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May 22, 2010
ボンマルシェで紹介。富山の「ぬかいわし」
朝日新聞月1回発行されるBON MARCHE。ここでコラムを担当中。各県アンテナショップで見つけた商品の紹介記事を書いています。連載2号目は富山県。大好きな柿太水産の「ぬかいわし」を取り上げました。このぬかいわし、このまま炙って日本酒の肴に。パスタのトマトソースに1本刻んで隠し味的に入れると極ウマになるすぐれもの。発酵バンザイ!
取材日は4月26日。富山といったらこの方、大谷洋子さん。物産地酒アドバイザーです。農家手づくりの農産物加工品や日本酒の応援団長!
(左)「わしらが育てた大豆で作りました 百姓納豆」
(右)「ご飯を食べよう ご飯で食べよう 百姓の漬けもの」 「ご飯を食べよう!って農家さんが作った沢庵です。この言葉いいでしょう!」と大谷さんが絶賛する小原営農センターさん。大豆も大根も有機栽培です。
(左)初めて見ました三五八漬けの素。なんとチューブ入りです。ピンポイントに使いたい時便利。マヨネーズと間違えませんように。(右)お風呂屋さんでおなじみのケロリングッズもあり。
大門そうめん、氷見うどんも勢揃い〜。
さば糀漬け、ぶり大根寿司と酒のつまみも揃ってます〜。
かまぼこ天国・富山県! ここ「いきいき富山館」でも一番品揃えが多いのが色とりどりのかまぼこたち。昆布巻いたりあれやこれや。
中でもめでたい鯛の形をしたかまぼこ。お祝い事に欠かせない一品。
検索したら、四方蒲鉾さん発見。9.5cmから66cmまで!サイズのバリエーションに笑った笑った。天野屋蒲鉾さんも「仲よしお福分け」といろいろ! 「鶴亀」とか「法要」なんてのも! 行事には蒲鉾なんですね。
大谷さんに聞いたら「お祝い事があれば鯛の蒲鉾が配られるんですよ。その鯛は福を分ける意味で、ご近所さんにお裾分けするのが習しです」
手にもった鯛の蒲鉾はアンテナショップ用に小さく作ってもらったもの。結婚ともなればこの5倍はデカイ(大きさを競う部分もあり!)鯛蒲鉾だそうです。
……ふと。
(・∀・) 「ご近所におくばりする時には、鯛の蒲鉾を切り分けてお裾分けするんですか」
( ノ゚∀゚)ノ 「そうですよ!福のお裾分けですからね」
(・∀・) 「頭とか尾とかお腹とか、部位による優劣は……」
( ノ゚∀゚)ノ 「自分の家は”尾”ですね。やはり大事なご近所さんには”頭”がいきますね」
なるほど。鯛のお裾分け蒲鉾の部位でご近所の意識がはかれるというわけ。「また、カシラがきちゃったよ〜。まいったな〜」ってうちと、「あら、また尾に近いとこよ」ってうちとあるわけで。
ただし、大安の日など、おめでたい日には鯛の蒲鉾お裾分け合戦になるようです。蒲鉾大名。
( ノ゚∀゚)ノ 「そうなるとお弁当に毎日のように蒲鉾が入るんですよ。茹でて、煮て、炒めて、手を変え品を変え、母親が連日お弁当に入れてきました。蓋を開けるとまた今日も蒲鉾って!やられた〜って!思いましたよ(笑)」
富山県へこれから住む方、蒲鉾料理のレシピ必須です。
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