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December 20, 2011
JUNGIN GLASS PROJECT 第二弾出荷!宮城県・萩野酒造
第一弾の岩手県・川村酒造店さんに続き、宮城県の萩野酒造さんが出荷start!
地震で崩れた土蔵の壁、レンガの煙突。歴史ある上の写真の仕込み蔵も、今季のつくりが最後になるかもしれません。
痛々しい爪痕が随所に残りますが、すべてを乗り越え、ピンチをチャンスに萩野酒造さんは再出発を誓います!
静まり返る蔵内。タンクから酵母のポコポコという音だけが響きます。
麹室。8代目佐藤曜平さんです。父子揃って農大卒の技術肌で杜氏もふたりでつとめます。
崩れてしまったレンガの煙突。
傾き、壁が崩れた土蔵
この土蔵は取り壊しが決定したそうです。
多大な被害がありました。ですが、被災したのはお蔵だけではありません。
東松島で町の開業医をしていた曜平さんの伯父さまも、犠牲になったひとりです。
「3.11の大津波で亡くなっているんです。 極度の防災マニアっぷりが仇になって、住民に非難を呼びかけている最中に巻き込まれたようです。このお酒は、伯父を慕ってくれていた東松島の人たちに飲んでいただきたいですね」
JUNGIN GLASS PROJECTは、10本売れたら1本が被災地へ届けられる義援金ならぬ義援酒です。贈り先は蔵元さんのご意向にそって届けられます。
このJG(JUNGIN GLASS )には、手間が何倍もかかる「うすにごり」を詰めてくれました。宮城県産「蔵の華」を100%使った純米吟醸酒です。
しぼりたてのフレッシュできれいな味に、力強いコクもあり、まさに今しか飲めない超限定品。
1合に生の「うすにごり」を詰めるなんて初めてだと思います。と、いうことは世界初!?
詰める機械がない萩野酒造さんでは、一本一本手作業です。しかも、微調整が必要な「うすにごり」なので、毎日、少しずつしか詰める事ができません。
ですが、それはそれは爽やかなコクがあります。そして、お米だけがつくり出せるほの甘さは感動的!
きれいな味わいの純米吟醸しぼりたて。限定数2000本。税込み500円です。
●今現在の取扱店は以下の通りです
『むとう屋』@宮城郡松島町(12月24日までJR仙台駅でも販売)
『阿部酒店』@宮城県仙台市青葉区川内亀岡町
『坂戸屋商店』@神奈川県川崎市高津区
『酒庫なりよし』@福岡市城南区
◉岩手県の川村酒造店ともども、どうぞよろしくお願いします!
その他のお蔵さんも仕込み真っ最中!
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