)
阿櫻(阿櫻酒造株式会社)/新政(新政酒造株式会社)
秀よし(合名会社鈴木酒造店)/福小町(株式会社木村酒造)
出羽鶴(出羽鶴酒造株式会社)/刈穂(刈穂酒造株式会社)
まんさくの花(日の丸醸造株式会社)/太平山(小玉醸造株式会社)
天の戸(浅舞酒造株式会社)/天寿(天寿酒造株式会社)
一白水成(福禄寿酒造株式会社)/一滴千両(秋田県醗酵工業株式会社)
銀鱗(株式会社那波商店)
●会場
大阪新阪急ホテル2F 紫の間
〒530-8310 大阪府大阪市北区芝田1-1-35(大阪新阪急ホテル)
Topics: ゼロから分かる!図解日本酒入門, 日本酒 | 2019/7/8 20:56:26
July 7, 2019
サバティーニ・ディ・フィレンツェ東京店の夏メニュー
カッコいい!と会うたびに思う女性が、ゴーラン三好玲子さんです。ミヨシコーポレーショングループの会長で、いつもクールかつ華やかで ”ハンサムな女性”という表現がピッタリきます。
婦人画報の取材でも登場→『理想の会食ジャケットとは?』
玲子さんのお父上、三好三郎氏の生涯を一冊にまとめた本『タキシード・サムライ 三好三郎一代記』が出版されました。
波乱万丈の生涯を、名編集者・都築響一さんがインタビューしてまとめた本で📕三郎氏の若き 松竹時代から、「砂の女」制作のことや、当時の日本にまったくなかった本格レストランの開店など、生涯を彩った数々のエピソードが当時の写真とデザインを入れて構成。
・
序文をちょっとご紹介↓
見応えある一冊に(市販はなし)こんな日本人がいたことに驚き、スケールの凄さにビックリしました。
『タキシード・サムライ 三好三郎一代記』編者/都築響一 編集/臼井悠 装丁/渋井史生/PANKEY (布背継表紙、小口三方金、スリーブ付きという豪華仕様!)
・
玲子さんが三郎さんから受け継いだお店のひとつが、イタリアの老舗 リストランテ サバティーニ・ディ・フィレンツェ の 東京店。本店は1914年の創業で、2014年に創業100周年の歴史を誇ります。
本店の雰囲気そのままという東京店は、1980年に銀座SONYビルにオープン。2018年の10月にヒューリックスクエア東京へ移転。
・
「トスカーナの神髄を味わう極上の正統派」というこちらの名物は、北イタリア名物のサーロインのソテー!
「ブラックアンガス牛サーロインのビステッカ フォン・ド・ヴォーとマスタードのソース」とか「トスカーナ州ヴァルディキアーナ キアニーナ牛IGP ビステッカ アッラ フィオレンティーナ1kg Lボーン」
などなど・・・
さすがトスカーナ!という豪華メニューで、お肉が好きな人には、もうたまらない御馳走でしょう・・・けれど、お肉が苦手な私には、まるで無縁ワールド。遠い目で見つめる高級店・・・と思っていました。
・
そしたらば!
2019年の夏のメニューは、夏野菜とお魚でいっぱいという✨ではありませんか
トマト図鑑!?
https://www.miyoshi-grp.com/cardinal/sabatini/menu/index.html
トマトやズッキーニなど、夏の路地野菜が元気いっぱいのこの季節、夏素材のイタリアンメニューが楽しめるとのことで、イソイソ出かけたのでした!
・
サバティーニ・ディ・フィレンツェ東京店初めて伺いました〜
三好玲子さんにもお目にかかって、本を見せていただき、ワクワク★
まずは、お魚のマリネ
鹿児島産のカンパチをマリネしてオレンジ🍊風味のヴィネグレットソースなど、柑橘やハーブをきかせた一品。
・
そして!トマト好きにはたまりませんね〜というトマト三昧のパスタが登場🍅
真っ赤なトマトに、バジルと枝豆のグリーンがきいてます!
・
静岡生まれのアメーラトマトの贅沢な使いっぷりに感動。
アメーラは静岡弁で「あめえらー」でございますよ。
甘いでしょ?の意。初めて聞いたときに、イタリア語かと思いました(笑)
・
そして ウニ
ウニウニ祭り✨
トマトとウニがこんなに相性が良いとは・・・
バチが当たるんじゃないかと思いつつ、ウニをソースのようにリッチにいただきました。
↑この量はシェアする前で、ひとりでこの量を食べたわけではありません
取り分けてもらったの図↓はコチラ
お店は直輸入ワインもあり。特にこちら↓の白ワインが爽やかキリリ!酸味がギュッとしまって、野菜や魚介によく合いました
シチリアの Grillo ビオワイン
さらに!
お肉じゃなくて
マグロの香草パン粉焼き トマト・オリーブ・ケッパー・松の実の地中海風ソース です。中がレア状態、さすが上手な揚げ方!
というわけで……
老舗イタリアン、サバティーニ・ディ・フィレンツェ東京が手がける2019夏のメニューを楽しませていただきました🌞
季節の素材はその時期の体に必要なもの。暑い夏にはこの季節に旬を迎える素材が最高です
人柄も素敵なシェフと支配人にご説明いただきました
ワインも泡も、いろいろな種類が揃っています
銀座と有楽町界隈が見える、見晴らしの良い個室ものぞかせてもらいました!
じつは私、その昔、銀座7丁目のビル(昔のリッカー会館)に会社があったので、このあたりをよく歩いていたので、なんとも懐かしい〜
玲子さんの息子の桂一さんです!お世話になりました
入り口のお花もダイナミックです!
ヒューリックスクエア東京 の3階です!
老舗すぎて、敷居が高くて入りにくい感じもありますが(私がそうでした )
じ・つ・は、びっくりするほど!リーズナブルな平日のランチメニューもあるんです。ただし、人気なのでご予約くださいね。その時は、シチリアのビオワインもぜひご一緒に。
それから、こちらのお店、ウエディングでもよく使われるそうです。わかるわ〜〜!
(誰かここでパーティしてください♡)
東京都千代田区有楽町2丁目2-3 ヒューリックスクエア3F
ランチ 11:30~15:30(L.O.14:30) ディナー 17:30~23:00(L.O.21:30)
Topics: shop, wine | 2019/7/7 16:37:10
July 6, 2019
週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・花の舞
2019年7月6日号は、静岡県浜松市の花の舞酒造さんを紹介しています。
地元の農家と共に酒米作りに取り組み、全量を静岡県産米で醸しています。
↑杜氏の土田一仁さんの名前入りボトル!
花の舞(HANANOMAI)/静岡県浜松市
米と水、杜氏も
オール静岡育ちの地酒を醸す
(本文より)地元の米と水で醸す地酒を造る酒蔵が増えつつあるが、20年前から地元の農家と共に酒米作りに取り組み、全量を静岡県産米で醸しているのが花の舞酒造だ。
静岡県西部地域の気候風土が、酒造好適米の最高峰「山田錦」の栽培適地であることが確認され、栽培が本格派になったそうです。
今は、本場の兵庫県産にも劣らない上質の山田錦が収穫されるようになりました。
全量自家製米です!
蔵の敷地内の井戸から、南アルプス赤石系の山々から届く、良質な軟水が湧き出てきます。
期待の青木杜氏です! どんどん新しいお酒に取り組んでいます。
酒蔵見学も受け付けています!
見学のあとは、蔵併設の売店で旬のお酒がテイスティングできます!
ぷちしゅわ日本酒「ちょびっと乾杯」の原料のフルーツもすべて静岡県産品!です。これがなかなかウマし★
地の原材料を使うことが、どの製品にも一貫しています
こちらの笑顔がお待ちしています〜〜
●花の舞酒造株式会社
静岡県浜松市浜北区宮口632TEL. 053(582)2121 FAX. 053(589)0122
見学予約直通.0120-117-322
内容紹介
日本の銀行発の世界金融危機が起こる!?
今、日本の銀行の危険度が高まっています。
理由はたくさんあります。
もともと、地方経済の衰退で地銀の先行きは暗かったのですが、
そこにマイナス金利が打撃を加えました。
さらに、株式や債券で運用しようにも、
運用が下手な銀行が多く爆弾を抱え込むようになっています。
そんな銀行に対して包囲網は急速に狭まっています。
金融庁が行政処分をしやすくなったのです。
実は、銀行がバタバタと潰れて取り付け騒ぎすら起こった
90年代と今は恐ろしいほどの共通項があるのです。
そこで週刊ダイヤモンドでは銀行をランキングで
徹底分析しました。
「銀行危険度総合ランキング」に加えて、
いくつものランキングを掲載。
さらに、記者が全国を取材してまわって、
再編の胎動を具体名で露わにしています。
もちろん、銀行だけではなく信金・信組のランキングも掲載。
銀行業界関係者は必読ですし、
銀行に預金をする人にもオススメです。
【特集】メガ18: 09 2019/06/28 地銀 信金 信組 銀行危険度ランキング 決定版
「Prologue」国を挙げての「ゾンビ銀行」退治の幕が開いた
「Part 1」金融庁「伝家の宝刀」が向かう先 111銀行危険度ランキング
「Part 2」本業崩壊で赤字が止まらない 「稼げない銀行」の絶体絶命
(Column)減益傾向止まらぬあり地獄 「農耕民族ビジネス」の恐怖
「Part 3」仏財務省も驚く運用難 「邦銀発・世界金融危機」の最前線
仏国債やCLOに莫大投資 物議醸す邦銀の市場運用
(Interview)小栗直登●和キャピタル社長
(Column)波乱相場に勝つ三井住友で名ディーラーが紡ぐ組織論
名物ディーラーなんて生まれっこない 地銀の市場運用担当者 哀しみの覆面座談会
「Part 4」問題先送り銀行が爆発恐れる 三つの「時限爆弾」の正体
時限爆弾(1) 資産の減損
時限爆弾(2) ゾンビ企業の死
時限爆弾(3) 預金流出時代の到来
連鎖破綻に取り付け騒ぎまで発生 平成金融史と現在の怖い共通項
「Part 5」独禁法の特例解禁に乗り遅れるな! 干上がる金融再編列島
野村争奪戦の勃発に地銀は東証1部降格 金融の命運分かつ市場価値
生き残りを懸けて思惑が渦巻く 地銀再編列島
「Part 6」銀行の「手本」と「末路」に格差拡大する信金・信組
(全国400信金・信組)最新版 勝ち残りランキング
「Epilogue」暗闇が包む銀行業界に「救いの光」は差し込むのか
【特集2】セブン&アイ イトーヨーカ堂 改革の迷走
【News】
(1)Close Up “幻の解任動議”を回避し逃げ切り 日産・西川社長を阻む報酬の壁
(2)Close Up 解任された瀬戸氏がまさかの大勝利 LIXIL騒動、ついに終結
(3)Close Up 台湾勢が離脱したスポンサー連合 JDI支援を左右する”男”の正体
オフの役員 北村俊昭●国際石油開発帝石・代表取締役会長
「World Scope」
(from 米国) 本選挙まで1年半という異例の早さで始まった米大統領選に向けた戦い●津山恵子
(from 欧州) ドイツで緑の党が大躍進 初の「エコロジー」首相誕生の可能性も浮上●熊谷 徹
「Market」
(商品市場 透視眼鏡) 芥田知至
(金融市場 異論百出) 加藤 出
「Data」
(数字は語る)2.7% 2019年5月のマネーストック(M2ベースの通貨供給量、月中平均残高)の伸び率(前年同月比)●須田美矢子
【人物】
(イノベーターの育ち方)甲斐真一郎●FOLIO代表取締役兼CEO
【ダイヤモンド・オンライン発】
携帯料金のルール変更でユーザーの利便性は本当に高まるのか
【企業・産業】
(財務で会社を読む)アマゾン・ドット・コム
eコマース一本勝負から多角化
薄利主義から稼げる企業へ変貌
【連載・コラム】
井手ゆきえ/カラダご医見番
深堀圭一郎のゴルフIQを高めよう!
牧野 洋/Key Wordで世界を読む
山本洋子/新日本酒紀行
巽 好幸/大人のための最先端理科
Book Reviews/佐藤 優/知を磨く読書
Book Reviews/オフタイムの楽しみ
Book Reviews/目利きのお気に入り
Book Reviews/ビジネス書ベストセラー
ウォール・ストリート・ジャーナル発
野口悠紀雄「/超」整理日記
後藤謙次/永田町ライヴ!
From Readers From Editors
読者アンケート
世界遺産を撮る
特別広告企画(ビジネスウオッチ)
ビジネス掲示板
銀行がなくなる!?
Topics: ご当地もの, 新日本酒紀行 地域を醸すもの | 2019/7/6 16:48:08